JPS593982A - 撮像装置並びにその製造法 - Google Patents

撮像装置並びにその製造法

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JPS593982A
JPS593982A JP58102523A JP10252383A JPS593982A JP S593982 A JPS593982 A JP S593982A JP 58102523 A JP58102523 A JP 58102523A JP 10252383 A JP10252383 A JP 10252383A JP S593982 A JPS593982 A JP S593982A
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JP
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wafer
target
region
conductivity type
diode
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JP58102523A
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English (en)
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ユ−ジ−ン・デイ−トリツヒ・サボイエ
チヤ−ルズ・マイケル・トマセツテイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明は単結晶半導体ウェハを用いた撮像装置、特に
約65°Cにおいて優れた性能を示す装置に関する。
〔従来技術〕
シリコンビディコンやシリコン増倍管のような撮、像装
置は単結晶半導体ウェハから成る感知素子またはターゲ
ットを用いるが、このような装置の感知素子の動作は当
業者に公知である。このような撮像装置は米国特許第4
232245号明細書に記載されていて、その撮像装置
はブルーミングの少ないシリコンターゲットを有する。
上記特許のターゲット素子はN型にド・−ヒ0ンク゛さ
れた半導体材料のウェハを有し、そのウエノ1の主面の
一方に選択ドーピングにより極めて多数の・P継領域が
形成され、その領域がそれぞれその下の基板と接合型ダ
イオードを形成している。基板を走査用電子ビームに対
して正の電位に保っておくと、そのP型領域が電子衝撃
を受けて逆ノくイアスされるようになる。この逆バイア
ス状態で各接合型ダイオードはビームから取出された電
子の電荷を蓄積し、その電荷を少なくともそれが再び走
査されるまで維持する。このターゲット素子の接合型ダ
イオードに維持された逆バイアスとそのダイオードに蓄
積された電荷により、各ダイオードの下に隣接ダイオー
ド間まで拡がった「空乏領域」が生ずる。この空乏領域
は多数キャリア(N型材料の場合は電子)の不足とこれ
を横切る電子の場を特徴とする。
正規の動作では、ターゲットのこのダイオードと反対側
(以後ターゲットの「ウェル側」ト呼ぶ)の表面が画像
からの光を受ける。ターゲットに衝突した光子は基板内
に電子正孔対を生成し、その正孔の相当数が光子が衝突
した点と反対側のダイオードに達してそこで対応する数
の電子と結合してそれを消去する。
基板内に発生した正孔はターゲットの本体を通って空乏
領域に達し、そこに存在する電界により最も近いダイオ
ードに速やかに掃き込まれる。このようにしてターゲッ
トのウェル側に投射された画像に対応する電荷バタンか
各ダイオードに生へその各ダイオードがその蓄積電荷を
ターゲットのウェル側の対応点に投射された光の時間積
分に相当する量だけ減じる。
コノ、J:15なシリコンターゲットの°動作に関する
1つの問題は、普通「ブルーミング」と呼ばれるもので
、シリコンターゲットが比較的暗い背景中の比較的明る
い点光源に曝されたときに生ずる。
このような状態では、点光源によって発生した正孔の数
がターゲット内に対応するダイオードの蓄電容量を超え
るため、発生した正孔の一部が光の照射点のすぐ反対側
のダイオードを放電したとき、残りの正孔がターゲット
基板を横に拡って最も近い隣接ダイオードに侵入し、そ
れも放電するようになる。この横方向の正孔拡散がダイ
オードの過多放弗の傾向を持ち、点光源の強度と共に大
きくなる比較的大きな輝像として現れる。
上記米国特許はターゲットのウェル側から離れて可変エ
ネルギVベルを持つ電位障壁を形成することによシプル
ーミングを減じている。正常動作時のこの電位障壁は限
られた数の正孔をターゲットのウェル側に通して再結合
させ、これにより、励起すh−た少数キャリアまたは正
孔のさらに多数をウェハの電荷蓄積領域に拡散さ′せて
装置の感度を最大にする。しかしく1述のプル=ミング
条件に通常付随する)局部領域における過剰再励起によ
り過剰のキャリアが発生する場合は、その過剰キャリア
が電位障壁に累積してこれを征服する。
この過剰キャリアはターゲットのウェル側へ掃き寄せら
れ、その表面に沿う再結合速度が実質的に速くなるため
、速やかに再結合して夕・−ゲットの電荷蓄積領域の近
接ダイオードへの横方向拡散を防ぐ。
接合型ダイオードターゲットの第2の問題は光がないと
きでも逆バイアスダイオードを放電する暗電流とも呼ば
れる漏洩電流を生ずる傾向があることである。漏洩電流
は原理的に基板からP型ダイオード領域に流入し、そこ
に蓄積された電子と再結合してこれを抹消する正孔(N
型基板のときの少数キャリア)の流れにより起る。この
よううな漏洩電流は半導体基板内に欠陥または不純物が
ある場合や、材料内のドーピングが異る部分間で占位が
ある場合や、基板が他の材料と接している場合に生ずる
「発生再結合中心」と呼ばれる特殊な位置におけるター
ゲット素子の本体内の電子正孔対の発生により起ること
が判っている。以下に述べる漏洩電流は電圧依存性が温
度依存性のものである。
暗電流のル圧依存性は米国特許第3717790号明細
書において論じられ、ターゲットのダイオード側特ニシ
リコン・2酸化シリコン界面に電圧依存漏洩が発生する
と見られているが、この特許はダイオード側の漏洩しか
問題にl−でいない。また米国特許第3828232号
および第3883769号も同様にターゲット関係の問
題の研究をターゲラl−のダイオード側に限っている。
この暗電流の漏洩は一般にダイオードの大部分または全
部に影響する現象であるため、一般に暗電流の均一な増
大が起るが、漏洩の形式によっては、局部的な撹乱の様
相を呈し、しばしば強い白色ヌポットのような美観上の
欠点として現れる。このような欠陥は局部的に発生した
正孔が配列中の他のダイオードに影響なく1個以上の隣
接ダイオードを放電するときに生じ、電圧および温度の
一方まだは両方に関係する。
撮像管は、そめ多くの用途において9.65°C付近の
高温で動作する必要があるが、残念ながらそれより低い
動作温度(23〜40°C)でうまく動作する多くの撮
像管が65°ClCaい高温では失格する。この失格は
温度依存欠陥の発生によるもので、この欠陥は全部では
ないが主としてシリコンターゲットのウェル側表面の局
部から生じ、従ってダイオード側の漏洩しか考えない上
記米国特許の漏洩低減法では効果的に処理されないもの
と考えられる。
〔発明の開示〕
この発明による撮像装置は、内部に拡がった入力感知部
を持つ第1の表面と、内部に拡がった複数個の個別電荷
蓄積領域を含む電荷蓄積部を持つ第2の表面を有する単
結晶半導体材料のウェハを含ンテいる。このウェハはそ
の入力信号感知部にブルーミングを制御する手段を含む
と共に、その半導体ウェハのフエルミエネルギーレベル
ニ少数キャリアの伝導帯のエネルギレベルを平衡させる
不活性化領、域を含んでいる。その上第2の表面からウ
ェハ内に電気漏洩低減手段が拡がり、これが各個別電荷
蓄積領域と隣接している。
〔発明の実施例〕
この発明の撮象装置の推奨実施例は第1図に示すビディ
コン撮像管で、一端に透明なフェースプレート14を持
つ真空外囲器12と、その内部にあって低速電子ビーム
18を形成する電子銃構体16を有する。単結晶半導体
材料のウェハから成る光子励起型ターゲット20が支持
ヌベーザ22上に取付けられ、入力光像信号を受けるに
適した形でフェースプレート14の内面に接して位置決
めされている。
外囲器12の外部にはビーム18をターゲット20に磁
気集束する手段(図示せず)やターゲット20の表面を
ビーム18に走査させる手段(図示せず)が配置される
こともある。
光子励起型ターゲット20はその一部を第2図に示すよ
うに対向する第1および第2の主面を持つ元素シリコン
単結晶のN型主領域24を有するウェハ型シリコン光ダ
イオードターゲットである。その第1の主面26はまた
ウェル側表面として知られるもので、入力光像を受ける
ターゲット20の入力信号感知面を含み、第2の主面2
8は第1図の管球内に取付けられた電子銃構体16に対
面して通常ターゲット20の走査面またはダイオード側
部分と呼ばれる。ターゲット20はその走査面28を含
む部分に沿って電荷蓄積部Bを、入力信号感知部26を
含む部分に沿って入力表面部Aをそれぞれ含んでいる。
電荷蓄積部Bはシリコンウェハ24の走査面28上に個
別PN接合蓄積ダイオード30の配列を含み、そのダイ
オード30のそれぞれに付随する空乏領域31が本体2
4中に拡っている。この空乏領域31の大きさはダイオ
ードの逆バイアス条件に依存する。
各個別ダイオード30間の走査面28には2酸化シリコ
ンの絶縁層32が設けられ、本体24を走査用電子ビー
ムの効果から遮蔽している。個別ダイオード30のP型
表面はP型シリコンの接触パッド34で覆われ、その接
触パッド34はダイオード300周縁付近の絶縁層32
に公知の態様で重なっている。このパッドはダイオード
30に対する走査ビーム18の接触を改善する。第2の
主面28からウェハ24内に拡がるN十型領域36は次
の理由で設けられている。
シリコンターゲット200Å力信号感知而26からその
本体24内に拡がる入力表面部Aに沿って、第3・図に
示すようなウェハ24のエネルギレベル勾配がある。す
なわち浅いP+型領域4oが入カ信号感知面26に沿っ
て深さ02″!で設けられ、ターゲット20のその領域
の原子価帯EVをフェルミレベルEfニ効果的に固定し
ている。信号感知面26から距離C工にプルーミング制
御用のN十型宙位障壁42が設けられている。このC工
は表面26がらN十分布のピークまたは最大点までの距
離を示す。N十型電位障壁42はC1が約600人の位
置にあることが好ましい。
シリコンターゲツト20ON型本体24に対するN十型
電位障壁42の領域におけるドーピング濃度分布は、1
974年1月発行のアイ・イー・イー・トランザクショ
ン・オプーエレクトロン・デバインシーズ(IEEE 
Transaction of E工ecbron D
eVi、OeS )第ED−21巻第84〜89頁掲載
のシンガ(B、M、Singer)等の論文「低プルー
ミングシリコンダイオード配列ターゲットの理論、設計
および性能(Theory。
DeSlgn and Performance of
 LOWr−BloomlngS1上1con  Di
od−e  Array  工maging Targ
ets  )J  VC記載されたプルーミング低減機
構を得るに必要な特性を持つことを要する。
一般に例えばシリコンの単結晶半導体感知素子の製造法
は当業者に公知である。すなわちミラー係数(111)
、体積抵抗率50〜150Ω−(7)、キャリア濃度的
5×1013/crn3の適当なシリコンウェハを次の
ように処理すればよい。ウェハを乾燥酸素雰囲気中にお
いて温d goooCで2.5時間加熱して酸化物被膜
(図示せず)を形成する。これによって生ずる酸化物被
膜の厚さは約300人である。このウェハの第2の主面
28からその酸化物被膜を通して燐または砒素の原子を
ウェハに注入してN+領域36を形成する。この注入の
エネルギは約25〜250 KeVであるが、約175
 KeVが好ましい。約1×1013原子/crn2と
することができるため、表面28ノ濃度は約1×101
5〜1×1017原子/CIn3トナル。
これらの原子は例えばウェハを蜘中で約8oo〜105
0°Cで約180〜30分加熱または焼鈍することによ
り活性化されるが、この加熱は酸素の痕跡を含む窒素優
勢の雰囲気中において温度約1000 ’Cテ約30分
間行うのが好ましい。
ウェハを室温に冷却した後緩衝弗酸液でエツチングして
酸化物被膜を除く。第4図に示すようにN十濃度はウェ
ハ中に約1.8〜2μの距離で約4.6×1013燐原
子/m3まで減少する。同じ注入量と注入エネルギで砒
素原子を注入してN十領域36を形成すると、とのN十
領域はウェハ中に約0.2μしか拡がらず、この点で砒
素濃度が本体領域24の濃度に達する。
次にウェハ2oを約1100’Cで約4時間水蒸気で酸
化して両主面に酸化物絶縁層32を形成する。こゝVウ
ェハの第2の主面28に複数個の開孔をエツチングして
、米国特許第3548233号開示の方法で接合ダイオ
ード30を形成する。この電荷蓄積接合ダイオード30
の構造の細部はこの発明の適合性を損うことなく相当変
える、ことができる。厚さ低減を含−むウェハの追加処
理は当業者に公・知の方法で行われる。
次にシリコンターゲット20に適当なドープ剤をイオン
注入して前述のN+型電位障壁を形成する。
このN十型電位障壁はウェル側表面の第1の主面26を
通して約70 KeVのエネルギで砒素原子をブルー 
ミング制御の所要ドーピング密度【注入する。
注入量は約4×1012〜1.4×1013原子/J’
を用い得るが、約1.2 XIOが好ましい。砒素原子
は窒素対酸素が3:1の炉中でウェハと約800°Cで
約45分間加熱または焼鈍することにより活性化される
。この焼鈍後格子内で置換型になった原子により、得ら
れた電位障壁分布のピーク(第1の表面26Δλら約6
00人)において、約2.7 Xl018原子/c1n
3の実効能動ドーピングレベルが得られ、前述のプルー
ミング制御機構が得られる。
ターゲット20はさらに処理されて第1の表面26から
これと前に注入されたN十型電位障壁42との間で内方
に拡がる浅いP型領域すなわちPスキン40を生ずる。
このPスキン40を形成するには窒化硼素源を用いてタ
ーゲット200表面26に硼素ガラスを被着する。所要
の硼素表面濃度は約1.1 X 1020原子/iで、
その硼素はターゲットを例えばヘリウムのような実質的
な不活性ガス雰囲気中において温度875°Cで約5分
間加熱することによジターゲット内に約500人の深さ
まで拡散される。推奨される被着法は、被着用ボート(
図示せず)に1対のターゲラl−を入れ、そのターゲッ
トの一方の側に1対の窒化硼素つ壬ハ(図示せず)を載
せてそのターゲット表面に硼素ガラスを被着することで
ある。硼素ガラスはターゲットのウェル側表面に被着さ
れる上に、ダイオード側にも若干被着されることが判っ
ている。これはWlにウェハ20の第2の表面28に形
成された水蒸気酸化絶縁層32のピンホールを封閉する
有効な手段となり得るものである。次□にウェハからガ
ラスを剥離し、ウェハを洗浄してその原始表面を見せる
。次にこのウエノ1を水素中において500°Cで約2
0分加熱する。Pスキン40とli+電位障壁42のド
ーピング濃度分布は第5図に示す通りで、約500人に
おける濃度曲線の勾配変化は、P型からN−型への、導
電度の変化を示す。
+i+m電位障壁42を形成するだめの砒素注入エネル
ギ、注入量、焼鈍温度の値と、Pスキ740を形成する
だめの硼素ドーピング濃度および焼鈍温度は、ターゲッ
ト20の性能に顕著な影響を及ぼすことなく、限度内で
変えることができる。すなわちN++壁42を形成する
砒素注入エネルギは、約1×1015原子/cm2から
約I Xl010原子/c7n2ヘノ砒素注入量の変化
と共に30KeVから約200 KeVまで変えること
ができ、Pスキン40を形成する場合は、硼素濃度を約
1×10 から約5×1020原子/an3まで変える
ことができる。
この撮像装置の量子効率を増すには、タープ・ソト20
のウェル側表面26に反射防止被膜44を被着すればよ
い。推奨被膜は厚さ約1200人の酸化ジルコニウムで
ある。
Pスキン40はまた弗化硼素が硼素を注入して形成する
こともできる。例えばtq+型電位障壁42をエネルギ
70KeV、注入量1.2 Xl013電子/cyn2
ノ砒素注入により形成すると、弗化硼素の注入はエネ/
l/ キ5Kev 、注入量約7×1013〜7×10
14原子/Cm2とすればよい。この注入後に3対1の
窒素酸素雰囲気中において約850°Cで45分間1回
だけ焼鈍を行う。他の方法で硼素その他の元素を浅くド
ープしてPスキン40を形成することもでき、これもま
たこの発明の技術的範囲に属する。
この形式の撮像装置に用いられるシリコンターゲット2
0の高温動作特性を改善するには、ターゲット本体内を
そのウェル側からダイオード側に生ずる暗電流に対する
寄与を可及的小なくする必要力する。シリコンターゲッ
トの漏洩を低減する従来の方法はターゲットのダイオー
ド側に偏しており、ターゲットの本体やウェル側の原因
は無視されていた。従って、隣接タイオード間のシリコ
ンと酸化シリコンの界面からの漏洩をなくし、ターゲッ
ト内に再結合発生地点を与える本体内の不純物を除き、
同時にターゲットのウェル側の局部に発生した少数キャ
リアがそのダイオード側のPN接合30に達するのを防
ぐことを要する。シリコンと酸化シリコンの界面からの
漏洩をなくするには、ターゲットのダイオード側に酸化
物被膜(図示せず)をaして燐原子を注入することによ
りN+型領領域36形成する。このN十型領域36の深
さはPN接合30の深さにほぼ等しいかこれより浅く、
このだめダイオード接合は漏洩低減領域36からN++
材料でなく本体24のN型材料により長手方向に区切ら
れている。上記引用の米国特許第3828232号およ
び第3883769号は隣接ダイオード間の1q+型領
域を開示しているが、このN十型領域は隣接ダイオード
の両側間に完全に拡がっておらず、シリコンと酸化シリ
コンとの界面間に若干の表面領域があって、と!で正孔
が発生して近隣のダイオードに吸引され、漏洩を起すこ
とがある。Pス゛キン40はターゲットのダイオード側
のN+型領領域36共にウェル側にも利用され、そのウ
ェル側の表面26の局部からの漏洩の原因を抑制する働
らきをする。高温で動作する従来法のターゲットでは、
ウェル側表面26の局在部位からの少数キャリア(正札
)が、前に注入された電位障壁42を克服するに足るエ
ネルギを持ち、ダイオード30のいくつかに移動して「
白斑」のような美観上の欠陥を生ずる。
発明者はターゲット20のウェル側に被着する硼素のよ
りなP型材料の濃度を慎重に選択して障壁42の高さす
なわち電位を上げることにより、ターゲットのウェル側
の局在部位からの正孔がその電位障壁42を克服し得な
くすることができるのを発見した。またウェハの入力表
面領域AにN十型電位障壁を形成する砒素の注入量は、
上記米国特許第4232245号における電位障壁の形
成に用いられた注入量より約4〜6倍多いことを要する
ことが判った。
Pスキン40と電位障壁42を形成する上述の処理は、
ターゲット20に優れた均一度すなわちウェル側の局在
部位からの優れた自由度と広い温度範囲に亘る優れた動
作安定性を与え、製造上の再現性を高める上、この発明
のターゲット20は米国特許第4232245号明細書
記載のように入力面にバイコ・−ルガラスを用いる必要
がないため、その感度が従来法のターゲットより優れて
いる。
上記ターゲラ)20はビデイコン・撮像管に実施し定さ
れるものではなく、ターゲット20はそのウェル側に光
子でなく光電子が入射する例えばシリコン倍増管にも使
用することができる。また当業者に自明のように、この
発明は(111)方位のN型シリコンに限定されない。
さらにN+型領領域36形□成に用いる2元素として砒
素と燐を開示したが、アンチモンを用いることもできる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を用いて改良されたビディコン撮像管
の縦断面図、第2図は第1図の撮像管に適するシリコン
ターゲットの拡大部分断面図、第3図は第2図のターゲ
ットの入力信号感知部の領域におけるエネルギーレベル
分布を示す帯域図、第4図は第2図のターゲットの電荷
蓄積部の漏洩低減手段に対するドープ剤濃度を深さの関
数として示す図、第5図は第2図のターゲットの信号感
知部のドープ剤濃度を深さの関数として示す図である。 10・・・撮像装置、2o・・・ウェハ、26・・・第
1の主面、28・・・第2の主面、3o・・・電荷蓄積
領域、32・・・絶縁層、36・・・漏洩低減手段、4
o・・・不活性化領域、A・・・感知部、B 用型荷蓄
積部、Cよ・・・プルーミング制御用領域。 特許用M人   アールシーニー コーポレーション代
 理 人  清  水   哲  ほか2名才4図 塙総凍贋(log尉/lyn’ )

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  単結晶、半導体材料のウェハを有する形式の
    もので、そのウェハが、その内部に拡がる入力信号感知
    部を持つ第1の表面と、上記入力信号感知部内にあって
    その入力信号感知部内のブルーミングを制御する手段と
    、上記ウェハの内部に拡がる複数個の個別電荷蓄積領域
    を含む電荷蓄積部を持つ第2の表面と、上記入力信号感
    知部内にあってその半導体ウェハのフェルミエネルギレ
    ベルの少数キャリアの伝導帯のエネルギレベルを安定化
    する不活性化領域と、上記第2の表面から内部に拡がり
    、上記各個別電荷蓄積領域と隣接する電気漏洩低減手段
    とを含むことを特徴とする撮像装置。
  2. (2)第1および第2の主面を有する第1の導電型のシ
    リコンウェハを準備する段階と、上記ウェハの第2の主
    面に元素を注入してその第2の主面に隣接して増強され
    た第1の導電型の領域を形成する段階と、上記ウェハの
    上記第2の主面上に絶縁層を形成する段階と、上記絶縁
    層に複数個の開孔をエツチングする段階と、上記各開孔
    を介して上記第2の主面から上記増強された第1の導電
    型の領域より深く上記ウェハ内に拡がる第2の導電型の
    領域を複数個形成する段階と、上記ウェハの上記第1の
    主面に元素を注入して上記第1の主面から離れて増強さ
    れた第1の導電型のブルーミング制御用領域を形成する
    段階と、上記第1の表面から上記増強された第1の導電
    型のブルーミンク制御用領域より浅く拡がる第2の導電
    型の浅い領域を形成する段階とを含む撮像装置の製造法
JP58102523A 1982-06-11 1983-06-07 撮像装置並びにその製造法 Pending JPS593982A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3737701A (en) * 1970-05-16 1973-06-05 Philips Corp Camera tube having a semiconductor target with pn mosaic regions covered by a continuous perforated conductive layer
US4232245A (en) * 1977-10-03 1980-11-04 Rca Corporation Reduced blooming devices

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