JPS5939589B2 - プ−ルカバ−の係止装置 - Google Patents

プ−ルカバ−の係止装置

Info

Publication number
JPS5939589B2
JPS5939589B2 JP8049076A JP8049076A JPS5939589B2 JP S5939589 B2 JPS5939589 B2 JP S5939589B2 JP 8049076 A JP8049076 A JP 8049076A JP 8049076 A JP8049076 A JP 8049076A JP S5939589 B2 JPS5939589 B2 JP S5939589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pool
pool cover
opening
overflow groove
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8049076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS535837A (en
Inventor
昌夫 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP8049076A priority Critical patent/JPS5939589B2/ja
Publication of JPS535837A publication Critical patent/JPS535837A/ja
Publication of JPS5939589B2 publication Critical patent/JPS5939589B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不使用時にプールの上面を覆い、プール水の汚
染および転落の危険を防止するプールカバーの係止装置
に関する。
一般にプール水はそのpH、細菌数その他水質を厳格に
管理するのが好ましく、したがつて長期間プールを使用
しない場合にはプール上面をプールカバーによつて被覆
し、雨水、こみ等によるプール水の汚染を防止して水質
管理を行うことが望ましい。
ところで、従来のプールカバーは、防水布からなるシー
ト状の被覆体をプール外周に設けられたデッキ部、すな
わちコーピングと同−平面上に張設するものであ)た。
しかし、このものはデッキあるいはコーピングと被覆体
との隙間を通じて風が入シ易く、ごみや雨水がプール内
へ侵入し易い不具合があつた。これを防止するため、防
水布の周縁部に水を収容し得る部分を設け、ここに水を
封入して水の重量で被覆体を固定するようにしたものが
ある。しかしながら、このものでは周縁部への水の注入
、および排水に多くの時間を要し、取り扱いが面倒であ
るとともに、単に水の重量のみにより防水布全体を固定
するものであるため固定力が小さく、このため風にあお
られると防水布が浮き上がシ易く、雨水やごみの侵入を
完全に防止できない不具合があつた。
本発明はこのような事情にもとづいてなされたもので、
プール内への雨水やごみ等の異物の侵入を完全に防止で
き、しかも脱着を容易に行なえるプールカバーの係止装
置の提供を目的とする。
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、プールの
開口周縁部よりも下方に位置するオーバーフロー溝の奥
部に略U字状に屈曲させた棒状体からなる複数の固定部
材を間隔を存して設けるとともに、上記プールカバーの
外周縁部には、長さ調整可能な張設帯を介して略鉤の手
状に屈曲した係止具を上記固定部材に対応して設け、こ
の係止具を上記固定部材に係脱可能に引掛けてプールカ
バーの外周部を上記プールの開口周縁部の上面を通じて
オーバーフロー溝内に位置させるとともに、上記張設帯
の長さ調整を行うことにより、上記プールカバーの外周
部をオーバーフロー溝の奥部内に下向きに引き込んでこ
のプールカバーの外周部裏面をプールの開口周縁部の上
面に圧接させ、このプールカバーをプールの上面開口部
に緊張状態で張設させることを特徴とす。oこの構成に
よれば、係止具と固定部材の係合部は、プールの開口周
縁部の上面よジも下方に位置するから、プールカバーの
外周部はプールの開口周縁部の上面を通じてオーバーフ
ロー溝の奥部内に下向きに引き込まれることになV1こ
の結果、プールカバー外周部の裏面がプールカバーに付
与される張設力により上記プールの開口周縁部の上面に
押し付けられ、プールカバーはプールの開口周縁部に隙
間なく確実に密接する。
このためプールカバーの外周部が風にあ卦られることも
なく、ごみ等の異物の侵入を確実に防止できる。
またプールカバー上に雨水が溜つたとしても、この雨水
はプールカバーの上面および外周面を経て直接オーバー
フロー溝内に流れ込むことになるので、プール内への流
入を防止でき、水質管理上よジ好都合となる。しかも、
プールカバーの脱着に当つては、単に張設帯の長さ調整
を行いつつ、係止具を固定部材に機械的に引掛けたジ外
したりするたけで良く、従来の如き格別な水の注入や排
水作業は不要となるから、作業を容易に行え、取9扱い
が良好となる利点がある。以下本発明を図面に示す一実
施例にもとづいて説明する。
図中2は例えば強化プラスチック製の組立式プールであ
り、長方形状をなしている。
プール2の上面開口部の開口周縁部6には、周方向に連
続してオーバーフロー溝3が形成されて卦り、このオー
バーフロー溝3はスキマー4およびステップ5,5の部
分では屈曲して形成されている。またこのオーバーフロ
ー溝3は溝の奥部3a側に進むに従つて下向きに傾斜さ
れて卦b、この奥部3aは上記開口周縁部6よりも下方
に位置されている。そしてこのようなプール2の上面開
口部はプールカバー1によつて覆われている。プールカ
バー1は例えばナイロン布の両面をビニル樹脂の薄膜で
被覆したもので、非通水性を有するシート状に形成され
ている。このプールカバー1はプール2の上面開口部の
形状に合致した略長方形状をなし、その外周部全周が開
口周縁部6の上面を通じてオーバーフロー溝3内に導入
されている。プールカバー1の外周縁部には、この外周
縁部に適度の弾性をもたせ、取v扱いを容易にするため
にナイロン網7が縫い込まれて卦V,このプールカバー
1の外周部には第3図お・よび第4図に示したように多
数の張設具8・・・が周方向に間隔を存して取り付けら
れ一(いる。9はその張設帯であり、この張設帯9の基
端部はプールカバー1と同材料からなる取付片10に縫
着されているとともに、この基端部には締付金具11が
取り付けられている。
なお、取付片10はその周縁部10aが上記プールカバ
ー1の上面に高周波溶着されて卦リ、プールカバー1の
非通水性を損なわないようになつている。また張設帯9
の自由端である先端側は、プールカバー1の外周縁部上
において一旦基端部側に向つて折ジ返されて)ジ、この
折り返し部分には先端が鉤の手状をなす係止具12が支
持されているとともに、折り返し部分よりも先端側は上
記締付金具11に挿通係止されている。したがつて、張
設帯9の先端側を引張つてその締付金具11に対する挿
通位置をずらすと、張設帯9の固定端である基端部から
折ジ返し部分までの長さが短くなV1プールカバー1V
C対する係止具12の支持位置が、このプールカバー1
の外周縁部に接離する方向に調整されるようになつてい
る。
一方、上記オーバーフロー溝3の奥部3aには、プール
カバー1の係止具12に夫々対応して固定部材13・・
・が取ジ付けられている。固定部材13・・・は金属棒
をU字状に屈曲したもので、その屈曲部に係止具12の
先端が係脱可能に引掛けられるようになつている。そし
て、固定部材13・・・は両端部が奥部3aを貫通して
裏面からナット14によつて固着されておジ、この固着
によジオーバーフロー溝3の開口周縁部6よりも下方に
位置されている。なお、プール2内には開口周縁部6の
位置までプール水が張られている。
しかして、このような構成において、プール2の上面開
口部をプールカバー1で覆う場合には、プールカバー1
を水面上に広げ、その外周部全周をプール2の開口周縁
部6の上面を通じてオーバーフロー溝3内に挿人する。
そして、各係止具12の先端を開口周縁部6よりも下方
の固定部材13に引掛けたならば、張設帯9の先端側を
引張つてプールカバー1の外周部をオーバーフロー溝3
の奥部3a内に下向きに引き込み、このプールカバー1
を水面土に緊張状態に張設固定する。この場合、固定部
材13はプール2の開口周縁部6よりも下方に位置して
いるので、上記引き込みによジプールカバー1の外周部
裏面はプールカバー1に付与される張設力により開口周
縁部6の上面に押し付けられ、隙間なく密接することに
なる。したがつて、プールカバー1の外周部に風が吹き
付けたとしてもああ・られることもなく、ごみ等の異物
の侵入を防止できる。また第5図に示す如く、プールカ
バー1上に雨水が溜つたとしても、このプールカバー1
の外周部は全周に亘つてオーバーフロー溝3内に入り込
んでいるので、雨水等はプールカバー1の上面卦よび外
周部を経て直接オーバーフロー溝3内に流れ込むことに
なり、プール2内への侵入を防止できる。またプールカ
バー1の脱着に当つては、締付金具11に対する張設帯
9の挿通位置をずらし、係止具12の先端部を単に固定
部材13に引掛けたジ、外したジするたけで済むから、
従来の如き格別な水の注入や排水作業は不要となる。
したがつて作業を容易に行え、取ジ扱いが良好となる。
さらにプールカバー1はプール水面上で緊張状態に張設
されているから、万一の転落者に対しては落水を防止で
き、安全である。加えて張設具8や係止具12は、プー
ルカバー1の外周部とともにオーバーフロー溝3内に位
置されるから、外方から隠蔽され、外観も良好となる。
な)、プールカバー1を水色等に着色しておけば、水面
と同様の視覚が得られるとともに、他の色に着色したり
絵等を抽けば別の意匠効果も得られる。
なお、本発明に係る、プールは強化プラスチック製のも
のに限らず、たとえばコンクリート製、ステンレス製の
ものでもよい。
以上詳述した本発明によれば、プールカバーの外周部が
、プールの開口周縁部の上面を通じてこの開口周縁部よ
ジも下方に位置するオーバーフロー溝の奥部内に引き込
まれるので、この際プールカバーに付与される張設力に
よつて、プールカバーの外周部裏面が上記開口周縁部の
上面に押し付けられることになり、このためプールカバ
ーは開口周縁部に対し隙間なく確実に密接し、風によつ
てあおられることもない。
またプールカバーの外周部はオーバーフロー溝内に導入
されているから、雨水はプールカバーの上面および外周
部を経て直接オーバーフロー溝に流れ込むことになり、
よつてプール内へのごみ等の異物や雨水の侵入を確実に
防止できる。しかもプールカバーの着脱に当つては、単
に張設帯の長さを調整し、係止具を固定部材に機械的に
引掛けたク、外したりするだけで良いから、従来の如き
格別な水の注入、排水作業は不要となり、取り扱いが良
好となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は斜視図、第2
図は張設した状態の縦断面図、第3図は要部の縦断面図
、第4図は張設具の斜視図、第5図は雨水の溜つた状態
の説明図である。 1・・・・・・プールカバー2・・・・・・プール、3
・・・・・・オーバーフロー溝、3a・・・・・・奥部
、6・・・・・・開口周縁部、9・・・・・・張設帯、
12・・・・・・係止具、13・・・・・・固定部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プールの上面開口部を、非通水性を有するシート状
    のプールカバーで覆うものにおいて、上記プールの開口
    周縁部に周方向に連続するとともに、奥部が上記開口周
    縁部よりも下方に位置するオーバーフロー溝を形成し、
    このオーバーフロー溝の奥部に略U字状に屈曲させた棒
    状体からなる複数の固定部材を間隔を存して設けるとと
    もに、上記プールカバーの外周縁部には、長さ調整可能
    な張設帯を介して略鉤の手状に屈曲した係止具を上記固
    定部材に対応して設け、この係止具を上記固定部材に係
    脱可能に引掛けてプールカバーの外周部を上記プールの
    開口周縁部の上面を通じてオーバーフロー溝内に位置さ
    せるとともに、上記張設帯の長さ調整を行うことにより
    、上記プールカバーの外周部をオーバーフロー溝の奥部
    内に下向きに引き込んでこのプールカバーの外周部裏面
    をプールの開口周縁部の上面に圧接させ、このプールカ
    バーをプールの上面開口部に緊張状態で張設させること
    を特徴とするプールカバーの係止装置。
JP8049076A 1976-07-07 1976-07-07 プ−ルカバ−の係止装置 Expired JPS5939589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8049076A JPS5939589B2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 プ−ルカバ−の係止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8049076A JPS5939589B2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 プ−ルカバ−の係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS535837A JPS535837A (en) 1978-01-19
JPS5939589B2 true JPS5939589B2 (ja) 1984-09-25

Family

ID=13719726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8049076A Expired JPS5939589B2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 プ−ルカバ−の係止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939589B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3482274D1 (de) * 1983-11-14 1990-06-21 Penguin Swimming Pools Schwimmbecken-abdeckung.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS535837A (en) 1978-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5172712A (en) Screen apparatus
US2958872A (en) Swimming pool cover
US3373464A (en) Structure for anchoring flexible sheeting
US5452877A (en) Beach umbrella anchor bag
US5582115A (en) Outdoor furniture covers and covering methods
US4688304A (en) Tarp fastener
DE3860673D1 (de) Verfahren und vorrichtung zum loesbaren befestigen einer abdeckung aus dehnbarem material.
JPS5939589B2 (ja) プ−ルカバ−の係止装置
CA2194426C (en) Canvas hold-down system and method
US20040020522A1 (en) Umbrella with detachable drape
US3354472A (en) Swimming pool covers
GB2263395A (en) Cover for a rotary washing line
US3707007A (en) Pool cover arrangement
US9410341B1 (en) Canopy and table frame assembly
ATE374297T1 (de) Universal schwimmbeckenauskleidung mit doppeltem keder
FR2744476A1 (fr) Accessoire pour auvent ou toile de tente et auvent ou toile de tente comprenant un tel accessoire
CA2059072A1 (en) Tarpaulin drainage system
KR200385072Y1 (ko) 파라솔용 방충망
JPS626208Y2 (ja)
JP3038989U (ja) テント用幕体の固定手段
JP2004060302A (ja) 建築現場用テント
JPH026194Y2 (ja)
JPH0635080Y2 (ja) 隣接テント接合部の雨避装置
JPH0743155Y2 (ja) 農業用水用防藻シ−ト
JP2563496Y2 (ja) テントポール固定用具