JPS5939631Y2 - 流体圧力監視装置 - Google Patents

流体圧力監視装置

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JPS5939631Y2
JPS5939631Y2 JP1976083448U JP8344876U JPS5939631Y2 JP S5939631 Y2 JPS5939631 Y2 JP S5939631Y2 JP 1976083448 U JP1976083448 U JP 1976083448U JP 8344876 U JP8344876 U JP 8344876U JP S5939631 Y2 JPS5939631 Y2 JP S5939631Y2
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JP
Japan
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pressure
gas
temperature
displacement
monitoring device
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Expired
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JP1976083448U
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JPS532272U (ja
Inventor
捷久 岡村
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばガス絶縁電気機器等に使用されるSF
6ガスの圧力を監視する流体圧力監視装置の改良に関す
るものである。
ガス絶縁電気機器の運転中に於いては、SF6ガスのガ
ス密度がその機器性能を保証し得る所定の範囲にあるか
否かを監視する必要があるということは周知のとうりで
ある。
第1図は従来の流体圧力監視装置を示す要部断面図であ
り、図に訃いて1はガス絶縁電気機器(図示せず)に結
合される中空状の口金、2ばこの口金と一体に形成され
、上記ガス絶縁電気機器に振入されたSF6ガス3が該
口金から充満された例えばブルドン管等からなる第1の
変位体(以下ブルドン管と記す)であり、上記SF6ガ
ス3の圧力変化によりその先端がAあるいはB方向に変
位する。
4は一端が上記フルトン管2の先端部にロッドピン5に
より回動自在に係合されたロッド、6はこのロッドの他
端にロッドピン7により回動自在に係合されたラック6
aを有するセクタ、8はこのセクタな回動自在に支持す
るセクタ軸、9は上記セクタ6のラック6aに噛合され
たピニオン、10ばこのピニオンのピニオン軸、11ば
このピニオン軸に連結された指針、12はこの指針の指
す圧力を表示する目盛板であり、これら6ないし12に
より表示機構が構成されている。
上記のように構成された従来の流体圧力監視装置の動作
について説明する。
いlSF6ガス3が圧力変化した場合、例えばSF6ガ
ス3の圧力が高くなった場合には、ブルドン管2の先端
が矢印Aの方向に変位し、これに伴ないロッド4も同方
向に移動する。
さらにロッド4に係合されたセクタ6がセクタ軸8を回
転中心として反時計方向に回転する。
そしてセクタ6のラック6aに噛合されたピニオン9が
ピニオン軸10を回転中心として時計方向に回転する。
この回転によりピニオン軸10に連結された指針11も
同方向に回転してSF6ガス3の圧力変化を目盛板12
に表示す。
また逆にSF6ガス3の圧力が低下した場合には、ブル
ドン管2の先端が矢印Bの方向に変位し、これに伴ない
ロッド4も同方向に移動する。
さらにロッド4に係合されたセクタ6がセクタ軸8を回
転中心として時計方向に回転する。
そしてセクタ6のラック6aに噛合されたピニオン9が
ピニオン軸10を回転中心として反時計方向に回転する
この回転によりピニオン軸10に連結された指針11も
同方向に回転してSF6ガス3の圧力変化を目盛板12
に表示する。
ところで上記SF6ガスの圧力は、加圧による上昇ある
いは漏洩による下降等の変化を受ける他、温度変化によ
っても変化する。
即ち温度が上昇すれば圧力も上昇し、温度が下降すれば
圧力も下降する。
この温度と圧力の関係を第2図に示すSF。ガスの温度
−圧力特性図によって、ガス絶縁電気機器におけるSF
6ガスのガス密度にっ−て説明する。
第2図に釦いて横軸は温度(C)、縦軸は圧力(kg/
CrIL2)であム直線13は例えば基準温度20℃の
時のSF6ガス3の圧力を5kg/CrrL2(ガス絶
縁電気機器においては普通20℃を基準温度としてお9
、この時の圧力を基準圧力としている)とした場合の等
密度線であり、この状態の時がガス絶縁電気機器におけ
るSF6ガス3の定格ガス密度となる。
直線14は例えばSF6ガス3がガス絶縁電気機器から
漏出して基準温度20℃の時に圧力が45kgAX2t
で低下した場合の等密度線であり、い1仮にこの等密度
線をガス絶縁電気機器の性能を保証し得る限度であると
した場合、常にガス密度が直線14を上回る範囲にある
か否かを監視すればよい。
ところで上記直線13.14から明らかなように、圧力
は温度変化に伴って変化するものである。
例えばい1温度が一20℃に低下したとすると圧力は直
線13から明らかなように約4 kl?/m2に低下す
る。
即ちSF6ガス3の漏出がないのに限度値4.4に9/
am2を下回ることになる。
従って上記指針11の圧力を読み取るだけでは、正しい
監視ができないことになる。
そこで従来は次のようにしてSF6ガス3のガス密度が
所定の範囲にあるか否かを監視するものとしていた。
即ち先ずSF6ガス3の圧力変化を目盛板12で読み取
り、次にその時の温度を測定して第2図に示す温度−圧
力特性図に温度と圧力をプロットすることによりSF6
ガス3のガス密度が直線14を上回る範囲にあるか否か
を監視していた。
このように従来装置は温度変化を加味しないSF6ガス
3の圧力表示のみであるため、ガス絶縁電気機器の運転
中において、その機器性能を保証し得る所定の範囲にあ
るか否かを監視するには、事毎にその時の温度を測定し
て温度−圧力特性図に温度と圧力播プロットするという
面倒な手順なふ1なければならなかった。
この考案はこのような欠点に鑑みてなされたものであり
、温度変化により変位する第2の変位体を第1の変位体
に一体的に設けるとともにこの第1の変位体の作用に対
して逆作用するように構成し、これら両変位体の変位量
を表示機構により差動的に表示しようとするものである
第3図はこの考案の一実施例を示す流体圧力監視装置の
要部断面図であり、図において1ないし12IrJ、上
記した従来装置第1図の構成及び動作と同様である。
15及び16は上記ブルドン管20周面に相対して貼付
された例えば熱膨張率の異なる金属体からなるバイメタ
ルの如き第2の変位体(以下バイメタルと記す)であり
、その熱膨張率は15>16としである。
このように構成されたこの考案によれば、仮に温度が2
0℃から一20℃に変化するとSF6ガス3の圧力が5
kg/am、’から約4にν論2に変化するからブル
ドン管2の先端が矢印Bの方向に変位しよようとするが
、ブルドン管2に貼付されたバイメタル15及び16の
熱膨張率の差による作用によりブルドン管2の先端を矢
印Aの方向に変位させようとする。
つまりバイメタル15及び16の材料を適切に選択し、
寸法を温度変化に伴なうSF6ガス3の圧力変化による
ブルドン管2の変位を打ち消す様に設計してかけば、表
示機構がブルドン管2とバイメタル15及び16との変
位量を差動的に表示するから、温度変化によるブルドン
管2の変位が補償され、指針11は常に基準温度20℃
におけるSF6ガス3の圧力を表示しつづけることにな
る。
特にこの考案に釦いては、ブルドン管2にバイメタル1
5及び16を一体的に設けたことにより、これらを別個
に構成する場合における連結部の遊び量釦よびこの遊び
量に起因する調整機構な業態に入れる必要がないため、
部品点数を最小限に抑えることができかつ極めて高精度
にSF6ガス3の圧力を検出することができるという効
果がある。
第4図はこの考案の他の実施例を示す流体圧力監視装置
の部分拡大断面図であり、バイメタル15及び16をブ
ルドン管2の局面外側に貼付する場合を示し、その動作
は上記実施例第3図と同様である。
なお第4図と反対にバイメタル15及び16をブルドン
管2の周面内側に貼付してもよいことはいう1でもない
ところで上記説明では、この考案を例えばガス絶縁電気
機器におけるSF6ガスの監視に適用した場合について
述べたが、その他の機器にも適用し得ることはいう1で
もなく、また被監視流体を例えばSF6ガスとしたが、
その他の流体としても可能である。
この考案は以上説明したとうり、温度変化により変位す
る第2の変位体を第1の変位体に一体的に設けるととも
にこの第1の変位体の作用に対して逆作用するように構
成し、これら両変位体の変位量を表示機構により差動的
に表示するようにしたから、部品点数を最小限に抑える
ことができるとともに指針等の調整手段を必要とせずか
つ被監視流体の圧力を絶えず基準温度において高精度に
検出し得てこれを監視することができる。
従って被監視流体の圧力が機器運転中において、その機
器性能を保証し得る所定の範囲にあるか否かを一目瞭然
で監視することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流体圧力監視装置を示す要部断面図、第
2図は被監視流体の温度−圧力特性図、第3図はこの考
案の一実施例を示す流体圧力監視装置の要部断面図、第
4図はこの考案の他の実施例を示す流体圧力監視装置の
部分拡大断面図である。 図にむいて、2は例えばブルドン管等からなる第1の変
位体、3は例えばSF6ガス等の被監視流体、4はロッ
ド、5及び7はロッドピン、6はセクタ、8はセクタ軸
、9はピニオン、10はピニオン軸、111fi指針、
12は目盛板であり、これら6ないし12により表示機
構が構成されている。 15及び16は例えばバイメタル等からなる第2の変位
体である。 なか、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被監視流体の圧力変化により湾曲変位する第1の変位体
    、この第1の変位体の変位により被監視流体の圧力を表
    示する表示機構、及び上記第1の変位体に貼付され温度
    変化により変位しこの第1の変位体の上記被監視流体の
    温度変化に基づく圧力変化による上記変位分を作動的に
    補償する第2の変位体を備えた流体圧力監視装置。
JP1976083448U 1976-06-24 1976-06-24 流体圧力監視装置 Expired JPS5939631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976083448U JPS5939631Y2 (ja) 1976-06-24 1976-06-24 流体圧力監視装置

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JP1976083448U JPS5939631Y2 (ja) 1976-06-24 1976-06-24 流体圧力監視装置

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Publication Number Publication Date
JPS532272U JPS532272U (ja) 1978-01-11
JPS5939631Y2 true JPS5939631Y2 (ja) 1984-11-06

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JP1976083448U Expired JPS5939631Y2 (ja) 1976-06-24 1976-06-24 流体圧力監視装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442947Y2 (ja) * 1974-03-07 1979-12-12

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JPS532272U (ja) 1978-01-11

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