JPS5940035Y2 - 母乳吸収パツド - Google Patents

母乳吸収パツド

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Publication number
JPS5940035Y2
JPS5940035Y2 JP1979125353U JP12535379U JPS5940035Y2 JP S5940035 Y2 JPS5940035 Y2 JP S5940035Y2 JP 1979125353 U JP1979125353 U JP 1979125353U JP 12535379 U JP12535379 U JP 12535379U JP S5940035 Y2 JPS5940035 Y2 JP S5940035Y2
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JP
Japan
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liquid
sheet
layer
absorbing
absorbent
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Expired
Application number
JP1979125353U
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English (en)
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JPS5642227U (ja
Inventor
徳久 井原
Original Assignee
第一衛材株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 第一衛材株式会社 filed Critical 第一衛材株式会社
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Publication of JPS5642227U publication Critical patent/JPS5642227U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は授乳婦の授乳時間外に出る乳を吸収し着衣に浸
みて行くのを防止するパッドに関する。
現在市販されているこの種母乳吸収パッドは吸l又紙を
十数枚重ねてこれに余剰孔を吸収させるようにしている
が、これが為にパッド自身の厚みば力・りが大きく、そ
れに比して吸収保液力が十分でなく使用感が良くない。
本考案は如上難点を解決すべく為されたものであって、
添付図面に示したように、乳頭挿入孔3のある内層2に
、シール用周縁を除いて不織布製の乳頭接触層4を重ね
、該乳頭接触層4と外層6との間に吸液シートを内蔵さ
せ、前記内・外層の周縁をシール9して戊り、前記内層
2および外層6は、共に不織布10をりH則にした非透
液膜11とのラミネートシートであり、また、前記吸液
シートは、2枚の吸収紙5a、5a間に高分子吸液剤の
単独もしくは高分子吸液剤と繊維状の増量剤との混合物
を一体にサンドインチしたシートであることを特徴とす
る母乳吸収パッドである。
ここに、内層2とは乳房への当接層であり、外層6とは
着衣と接触する側の層であって、共に第2図に示したよ
うに不織布10を99則に合成樹脂フィルムのような非
透液膜11を内側にしたラミネートシートより製したも
のである。
非透液膜11として通常のポリオレフィン等のフィルム
を用いた場合には、周縁のシールはヒートシールで済む
から極めて本考案パッドの製作は容易安価なものとなる
このような非透液膜11の存在は、むろん吸収した乳が
外部へ浸出して行かせないつまり防漏のためであり、又
不織布を使用しているのは本考案パッドの強度を高め、
使用感触ならびに外観をよくするのが為である。
既述した通り上記シールに先立って内層2に重ねて乳頭
接触層4を存在させる理由は、挿入孔3より挿入された
乳頭へ吸収紙などが付着するなどして不快感を与えない
ようにするための他、吸収された液体の逆流を防止する
為である。
乳頭接触層4としては坪量13〜40 g 7m2、圧
さ0.1〜1%の範囲内にあり、その繊維構成がレーヨ
ン繊維と合成樹脂繊維80 : 20〜O:100(重
量比)の混合物の不織布が適当である。
乳頭接触層4は第6図ないし第7図に示したように単層
として用いるほか、第5図に示したように内部側に坪量
13〜40g/m2であり、その繊維構或がレーヨン繊
維と合成樹脂繊維ioo : o〜50 : 50(重
量比)の混合物である緩衝材層7を設けることにより液
体の逆流をなくし、又使用感をよりソフトなものにする
ことが出来る。
乳頭接触層4と外層6との間には吸液シートが内蔵され
る。
この吸液シートというのは第3図に示した通り2枚の吸
収紙5a、5層間に高分子吸液剤を一体にサンドインチ
したものである。
ここに高分子吸液剤とは特公昭49−43395号公報
で例示するようなポリアクリロニトリルないしはポリメ
タアクリロニトリル又はアクリル酸と澱粉とのグラフト
共重合体、架橋型のカルボキシメチルセルローズ、親水
性ポリアクリレート(ポリアクリル酸またはポリアクリ
ル酸エステルを親水性にしたもの)などS、A、Pと略
称せられるもの、あるいは架橋ポリアルキレンオキサイ
ドなどをいう。
このものは吸水性のみならず、血液体液等をも吸収保持
する能力が、吸収紙などに比べると著しく高いがその市
販品の形態は軽い粉状を呈しているので、そのままパッ
ド内に内蔵させるには取扱いが困難である。
そこで上述した通り吸収紙間に一体にサンドインチした
シート5Aの形態として使用したのであって、その製法
は一方の吸収紙を移送ローラ間に張架して移送し、その
表面に少量の水ないし水蒸気を噴きつけてこれに湿度を
付与し、ついでその上に前述高分子吸液剤を散布して層
5bとなし、しかるのち該層の上から他の吸収紙5aを
被覆しつつ移送し、一対の圧着ローラ間を通して捲き取
ることによって行われる。
この場合吸液剤の一部が糊剤として働き、3層は一体な
吸液シート5として得られる。
そのような製造装置としては本願人の別途出願に係る実
公昭57−13245号が例示できる。
なおこのシートを製造する際に高分子吸液剤単独を使用
する代りに、これと綿状パルプ、レーヨンステープル綿
のような繊維状の増量剤を混合して使用することによっ
てソフトな感触を与えるシート5Bとすることも出来る
この混合物使用の場合を第4図に符5b′ として示
しておいた。
いずれにせよ、これら吸液シートが本考案における母乳
を吸収保持する主体である。
本考案者は15g/m2の吸収紙間に澱粉とアクリル酸
とのグラフト共重合体である三洋化或株式会社製商品名
「サンウェットIM−300」を20 25 g /m
2サンドイッチさせた吸液シートを製造したが、このも
のの吸水保持力は25g/m2の吸収紙約6枚分に相当
するものであった。
むろん、この吸液シートは直径10〜16cmの大きさ
の円状に切断して、1枚ないし数枚乳頭接触層4と外層
6との間に積層しておいて、内層および外層周縁をシー
ル9して本考案パッドが得られる。
元来本考案は上記した吸液能力の大きなシート5Aない
し5Bの使用により、パッドそのものを軽量化したもの
であるから、通常内蔵枚数は3枚以下でよい。
該シートそのものの母乳吸収前の一枚の厚みは、せいぜ
い厚手の画用紙程度であるから、3枚程度の内蔵でも極
めて軽量で通常の洩乳量なら十分これを吸収保持しうる
したがって吸液シートの内蔵のさせ方はいろいろ変改し
得る。
第6図のものは既述吸液シート5Bと乳頭接触層4との
間に吸収紙である拡散紙83枚を重ねて乳の拡散を良く
させた場合を示し、第7図には拡散紙8と吸液シー)5
Aとを交互に積層内蔵せしめた場合を示す。
本考案パッドの1例として直径13cmの第5図の構造
のもの即ちポリエチレン10μとレーヨン繊維の不織布
18g/m2のラミネギートシートを内外層とし、その
中に坪量18g/m2でその繊維構成が、レーヨンステ
ープルとポリプロピレンステープル50:50(重量比
)の不織布である乳頭接触層4の内側に、繊維構成がレ
ーヨンステープルとポリプロピレンステープル75:2
5(重量比)としだもの25g/m2を積層したものを
設け、ついで前述した吸液シート5Aを2枚内蔵させた
ものの重量はわずか2.5gであるにも係らずその吸液
保持力は25g/m2の吸収紙15枚に相当し、吸液後
も形を崩さず使用による不快感は極めて少ない。
なお、本考案パッドに陸奥ないし殺菌効果を期待する場
合には、吸液シートに使用する吸収紙5aとして、予じ
め水性葉緑素を含浸させてお・いたものを使用するか、
または高分子吸液剤と共に前記葉緑素をマブし込んでお
くことがす・められる。
むろん乳頭接触層4を構成する繊維中にマブし込むこと
も、または必要に応じて上記含浸吸収紙の形態でパッド
内に内挿することも可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案パッドの内側正面図、第2図は内層及び
外層の断面図、第3図は吸液シート1例の断面、第4図
は別懇様吸液シートの断面図、第5〜7図は第1図の模
式的なA−A断面図である。 1は本考案パッド、2は内層、3は乳頭挿入孔、4は乳
頭接触層、5A、Bは吸液シート、6は外層、7は緩衝
材層、8は吸収紙である拡散紙、9はシール、10は不
織布、11は非透液膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乳頭挿入孔3のある内層2に、シール用周縁を除いて不
    織布製の乳頭接触層4を重ね、該乳頭接触層4と外層6
    との間に吸液シートを内蔵させ、前記内・外層の周縁を
    シール9して戊り、前記内層2および外層6は共に不織
    布10を99則にした非透液膜11とのラミネートであ
    り、また、前記吸液シートは、2枚の吸収紙5a、5a
    間に高分子吸液剤の単独もしくは高分子吸液剤と繊維状
    の増量剤との混合物を一体にサンドインチしたシートで
    あることを特徴とする母乳吸収パッド。
JP1979125353U 1979-09-11 1979-09-11 母乳吸収パツド Expired JPS5940035Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979125353U JPS5940035Y2 (ja) 1979-09-11 1979-09-11 母乳吸収パツド

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JP1979125353U JPS5940035Y2 (ja) 1979-09-11 1979-09-11 母乳吸収パツド

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Publication Number Publication Date
JPS5642227U JPS5642227U (ja) 1981-04-17
JPS5940035Y2 true JPS5940035Y2 (ja) 1984-11-12

Family

ID=29357243

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JP1979125353U Expired JPS5940035Y2 (ja) 1979-09-11 1979-09-11 母乳吸収パツド

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105335U (ja) * 1982-01-11 1983-07-18 第一衛材株式会社 乳もれ受けパツド

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943395A (ja) * 1972-07-05 1974-04-24
JPS5217028B2 (ja) * 1973-03-07 1977-05-12

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210431U (ja) * 1975-07-09 1977-01-25
JPS5429936Y2 (ja) * 1975-07-22 1979-09-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943395A (ja) * 1972-07-05 1974-04-24
JPS5217028B2 (ja) * 1973-03-07 1977-05-12

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JPS5642227U (ja) 1981-04-17

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