JPS5940003Y2 - 歯科複合充填材用シリンジ - Google Patents
歯科複合充填材用シリンジInfo
- Publication number
- JPS5940003Y2 JPS5940003Y2 JP7105479U JP7105479U JPS5940003Y2 JP S5940003 Y2 JPS5940003 Y2 JP S5940003Y2 JP 7105479 U JP7105479 U JP 7105479U JP 7105479 U JP7105479 U JP 7105479U JP S5940003 Y2 JPS5940003 Y2 JP S5940003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- small hole
- tip
- cap
- filling material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はペースト状で歯科医に供給される歯科複合充填
材用シリンジに関する。
材用シリンジに関する。
歯科複合充填材は通常２戊分系で歯科医に供給され、歯
科医は使用時にそれぞれの成分を正確に計量して、練和
して使用する。
科医は使用時にそれぞれの成分を正確に計量して、練和
して使用する。
従来から、歯科複合充填材は歯科医の使用が便利なよう
に第１図に示すような、先端部が次第に細くなっている
シリンジ本体１に装填されて供給されている。
に第１図に示すような、先端部が次第に細くなっている
シリンジ本体１に装填されて供給されている。
歯科医はシリンジ本体の基端部に設けられた、人差指と
中指が引掛かる引掛部２と、手のひらで押しやすい形状
に作っである押出棒３の端部４を操作して、充填材を小
孔５より押出し、所定量だけ練和板上に取り出す。
中指が引掛かる引掛部２と、手のひらで押しやすい形状
に作っである押出棒３の端部４を操作して、充填材を小
孔５より押出し、所定量だけ練和板上に取り出す。
この場合、充填材の取出量は押し出されるペースト状の
充填材の長さを測ることによって定められるが、計量の
精度を高めるためには、小孔５の内径が小さいことが望
ましい。
充填材の長さを測ることによって定められるが、計量の
精度を高めるためには、小孔５の内径が小さいことが望
ましい。
一方、シリンジ本体内へ充填材を装填するには、小孔５
より逆に圧入する方法と基端部の開口６より装填する方
法の二つの方法があるが、定量的にシリンジ内へ装填す
るには小孔より充填材を圧入する方が押出棒の動いた長
さによって充填量が測定できるので好ましい。
より逆に圧入する方法と基端部の開口６より装填する方
法の二つの方法があるが、定量的にシリンジ内へ装填す
るには小孔より充填材を圧入する方が押出棒の動いた長
さによって充填量が測定できるので好ましい。
しかし、前述のように小孔の内径を小さくする場合、特
に内径が１ミリ以下の場合には、小孔より充填材を装填
することは困難となる。
に内径が１ミリ以下の場合には、小孔より充填材を装填
することは困難となる。
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもの
であり、充填材の装填と取出しが容易でかつ精度よく計
量しで行なえるように、シリンダ本体の先端部に取りつ
け可能な、該本体の先端部の小孔より小さい径の小孔を
有するキャップ状の吐出部品を設けることを特徴とする
ものである。
であり、充填材の装填と取出しが容易でかつ精度よく計
量しで行なえるように、シリンダ本体の先端部に取りつ
け可能な、該本体の先端部の小孔より小さい径の小孔を
有するキャップ状の吐出部品を設けることを特徴とする
ものである。
すなわち、本考案はシリンジ本体の先端部に取りつけ可
能な、該本体の先端部の小孔より小さい径の小孔を有す
るキャップ状の吐出部品を具備し、充填材をシリンジ内
へ装填するときは該本体の先端部の小孔を通じて圧入し
、充填材をシリンジから取り出すときには該キャップ状
の吐出部品を取りつけて該部品の小孔より取り出すこと
ができるように構成された歯科複合充填材用シリンジで
ある。
能な、該本体の先端部の小孔より小さい径の小孔を有す
るキャップ状の吐出部品を具備し、充填材をシリンジ内
へ装填するときは該本体の先端部の小孔を通じて圧入し
、充填材をシリンジから取り出すときには該キャップ状
の吐出部品を取りつけて該部品の小孔より取り出すこと
ができるように構成された歯科複合充填材用シリンジで
ある。
第２図は本考案のシリンダの一例を示す側面図である。
本考案のシリンジは、シリンジ本体１、押出棒３、キャ
ップ７にさらにキャップ状の吐出部品８を有することを
特徴とする。
ップ７にさらにキャップ状の吐出部品８を有することを
特徴とする。
第３図はシリンジ本体の詳細を示すもので、シリンジ本
体１を形成する円筒体の一端は先端部が次第に細くなる
ようにテーパ一部９、を有し、さらにその先に突出部１
０が設けられ、該突出部にシリンジ内部と連通して充填
材をシリンジ内部へ圧入またはシリンジ内部から取り出
すことのできる小孔５が設けられている。
体１を形成する円筒体の一端は先端部が次第に細くなる
ようにテーパ一部９、を有し、さらにその先に突出部１
０が設けられ、該突出部にシリンジ内部と連通して充填
材をシリンジ内部へ圧入またはシリンジ内部から取り出
すことのできる小孔５が設けられている。
該突出部１０の外周にはネジ１１が切られていて、後述
する吐出部品を取りつけ可能にしている。
する吐出部品を取りつけ可能にしている。
第４図は、シリンジ内部に装入されて用いられる押出棒
３の詳細を示す側面図である。
３の詳細を示す側面図である。
押出棒の先端にはバッキング１２が設けられて、充填材
をシールしている。
をシールしている。
第５図は、本考案の特徴とするキャップ状の吐出部品の
一例を示す断面図である吐出部品は上記突出部１０に螺
着され、かつ該キャップ状体の先端にシリンジ本体の先
端部に設けた突出部１０に穿設した小孔５より小さい径
の小孔１３を有している。
一例を示す断面図である吐出部品は上記突出部１０に螺
着され、かつ該キャップ状体の先端にシリンジ本体の先
端部に設けた突出部１０に穿設した小孔５より小さい径
の小孔１３を有している。
通常、本体の先端部の小孔は２〜５ｍｍ、キャップ状の
吐出部品の小孔は０．５〜１ｍｍ程度である。
吐出部品の小孔は０．５〜１ｍｍ程度である。
充填材をシリンジ内部へ装填するときはキャップ状の吐
出部品を用いることなく該本体の先端部の小孔を通じて
圧入し、充填材をシリンジから取出すときにはキャップ
状の吐出部品をシリンジ本体の先端に設けた突出部に取
りつけて該部品の小孔より取出しを行なう。
出部品を用いることなく該本体の先端部の小孔を通じて
圧入し、充填材をシリンジから取出すときにはキャップ
状の吐出部品をシリンジ本体の先端に設けた突出部に取
りつけて該部品の小孔より取出しを行なう。
かくして、充填材の装填を容易で精度よく行なえると共
に充填材の取出しも容易かつ高精度に行なうことができ
るのである。
に充填材の取出しも容易かつ高精度に行なうことができ
るのである。
キャップ状の吐出部品の内周にはシリンジ本体の先端部
分１０と係合するようにネジ１４が設けられている。
分１０と係合するようにネジ１４が設けられている。
さらに、キャップ状の吐出部品の先端部に円筒状の突出
体を設け、該突出体の先端外縁のエツジ部にテーパー１
５が設けられている。
体を設け、該突出体の先端外縁のエツジ部にテーパー１
５が設けられている。
充填材を練和板上に取り出すときに、正確に取り出すた
めには、シリンジを練和板上に垂直にたててすりきる操
作が必要であるが、先端部にテーパーがあるときにはペ
ーストの長さをはっきり目視しつつ、シリンジを練和板
上に垂直に立てられるので便利である。
めには、シリンジを練和板上に垂直にたててすりきる操
作が必要であるが、先端部にテーパーがあるときにはペ
ーストの長さをはっきり目視しつつ、シリンジを練和板
上に垂直に立てられるので便利である。
本考案のシリンジは充填材と耐着し難いプラスチック、
例えばポリプロピレン、ナイロン、テフロンなどにより
製造することができる。
例えばポリプロピレン、ナイロン、テフロンなどにより
製造することができる。
本考案のシリンジを用いることによって、歯科用複合充
填材料として実用性のあるいかなる粘度のペーストでも
容易に装填することができ、かつ使用時に精度よく採取
することができる。
填材料として実用性のあるいかなる粘度のペーストでも
容易に装填することができ、かつ使用時に精度よく採取
することができる。
第１図は、従来の歯科複合充填材用シリンジを示す断面
図である。 第２図は本考案のシリンジの一例を示す側面図であり、
第３図は本考案のシリンジを槽底するシリンジ本体の側
面図、第４図は押出棒の側面図および第５図は吐出部品
の断面図である。 １・・・・・・シリンジ本体、２・・・・・・引掛部、
３・・・・・・押出棒、４・・・・・・端部、５・・・
・・・小孔、６・・・・・・開口、７・・・・・・キャ
ップ、８・・・・・・キャップ状吐出部品、９・・・・
・・テーパ一部、１０・・・・・・突出部、１１・・・
・・・ネジ、１２・・・・・・バッキング、１３・・・
・・・小孔、１４・・・・・・ネジ、１５・・・・・・
テーパー。
図である。 第２図は本考案のシリンジの一例を示す側面図であり、
第３図は本考案のシリンジを槽底するシリンジ本体の側
面図、第４図は押出棒の側面図および第５図は吐出部品
の断面図である。 １・・・・・・シリンジ本体、２・・・・・・引掛部、
３・・・・・・押出棒、４・・・・・・端部、５・・・
・・・小孔、６・・・・・・開口、７・・・・・・キャ
ップ、８・・・・・・キャップ状吐出部品、９・・・・
・・テーパ一部、１０・・・・・・突出部、１１・・・
・・・ネジ、１２・・・・・・バッキング、１３・・・
・・・小孔、１４・・・・・・ネジ、１５・・・・・・
テーパー。
Claims (1)
- 円筒体先端のテーパ一部９の頂部に、円筒体の内部と連
通ずる小孔５を穿設した、外周にネジ１１を有する突出
部１０を設けたシリンジ本体１と、内周に該突出部と係
合するネジ１４を有するキャップ状の吐出部品であって
、該吐出部品の先端部に上記小孔５より小径で、かつ該
キャップ状吐出部品の内部と連通ずる小孔１３を設け、
充填材をシリンジから取り出すときに該シリンジの先端
に設けた突出部１０に螺着される吐出部品８及びシリン
ジ内部に装入される押圧棒３で構成されてなる歯科複合
充填材用シリンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105479U JPS5940003Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 歯科複合充填材用シリンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105479U JPS5940003Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 歯科複合充填材用シリンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55171017U JPS55171017U (ja) | 1980-12-08 |
| JPS5940003Y2 true JPS5940003Y2 (ja) | 1984-11-12 |
Family
ID=29304767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7105479U Expired JPS5940003Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 歯科複合充填材用シリンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940003Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5101968B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2012-12-19 | ニプロ株式会社 | シリンジ |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP7105479U patent/JPS5940003Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55171017U (ja) | 1980-12-08 |
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