JPS5940570B2 - 環状穴アケ刃物 - Google Patents

環状穴アケ刃物

Info

Publication number
JPS5940570B2
JPS5940570B2 JP56068471A JP6847181A JPS5940570B2 JP S5940570 B2 JPS5940570 B2 JP S5940570B2 JP 56068471 A JP56068471 A JP 56068471A JP 6847181 A JP6847181 A JP 6847181A JP S5940570 B2 JPS5940570 B2 JP S5940570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting
cutter
annular
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56068471A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5727608A (en
Inventor
エバレツト・ダグラス・ホ−ゲン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS5727608A publication Critical patent/JPS5727608A/ja
Publication of JPS5940570B2 publication Critical patent/JPS5940570B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/04Drills for trepanning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2251/00Details of tools for drilling machines
    • B23B2251/14Configuration of the cutting part, i.e. the main cutting edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2251/00Details of tools for drilling machines
    • B23B2251/40Flutes, i.e. chip conveying grooves
    • B23B2251/408Spiral grooves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は環状穴アケ刃物に関する。
本発明者の米国再発行特許第28416号に、先端(下
端)周囲に複数の相離間した刃を具えた環状刃物が開示
されている。
それら各刃には円周方向で互違いの複数の刃部が形成さ
れており、各刃部により別個の切屑を生じる構成となっ
ている。
半径方向で最内方の刃部は、隣接方間のウェブに形成さ
れた浅い開口(gullet )を半径方向に横切って
延び、最外方の刃部は、隣接方間で刃物を上方に螺旋状
に延びた外部螺旋溝を半径方向に横切って延びている。
これによれば、螺旋溝の半径方向の深さを刃物の環状壁
の厚さの撃Σとし、ウェブの厚さを上記環状壁の厚さの
約7としている。
従って、各刃における半径方向で内方の刃部の半径方向
の寸法は上記環状壁の厚さの約百となる。
このように、螺旋溝の半径方向の深さは、両刃部により
生じる切屑を排出するに十分なものとされている。
この先行特許は同時に、各刃が2本ではなく3本の切屑
を生じるように、3個の刃部を円周方向でずらして設け
たい場合には、螺旋溝の半径方向の深さ及びウェブの厚
さは2段刃刃物と同様に維持し、螺旋溝の深さに対応す
る刃物の壁部分を、単一の刃部ではなく円周方向にずれ
た2個の刃部とすることを示している。
半径方向で最外方の刃部は、軸線方向の寸法が比較的短
くて螺旋溝内に開放された外方開口(outer gu
llet )により画定される。
それにも拘らず、螺旋溝の半径方向の寸法は略々刃物の
壁厚の7に等しく、最内方の刃部により生じる切屑を容
易に収容し得る。
このような先行特許に開示された刃物は、それ迄の環状
刃物より遥かに優る切削動作を行うものであるが、送り
状態並びに速度によっては切屑が内方開口(1nner
gullet )と螺旋溝に詰まる恐れがある。
その場合には、切削動作が減速されるとともに、仕上げ
が粗くテーパ状の過大寸法の穴となる。
また、刃部の寿命も実質的に短縮される。
本発明者は、切屑の詰まりに関するこの問題を解決する
最も実際的な方法は、薄く且細い切屑を形成するように
環状刃物を構成することであることを見出した。
通常、切屑は切出されると同時に螺旋形にカールし始め
る。
螺旋形の切屑の体積と剛性は、その幅と厚さにより決定
され、広ければ容易に撓まず、比較的体積が大きくなる
螺旋状切屑の体積が大きいと、螺旋溝が画定する通路を
一定時間内に上昇し得る切屑の量が減少する。
他方、細い切屑は障害物、例えば螺旋溝や穴の壁面に遭
遇すると容易に撓み、螺旋溝を上昇する際に要する該螺
旋溝の深さが遥かに小さくなる。
細い切屑はまた、その弾性限界以上まで容易に変形でき
、従って容易に小片に破断てきる。
加えて、細い切屑は半径方向に圧縮可能でバネ状の螺旋
を形成し、この螺旋が螺旋溝内での上昇に伴って他の螺
旋と絡み合う。
このように絡み合った螺旋状の切屑が加工中の穴の壁面
に係合すると、その結果生じる摩擦により上記切屑の刃
物と一体的な更なる回転に抵抗が作用し、螺旋溝の後方
側壁により強制的に上方に移動させられ、螺旋溝を詰ま
らせることがない。
即ち、切屑幅を減少させれば、螺旋溝の断面積が減少す
る。
また、刃物側壁の厚さを一定とすれば、螺旋溝のサイズ
を減少させると、隣接方間のウェブの厚さが増すことに
より刃物の強度が増す。
ウェブが厚くなれば剛性が増し、より精確に、より良い
仕上げの穴を形成することができる。
更に、刃物の強度が増すことにより、より厚い切屑の切
出しが可能になったり、より多くの刃を使用できるよう
になったりし切削動作が高速化される。
本発明の主目的は、従来より効率的、高速、そして精確
に切削を行い、仕上げを向上させ、寿命が長く、従来の
同一サイズの刃物に比して耐破壊性を向上した環状穴ア
ケ刃物を提供することにある。
本発明は特に、各歯に少くとも3個の刃部を具え、これ
ら各刃部の半径方向の寸法を刃物の壁厚の実質的に7よ
り小さく設定するとtにより、溝の半径方向の寸法を刃
物の壁厚の約3程度に小さくでき、にも拘らず最も広い
刃部により生じた切屑を自由に収容するに十分な深さと
し得る。
溝付゛環状穴アケ刃物を提供することを目的とする。
本発明はまた、同一サイズの従来の刃物に比し、より効
率的であるのみならず、より強度に富む環状穴アケ刃物
を提供することを目的とする。
この目的は、刃物の各歯に少くとも3個の刃部を形成し
、これら各刃部により別個の切屑を生せしめるとともに
、それら切屑のうちの2本が、半径方向で溝の内方に位
置する刃物側壁部分、つまり隣接歯間のウェブ部で形成
されるように構成することにより達成される。
本発明はまた、軸線方向で相隣接して入れ子犬に結合さ
れる2個の部分として形成されるに極めて適し、歯が形
成される刃物先端部を高速度鋼等の比較的高価な切削工
具用の材料で形成する一方、刃物本体部分を熱処理した
比較的低合金鋼等の安価な材料で形成することを可能と
する環状穴アケ刃物を提供することを目的とする。
本発明は更に、小径で、溝の研削時或は熱処理時にも毛
割れの発生の傾向が実質的に減少するような環状穴アケ
刃物の製造のだめの構成を提供することを目的とする。
本発明は加えて、標準サイズの刃物の直径を容易に小さ
くして特殊サイズの刃物を製造し得る、環状穴アケ刃物
の構成を提供することを目的とする。
本発明の一実施例による環状穴アケ刃物は、円周方向に
間隔をおいた複数の切削刃を下端に有する環状側壁を具
え、該側壁の外周面には上記切削刃数に対応する本数の
螺旋溝が形成されている。
各切削刃には円周方向、そして好適には上下方向にも互
違いとされた複数の刃部を設け、これら刃部の少くとも
2個を、隣接切削刃間のウェブの厚さに対応する切削刃
部分に位置させ、他の刃部は螺旋溝の半径方向の深さに
対応する切削刃部分に位置させる。
半径方向で内側の上記した2個の刃部の全幅は、他の刃
部の全幅より犬とするのが望ましく、その場合にはウェ
ブの厚さが螺旋溝の深さより大となる。
加えて、螺旋溝の深さは、内側の上記両刃部のうちの広
いものの幅と少くとも同程度に大きく設定するのが望し
い。
また、刃物の壁厚は、刃物を工作物内に送るに必要な動
力を適当に小さく抑えるために、比較的狭い切削路を形
成するように設定する。
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図面において、符号10は本発明による環状穴アケ刃物
を示し、この刃物10は本体12と軸部14を具えてい
る。
上記本体10は逆コツプ状に形成され、側壁16及び上
壁18を有する。
20は側壁16の下端に望ましくは等間隔に形成された
複数の切削刃、22はこれら各切削刃20に近接した本
体12の外周部周囲を上方に延びる螺旋溝、24は本体
12の外周部において上記螺旋溝22相互を分離するラ
ンドを示す。
尚これら螺旋溝並びにランドについては、刃物10の側
壁16の全長に亘って形成するものとして図示している
が、場合によっては、実質的に側壁16より短くするほ
うが刃物10の作用が更に効果的になることもある。
26は側壁16の前記切削刃20間の部分を構成するウ
ェブで、各ウェブ26の半径方向外方の面28が螺旋溝
22の内壁を構成している。
30.32は夫々、各螺旋溝22の前方側壁、後方側壁
である。
第1図乃至第4図の実施例において、各切削刃20には
3個の刃部34,36.38が設けられており、刃部3
4は回転方向に関して刃部36から前方に離間し、また
刃部36は同方向に関して刃部38から前方に離間して
いる。
42は上端が44で示すように半径方向で外方に且上方
に傾斜した内方開口(gullet )で、その後方面
40の下端に前記刃部34が位置している。
48は上記内方開口44の直近で前記ウェブ26に形成
された副開口で、その後方面46の下端に前記刃部38
が位置している。
この副開口48の上端50は半径方向で外方に且上方に
湾曲している。
刃部34.36は副開口48の半径方向で内方の面52
の下端で円周方向の肩部51により分離されている。
他の刃部38は螺旋溝22の後方側壁32の下端に形成
され、同螺旋溝22の下端で肩部54により刃部36か
ら後方に離間している。
56.58は各切削刃20の底面に形成された2個の二
番取り面乃至逃げ面で、刃物100作用状態では、一方
の逃げ面56が軸線方向で上方に互生径方向で内方に傾
斜し、他方の空隙面58が軸線方向で上方に互生径方向
で外方に傾斜する。
またこれら各逃げ面56.58は、円周方向に刃部34
,36.38から上方に若干、例えば5〜20°傾斜し
ており、刃部34,36,38に必要な逃げを画定する
両逃げ面56.58は、前記半径方向最外方の刃部38
と交差する頂部60において和文わる。
尚これら逃げ面56.58は、上記頂部60が刃部34
,36,38のいずれに交差するように研削してもよい
が、上述のように最外方の刃部38と交差させるのが殆
どの場合に好適である。
両逃げ面56.58を傾斜させた結果、各刃部34,3
6,38は軸線方向で傾斜し。
同時に上下方向及び円周方向でずらした構成となってい
る。
本発明による刃物10の最も重要な特徴のひとつは、各
切削刃20の下端において、ウェブ26の半径方向の寸
法を望ましくは隣接螺旋溝22の半径方向の深さより犬
としたことである。
刃部34.36,38は図示のように円周方向で互違い
とされているため、刃物10を回転させて工作物内に送
ると、各刃部34.36,38は各別に切屑を生じる。
更に刃物10の相対的寸法は、螺旋溝22の半径方向の
深さが2個の刃部34゜36のうちの広いものより実質
的に小さくなく、望ましくは大きく設定している。
従って、刃部34により切出された切屑は、該刃部34
の半径方向の傾斜と内方開口42の上端部44により直
ちに螺旋溝22内に向けられる。
同様に、刃部36により生じた切屑は、該切部36の半
径方向の傾斜と副開口48の湾曲壁50により直ちに螺
旋溝22内に向けられる。
上記副開口48の軸線方向の寸法は、望ましくは内方開
口42の軸方向寸法より実質的に大きくないものとし、
切屑を速かに螺旋溝22内に排出して副開口48内に切
屑が詰まろうとするのを防止する。
刃部34の傾斜により、該刃部34により切出された切
屑は上方外方に送られようとするが、内方開口42の円
周方向の寸法は、刃部34により生じた上記切屑が直接
内方開口42内で大きくカールするのを阻止すべく、十
分小さく設定する必要がある。
即ち内方開口42を円周方向に十分に小さく形成すると
、刃部34が切出した切屑は比較的直線的に維持され、
更に容易に内方開口42の上方外方に向けられる。
また内方開口420円周方向の幅は、前記ウェブ26の
厚さの約1より大きくないのが望ましく、同ウェブ26
の厚さの約1程度が望ましい。
そして内方開口42の円周方向の寸法は、ウェブ26の
厚さとは逆の関係で変化させる。
この構成によれば、刃部34,36により生じた各切屑
は直ちに、半径方向で外方に且軸線方向で上方に螺旋溝
22内に送られる。
刃部38により形成された切屑も同様で、螺旋溝22内
に上方に送られる。
これら切屑は夫々比較的細く、半径方向というよりむし
ろ軸線方向の螺旋を成す傾向にあるから、開口42.4
8により効果的に外方に向けられる。
各刃部34,36.38からの上記した螺旋状の切屑は
、軸線方向で上方に互生径方向で外方に螺旋溝22内に
移動する際、相互に絡み合う傾向にある。
このように絡み合った螺旋状の切屑が加工中の穴の壁に
接触すると、その結果生じる摩擦により刃物10と一体
的な切屑の回転が直ちに阻止されようとする。
この時、上記切屑を内側に受容した螺旋溝22の後方面
32が絡み合った切屑に係合し、それらを螺旋溝22外
に上方に移動させる。
これら螺旋状の切屑は細いものであるから、螺旋溝22
の内面28と加工中の穴の壁の間で容易に圧縮される。
そして各螺旋溝22の後方面32は連続した螺旋状に形
成されているため、溝内部における切屑の上方への流れ
が連続的であり、妨害を受けることなく円滑に進行する
このように、内方開口42と副開口48を刃部34,3
6からの切屑が実質的に直ちに螺旋溝22内に送られる
ような形状及び寸法にすれば、また螺旋溝22内部の切
屑の上方移動は妨害されないから、切屑の螺旋溝外への
自由な上方移動が保証される。
螺旋溝22内の小さな切屑は、刃物10内部に加圧冷却
水を供給すれば、自由な上方への流れが更に容易に行わ
れる。
加えて、切屑は細く本来弱いものであるから、加工中の
穴を脱すると容易に破断し、従って穴を脱する際に刃物
10やアーバ周囲に巻付くことがなく、後続の切屑の脱
出を妨害することがない。
更に、内方開口42を円周方向で狭く形成すれば、刃部
34からの切屑は前述したようにカールする傾向がなく
なるため、より直線的な状態で螺旋溝22内に送られる
その結果、切屑が内方開口42或は螺旋溝22に引掛っ
て詰まりを生じる可能性が減少する。
前記側壁16の内周面と切取られるべき工作物の円板部
分との間に若干の空隙を設けたい場合には、上記側壁1
6の内周面を下端から短い寸法、例えば約1.27cm
(′−インチ)に亘って、第3図に符号62で示すよう
に約1°だけ外方にテーパ状とすることができる。
その場合、とのテーパ部62より上方の内周面部分は円
筒形としてよい。
この構成によれば、刃物10の側壁16は刃部34.3
6.38の僅か上方において、切取られるべき工作物の
円板部分の外周面との間に約0.02cm(約o、oo
sインチ)の空隙を得ることになる。
同様に第3図に示すが、必要であれば螺旋溝22の深さ
は、部分62までそれより上方の部分より若干大きい率
で内方にテーパ状となるように内面28を研削すること
により、上方に向けて漸次深くすることもできる。
その場合には、刃部38により切出された直後の切屑に
対して半径方向の空隙が画定される。
要するに、螺旋溝22は全体として、横断面積が上方に
漸次増大するように形成し、切屑の排出を更に容易にす
ることができる。
更に各螺旋溝22は、円周方向の広さが下端より上端で
広くなるようにテーパ状としてもよい。
全ての切屑を極めて細く維持しつつウェブ部分を厚く形
成すると、軸線方向の内方開口42の深さを更に深くで
きる。
内方開口42を深くすると、切削刃20を流れる冷却水
量を増大させ得るのみならず、内方開口42の再度の研
削が必要になるまで、切削刃20はより長期間、鋭利な
状態に保持される。
一般に、環状穴アケ刃物を鋼等の工作物内に送るに要す
る動力を減少するには、刃物が形成する切削路、つまり
溝を比較的狭くする必要がある。
鋼を穴アケする目的で構成された刃物については実際的
な壁厚は約0.40〜0.46m(約0.160〜0.
180インチ)である。
第1図乃至第3図に示したように各切削刃20に3個の
刃部34゜36.38を形成し、側壁16の厚さを約0
.40Cnl(約0.160インチ)とすれば、螺旋溝
22の半径方向の深さを約0.18cWl(約0.07
0インチ)程度、従ってウェブ26の厚さを約0.22
cm(約0.09インチ)とすることができる。
また2個の内方の刃物34.36の幅を約0.11cm
(約0.045インチ)にでき、或は必要であれば最内
方の刃部34の幅を約0.10cr/1(約0.040
インチ)、中間の刃部36の幅を約0.12cm(約0
.050インチ)にできる。
このようにウェブ26を比較的厚く、また側壁16を比
較的薄く形成すれば、3個の刃部34,36.38から
の各切屑を容易に螺旋溝22内に進入させ得る。
尚好適には、各螺旋溝22の円周方向の寸法を半径方向
の深さの数倍に設定する。
第5図乃至第8図に示した環状穴アケ刃物は、本質的に
1点においてのみ前記第1図乃至第4図の刃物と異る。
即ち第5図乃至第8図において、螺旋溝22の深さに対
応した各切削刃20の部分には、第1図乃至第4図に符
号38で示したような1個の刃部に代えて2個の刃部7
0.72を形成している。
仮に刃物側壁16の厚さを約0.40cm(約0.16
0インチ)とすれば、この刃物は、螺旋溝22の深さが
約0.16CI/l(約0.064インチ)、ウェブ2
6の厚さが約0.24CWl(約0.096インチ)と
なるように設計できる。
その場合には、各刃部34,36の幅を約0.12m(
約0.048インチ)、各刃部70.72の幅を約0.
08cm(約0.032インチ)とすることができる。
各切削歯20の逃げ面56.58は第1図乃至第4図に
ついて説明した通りの傾斜と1望ましくは略略中心部で
最外方の刃部72と交差する頂部74において和文わる
ものとする。
この第5図乃至第8図の刃物において、刃部72は極く
僅かだけ円周方向で刃部70と互違いとされており、こ
れらの刃部70.72により、中心に脆弱線を有する1
本の切屑を切出すように構成している。
実際問題として、鋼に穴アケするだめの刃物においては
、刃部72のズレを他の刃部のズレの約1に抑える必要
があり、望ましくは約0.02cm(0,15インチ)
以上であってはならない。
このように刃部70.72により生じた1本の変形した
切屑は、障害物に遭遇すると直ちに破断する傾向にある
しかし、この1本の脆弱な切屑も直ちに大きい螺旋溝2
2内に送られるから、細い切屑が肩部82(第8図)と
加工中の穴の側壁76との間の螺旋溝22部分に詰まる
傾向が回避される。
もし刃部72を刃部70から後方に、これら各刃部72
.70が別個の切屑を切出すようにずらせた構成であれ
ば、刃部72が設けられた螺旋溝22の部分を、上下方
向の寸法が実質的に開口44.50に等しい開口84(
第9図)として形成するのが望ましい。
このように、刃部72を別個の切屑を切出すに十分な量
だけずらすと、これにより切出された切屑は直ちに開口
84により螺旋溝22内に送られ、開口84に詰まりを
生じることがない。
第9図で示した刃物が回転して工作物内に送られると、
刃部34,36及び刃部70,72により4本の独立し
た切屑を生じる。
他方、第5図乃至第8図の刃物によれば、刃部34,3
6が夫々別個の切屑を切出すと同時に、刃部70.72
が前述の通り1本の容易に破断し得る切屑を生じる。
いずれの場合にも、刃部34により生じた切屑は実質的
に直ちに螺旋溝22内に外方に送られ、刃部36による
切屑も同様に実質的に直ちに螺旋溝22内に上方外方に
送られる。
刃部70.72により生じた1本或は各別の切屑も同様
で、螺旋溝22内に上方に送られる。
しかし、刃部34,46,70に切取られた切屑は、螺
旋溝22内に向けられた実質的に直後に、加工中の穴の
側壁76と摩擦接触する。
未破断状態の切屑は通常、幾分螺旋状の形状を呈するか
ら、それらが上記側壁76に接触する結果生じる摩擦、
抵抗により、上記した螺旋状の切屑の刃物との一体回転
が阻止されがちとなる。
その結果、これら切屑は実質的に直ちに螺旋溝22の後
方側壁部分78(第6図)と係合し、前述した態様で、
何等妨害を受けることなく螺旋溝22外に上方に移動7
させられる。
このように、第5図乃至第8図に示した刃物の場合、肩
部82の円周方向の寸法を小さく設定したから、切屑が
螺旋溝22の後方側壁部分80に係合して捕獲されるこ
とがない。
このことは、刃物外周面と加工中の穴の側壁との間に切
屑が挾み込まれる傾向が実質的に減少するので望ましい
加えて、切屑は細いため、螺旋溝22を上方に流れる際
にも穴の側壁を傷つける可能性が少い。
また、それら細い切屑は穴を脱出すると容易に破断し、
従って刃物やアーバに巻付くことがなく、後続の切屑の
自由な流れを妨害しない。
第5図乃至第8図及び第9図のように4個の刃部を円周
方向及び上下方向で互違いに設けた構成は、第1図乃至
第4図の構成に対して他の利点も有する。
まず、これらの刃物における刃部は全て、第1図乃至第
4図の刃物とウェブ厚さ並びに螺旋溝深さに関して同一
であるにも拘らず、第1図乃至第4図の3個の刃部より
狭く形成できる。
即ち、これらの刃部により生じた切屑は更に容易に排出
され、螺旋溝22を上方に送られる。
次に、第5図乃至第8図及び第9図の構成では、螺旋溝
22の深さに対応する切削刃20の部分に1個ではなく
2個の刃部を形成しており、標準サイズの刃物より例え
ば約0.05ctn(0,020インチ)外径が小さい
刃物が望まれる場合でも、標準サイズの仕上げ後の刃物
の外周面を約0.03Cn1(約0.010インチ)研
削するだけでよい。
この場合でも、螺旋溝22の深さは約0.03cm(約
0.010インチ)減少するのみであり、依然として他
の3個の刃部により生じる切屑の幅に十分に対応し得る
大きさである。
尚、形成される螺旋溝220半径方向の深さが最も幅広
の切屑の幅と実質的に同じ位であれば、第1図乃至第4
図の刃物にあってもその外径を研削し、特殊サイズの刃
物を形成してもよい。
ウェブ部と螺旋溝22の深さに対応した切削刃20の部
分とに少くとも2個の刃部を設けることの更に他の利点
は、金属の切屑を切出した場合、それが10%程も膨張
する傾向を有するという事実にある。
つまり第5図乃至第8図及び第9図の刃物においては、
螺旋溝22の深さを最大刃部の幅より10%以上大きく
設定しているから、膨張しつつある切屑による螺旋溝2
2の結着或は詰まりの傾向を更に減少させ得る。
尚、第5図乃至第8図の刃物の刃部70.72は1本の
切屑を切出すが、この切屑の中央には脆弱線が走ってお
り、容易に狭い小片に破断される。
本発明の環状穴アケ刃物によれば、刃物の強度を犠牲に
することなく、切屑の容易な排出等々の利点が得られる
これは、各切削刃に少くとも3個で望ましくは4個また
はそれ以上の刃部を設けるとともに、螺旋溝の深さを隣
接切削刃間のウェブ部の幅つまり厚さより実質的に小さ
く設定し得ることによる。
溝付側壁を具えた環状刃物の強度は、主としてウェブの
厚さにより決定される。
従って、特定の刃物について、そのウェブを所定の最小
厚さにする必要がある場合、本発明によれば螺旋溝の深
さをウェブの厚さ以下にでき、にも拘らず刃部が切出す
最大幅の切屑を収容するに十分な深さにできるから、本
発明の刃物の総壁厚は従来の刃物より小さくすることが
できる。
側壁を薄く形成することは、コストの低減、及び切削路
の“狭さの点で望ましい。
本発明による環状穴アケ刃物の他の利点が第3図から明
らかとなる。
即ち前述の通り、ウェブ26の厚さは各切削刃20近傍
において、実質的に螺旋溝22の深さより大きい。
これは、ウェブ厚さに対応する切削刃20の部分に少く
とも2個の刃部を形成し、これら各刃部の幅を望ましく
は実質的に螺旋溝22の深さより小さく設定した事実に
基く。
従って、螺旋溝22の内壁28を下端直近を略々第3図
に62で示す部分まで半径方向で内方に上方に、そして
比較的急峻にテーパ状とすれば、刃部38により生じた
切屑は螺旋溝22の直近でそれに対して空隙を画定する
同様に、刃物の下端近傍の内周面を半径方向で外方に上
方にテーパ状とすると、ウェブ26の厚さは、刃物側壁
16の上端近傍で第3図に86で示す部位で最少となる
すると、この部分86が刃物の強度に関して問題のある
部分となる。
従って、刃物の切削刃近傍で螺旋溝の深さをウェブの厚
さと同程度に大きくした従来の刃物においては、上方に
漸次深くなる螺旋溝を形成すると同時に内周面周囲に空
隙を画定するとすれば、刃物の総壁厚を実質的により大
きくする必要がある。
一方、本発明の刃物によれば、総壁厚の実質的な増大を
必要とせずに刃物内周面周囲に実質的により大きな空隙
を得ることができる。
このようにより大きな空隙は、切削刃への冷却水の流れ
を増大させる能力に関しても望ましい。
ウェブを比較的厚く、そして螺旋溝を比較的浅く形成す
ることは、環状刃物の製造面でも極めて重要である。
つまり、一定の壁厚と仮定限側壁に比較的深い螺旋溝を
研削しようとすれば、ウェブに細い毛割れを生じる可能
性が非常に大きく、刃物の寿命を短縮することになる。
深い螺旋溝はまた、熱処理時にも毛割れを生じさせがち
である。
しかし、螺旋溝を比較的浅く、ウェブを比較的厚くする
と、ウェブ部分が実質的により大量の熱を吸収し、これ
により熱処理時や溝の研削時の毛割れの発生傾向を実質
的に減少させる。
螺旋溝を浅く形成することは、製造コストの面でも望ま
しく、短時間で加工乃至研削でき、浅さに応じて刃物の
寿命が延びることになる。
図示しないが、大部分の環状刃物は中心のパイロットピ
ン乃至パイロットドリルを必要とする。
実際上、パイロットピン乃至パイロットドリルを保持す
る軸部14の空洞83は、少くとも一定サイズとする必
要がある。
従って、刃物の内径は少くともパイロットピン乃至パイ
ロットドリルの直径に等しくせねばならない。
本発明の刃物においてはウェブを螺旋溝の深さより厚く
形成できるから、一定サイズのパイロット穴とすれば、
本発明の刃物の外径は従来刃物の実際上の最小外径より
小さくできる。
更に、本発明の刃物は従来に比して厚いウェブ部を具え
ることから、ウェブ部において軸線方向に入れ子犬とさ
れ、ネジ込み、溶接等により相結合される2部分、つま
り刃部分と本体部分により構成し得るという他の利点が
導き出される。
このような入れ子犬結合は、ウェブが厚いことにより、
刃物の強度に何等実質的な影響を与えることなく達成で
きる。
この種の2部分からなる刃物は、刃部分のみを高価な鋼
で形成すればよく、刃の摩耗時にも刃部分だけを交換す
ればよいことから、コスト面で明らかに有利である。
ウェブ部を厚くすれば、それが耐え得るトルク並びにス
ラストが増大するため、刃物周囲により多数の切削刃を
形成できる。
切削刃の数を増大させれば刃部の数が増大し、切削作用
が高速化される。
本発明者は、切粉の排出の容易性に関連して刃物の最大
強度の観点から、隣接切削刃間のウェブの厚さは、刃物
の環状壁の厚さの少くとも55〜60%とすべきことを
見出した。
各切削刃に4個の刃部を形成した第5図乃至第8図及び
第9図に示した種類の刃物に関しては、特殊の考慮を払
わない限り、内側の2個の刃部を略々同じ幅とし、外側
の2個の刃部を略々同じ幅とするのが望ましい。
しかし、特殊々考慮を払う場合にはそうではない。
例えば中央の円板部分に極めて滑かな表面を形成したい
場合には、最も内側の刃部34を実質的に次の刃部36
より狭くする必要がある。
いずれにせよ、これら刃部34,36のうちの広いもの
でも螺旋溝22の深さよシ広くあってはならない。
また、工作物に非常に滑かな穴を穿設したければ、最も
外側の刃部72を次の刃部70より大幅に狭くせねばな
らない。
更に、滑かな壁面の穴と滑かな側面の円板を同時に形成
したい場合には、最も内側の刃部34と最も外側の刃部
72を中間の刃部36,70より狭くすべきである。
いずれにせよ、刃物を鋼材に穴アケするために構成し、
少くとも4個の刃部を設けるとすれば、最も広い刃部の
幅を約0.16Crr1(約0.0625インチ)以下
とした場合に、通常は最も良好な結果が得られる。
但し、より犬なる強度を必要とする場合には、前記した
刃部の幅を2〜3倍にまで広くしてもよい。
同様に、逃げ面56.58間の頂部は最も外方の刃部と
交差するように形成するのが望ましいが、目的によって
は他の刃部の1個に交差するように研削してもよい。
即ち、例えば積重ねた2枚或はそれ以上の工作物に1個
の穴を形成する目的に刃物を使用するとすれば、逃げ面
56.58間の頂部が刃物側壁16の内周面の直近にあ
るように構成する。
この頂部、つまり刃物の高点を刃物側壁16の内周面直
近に位置させれば、積重ねられた工作物内に刃物を送る
に際しても困難は殆どない。
刃物の高点は、頂部74の位置を変化させずに内側の刃
部34に移動させ得る。
つまり、逃げ面56は円周方向で上方に傾斜しているか
ら、肩部51.54を十分に長くすれば、頂部14は刃
部34の下方ではなく上方に離間することになる。
その場合には、刃部34により切削動作が開始され、頂
部T4以前に刃部34が最上部の加工物に進入する。
従って、刃部34の幅を非常に狭くすれば、切取られる
円板部に残る小さい唇状部により円板部の刃物内への上
昇が阻止されることはなく、刃物は自由に下方の加工物
内に進入できる。
尚、切屑は切取られた直後に若干膨張しがちであるから
、螺旋溝の半径方向の深さが面28゜32の接続点で最
大となるように面28を研削するのが望ましい。
そうすれば、刃部38に切出された切屑の螺旋溝内壁と
の摩擦抵抗が最小限に抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による環状穴アケ刃物を示す
斜視図、第2図は第1図に円2で示す部分の要部拡大図
、第3図は第1図3−3線の要部断面図、第4図は同実
施例の1個の切削刃を若干斜視図的に示す要部断面図、
第5図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第6図は第
5図に円6で示す部分の要部拡大図、第7図は同実施例
の1個の切削刃を若干斜視図的に示す断面図、第8図は
同実施例の刃物を工作物との関係において示す要部拡大
下面図、第9図は第5図乃至第8図の実施例を僅かに変
形した本発明の更に他の実施例を示す要部斜視図である
。 10・・・・・・刃物、12・・・・・・本体、14・
・・・・・軸部、16・・・・・・側壁、20・・・・
・・切削刃、22・・・・・・螺旋溝、24・・・・・
・ランド、26・・・・・・ウェブ、34,36゜38
・・・・・・刃部、42・・・・・・内方開口、48・
・・・・・副開口、70.72・110.・刃部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の切削刃を下端周囲に円周方向に間隔をおいて
    形成され、刃物を回転駆動部材に取付ける手段を具えた
    全体的に円筒形の環状側壁を有し、また、該環状側壁の
    外周面周囲で上記下端から上方に延びた複数の溝を有し
    、これら各溝の円周方向の寸法を実質的に半径方向の寸
    法より大きく設定し、隣接する前記切削刃相互を環状側
    壁の内周面側で円周方向のウェブにより結合し、これら
    ウェブは半径方向で前記溝と対置するとともに、該ウェ
    ブ下端に、上方に延び且つ上端で半径方向で近接した前
    記溝内に半径方向で外方に開放された開口を形成し、前
    記各溝には、円周方向で相離間し且略々半径方向に延び
    た前方壁及び後方壁と、円周方向に延び、前記ウェブの
    半径方向の外側を画定する内壁とを設けてなる環状穴ア
    ケ刃物にして、各切削刃に半径方向で内方の刃部と、外
    方の刃部と、少くとも1個の中間の刃部からなる少くと
    も3個の半径方向の刃部を形成し、各切削刃の上記内方
    刃部及び中間刃部を相互に対し、夫々、刃物が回転して
    工作物内に送られると別個の切屑を切出すように配設し
    、前記開口は各切削刃のこれら内方刃部及び中間刃部か
    ら上方に延びるものとし、外方刃部により少くとも部分
    的に、隣接した溝の前記円周方向後方壁の下端を画定し
    、各溝の半径方向の寸法を、内方刃部及び中間刃部のい
    ずれか広い方の半径方向の寸法より小さくない寸法とす
    ることにより、刃物が回転して軸線方向に金属工作物内
    に送られると、前記環状側壁のウェブ部の内方刃部及び
    中間刃部により形成された切屑は夫々、まずそれらに対
    応する開口内に上方に送られた後、該開口から半径方向
    で近接した溝内に上方に送られるようにしたことを特徴
    とする環状穴アケ刃物。 2 各切削刃における刃部を、内方刃部の半径方向で外
    端が刃物の回転方向に関して中間刃部の半径方向で内端
    より前方に位置し、上記中間刃部の半径方向で外端が外
    方刃部の半径方向で内端より前方に位置するように、円
    周方向でずらしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の環状穴アケ刃物。 3 開口を、内方刃部から上方に延びた第1開口と、中
    間刃部から上方に延びるが実質的に該第1開口の上端以
    上には延びない第2開口で構成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の環状穴7ケ刃物。 4 ウェブの厚さを、下端で環状側壁の厚さの1/2以
    上としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の環状穴アケ刃物。 5 内方刃部、中間刃部、外方刃部の半径方向の寸法を
    略々同一としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の環状穴アケ刃物。 6 各切削刃の内方刃部を他の刃部より狭くしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の環状穴7ケ刃
    物。 7 外方刃部を他の刃部より狭くしたことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項に記載の環状穴アケ刃物。 82個の半径方向で最も内方の刃部の半径方向の寸法の
    合計が、該刃部に近接するウェブの厚さより大きくない
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の環状穴
    アケ刃物。 9 各切削刃に4個の半径方向の刃部を設け、最外方の
    2個の刃部が、隣接した溝の後方側壁部の下端を画定し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の環状
    穴アケ刃物。 10 各溝の後方側壁部により、2個の最外方刃部か
    ら実質的に刃物側壁の軸線方向の全範囲に亘って上方に
    延びる滑かに連続した螺旋を画定したととを特徴とする
    特許請求の範囲第9項に記載の環状穴アケ刃物。 114個の刃部を、回転方向に関して半径方向で外方刃
    部から内方刃部まで円周方向に順次ずらしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第9項に記載の環状穴アケ刃物。 12 最外方刃部を半径方向で直近の刃部から、それ
    ら両刃部が1本の切屑を形成するように僅かしかすらさ
    ないことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の
    環状穴アケ刃物。 132個の最外方の刃部を、夫々が1本の切屑を形成す
    るように十分ずらしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第11項に記載の環状穴アケ刃物。
JP56068471A 1980-07-21 1981-05-08 環状穴アケ刃物 Expired JPS5940570B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17095980A 1980-07-21 1980-07-21
US170959 1980-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5727608A JPS5727608A (en) 1982-02-15
JPS5940570B2 true JPS5940570B2 (ja) 1984-10-01

Family

ID=22621982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56068471A Expired JPS5940570B2 (ja) 1980-07-21 1981-05-08 環状穴アケ刃物

Country Status (19)

Country Link
JP (1) JPS5940570B2 (ja)
AR (1) AR223120A1 (ja)
AU (1) AU541273B2 (ja)
BE (1) BE888838A (ja)
BR (1) BR8103193A (ja)
CA (1) CA1150536A (ja)
CH (1) CH643168A5 (ja)
DE (1) DE3118579A1 (ja)
ES (1) ES8203250A1 (ja)
FR (1) FR2486842B1 (ja)
GB (1) GB2080162B (ja)
IL (1) IL62677A (ja)
IT (1) IT1142432B (ja)
MX (1) MX152082A (ja)
NL (1) NL182456C (ja)
NO (1) NO151850C (ja)
NZ (1) NZ196954A (ja)
SE (1) SE449060B (ja)
ZA (1) ZA812715B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR77678B (ja) * 1981-09-21 1984-09-25 Hougen Everett D
CA1190419A (en) * 1981-09-21 1985-07-16 Everett D. Hougen Annular cutter
US5145296A (en) * 1982-09-27 1992-09-08 Hougen Everett D Apparatus and method for cutting holes
US4952102A (en) * 1982-09-27 1990-08-28 Hougen Everett D Annular hole cutter
IL69696A (en) * 1982-09-27 1987-12-20 Hougen Everett D Annular hole cutter
US4813819A (en) * 1982-09-27 1989-03-21 Hougen Everett D Method for cutting holes
GB2137126A (en) * 1982-10-19 1984-10-03 Talbot & Co Ltd F W Trepanning Cutter
USRE33598E (en) * 1986-01-16 1991-05-28 Walker-Hagou B.V. Facing cutter
ATE54852T1 (de) * 1986-01-16 1990-08-15 Walker Hagou Bv Flachschneider.
US5049010A (en) * 1988-08-04 1991-09-17 Unibit Corporation Metal cutting tool
US5074722A (en) * 1991-03-15 1991-12-24 Greenlee Textron Inc. Hole cutter
TWI263552B (en) * 2003-06-05 2006-10-11 Miyanaga Kk Core cutter

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US28416A (en) * 1860-05-22 Improvement in plows
BE788401A (fr) * 1971-12-29 1973-03-05 Hougen Everett D Outil rotatif a decouper
USRE28416E (en) * 1971-12-29 1975-05-06 Annular hole cutter
US3860354A (en) * 1971-12-29 1975-01-14 Everett D Hougen Annular hole cutter
SE381592B (sv) * 1975-01-20 1975-12-15 Sandvik Ab Borrverktyg

Also Published As

Publication number Publication date
NL182456B (nl) 1987-10-16
ES502680A0 (es) 1982-04-01
BE888838A (fr) 1981-09-16
AU6983981A (en) 1982-01-28
NO811353L (no) 1982-01-22
GB2080162B (en) 1984-08-30
AR223120A1 (es) 1981-07-15
IL62677A0 (en) 1981-06-29
MX152082A (es) 1985-05-28
ZA812715B (en) 1982-08-25
BR8103193A (pt) 1982-08-24
CH643168A5 (fr) 1984-05-30
NO151850C (no) 1985-06-19
AU541273B2 (en) 1985-01-03
SE449060B (sv) 1987-04-06
DE3118579C2 (ja) 1989-03-23
IL62677A (en) 1984-05-31
JPS5727608A (en) 1982-02-15
IT1142432B (it) 1986-10-08
CA1150536A (en) 1983-07-26
NL8102057A (nl) 1982-02-16
NO151850B (no) 1985-03-11
SE8102461L (sv) 1982-01-22
DE3118579A1 (de) 1982-06-24
FR2486842B1 (fr) 1986-04-04
ES8203250A1 (es) 1982-04-01
GB2080162A (en) 1982-02-03
FR2486842A1 (fr) 1982-01-22
IT8148418A0 (it) 1981-05-07
NL182456C (nl) 1988-03-16
NZ196954A (en) 1984-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4452554A (en) Annular hole cutter
US4693644A (en) Annular hole cutter
KR960010150B1 (ko) 회전식 드릴용 절삭 인서트
US4871287A (en) Annular cutter having radial clearance
JPS5940570B2 (ja) 環状穴アケ刃物
JP2010505636A (ja) ドリル工具用ビット
US4586857A (en) Hole cutter
JP6684819B2 (ja) ラミネートをドリル加工するためのドリル
US5281060A (en) Annular hole cutter
US4632610A (en) Annular hole cutter
US4596499A (en) Center-free drill
US5240357A (en) Annular hole cutter
GB2080711A (en) Annular cutter
US4952102A (en) Annular hole cutter
JPH0146244B2 (ja)
KR20010006493A (ko) 환상의 삭공커터
USRE33440E (en) Annular cutter
JP2678016B2 (ja) 先端刃付リーマ
GB2128510A (en) Annular hole cutter
JP2004074400A (ja) 多段穴明け工具
PL145481B1 (en) Annular milling cutter
JPS63229212A (ja) 穴明け工具
JP2000107925A (ja) 高性能エンドミル
NZ201789A (en) Annular cutter for forming holes in workpieces with a clearance space at inner periphery of tooth
JPH0253164B2 (ja)