JPS5940472Y2 - 手編機 - Google Patents

手編機

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JPS5940472Y2
JPS5940472Y2 JP4774177U JP4774177U JPS5940472Y2 JP S5940472 Y2 JPS5940472 Y2 JP S5940472Y2 JP 4774177 U JP4774177 U JP 4774177U JP 4774177 U JP4774177 U JP 4774177U JP S5940472 Y2 JPS5940472 Y2 JP S5940472Y2
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JP
Japan
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knitting
carriage
needle selection
display member
needle
Prior art date
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Expired
Application number
JP4774177U
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English (en)
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JPS53144953U (ja
Inventor
美津雄 中岡
Original Assignee
シルバー精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キャリジの移動に関連して、編成型表示部材
を移送しかつそれにより線巾を指示する線巾指示装置、
および同じくキャリジの移動に関連して、選針信号を表
示した信号表示部材を移送しかつその信号をキャリジの
選針装置に付与する選針信号付与装置を備えた手編機の
改良に関し、その目的は、特に極太糸による編成を簡易
に行うことができるようにしようとするものである。
一般に上記手編機は、主として並、中細系以下の編糸に
よる編成を対象として設計、製作されているので、極太
糸による編成に当っては、適宜の間隔ごとに編針を抜き
取りそこにキャリジにより進退するシンカー針に類似す
る特別の針を挿入し、それを編針とともに進退させるこ
とにより編成するか、あるいはシーカ−針を極太糸用の
広い間隔のものに取り替えるか、編針を1本おき、また
は2本おきに使用して編成する方法が行われている。
しかし、これらの方法は、シンカー針等の交換作業が煩
雑で手数が掛かり非能率的であるばかりか、線巾指示装
置および選針信号付与装置をそのままでは使用できない
不便がある。
すなわち、線巾指示装置は編成型表示部材の送り量が、
並、中細系以下の編糸による編成を対象とし段数ゲージ
30〜60段、60〜120段の範囲に設定されている
ので、編成しようとする極太編みの段数ゲージが上記調
節範囲外の20段の場合には、編成型表示部材の移送量
と絹地との関係が適合しなくなり線巾を適正に指示でき
なくなす るので、編成型を段数方向にのみ通常のΣに縮尺して作
成し、かつそれを段数ゲージ40段に相当する送り量で
移送しなげればならないものであるが、上記編成型の作
成は熟練を要しかつ手数が掛かり煩わしいものである。
また、選針信号付与装置は、連続する所要本数(例えば
24本)の編針を1単位とする単位模様(24選針)を
構成する選針信号を付与するように設定されているため
、編針を1本おきあるいは2本おき等で使用した場合に
は所要の模様に対応する選針信号が付与されないので模
様編成の選針を自動的に行うことができず、結局従来の
手編機は、極太糸の編成のためには実用性に乏しいもの
であった。
しかして、本考案は、従来における上記シンカー針を交
換したり、編成型を作り直したりする煩わしい作業を必
要とせず、しかも模様編成に当って信号表示部材の信号
に従って模様選針を自動的に行うことができるようにし
ようとするもので、その要旨は、編成型表示部材の1編
成段分の移送を、2度の送り操作で行うようにするとと
もに、編針を所要本数たとえば1本あるいは2本おきに
使用し、かつそれに対応する選針信号をキャリジの選針
装置に的確に付与することにある。
以下には図示の実施例について説明する。
1は手編機本体で、それは、編針2を列装した針床3の
後方に、線巾指示装置4および選針信号付与装置5を設
けている。
6は上記針床3に左右動自在に装架したキャリジで、そ
れは、その移動に関連して回転し、上記選針信号付与装
置5から付与される信号を記憶する回転記憶部体とこの
記憶された信号を伝達されそれに従って編針を前後2位
置に選針する回転選針部体とからなる選針装置(図示し
てない)を左右対称に搭載しているものである。
上記線巾指示装置4は、実物をヲに縮尺して表わした編
成型7を表示した編成型表示部材(製図ペーパー)8を
移送ドラム(図示してない)に捲装し、キャリジの移動
に関連して受動片9が揺動するのにともなって上記移送
ドラムが回転し、編成型表示部材8が移送され、この編
成型表示部材8とその前方に対向横架した所要の編目表
示目盛盤(目数スケール)10との協働により輪中を指
示するものである。
そして、上記編成型表示部材8の移送量は、嫡子11v
cより段数ゲージ30〜60段、60〜120段のいず
れかに切替え、さらに嫡子12によりその切替えた段数
ゲージ範囲内の所要の段数ゲージに設定するものである
また、前記選針信号付与装置5は、24本の編針を1単
位とする単位模様(24選針)を構成する選針信号を有
孔部と無孔部とにより多段にわたって表示したカード状
の信号表示部材13を、キャリジ6の移動に関連して移
送し、その信号を上記有孔部と無孔部に応して、前後2
位置に変位すべく列設された24個のタッチレバー14
により読み取り、それをキャリジ6の前記回転記憶部体
に付与記憶させるものである。
しかして、上記信号表示部材13は、各編成段ごとに対
応させて24個づつ区画した信号表示部位1501個お
きに該部位を有孔部15aあるいは無孔部15bとする
ことによって選針信号を多段にわたって表示している(
第4図)。
16.17はキャリジ6に設けた起動部材で、起動部材
16はキャリジ60台枠後側に一体成型により起設され
、キャリジ6の左右動に関連して前記受動片9に係合し
、この受動片9を所定方向に、編成型表示部材8を所定
量移送させるべく揺動する関係に設定されている。
また、上記起動部材17は、合成樹脂製で、後側を三角
形とし、前側にねじ杆18を下方に突設した嫡子19を
有し、そのねじ杆18をキャリジ6の左側に延設した取
付部20のねじ孔21に螺合することによって、キャリ
ジ6に着脱自在に装着してあり、上記起動部材16と同
様に受動片9に係合し、この受動片9を所定方向に所要
量揺動するもので、それら両起動部材16,17はたが
いに、いずれか一方により揺動じた受動片9が原位置に
復帰した後に他方が係合すべく所要の間隔をあげている
しかして、極太糸による編成を行うには、ゲージ測定に
より得たたとえば段数ゲージ20段に対応する編成型表
示部材8および所要日数の編目表示目盛盤10を、線巾
指示装置4にセットし、かつ段数ゲージ30〜60段に
切替え、送り量を上■ 記段数ゲージ20段に対応する送り量の7(段数ゲージ
40段)に調節するとともに、編針2をたとえば1本お
きに編成位置に出す。
また、上記編成位置に出した編針2に対応する所要の選
針信号を表示した前記信号表示部材13を選針信号付与
装置5にセットするとともに起動部材17を装着し、そ
の他は通常の編糸による編成と同様に操作すればよいも
のである。
すなわち、いまキャリジ6を第1図右方から左方に移動
すると、選針信号付与装置5から付与された選針信号に
従って編針2が選針され、所要の編針2およびその左右
2本づつのシンカー針22に編糸が掛かつて編成が行わ
れ、かつ起動部材16.17のうち、まず起動部材17
が受動片9に係合してそれを揺動させ、それにより編成
型表示部材8が所定量移送され、受動片9が原位置に復
帰したのちそれに起動部材16が係合して揺動され、そ
れにより編成型表示部材8がさらに所定量移送され、す
なわち編成型表示部材8は一定量づつ2回移送されるが
、その送り量は、段数ゲージ20段に対応する送り量の
7(段数ゲージ40段)K調節されているので、結局編
成型表示部材8は、段数ゲージ20段に対応する送り量
の1段分移送されるものである。
次にキャリジ6を第1図左方から右方に移動した場合に
は、1段編成され、前段編成とは逆に受動片9に起動部
材16が先に、起動部材17が後にそれぞれ係合して編
成型表示部材8が所定量移送されるものである。
かくして、キャリジ6の往復動により、信号表示部材1
30選針信号に従って所要の模様編成が行われ、かつ編
成型表示部材8および編目表示目盛10の協動による線
巾指示に従って所要の編地23が編成される。
なお、上記実施例では、編針を1本おきに使用する場合
について説明したが、編針2本おきに使用し、かつそれ
に対応して信号表示部材にその信号表示部位の2個おき
に信号を表示してもよく、また編成型表示部材の送り量
は、ゲージ測定によ、 1 り得た段数ゲージの百に調節すればよいもので、例えば
ゲージ測定による段数ゲージが25段の場合には送り量
はその70段数ゲージ50段に調節すればよい。
また、極太系以外の中細糸等通常の編糸による編成に当
っては、前記起動部材17を取り外しておけばよいもの
である。
以上述べたところから明らかなとおり本考案によれば、
極太糸による編成に際し、キャリジに起動部材を2個設
けて、編成型表示部材の1編成段分の移送を2度の送り
操作で行うようにしたので、当該編成のゲージ測定によ
る編成型表示部材の送り量が線巾指示装置の送り量の設
定範囲外である場合でも、上記ゲージ測定による送り量
の7に相当する送り量に調節しておくことにより、編成
型表示部材を当該編成に対応する所定の送り量で移送し
線巾を適正に指示できるので、従来の如く編成型を段数
方向にのみ通常の百に縮尺して作成する必要がなく、通
常の編成型表示部材をそのまま使用できるので至便であ
る。
また、信号表示部材には、所要本数おきに編成位置に出
す編針に対応する選針信号を表示したので、極太糸によ
る模様編成の選針を自動的に行うことができ、さらに選
針を所要本数おきに使用することにより、従来の如く極
太糸線用の特別のシンカー針を用意したり交換したりす
る必要もないもので、極太糸による模様編成を能率的に
行うことができ、しかも極太系以外の編成すなわち線巾
指示装置の設定送り量の範囲内の編成に当っては、着脱
自在とした一方の起動部材を取り外しておくことにより
編成に支障を来たすおそれもないもので、ひいては編成
の多様化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は使用状態を示す
斜視図、第2,3図は一方の起動部材を装着した状態お
よび取り外した状態を示した要部の斜視図、第4図は信
号表示部材の一部を切欠して示した正面図、第5図は編
成状態を示した要部の平面図である。 6・・・キャリジ、7・・・編成型、8・・・編成型表
示部材、4・・・線巾指示装置、13・・・信号表示部
材、5・・・選針信号付与装置、16.17・・・起動
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャリジの移動に関連して、編成型表示部材を移送しか
    つそれにより線巾を指示する線巾指示装置、および同じ
    くキャリジの移動に関連して、選針信号を表示した信号
    表示部材を移送しかつその信号をキャリジの選針装置に
    付与する選針信号付与装置を備えた手編機において、上
    記線巾指示装置を作動させる2個の起動部材を、上記キ
    ャリジにたがいに所要の間隔をあげ、かつその一方を着
    脱自在にして設けるとともに、上記信号表示部材には所
    要本数おきに編成位置にする編針に対応する選針信号を
    表示したことを特徴とする手編機。
JP4774177U 1977-04-18 1977-04-18 手編機 Expired JPS5940472Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4774177U JPS5940472Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 手編機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4774177U JPS5940472Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 手編機

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Publication Number Publication Date
JPS53144953U JPS53144953U (ja) 1978-11-15
JPS5940472Y2 true JPS5940472Y2 (ja) 1984-11-16

Family

ID=28930152

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JP4774177U Expired JPS5940472Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 手編機

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