JPS594078Y2 - 合成樹脂製紐 - Google Patents
合成樹脂製紐Info
- Publication number
- JPS594078Y2 JPS594078Y2 JP6058979U JP6058979U JPS594078Y2 JP S594078 Y2 JPS594078 Y2 JP S594078Y2 JP 6058979 U JP6058979 U JP 6058979U JP 6058979 U JP6058979 U JP 6058979U JP S594078 Y2 JPS594078 Y2 JP S594078Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- string
- resin
- tape
- strings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ropes Or Cables (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来広く用いられている合成樹脂素材を用いた結束紐は
合戒樹脂乎テープを数本用いて撚合したもの或いは合成
樹脂条の外周に合成樹脂層を別個に被覆して形成したも
の等、夫々の目的に応じて種々開発されているが、此等
の紐は大背その表面が平滑で滑り易く又梱包等に際し撚
りが戻って単なるテープ状となるなど用途によっては甚
だ不便なものである。
合戒樹脂乎テープを数本用いて撚合したもの或いは合成
樹脂条の外周に合成樹脂層を別個に被覆して形成したも
の等、夫々の目的に応じて種々開発されているが、此等
の紐は大背その表面が平滑で滑り易く又梱包等に際し撚
りが戻って単なるテープ状となるなど用途によっては甚
だ不便なものである。
従って合成樹脂を素材とした紐は未だに一長一短があっ
て満足のいくものが開発されておらず目下の急務となっ
ている。
て満足のいくものが開発されておらず目下の急務となっ
ている。
本案では上記の如き欠陥を解除したものであって合成樹
脂延伸テープを縦、横に製織してなる所謂樹脂クロスを
素材とし、その外周表面に浸透する如く熱風加熱処理を
施し紐の表面の適所に融着部を設は常温で空冷し硬化さ
せると共に撚り戻り又は滑り等を完全に防止した合成樹
脂製紐に係る。
脂延伸テープを縦、横に製織してなる所謂樹脂クロスを
素材とし、その外周表面に浸透する如く熱風加熱処理を
施し紐の表面の適所に融着部を設は常温で空冷し硬化さ
せると共に撚り戻り又は滑り等を完全に防止した合成樹
脂製紐に係る。
今、図面と共に実施の一例を詳述する。
本考案の合成樹脂織布は、二軸延伸してなるポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フィル
ムを一定幅に切断した延伸テープを縦糸１、横糸２とし
て製織した樹脂クロスにポリエチレン、。
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フィル
ムを一定幅に切断した延伸テープを縦糸１、横糸２とし
て製織した樹脂クロスにポリエチレン、。
ポリプロピレンの如き熱可塑性樹脂３をラミネートした
強靭な素材である。
強靭な素材である。
次いで該樹脂クロスを必要幅にスリットして樹脂帯状ク
ロステープとなし、該テープを長手方向に沿って螺旋状
に捲回して紐４とする。
ロステープとなし、該テープを長手方向に沿って螺旋状
に捲回して紐４とする。
更に該紐の表面に熱風処理を施すことにより、該紐の表
面の各樹脂層が収縮状態となり融着部５を形成し、常温
、空冷により紐の表面及び内部が全体的に固化した紐と
なすものである。
面の各樹脂層が収縮状態となり融着部５を形成し、常温
、空冷により紐の表面及び内部が全体的に固化した紐と
なすものである。
而して本案の合成樹脂紐は素材に樹脂クロスを用いて螺
旋状に捲回し、熱風処理を施すことにより従来の平テー
プなどを用いた紐と相違し瞬間的な熱風による縦、横延
伸テープの収縮による凹凸形状と延伸テープにラミネー
トしである合成樹脂薄膜の収縮との相乗効果、特に縦糸
と横糸の収納に基づいて三次元構造となり螺旋巻した紐
の表面が適宜に融着し全体的に強固に架橋固化して紐全
体の表面は凹凸状となり、しかも全体として内部に柔軟
性を保っている。
旋状に捲回し、熱風処理を施すことにより従来の平テー
プなどを用いた紐と相違し瞬間的な熱風による縦、横延
伸テープの収縮による凹凸形状と延伸テープにラミネー
トしである合成樹脂薄膜の収縮との相乗効果、特に縦糸
と横糸の収納に基づいて三次元構造となり螺旋巻した紐
の表面が適宜に融着し全体的に強固に架橋固化して紐全
体の表面は凹凸状となり、しかも全体として内部に柔軟
性を保っている。
従って本案の紐は従来の合成樹脂紐と相違して表面が凹
凸状となっており、更に表面の適所が夫々融着されてい
るので撚りの戻り又は滑りを完全に防止することが出来
、摩擦力の増大、高１／弓１張り強度により高強度、高
結束性の包装梱包用の紐として優れた品質を有している
。
凸状となっており、更に表面の適所が夫々融着されてい
るので撚りの戻り又は滑りを完全に防止することが出来
、摩擦力の増大、高１／弓１張り強度により高強度、高
結束性の包装梱包用の紐として優れた品質を有している
。
しかも包装梱包用の紐のみでなく網の芯ロープ・・・・
・・等にも利用できる効果を有するものである。
・・等にも利用できる効果を有するものである。
更に本案縁の素材は合成樹脂延伸テープを縦横に織製し
た所謂樹脂クロスの片面又は両面に合成樹脂薄膜をラミ
ネートした樹脂クロス原反素材として袋を製造する際に
その両端縁を切落して廃棄している合成樹脂織布テープ
状（切落し耳）を用いればよく、経用の樹脂クロス原反
をわざわざ製造しなくても廃棄物を利用して容易に紐と
なすことができる実用価値大なる合成樹脂紐を提供する
ものである。
た所謂樹脂クロスの片面又は両面に合成樹脂薄膜をラミ
ネートした樹脂クロス原反素材として袋を製造する際に
その両端縁を切落して廃棄している合成樹脂織布テープ
状（切落し耳）を用いればよく、経用の樹脂クロス原反
をわざわざ製造しなくても廃棄物を利用して容易に紐と
なすことができる実用価値大なる合成樹脂紐を提供する
ものである。
第１図は本案縁の素材となる樹脂クロスの平面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線の縦断面図、第３図は同素材を螺
旋状に捲回した紐の拡大図、第４図は第３図の紐を熱風
処理した際のＢ−Ｂ線の断面図であって内部の融着部形
成状態の説明図である。 尚図中各符号は １は縦糸、２は横糸、３は熱可塑性樹
脂、４は紐、５は融着部を夫々示すものである。
図は第１図のＡ−Ａ線の縦断面図、第３図は同素材を螺
旋状に捲回した紐の拡大図、第４図は第３図の紐を熱風
処理した際のＢ−Ｂ線の断面図であって内部の融着部形
成状態の説明図である。 尚図中各符号は １は縦糸、２は横糸、３は熱可塑性樹
脂、４は紐、５は融着部を夫々示すものである。
Claims (1)
- 合成樹脂織布の片面又は両面に合成樹脂薄膜を貼合せて
なる帯状織布テープを長手方向に沿って螺旋状に捲回し
てなる紐において該紐の表面に熱風加熱処理により該紐
の表面の適所に融着部を設けた合成樹脂製紐。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058979U JPS594078Y2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | 合成樹脂製紐 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058979U JPS594078Y2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | 合成樹脂製紐 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55164399U JPS55164399U (ja) | 1980-11-26 |
| JPS594078Y2 true JPS594078Y2 (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=29294558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6058979U Expired JPS594078Y2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | 合成樹脂製紐 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594078Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-09 JP JP6058979U patent/JPS594078Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55164399U (ja) | 1980-11-26 |
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