JPS5940647A - 感光性分子 - Google Patents
感光性分子Info
- Publication number
- JPS5940647A JPS5940647A JP7812783A JP7812783A JPS5940647A JP S5940647 A JPS5940647 A JP S5940647A JP 7812783 A JP7812783 A JP 7812783A JP 7812783 A JP7812783 A JP 7812783A JP S5940647 A JPS5940647 A JP S5940647A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecule
- region
- molecule according
- acceptor
- donor
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- Pending
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感光性分子に関する。
発明の背景
従来のp −n接合
従来のケイ素光電池においては、拡散によpそれぞれ生
成される p型及びn 型ケイ素によυ界面化される接
合がある。ある場合には電子が少い物質(例えばホウ素
)、またある場合には電子が多い物質(例えばシん)が
不純物として使用され、これらは結晶ケイ素の単一のウ
エーノ・一体の反体側へ拡散するか、或いは好ましくは
ケイ素の単一結晶中に拡散する。分子p −n接合”が
かくして生成する。このような光電池におけるp −n
接合の機能は、接合部近くで光線の吸収により夫々生成
される電子及びホール(孔)を分能することである。
成される p型及びn 型ケイ素によυ界面化される接
合がある。ある場合には電子が少い物質(例えばホウ素
)、またある場合には電子が多い物質(例えばシん)が
不純物として使用され、これらは結晶ケイ素の単一のウ
エーノ・一体の反体側へ拡散するか、或いは好ましくは
ケイ素の単一結晶中に拡散する。分子p −n接合”が
かくして生成する。このような光電池におけるp −n
接合の機能は、接合部近くで光線の吸収により夫々生成
される電子及びホール(孔)を分能することである。
このようなp −n接合ケイ素光電池については二つの
問題がある。第一に、接合を極めて鋭くすることができ
ず、通常100ナノメーター以上の厚さに伸びているこ
とである。第二の難点は、光の吸収が接合部位或いはそ
の近くで生ずることを確実化しなければならない点であ
る。現在使用されている物質ではこのような精密さを達
成することは極めて困難である。
問題がある。第一に、接合を極めて鋭くすることができ
ず、通常100ナノメーター以上の厚さに伸びているこ
とである。第二の難点は、光の吸収が接合部位或いはそ
の近くで生ずることを確実化しなければならない点であ
る。現在使用されている物質ではこのような精密さを達
成することは極めて困難である。
光合成
自然界においては、光合成の第一段階は、太陽電池によ
るものと同様と考えられる反応の結果と考えられる。ホ
ールからの電子の荷電分離が生じ、この分離は、高度に
有機化された反応中心プロティン分子中で、光線、即ち
太陽エネルギ〜の影響下に生ずる。自然界の光合成成に
おける太陽光線の一次吸収体である強壮な分子としての
クロロフィルは、生きた植物の分子構造としての反応中
心プロティンの複合体中に保有或いは埋め込まれている
。
るものと同様と考えられる反応の結果と考えられる。ホ
ールからの電子の荷電分離が生じ、この分離は、高度に
有機化された反応中心プロティン分子中で、光線、即ち
太陽エネルギ〜の影響下に生ずる。自然界の光合成成に
おける太陽光線の一次吸収体である強壮な分子としての
クロロフィルは、生きた植物の分子構造としての反応中
心プロティンの複合体中に保有或いは埋め込まれている
。
従って植物葉のチラコイド膜として通常知られているも
のの中で、光線はクロロフィル体(chi )によシ吸
収され、これは電子をプロティン分子のクロロフィル体
から、同じプロティン分子の他の側の電子アクセプター
(受容体)A(これはプラストキノンであってもよい)
に移動させる。かくしてこのようなプロティン分子は一
方に電子ドナー(供与体)D1他方に電子アクセプター
Aが存在することになる。
のの中で、光線はクロロフィル体(chi )によシ吸
収され、これは電子をプロティン分子のクロロフィル体
から、同じプロティン分子の他の側の電子アクセプター
(受容体)A(これはプラストキノンであってもよい)
に移動させる。かくしてこのようなプロティン分子は一
方に電子ドナー(供与体)D1他方に電子アクセプター
Aが存在することになる。
本発明
われわれは、ドナ一部りとアクセプター域Aを有し、光
線にさらされた時にはドナ一部が励起されるか、或いは
選ばれた分子構造によってはアクセプタ一部が励起され
るような有機分子を合成できることを発見した。いずれ
にしろ電子はドナー分子から遊離し、かくしてこの分子
は遊離電子源として適当に使用できる。
線にさらされた時にはドナ一部が励起されるか、或いは
選ばれた分子構造によってはアクセプタ一部が励起され
るような有機分子を合成できることを発見した。いずれ
にしろ電子はドナー分子から遊離し、かくしてこの分子
は遊離電子源として適当に使用できる。
従って不発ψ」の一つの特徴は、p−n接合の類似物、
即ち生物学的或いは9分子p −n接合 を生成するこ
とによシp −n接合の効率を改善することである。こ
の場合、感光化合物は電子ドナー分子りと電子アクセプ
ター分子Aとをふくみ、これらは相互に離れていて有機
結合により、好ましくは一定の距離dの共有結合によシ
結合している。
即ち生物学的或いは9分子p −n接合 を生成するこ
とによシp −n接合の効率を改善することである。こ
の場合、感光化合物は電子ドナー分子りと電子アクセプ
ター分子Aとをふくみ、これらは相互に離れていて有機
結合により、好ましくは一定の距離dの共有結合によシ
結合している。
好ましい実施態様においてはこの 分子p −n接合“
は、電子供与を行いやすい分子と電子受容をうけやすい
分子を有する有機化合物により形成される。この分子は
三つの分子部分からなり、それぞれは別々の分子として
存在することができる。
は、電子供与を行いやすい分子と電子受容をうけやすい
分子を有する有機化合物により形成される。この分子は
三つの分子部分からなり、それぞれは別々の分子として
存在することができる。
以下の説明においては、これらの分子部分を、これらが
複合分子の構成部分であるとしても、これらをドナー分
子、アクセプター分子及び結合鎖或いは結合構造と呼ぶ
ことにする。ドナー及びアクセプター分子は結合構造、
即ち共有結合によ多連続しておシ、化合物が光線によっ
て刺激を受けると電子供与分子或いはドナー分子りはそ
の電子を複合分子内の電子受容分子或いはアクセプター
分子Aに供与する。
複合分子の構成部分であるとしても、これらをドナー分
子、アクセプター分子及び結合鎖或いは結合構造と呼ぶ
ことにする。ドナー及びアクセプター分子は結合構造、
即ち共有結合によ多連続しておシ、化合物が光線によっ
て刺激を受けると電子供与分子或いはドナー分子りはそ
の電子を複合分子内の電子受容分子或いはアクセプター
分子Aに供与する。
好ましい実施態様においては、これら分子は、適当な分
子間距離dの分子鎖により結合されたポルフィリン(P
)とキノン(Q)であって、単一の化合物を構成する。
子間距離dの分子鎖により結合されたポルフィリン(P
)とキノン(Q)であって、単一の化合物を構成する。
この化合物は、結合構造が共有結合であるため安定して
いる。化合物が光の影響を受けると極性化し、光化学的
に励起した状態で電子を遊離する。この化合物において
は、ポルフィリン(P)とキノン(Q)とは適当に間隔
をおいておシ、光線が化合物を励起しガい時には、電子
は必ずしもアクセプターからドナーへ戻る(ジャンプバ
ック)することはない。
いる。化合物が光の影響を受けると極性化し、光化学的
に励起した状態で電子を遊離する。この化合物において
は、ポルフィリン(P)とキノン(Q)とは適当に間隔
をおいておシ、光線が化合物を励起しガい時には、電子
は必ずしもアクセプターからドナーへ戻る(ジャンプバ
ック)することはない。
また好ましい実施態様においては化合物は可視光線及び
赤外近くの光線の強い吸収体である。なぜならこれらは
電子界を増大するものであるからである。
赤外近くの光線の強い吸収体である。なぜならこれらは
電子界を増大するものであるからである。
分子間結合構造と共にドナー及びアクセプタ一体を有す
る、受けいれることのできる分子は下記構造を有する化
合物である: CI■3 H3 式中n=1から10 好ましくは2.3もしくは4 上記化合物の分子においては、電子アクセプターAの一
つはキノンQである。キノンは光合成における天然電子
アクセプター、プラストキノンの類似物質である。キノ
ンは次の構造を有する:1 このような化合物のドナーはポルフィリンであって、こ
れはクロロフィルの類縁物質であり、下記の構造を有す
る: H3 キノン及びポルフィリンは下記式の分子鎖(もしくはエ
ステル基の代りにアミド基を含む同様の鎖)によシ内結
合している: 式中nは1乃至10の整数であって好ましくは2.3或
いは4である。
る、受けいれることのできる分子は下記構造を有する化
合物である: CI■3 H3 式中n=1から10 好ましくは2.3もしくは4 上記化合物の分子においては、電子アクセプターAの一
つはキノンQである。キノンは光合成における天然電子
アクセプター、プラストキノンの類似物質である。キノ
ンは次の構造を有する:1 このような化合物のドナーはポルフィリンであって、こ
れはクロロフィルの類縁物質であり、下記の構造を有す
る: H3 キノン及びポルフィリンは下記式の分子鎖(もしくはエ
ステル基の代りにアミド基を含む同様の鎖)によシ内結
合している: 式中nは1乃至10の整数であって好ましくは2.3或
いは4である。
本発明は電子ドナー域、電子アクセプター域、及び一方
でドナー域と他方でアクセプター域と接続する共有結合
構造を有する感光性分子に関する。
でドナー域と他方でアクセプター域と接続する共有結合
構造を有する感光性分子に関する。
次に本発明を図面と関連しつつ実施例について東に詳細
に説明する。
に説明する。
第3図は、チラコイド膜10の横断図である。
腺の厚さはほぼ60^である。これはクロロフィル体c
hlを含む反応中心プロティン12があり、プロティン
は元25の光線により励起されると電子e−を解放する
ことによりクロロフィル体chlを励起し、電子e−は
電子アクセプター域Aに移動する。この反応が生ずるク
ロロフィル体12は反応中心として知られる。このよう
なチラコイド膜は生きた植物集中に存在する。チラコイ
ド中におけるプロティン反応中心の組織については当業
者にはよく知られている。電子アクセプターAは刊行さ
れた文献に開示されており、そのいくつかはプラストキ
ノン或いは改変キノン分子として、本願明itのスケジ
ー−ルゝゝA“の項に記載の文献中に見られる。一般的
な天然の光合成過程は第2図に示されており、ここで記
号りは分子の電子ドナー域であって光線によって励起さ
れ、ま7’cAは電子アクセプター域である。光合成中
の 太陽電池″は約1ポル)(IV)の電圧を生じ太陽
電力変換効率はほぼ18%であって、 これは現在得ら
れる工業的にもっともすぐれたシリコン太陽電離よシ良
好である。植物はこの電力を用いて光合成の生化学的反
応を推進せしめ、最終的に太陽エネルギーの一部を炭化
水氷の形で貯蔵化学エネルギーとして保戯する。
hlを含む反応中心プロティン12があり、プロティン
は元25の光線により励起されると電子e−を解放する
ことによりクロロフィル体chlを励起し、電子e−は
電子アクセプター域Aに移動する。この反応が生ずるク
ロロフィル体12は反応中心として知られる。このよう
なチラコイド膜は生きた植物集中に存在する。チラコイ
ド中におけるプロティン反応中心の組織については当業
者にはよく知られている。電子アクセプターAは刊行さ
れた文献に開示されており、そのいくつかはプラストキ
ノン或いは改変キノン分子として、本願明itのスケジ
ー−ルゝゝA“の項に記載の文献中に見られる。一般的
な天然の光合成過程は第2図に示されており、ここで記
号りは分子の電子ドナー域であって光線によって励起さ
れ、ま7’cAは電子アクセプター域である。光合成中
の 太陽電池″は約1ポル)(IV)の電圧を生じ太陽
電力変換効率はほぼ18%であって、 これは現在得ら
れる工業的にもっともすぐれたシリコン太陽電離よシ良
好である。植物はこの電力を用いて光合成の生化学的反
応を推進せしめ、最終的に太陽エネルギーの一部を炭化
水氷の形で貯蔵化学エネルギーとして保戯する。
この現象は光合成の生体内光化学的太陽エネルギー変換
及び貯蔵反応として知られる。
及び貯蔵反応として知られる。
合成され、ドナー域及びアクセプター域を形成すること
のできる化合物は次の構造を有する。
のできる化合物は次の構造を有する。
CI(3
H3
式中n=2.3或いは4゜
われわれの論文 光合成の第一過程モデルとしての結合
ポリフィリン−キノン分子における分子間光化学的電子
移動 、 Nature 誌、1980年7月11日
刊、286ページ、においで、われわれは前記化合物を
開示した。この論文の第2図及び3図、特に第3図にお
いて、このような分子は光の影響下に極性化される1拠
を提示した。即ちポリフィリンPである分子の左側部が
電子ドナーDとなシ、一方分子の右側のキノンQが電子
アクセプターとなる。n値に依存するP−Q化合物の長
さに応じ、化合物が光線の影響下にある時には電子移動
は安定或いは不安定となる。この化合物においてn=3
゜であることが観察された。
ポリフィリン−キノン分子における分子間光化学的電子
移動 、 Nature 誌、1980年7月11日
刊、286ページ、においで、われわれは前記化合物を
開示した。この論文の第2図及び3図、特に第3図にお
いて、このような分子は光の影響下に極性化される1拠
を提示した。即ちポリフィリンPである分子の左側部が
電子ドナーDとなシ、一方分子の右側のキノンQが電子
アクセプターとなる。n値に依存するP−Q化合物の長
さに応じ、化合物が光線の影響下にある時には電子移動
は安定或いは不安定となる。この化合物においてn=3
゜であることが観察された。
われわれは単層分子フィルム層内の例えば前述化合物を
利用し、この単分子層を、分子が並置されアクセプター
域とドナー域(グロフイリンとキノン域)とが並置して
配向されるように組織させることにより、フィルム而に
対して垂直に向けた光の影響のもとで、このような単分
子フィルムは第4 mlの式による電荷分離が結果する
ことを見Wした。
利用し、この単分子層を、分子が並置されアクセプター
域とドナー域(グロフイリンとキノン域)とが並置して
配向されるように組織させることにより、フィルム而に
対して垂直に向けた光の影響のもとで、このような単分
子フィルムは第4 mlの式による電荷分離が結果する
ことを見Wした。
上述化合物と適合する別の化合物が選ばれると、二つの
反応が生ずる。第5図に関し、左手側の反応か右側の反
応が極性D+−A−化合物を生じうる。
反応が生ずる。第5図に関し、左手側の反応か右側の反
応が極性D+−A−化合物を生じうる。
j、!11ち、D−A化合物の特性に依存してドナ一部
が光により励起されてf状態となり電子を放出するか、
或いは分子のアクセプタ一部分が光により励起されてA
状態となりドナ一部分から電子を引きとる。
が光により励起されてf状態となり電子を放出するか、
或いは分子のアクセプタ一部分が光により励起されてA
状態となりドナ一部分から電子を引きとる。
いずれのηC路においても極性D−A分子の共通体が得
られる。
られる。
かくしてわれわれは、活性成分として有機分子を使用し
EMFを光の影響のもとに生成する新規な光電池を得、
この分子は単分子配向層又はフィルム中に含まれる。
EMFを光の影響のもとに生成する新規な光電池を得、
この分子は単分子配向層又はフィルム中に含まれる。
再び第5図に関し、D又はAのいずれかは光を吸収しう
る。前者の場合(これは光合成に類似する状態である)
、Dは亜光化学的還元剤として作用し、一方後者の場合
には、Aは光化学的酸化剤として作用する。
る。前者の場合(これは光合成に類似する状態である)
、Dは亜光化学的還元剤として作用し、一方後者の場合
には、Aは光化学的酸化剤として作用する。
本発明者の一人が既に示しているように、(ジニー拳ア
ール・ポルトン著、サイエンス誌202 巻、705ペ
ージ、1978年刊)少くとも地球表面において太陽光
線を変換して電気として作用させるための最適波長は約
840ナノメーターである。従ってもし良好な作用効率
を得ることができるならば、D(或いはA)は、スペク
トルの可視域或いは赤外域近くで強く吸収しなければな
らない。
ール・ポルトン著、サイエンス誌202 巻、705ペ
ージ、1978年刊)少くとも地球表面において太陽光
線を変換して電気として作用させるための最適波長は約
840ナノメーターである。従ってもし良好な作用効率
を得ることができるならば、D(或いはA)は、スペク
トルの可視域或いは赤外域近くで強く吸収しなければな
らない。
DとAとの間の距離dは結合長さによって結合され、上
記化合物においては整数であるnの値に依存する。nの
値は従ってDとAとの間の距離dを決定し、これは光線
のもとて電荷分離の効率を設定するのに重要である。
記化合物においては整数であるnの値に依存する。nの
値は従ってDとAとの間の距離dを決定し、これは光線
のもとて電荷分離の効率を設定するのに重要である。
DとAの間の距#I1.dが短すぎる場合(n=o)、
光線下で電子移動は生ずるかもしれないが、電子がアク
セプターAにとシこまれる前にバック電子移動が生ずる
可能性が高い。この場合、アクセプターは外側電気回路
と有効に結合して電子の流れを生じさせることができな
い。従ってこの場合には効率は低い。
光線下で電子移動は生ずるかもしれないが、電子がアク
セプターAにとシこまれる前にバック電子移動が生ずる
可能性が高い。この場合、アクセプターは外側電気回路
と有効に結合して電子の流れを生じさせることができな
い。従ってこの場合には効率は低い。
一方りとAとの間の距離が大きすぎる場合(nが極めて
高い値をとる場合)、ドナーからアクセプターへの長い
距離を電子が移動しなければならないことになシ、従っ
てこのような電子移動が光l1iiIIPで起る可Uヒ
性は低く、従ってこの場合にも効率は低い。アクセプタ
ーAとドナーDとの間の距離dの最適な値は、n=2.
3或いは4である場合15A乃至25 A近辺にある。
高い値をとる場合)、ドナーからアクセプターへの長い
距離を電子が移動しなければならないことになシ、従っ
てこのような電子移動が光l1iiIIPで起る可Uヒ
性は低く、従ってこの場合にも効率は低い。アクセプタ
ーAとドナーDとの間の距離dの最適な値は、n=2.
3或いは4である場合15A乃至25 A近辺にある。
しかしある場合にはnは1から10−1’での受けいれ
られる範囲の値であってよく、この場合距離はIOA乃
14OAである。距離dもまた分子の確認によって影響
され、これはフィルムFの単層である場合、D−A分子
は好ましくは伸張確認である。
られる範囲の値であってよく、この場合距離はIOA乃
14OAである。距離dもまた分子の確認によって影響
され、これはフィルムFの単層である場合、D−A分子
は好ましくは伸張確認である。
別の重要な構成基準は、D域とA域の間の電気化学的電
位差である。
位差である。
あらゆる状態において反応:
D−A=1)−A
は、エネルギーが上勾配(即ち、正のギブスエネルギー
変化或いは標準電気化学的電位の全体的な負の変化△E
’)でなければならない。もし1ΔE’1が小さすぎる
場合には効率は低い;しかしながらI ΔE01 カ?
’t/r(Eg −0,4) V (j(7)場合Eg
は励起状態のエネルギーである)に近づくと、熱動力学
的限界に近づき、効率が再び低下する。840ナノメー
ターにおけるWgはほぼ1.5eVである;従って1Δ
E01は最適効率のためには0.8乃至1゜Ovでなけ
ればならない。
変化或いは標準電気化学的電位の全体的な負の変化△E
’)でなければならない。もし1ΔE’1が小さすぎる
場合には効率は低い;しかしながらI ΔE01 カ?
’t/r(Eg −0,4) V (j(7)場合Eg
は励起状態のエネルギーである)に近づくと、熱動力学
的限界に近づき、効率が再び低下する。840ナノメー
ターにおけるWgはほぼ1.5eVである;従って1Δ
E01は最適効率のためには0.8乃至1゜Ovでなけ
ればならない。
第6図及び7図に関し、本発明による活性成分としてD
−A分子を>IJ用する太111M、池に関し、このよ
りなり−A分子は、透明な導電材料31 (31)と硬
質導電材料30 (30)の間に介在する域Fとして一
般的に示される配向フィルム中に位置している。
−A分子を>IJ用する太111M、池に関し、このよ
りなり−A分子は、透明な導電材料31 (31)と硬
質導電材料30 (30)の間に介在する域Fとして一
般的に示される配向フィルム中に位置している。
第6図においてフィルムI+’lは好ましくは伸長した
確認状態の配向単分子層フィルムFとして並置されるD
−A分子からなる。このD−A分子はドナ一端りが固体
導電1!4aoに向かうように配向し7ている。かくし
てこのD−A分子は、ドナーD端が導電電極30に向い
ておシアクセブタ−A端は透明導’&フィルム31に向
くように配向している。このフィルム31はガラスシー
トその他の透明導体フィルム33上に積層されている。
確認状態の配向単分子層フィルムFとして並置されるD
−A分子からなる。このD−A分子はドナ一端りが固体
導電1!4aoに向かうように配向し7ている。かくし
てこのD−A分子は、ドナーD端が導電電極30に向い
ておシアクセブタ−A端は透明導’&フィルム31に向
くように配向している。このフィルム31はガラスシー
トその他の透明導体フィルム33上に積層されている。
″/l、線25がガラス33及び透明導体フィルム31
を貫通すると、第5図の右側のアクセプターAを励起し
、それにより分子的に結合していたドナーDから電子を
引きとる。電子は並置した導体45中に流入し、そして
外部回路50及び電荷RLK流入し、電極40、導体3
0からドナー域りに戻る。
を貫通すると、第5図の右側のアクセプターAを励起し
、それにより分子的に結合していたドナーDから電子を
引きとる。電子は並置した導体45中に流入し、そして
外部回路50及び電荷RLK流入し、電極40、導体3
0からドナー域りに戻る。
第7図に関し、固体の導体電極、例えば銀材料30のよ
うな良好な導体が導体或いは導体材料を形成し、第二の
透明導体31.例えば別の導体からなり例えば酸化スズ
のような透明材料が、例えばガラス33などの絶縁材料
の透明シートに積層されている。或いは透明導体31は
例えばアルミニウムなどの極めて薄い金w4′4IeI
体であってもよく、投射光の相当部分がこの層を通過し
うるようであればよい。アクセプターは固体の(不透明
)導体材料30に向かうように並置して配向している。
うな良好な導体が導体或いは導体材料を形成し、第二の
透明導体31.例えば別の導体からなり例えば酸化スズ
のような透明材料が、例えばガラス33などの絶縁材料
の透明シートに積層されている。或いは透明導体31は
例えばアルミニウムなどの極めて薄い金w4′4IeI
体であってもよく、投射光の相当部分がこの層を通過し
うるようであればよい。アクセプターは固体の(不透明
)導体材料30に向かうように並置して配向している。
ルムFのドナー域りを頁通し、ここで電子は分子から離
脱し、この電子はアクセグターAX固体碑体36、外部
回路50及び外部荷電RLを通過する。
脱し、この電子はアクセグターAX固体碑体36、外部
回路50及び外部荷電RLを通過する。
第6図及び7図の実施態様の変形例としては、導体材料
30 (30)及び31 (31)の一方或いは両方が
半導体であってもよい。
30 (30)及び31 (31)の一方或いは両方が
半導体であってもよい。
かくしてD−A分子、特に下記分子:
H3
は 分子p−n接合 の有機物質特性を有するものであ
ることが理解されるべきである。
ることが理解されるべきである。
ポルフィリンをキノンに結合させる他の受けいれられる
結合構造もある。このような結合構造は下記のようなア
ミド類を含む: 1−1 il 式中n = 2.3もしくは4、 及び これら二つの結合構造のいずれかは相互に代替すること
ができ、また結合構造を含む先に開示したエステルの代
シに使用することもできる。なぜならこれらアミド結合
のいずれも共有結合であシ、受けいれられる長さく10
A乃至40A)であるからである。
結合構造もある。このような結合構造は下記のようなア
ミド類を含む: 1−1 il 式中n = 2.3もしくは4、 及び これら二つの結合構造のいずれかは相互に代替すること
ができ、また結合構造を含む先に開示したエステルの代
シに使用することもできる。なぜならこれらアミド結合
のいずれも共有結合であシ、受けいれられる長さく10
A乃至40A)であるからである。
スケジュールA
(関連文献)
1、コング、シエー・エル・レイ・及ヒローテ。
ピー・ニー・著、Frontiers of Biol
ogicalEnergetics −Electro
ns to Ti5sues誌、第1巻(ダットン、ピ
ー・エル、レイ、ジェー・ニス及ヒスカルバ、ニーm)
73−82ページ(アカデミツク社、ニー−ヨーク、1
978年刊)。
ogicalEnergetics −Electro
ns to Ti5sues誌、第1巻(ダットン、ピ
ー・エル、レイ、ジェー・ニス及ヒスカルバ、ニーm)
73−82ページ(アカデミツク社、ニー−ヨーク、1
978年刊)。
アシロマーのアメリカ光生物学学会第7回年次総会(1
979)のアブストラクトTHPMA第12%;ジェー
へyト ケミ(インザブレス)。
979)のアブストラクトTHPMA第12%;ジェー
へyト ケミ(インザブレス)。
2、コング、ジェー・エル・レイ、及びローチ。
ビー・ニー・著、 Journal of Hete
rocyclicChemistry @ 、 198
0年6月、737号ノBm文1共有結合ポルフィリン−
キノン複合体の合成”。
rocyclicChemistry @ 、 198
0年6月、737号ノBm文1共有結合ポルフィリン−
キノン複合体の合成”。
3、ポルトン、ジェームズ アール、 、 5cie−
nce g 、 1978年11月7日号、202巻、
705−711ページ、 固体燃料 。
nce g 、 1978年11月7日号、202巻、
705−711ページ、 固体燃料 。
4、ポルトン、ジェームズ アール、 、 AnnRe
v、 Energy誌、 1979年4月、 353−
401ページ、′光化学的変侯及び太陽エネルギーの貯
蔵。
v、 Energy誌、 1979年4月、 353−
401ページ、′光化学的変侯及び太陽エネルギーの貯
蔵。
5、 ポルトン、ジェームズ アール、ホ、ティイーエ
クコー マッキントンシュ アラン アール、著I N
ature gf 、 1980年7月17日、 光合
成の第一段階のためのモデルとしての結合ポルフィリン
−キノン分子における分子間光化学的電子移動 。
クコー マッキントンシュ アラン アール、著I N
ature gf 、 1980年7月17日、 光合
成の第一段階のためのモデルとしての結合ポルフィリン
−キノン分子における分子間光化学的電子移動 。
第1図は、クロロフィル体が埋められている反応中心プ
ロティイの説明図: 第2図は、距離dで分子結合にょ9分離された分子のド
ナー域り及びアクセプターA域を示す説明図: 第3図は、生きた植物葉におけるチラコイド膜の説明図
; 第4図は、光線の影響下にあるドナー域及びアクセプタ
ー域の極性化を示す貌明図; 第5図は、光線の影響に応動して極性ドナーアクセプタ
ー分子を生成するための、ドナーD或いはアクセプター
Aのいずれかの励起を含む二つの流れ図; 第6図は、単分子層がアクセプター活性分子を含んでい
る光電池の実施例を示す図;1fc。 第7図は単分子層がドナー活性分子を含んでいる光電池
の実施例を示す図である。 図中、符号Aはアクセプター(受容体)域、Dはドナー
(供与体)域、12は反応中心プロティン、25は光線
、 dはアクセプターとドナーとの間の距離、30は電
極、31は透明導体薄膜、33はガラス、40は!極で
ある。 第3図 D−A □ σ−A− 第4図 31.じ〈 声賢す− F−1ム゛ 30°駁
ロティイの説明図: 第2図は、距離dで分子結合にょ9分離された分子のド
ナー域り及びアクセプターA域を示す説明図: 第3図は、生きた植物葉におけるチラコイド膜の説明図
; 第4図は、光線の影響下にあるドナー域及びアクセプタ
ー域の極性化を示す貌明図; 第5図は、光線の影響に応動して極性ドナーアクセプタ
ー分子を生成するための、ドナーD或いはアクセプター
Aのいずれかの励起を含む二つの流れ図; 第6図は、単分子層がアクセプター活性分子を含んでい
る光電池の実施例を示す図;1fc。 第7図は単分子層がドナー活性分子を含んでいる光電池
の実施例を示す図である。 図中、符号Aはアクセプター(受容体)域、Dはドナー
(供与体)域、12は反応中心プロティン、25は光線
、 dはアクセプターとドナーとの間の距離、30は電
極、31は透明導体薄膜、33はガラス、40は!極で
ある。 第3図 D−A □ σ−A− 第4図 31.じ〈 声賢す− F−1ム゛ 30°駁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 を子ドナー域、電子アクセプター域、及び一方
でドナー域に他方でアクセプター域と接続する共有結合
構造を有してなる感光性分子。 2、特許請求の範囲第1項記載の分子であって、可視光
線及び赤外線附近の、光線の強い吸収体である分子。 3、%許請求の範囲第1項記載の分子であって、ドナー
域がポルフィリンであり、アクセプター域がキノンであ
る分子。 4、%許錆求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、分子の構造式が下記:H3 であり、式中nが1力至10の整数である分子。 5、%許趙求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、その構造式が下記:H3 でおり、式中nが2.3もしくは4である分子。 6、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、その共有結合構造が下記式:でアリ、式中
nが2.3もしくは4である分子。 7、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、その共有結合構造が下記式:である分子。 8、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、ドナー域とアクセプター域の距離がIOA
乃至40Aである分子。 9、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、ドナー域とアクセプター域の距離が15^
乃至25Aである分子。 10、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の
分子であって、分子が下記構造式:であり、式中nが1
乃至10の整数であシ、ドナー域とアクセプター域の距
離が10X乃至40又である分子。 11、 特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記
載の分子であって、その構造式が下記:でおり、ドナー
域とアクセプター域の距離がIOA乃至40人である分
子。 12、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の
分子であって、共有結合構造が下記式:であp1式式中
が2.3又は4であシ、ドナー域とアクセプター域の間
の距離がlOK乃至4oλである分子。 13、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の
分子であって、その共有結合構造が下記式:であり、ド
ナー域とアクセプター域の間の距離が15A乃至25A
である分子。 14、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の
分子であってその分子が下記式:であって、式中nはl
乃至1oの整数でりシ、ドナー域とアクセプター域の距
離が15又乃至25λである分子。 15、特許請求の範囲第1〜3項のいずれが1項記載の
分子であって、分子が下記構造式:を有し、式中nが2
.3もしくは4であム ドナ−城とアクセプター域の距
離が15大乃至25人である分子。 16、%許請求の範囲第1〜3項のいずれが1項記載の
分子でめって、その共有結合構造が下記式:でるり、ド
ナー域とアクセプター域との間の距離が15A乃至25
λである分子。 17、特FFF請求の範囲第1〜3項のいずれが1項記
載の分子であって、その共有結合構造が下記式:であり
、ドナー域とアクセプター域の間の距離が15A乃至2
5Aでおる分子。 18、 %glf請求の範囲第1〜3項のいずれか1
項記載の分子であって、その共有結合構造がエステルを
含む分子。 19、 特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記
載の分子であって、その共有結合構造の長さが10X乃
至40j−であシ、エステルを含むことを特徴とする分
子。 2、特許請求の範囲第1〜3項のいずれが1項記載の分
子であって、その共有結合構造が15X乃至25Xであ
少エステルを含む分子。 2、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、その共有組合構造がアミドを含む分子。 2、特許請求の範囲第1〜3項のいずれが1項記載の分
子であって、その共有結合構造の長さが10久乃至40
Xでメジ、かつアミドを含む分子。 2、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の分
子であって、その共有結合構造が15X乃至25Xであ
り、かつアミドを含んでなる分子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US37533582A | 1982-05-05 | 1982-05-05 | |
US6/375335 | 1982-05-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5940647A true JPS5940647A (ja) | 1984-03-06 |
Family
ID=23480487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7812783A Pending JPS5940647A (ja) | 1982-05-05 | 1983-05-02 | 感光性分子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191219A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 | Nissan Shatai Co Ltd | アウタスライドル−フ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427787A (en) * | 1977-08-02 | 1979-03-02 | Eastman Kodak Co | Photoelectric element |
-
1983
- 1983-05-02 JP JP7812783A patent/JPS5940647A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427787A (en) * | 1977-08-02 | 1979-03-02 | Eastman Kodak Co | Photoelectric element |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191219A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 | Nissan Shatai Co Ltd | アウタスライドル−フ装置 |
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