JPS5939859A - フエノ−ル系シアンカプラ−の製造方法 - Google Patents

フエノ−ル系シアンカプラ−の製造方法

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JPS5939859A
JPS5939859A JP14949982A JP14949982A JPS5939859A JP S5939859 A JPS5939859 A JP S5939859A JP 14949982 A JP14949982 A JP 14949982A JP 14949982 A JP14949982 A JP 14949982A JP S5939859 A JPS5939859 A JP S5939859A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノール系シアンカプラーの改良された製
造方法に関する。
一般的にハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、
露光後の上記カラー感光材料を芳香族第一級アミン系発
色現像主薬により還元せしめ、この際生成される該発色
現像主薬の酸化生成体と、イエロー、マゼンタおよびシ
アンにそれぞれ発色し得るカプラーとを酸化カプリング
如より反応させて上記三色からなる色票画像を形成せし
めることによってカラー画像を得ることができる。
上記のイエロー、マゼンタおよびシアンに発色するカプ
ラーは、通常それぞれ上記カラー感光材料の構成M中に
含有されているが一1前記の発色現像主薬等と共に発色
現像液中に含有されて用いられることもある。
上記三色に発色するカプラーの中で、シアン色素を形成
させるために使用されるカプラーは、フェノール系カプ
ラーかナフトール系カプラーである。そして上記フェノ
ール系カプラーの中で特ニ有用とされる5−1シルアミ
ノ型フエノール系カプラーの製造方法としては、下記の
如き反応方式によるものが一般的に知られている。
上記反応式において、R”Xは例えばアシルクロライド
またはスルホニルクロライド等の如きアシル化剤または
スルホニル化剤を表わし、R”はバラスト基を表わす。
またYは水素原子または発色現像主薬の醇化生成体との
カプリング反応に際して脱離可能な基を表わす。
上記の化合物■)において1(2で示されるバラスト基
を変化させることな(R1で示されるアシル化剤の残基
の種類を種々変化させる試みは、カプラーの製造技術上
、常に行われる合成手段である。
しかしながら、従来の製造方法によると、上記のR2を
変えずにR1のみを変えようとすると前記の反応工程が
示す如く、少くとも(I)〜(fV)の4つの工程を必
要とし、効率的な製造方法とは言い難い。
また出発原料である化8・物(1)には電子眼’51性
基のニトロ基が存在しているため、例えばジメチルカル
バモイルクロライドやジメチルスルファモイルクロライ
ドの如き弱いアシル化剤やスルホニル化剤の使用によっ
ては化合物(IDを得ることが困難である。また更に上
記の反応工程には還元反応が含まれるために、例えば上
記7シル化剤として芳香環をもつベンゾイルクロライド
等が用いられ、しかもこの芳香環に還元作用を受ける例
えばニトロ基とかベンジル基が置換されている場合には
、上記の還元作用によって還元してはならない上記ニト
ロ基やベンジル基まで還元作用を受けてしまうので、目
的物である化合物(IV)が得られないことになる。ま
た化合物(■χま酸化され易いので、単胴が困難であり
、従って還元反応液の雰囲気の中でバラスト基の導入反
応を行わなければならず、あるいは窒素ガスの導入をは
かる等、煩らゎしい操作が必要とされる。
このように良く知られている前記の7 z / ++ 
ル糸シアンカプラーの製造方法には幾つかの欠点が存在
する。
従って本発明の目的は、従来の如き欠点、すなわち、操
作の煩られしさが無く、かつ効率的で、その上純度の高
い合成品が得られる如きフェノール系カプラーの改良さ
れた製造方法を提供することにある。
本発明者等は、種々検討を重ねた結果、上記目的は5−
7シル7ミノー2−アミノフェノール糸化合物にアシル
化剤またはスルホニル化剤を反応させることによって達
成し得ることが明らかになった0 すなわち、本発明によるフェノール系シアンカプラーの
製造方法を化学反応にて表わすと下記のように表示され
る。
上記反応式において、R’Xはアシル化剤またはスルホ
ニル化剤を表わすが、具体的にはR1はアルキル基(好
ましくは炭素数1〜6の直鎮または分岐の置換または未
置換のアルキル基)、置換、未置換の7リール基、7ラ
ルキル基、アルケニル基、7ラルケニル基、シクロアル
キル基、アシル基C好ましくはフルキルカルボニル基ま
たはアリールカルボニル基)、複素環基(好ましくは5
〜6員環の含窒素複素環)を表わし、更には素原子、置
換、未置換のアルキル基、7リール基、複素環基、アシ
ル基を表わすが、更に炭素原子)酸素原子、窒素原子、
イオウ原子等と共に5〜6員環を形成してもよい。また
nは0または1の整数である)を表わす。そしてXはハ
ロゲン原子−CO−、ハロゲン原子−SO,−1−NC
8% −NCO%−Co、R’(こ\でR6は置換、未
置換の7リール基を表わす) 、−0COR’(ここで
R1は前R”XのR1と同軸である) 、−COlll
の各基を表わす。
R2はバラスト基を表わし、好ましくは炭素数4〜側の
直鎮または分岐のフルキル基(例えばt−プチル基、n
−オクチル基、t−オクチル基、n−ドデシル基等)、
アルケニル基、アラルキル基、7ラルケニル基、アルコ
キシアルキルiMi、jW!EJたは未置換のジクロフ
ルキル基、5員もしくは6員へテロ環基または下記一般
式(I)で示される基を表わす。
一般式(I) 式中、Jは酸素原子またはイオウ原子、R”は炭素数1
〜20の直鎖または分岐のフルキル基、R’lは水素原
子、ハロゲン原子(好ましくは、クロル、ブロム)アル
ギル基(好ましくは直鎮または分岐の炭素数1から加の
アルキル基(例えばメチル、tar t−ブチル、te
rt−ペンチル、tert−オクチル、ドデシル、ペン
タデシル))、アリール基(例えばフェニル)、複素環
基(好ましくは、含窒素複素環基)、アラルキル基(例
えば、ベンジル、フェネチル)、アルコキシ基(好まし
くは、直鎖または分岐の炭素数1から加のフルキルオキ
シ基(例えば、エトキシ、エトキシ、tert−ブチル
オキシ、オクチルオキシ、デシルオキシ、ドデシルオキ
シ))、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ)、ヒ
ドロキシ基、7シルオキシ基(好ましくは、置換または
未置換のフルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボ
ニルオキシ基(例えばアセトキシ、ベンシイ・ルオキシ
))、カルボキシ基、アルフキジカルボニル基(好まし
くは置換または未置換の炭素数1から艶の直鎖または分
岐のフルキルオキシカルボニル)、アリールオキシカル
ボニル基(好ましくは置換または未置換のフェノキシカ
ルボニル)、メルカプト基、アルキルチオ基(好ましく
は炭素数1から加の直鎖または分岐の置換または未置換
のベンゼンスルホニル)、アシル基(好ましくは炭素数
1から初の直鎖または分岐の7リルカルボニル)、アシ
ル1ミ7基(好ましくは炭素数1から加の直鎖または分
岐のフルキルカルボアミド、置換または未置換のベンゼ
ンカルボアミド)、スルホンアミド基(好ましくは炭素
数1から肋の直鎖または分岐の置換または未置換のフル
キルスルボンアミド基、置換または未置換のベンゼンス
ルホン7ミド’m> 、カルバモイル基(好ましくは炭
素数1から加の直鎖または分岐の1ルキル7ミ7カルボ
ニル、置換または未置換のフェニルアミノカルボニル)
、スルファモイル基(好ましくは炭素数1から加の直鎖
または分岐の1ルキルアミノスルホニル、置換または未
置換(7)フェニル7ミノスルホニル)の各2diヨ”
)任意に選択される基、干してmは1から4.7は0ま
たは1の整数をそれぞれ表わす。
またYは水素原子または発色現像主薬の酸化生成体との
カプリング反応時に脱離可能な基(例えばハロゲン原子
(例えば、塩素、臭素、弗素等の各原子)、酸素原子ま
たは窒素原子が直接カプリング位に結合しているアリー
ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、カルバモイルメト
キシ基、アシルオキシ基、スルホン7ミド基、コハク醗
イミド基等が挙げられ、更には具体的な例としては、米
国特許第3,741,563号、特開昭47−3742
5号、特公昭48−36894号、特開昭50−101
35号、同50−117422号、同50−13044
1号、同51−108841号、同50−120334
号、同52−18315号、同53−52423号、同
53−105226号等の各公報に記載されているもの
Fを表わす。
本発明において目的物の7エノール系シアンカプラーで
ある前記化合物(VI)の製造に用いられる5−7シル
アミノー2−7ミノフエノールは前記化合物(ト)で示
される構造を有するものであり、こ(7)化合物&!s
−二トロー2−7ミノフエノールな出発原料として下記
の工程により合成することができる。
上記反応式中、R2およびYについては前述のとおりで
あり、2は水素原子、フルキル基(例えばメチル基、エ
チル基等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキ
シ基等)またはハロゲン原子を表わす。
子なわち、本発明のフェノール系シアンカプラーの製造
方法においては、5位にバラスト基を導入せしめた2−
アミノフェノールに7シル化試薬を作用させて2位の7
ミノ基をアシル化させることに特徴を有するものであり
、従来の製造方法の如く、先づ2位の7ミノ基にアシル
基を導入せしめ、しかる後に5位の7ミノ基にバラスト
基を置換させろ製造法とは、その工程を自づと異にする
ものである。
そして前記化合物(1)を製造する工程には、前述の従
来の製造工程にみられるような合成技術上の各種の欠点
は見当らず操作も簡便で収率も高く、かつ得られた化合
物の純度も高い0 次に上記製造工程につき順次説明する。
(1)  化合物(V−1)から化合物(V−2)の合
成法 前記の化合物(V−1)に通常用いられるアシル化剤を
用いてアシル化反応を行なう。好ましい7シル化試薬と
してはクロルギ酸ベンジルがあり、約り1g当鴛〜2.
0当証の範囲、好ましくは1.0当量〜1.5当量の範
囲で使用し1反応温度は10℃〜100℃、反応時間は
1時間〜5時間が適切である。
反応触媒に使用される塩基としては、例えばピリジン、
トリエチルアミン、キノリン等の有機塩基ならびに水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、酢酸ナトリウム等の無機塩基等を用うろこと
ができ、使用足は1.0当量〜4.0当量の範囲である
。これら塩基は必ずしも使用する必要はない。反応溶媒
としては通常のアシル化反応に用いられる溶媒、例えば
D MF。
アセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ベンゼン、酢
酸等が適切である。反応条件の最も好ましいものは、化
合物(V−1)に1.2モルのクロルギ酸ベンジルを加
え、アセトニトリルを溶媒として塩基を使用せずに煮沸
還流せしめることである。
このようにすると化合物(V−2)が好収量で得られる
(2)  化合物(V−2)から化合物(V−3)の合
成法 この反応は還元であるが、ヒドラジンまたは鉄の使用に
よる化学還元が特に好ましい。ヒドラジンによる還元反
応については、例えば日本化学会誌、1975年、第7
号、1223頁に記載された方法に準じて行なうことが
できる。一方の鉄による還元反応については、化合物(
V−2)の3〜30当JiK相当する還元鉄を用いるが
、好ましくは3〜10当量の範囲である。反応温度は6
0°〜110’C1用いる溶媒はヒドラヒドロフラン、
ジオキサンが好ましい。
(3)化合物(V−3)から化合物(V−4)の合成法 この反応工程はアシル化反応であるが、この反応はアシ
ル化剤を変えるだけで反応条件は前記(1)の場合と同
じ条件で反応を行わせることが好ましい。
(4)  化合物(V−4)から化合物■)の合成法こ
の工程の反応は通常の水素化分解の反応条件で行なうこ
とができる。この反応の好ましい条件としては、溶媒と
してメタノール、エタノールまたはテトラヒドロフラン
等を用い、また触媒としてパラジウム−炭嵩を化合物(
V−4)に対して5〜50%の範囲で用いて常温常圧に
て反応せしめる。この反応工程では反応中間体としてカ
ルバミン酸が生成されると考えられるが、特に脱炭酸を
起させるような処理(例えば酸の添加による)を必要と
することなく、次の工程で最終製品が得られるところか
ら、上記水素化分解の反応条件下または反応の後処理の
条件下で、脱炭酸反応が起っていると考えられる。
、 本発明のフェノール系シアンカプラーである前記化
合物(Vl)の合成原料である化合物(V)Kついての
製造工程は上記詳細に述べた通りである。
そこで次に本発明の特徴とするnロビ化合物■)から本
発明によるフェノール系シアンカプラーである前記化合
物(Vl)を製造する合成法について述べる。
上記反応は前記化学反応式として示した如く、化合物(
■にアシル化試薬R’Xを作用させることにより行われ
る。そこで上記R’Xとしてハロケン原子−〇〇−基ま
たはハロゲン原子−so、−Mヲモつアシル化試薬が使
用される場合には、化合物(ト)に対して1.0当鯰〜
2.0当量の7シル化試薬が使用されるが、好ましくは
1.0当量〜1.5当量の範囲である。そして反応温度
は10〜100℃、反応時間は1〜24時間が適当であ
る。また反応触媒の塩基としては、ピリジン、トリエチ
ルアミン、キノリン等の有機塩基および水酸化す) I
Jウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、酢酸ナトリ
ウム等の無機塩基等が用いられ、その使用量は、化合物
(至)に対して1〜10当量が好ましい。但し、これら
の塩基を必要としなくても本発明の百−的を達すること
はできる。また溶媒としては、通常7シル化またはスル
ホニル化反応時に用いられる溶媒が用いられるが、本発
明においてはピリジンやScl+otten −Bau
man  法のように水と混合し得る混合溶媒も使用し
得る。また前記アシル化試薬R’Xとして−NC8基ま
たは−NGO基を有するアシル化試薬を用いる場合には
インシアネート反応やインチオシアネート反応に用いら
れる反応条件を利用して1シル化反応を行なうことがで
きる。さらに上記R”Xが−Co、 R” 基を有する
7シル化試薬として用いられる場合には1該アシル化試
薬を化合物■)に対して、当量か稍々過剰用い、反応触
媒としてイミダゾールを化合物(V)K対して01当量
〜1.0当世存在せしめ、溶媒としてベンゼン、トルエ
ンまたはキシレン等を使用して、反応温度を800〜1
5o℃として7シル化反応を行わ゛しめる。
また別法として上記溶媒を使用せずに約150’Cに加
熱し、生成されるフェノール誘導体を減圧にて留去する
方法も好ましい。さらには7シル化試薬R’Xが例えば
−〇 COR1基であるアシル化試薬を用いるときは、
酸無水物の反応に際して用いられる反応条件を利用して
7シル化反応を行なうことができる。またアシル化試薬
R’Xが一〇〇tH基を有するアシル化試薬として用い
られる場合には、活性エステル法やり、 C,C,を用
いる反応に際して用いられる反応条件を利用して7シル
化反応を行なうことができる。
以上、詳細に説明した製造工程および反応条件により得
られる本発明に係わるフェノール糸シアンカプラーの具
体例を下記に記載するが、本発明はこれらKよって限定
されるものではない。
4H1l ults C1,H2゜ C意H5 C!Ha ctI(a (11)                    O
HC,H。
C,If。
CI!H!It C111゜ 次に本発明に係わるフェノール係シアンカプラーの合成
原料である前記化合物(至)の合成法について更に具体
的に合成例として記載する。
合成例1 2−1ミノ−5−〔α−(2,4−ジーt−ペンチルフ
ェノキシ〕ブタンアミド〕フェノールの合成 (工程a) 2−アミノ−5−ニトロフェノール154gとクロルギ
酸ベンジル(3o%トルエン1i)570.pを7セト
ニトリル1500mA’中で5時間煮沸還流した。
還流後、7セトニトリルを減圧留去し、残留物に水を茄
えて固体分を集めた。得られた固体分はメタノールから
再結晶し1融点194°〜196℃の無色固体250.
9ik:得た。
(工程b) 上記工程aにて得られた化合物288Iをテトラヒドロ
フラン3000InJに溶解し、これに還元鉄335#
%水200m1.および酢ffl! 20 mlを加エ
テ\2時間煮沸還流した。還流後、活性炭を敷いた濾紙
上で、反応混合物を濾過した。濾液を減圧乾固して得ら
れた固体を集め1 トルエンで洗浄し、融点142〜1
43℃の薄い茶色の固体203 、Pを得た。
(工程C) C!鴇 上記工程すにて得られた化合物561 Iiをエタノー
ル5000117に溶解し、これにパラジウム−炭素1
12Iを加えて常温、常圧下に水素化分解を行なった。
理論量の水嵩ガスを吸収せしめた後、触媒を濾過して゛
除去した。濾液を減圧濃縮し、残渣をシクロヘキサンか
ら結晶化させ、吸引極過にて集め、融点109〜110
℃の無色固体380 IIを得た。このような方法で他
の2−7ミノー5−7シル7ミノフエノールも同様に得
ることかできた。
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 2−ジーN、N−ジメチルウレイド−5−〔α−(2,
4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブタン7ミド〕フエ
ノール(例示化合物7)の合成法前記合成例1により得
られた2−アミノ−5−〔α−(2,4−ジ−t−ペン
チルフェノキシ)ブタン7ミド〕フエノール42.7.
Pを500 miのピリジンに溶解し、室温でN、N−
ジメチルカルパモイルクロライド11.8Ji’を加え
、同上温度で詞詩間攪拌した。攪拌後、反応液を稀塩酸
を含む氷水にあけ、分にLした油状物を酢酸エチルにて
抽出した。
この抽出液を水洗後、酢酸エチル層のみを分離し、硫酸
マグネシウムにて乾燥した後、濃縮して抽出物を得た0
この抽出された反応粗製物をシリカゲルのカラムクロマ
トにて単離し、精製した。融点127°〜128℃の稍
々茶色の固体36.411を得た。
このように、従来の合成法では、得ることが難しかった
例示化合物(7)を収率よ(得ることカーできた。tた
、N、N−ジメチルスル ライドを用いても同様の方法によって反応させ、例示化
合物(6) (m− ps 130〜131℃)を得る
こと力tできた。
実施例2 2−(3−ニトロフェニル)ウレイド−5−〔α− (
2 、 4−ジーtーペンチルフェノキシ〕ブタンアミ
ド〕フェノール(例示化合物11)の合成法 前記合成例IKより得られた2−7ミノー5−〔α−(
2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブタン7ミド〕
フェノール42.7.9とm−ニトロフェニルイソシ7
ネー)16.4Nをトルエン600mJに溶解し、室温
にて冴時間放置した。放置後、トルエンを減圧留去し、
反応粗製物をシリカゲルのカラムクロマ)Kて単離し精
製した。目的物を含む7ラクシヨンを集め減圧乾固した
後、残渣をヘキサン−トルエンを加えて結晶化させた。
これを吸引濾過して集め融点146〜148℃の薄い黄
色の固体45.2.9を得た。
このように、従来の合成法では得ることができなかった
例示化合物01)を収率よく得ることができた。
実施例3 2−(4−エチルスルホニルフェニル)ウレイド−5−
〔α−(2,4−ジーtーペンチルフェノキシ〕ブタン
アミド〕フェノール(例示化合物16)の合成法 前記合成例1により得られた2−アミノ−5−〔α−(
2,4−ジーtーペンチルフェノキシ〕ブタンアミド〕
フェノール42.7.9トフェニルーp−エチルスルホ
ニルフエニルカルノ(メー)30.5,Pおよびイミダ
ゾール1.4gをトルエン6001IIlに溶解し、2
時間煮沸還流した。還流後、反応液を減圧濃縮し、粗製
物をシリカゲルのカラムクロマトにて単離し、精製した
。薄い茶色のカラメル553Iを得た〇 実施例4 2−ベンズアミド−4−クロル−5−〔α−(4−ブチ
ルスルホニルアミドフェノキシ〕テトラデカンアミド〕
フェノール(例示化合物3)の合成法 前記合成例1と同様の方法により得らたた2−7ミノー
4−クロロ−5−〔α−(4−ブチルスルホニルアミド
フェノキシ〕テトラデカン7ミド〕フェノール55.4
gとベンゾイルクロライド15.59をアセトニトリル
600dに加え、2時間煮沸還流した。還流後、反応液
を減圧濃縮し、析出した結晶を吸引濾過して集めた。こ
れをアセ) 二) IJ /しで洗浄し・融点136°
〜137℃の無色固体60gを得たO 上記により得られた化合物をま全て、IRlNMRsF
D−λ(■等によってその構造船確認した。
代理人  桑 原 義 美 手続補正書 昭和57?l−9ノ]291+1 、発明の名称 フェノール系シアンカプラーの製造方法:’il+11
ノ;、ノ・二、1し1 す:f′)との関係 ′l旨1′1111騨1人11 
所  東上;L都やi11″1区西新仙I11目26番
2り名 (;1・ (+27)小西六′す:貞1業株i
(会j′(代1..+(v、締投用本信彦 JIB  所  東M 81i 1 l g’f市さく
り町111f地6、 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明、Jの欄 7、 補正の内容 (1)  発明の詳細な説明を次の如く補正”グる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 5−7シルアミノー2−7ミノフ工ノール系化合物にア
    シル化剤またはスルホニル化剤を反応せしめることを特
    徴とするフェノール系シアンカプラーの製造方法。
JP14949982A 1982-08-27 1982-08-27 フエノ−ル系シアンカプラ−の製造方法 Granted JPS5939859A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537329B1 (en) 1999-01-21 2003-03-25 L'oreal S.A. Cationic 2-sulphonylaminophenols, their use as couplers for oxidation dyeing, compositions containing them and dyeing methods

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JPS55163537A (en) * 1979-05-07 1980-12-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Forming method of cyan dye image

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