JPS5939488B2 - 金属塩の水溶液から金属有価物を抽出する方法 - Google Patents

金属塩の水溶液から金属有価物を抽出する方法

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JPS5939488B2
JPS5939488B2 JP52008569A JP856977A JPS5939488B2 JP S5939488 B2 JPS5939488 B2 JP S5939488B2 JP 52008569 A JP52008569 A JP 52008569A JP 856977 A JP856977 A JP 856977A JP S5939488 B2 JPS5939488 B2 JP S5939488B2
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    • C01G3/003Preparation involving a liquid-liquid extraction, an adsorption or an ion-exchange
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22B3/00Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水溶液、特に鉱石を酸づ浸出することにより
得られた溶液から抽出剤として0−ヒドロキシアリール
オキシムを使用して金属を抽出する方法の改良法に関す
る。
例えが塩の形で金属を含有している水溶液を水と混合不
可能な有機溶媒中の0−ヒドロキシアリールオキシムの
溶液と接触させ、次に金属で負荷されている、即ち0−
ヒドロキシアリールオキシムとのキレート化合物の形で
金属部を含んでいる溶媒相を分離することにより例えば
塩の形で金属を含有している水溶液から金属、特に銅を
抽出することは公知である。
その後、金属を酸溶液でストリッピングし、続いて例え
ば電解採取することにより金属負荷溶媒相から回収する
ことができる。
金属キレート化合物を形成する反応は酸も形成し、pH
の低下を生せしめる。
この反応は可逆的でありかつpnが高まる程度に応じて
キレート化合物の形成を促進する平衡点に達する。
屡々、金属、例えば銅が抽出される金属塩含有水溶液は
、金属鉱石を酸で抽出することにより得られる浸出液で
ありかつ若干の場合には低いpHを有する。
平衡で形成されるキレート化合物の量はpHが低下する
のに伴ない低いので、強力なキレート化力を有する0−
ヒドロキシアリールオキシムだけが非常に低いpHを有
するか又は高い銅含量である水性浸出液からの高い抽出
度を達成することができる。
これらの強力にキレート化するオキシムにより呈される
高度な銅抽出の利点は、適当な濃度の酸でストリッピン
グした後の溶媒中にキレートとして残留する多量の銅に
より多少相殺される。
このキレートとして残留する銅を抽出工程に再循環させ
ることができるので残留銅が失なわれることはないが、
残留する銅キレートの量を低減するならば、水溶液から
の銅抽出度が著しく低下していない場合には、該方法の
全体的な効率の改良を促進することになる。
ところで、この場合にストリッピング工程の溶媒相から
分離される銅の量は、溶媒相が特定の型のフェノールを
含有する場合に著しく高められることが判明した。
本発明により、脂肪族又は脂環式の炭素原千生なくとも
3個を含有し、以下に定義するように強力な金属抽出剤
である0−ヒドロキシアリールオキシム1種又は数種及
び場合により塩素原子又はシアノ基1個を含有するアル
キルフェノール1種又は数種の、水と混合不可能な有機
溶媒中の溶液と金属塩の水溶液を接触させ、0−ヒドロ
キシアリールオキシムとの錯体の形で金属を含有する溶
媒相を水相から分離し、溶媒相を水性鉱酸と接触させか
つ鉱酸との塩の形で金属を含有する水相から溶媒相を分
離する工程を包含する、金属塩の水溶液から金属有価物
を抽出する方法が得られる。
一般に、金属塩の水溶液から金属有価物を抽出するのに
有用である。
−ヒドロキシアリールオキシムは十分に知られておりか
つ例えばベルギー国特許第796835号及び同第83
3774号に記載されているような例えばアルキル基又
はアルコキシ基により置換されているアルキル−又はア
ルコキシサリチルアルドキシム、英国特許第13225
32号明細書、西ドイツ国特許公開明細書第24072
00号及びベルギー国特許第804031号に記載され
ているような。
−ヒドロキシアリールアルキルケトキシム、ベルギー国
特許第804030号に記載されているような〇−ヒド
ロキシアリールベンジルケトキシム並びに米国特許第3
428449号及び同第3655347号に記載されて
いるような0−ヒドロキシベンゾフェノンオキシムが包
含される。
有機溶媒中のオキシム及びその金属誘導体の適度な可溶
性を与えるために、オキシムは基、例えば少なくとも3
個の炭素原子及び殊に20個以下の炭素原子を含有する
アルキル基、アルキレン基又はシクロアルキル基を含有
すべきである。
一般に、可溶性はオキシムの混合物を使用することによ
り更に高められる。
前記の0−ヒドロキシアリールオキシムのうち強力な金
属抽出剤であるものだけが本発明方法に有用である。
これらの0−ヒドロキシアリールオキシムは、脂肪族炭
化水素溶液中の0,2モル溶液で、理論的な銅吸収の5
0%で負荷された場合に過塩素酸銀としての銅の0.1
モル溶液と1より低1z)pHで平衡になるものに定義
される。
強力な金属抽出剤である0−ヒドロキシアリールオキシ
ムの例として、前記の濃度試験で0.5より低いpHで
平衡になる、3−クロル−5−ノニルベンゾフェノンオ
キシム及び類似化合物(米国特許第3655347号に
記載)のような3一位に電子吸引置換基を含有する0−
ヒドロキシアリールケトキシム、前記の濃度試験で約p
H0,5で平衡になる、英国特許第1322532号明
細書又はベルギー国特許第804030号及び同第80
4031号に包含されるような3一位にハロゲン置換基
のような電子吸引置換基を含有する〇−ヒドロキシアリ
ールケトキシム並びにベルギー国特許第796835号
及び同第833774号に記載されているアルキルサリ
チルアルドキシムのような置換サリチルアルドキシムが
挙げられる。
それに比較して3一位に電子吸引置換基を含まない0−
ヒドロキシアリールケトキシム、例えば英国特許第13
22532号明細書、米国特許第3428449号及び
ベルギー国特許第804030号及び同第804031
号に記載されているものは、一般に前記の試験でpH約
1.2又はそれ以上で平衡でありかつ本発明の使用に適
当ではない。
ストリッピング工程でこれらの化合物からの金属移動は
アルキルフェノールの添加により僅かに改良されるが、
この利点は抽出工程でオキシムへ移動する金属の量が著
しく低下して打消され、全体的な作用効果は不利である
強力な金属抽出剤であるオキシムの場合には、本発明方
法の場合のようにアルキルフェノールの添加は抽出工程
で金属移動における若干の低下を生せしめるが、実質的
にこの欠点はスt−IJツピング工程で高められた金属
移動で得られる利点よりは小さくかつアルキルフェノー
ルを添加することによる全体的な結果は有利である。
高い銅濃度の水溶液を処理するそれらの能力及びそれら
の顕著な金属移動率により、殊に有用なのは、特にアル
キル基が炭素原子牛なくとも5個を含有する分枝鎖アル
キル基であるアルキルサリチルアルドキシム及びこれら
の混合物、例えば混合5−ノニルサリチルアルドキシム
及び混合5−へブチルサリチルアルドキシム、有利には
混合物の成分が、フェノールとプロピレントリマーとの
縮合により得られる混合p−7ニルフエノールからホル
ミル化及びオキシム化により誘導される分枝鎖ノニル基
の配置の点で異なる5−ノニルサリチルアルドキシムの
混合物及び混合物の成分が同様にフェノール/ヘプチレ
ン縮合体から誘導されるヘプチル基の配置の点で異なる
5−へブチルサリチルアルドキシムの混合物である。
アルキルフェノールとしては、任意のクレゾール及びこ
れらの混合物並びに特にアルキル炭素原子3〜15個を
含有するフェノール、例えばp−t−−7’チルフエノ
ール、ρ−へブチルフェノール、4−アミル−5−メチ
ルフェノール、2−クロル−4−ノニルフェノール、2
−シアノ−4−ノニルフェノール、p−ドデシルフェノ
ール、m−ペンタデシルフェノール及びp−ノニルフェ
ノール及びこれらの混合物が挙げられる。
15個よりも多く炭素原子を含有するアルキル基を有す
るフェノールは、乳化を惹起する傾向を有するので優れ
てはいない。
優れているフェノールは炭素原子4〜12個を有するア
ルキルを含み、特にフェノールとプロピレントリマーと
の縮合により得られる混合p−ノニルフェノールである
使用するオキシムの量は水溶液中の金属塩の濃度及び装
置の構造に左右される。
しかしながら有機溶液14当りオキシム5〜200gを
使用すると優れている。
高濃度では都合のよい取扱いには余りにも高い粘度の有
機相が得られかつ低濃度では不必要に高い容量の溶剤を
使用することになる。
銅のような金属を11当り5g又はそれ以上含有する水
溶液を使うには、有機溶液11当りオキシム20〜20
0gを適当にオキシムの重量の10〜300係、特に3
0〜200係の量のアルキルフェノールと一緒に使うと
優れている。
フェノールの作用効果はオキシムの濃度が高い程著しく
かつオキシムに対する比較的低い割合のアルキルフェノ
ールが、高濃度で操作する際に、ストリッピング効率の
満足すべき改良を得るのに必要である。
例えば11当り金属0.5〜3gを含有する更に稀薄な
溶液を使う場合には、11当りオキシム5(殊に10g
)〜20gを含有するオキシム溶液を使うと有利であり
、その際に有利にもアルキルフェノールの量はオキシム
重量の2〜10倍であるが、所望の場合には20倍のよ
うな高量を使用してもよい。
本方法はオキシムと親液性錯体を形成することができる
任意の金属、例えばコバルト、ニッケル、バナジウム、
クロム、亜鉛、錫、カドミウム、金、銀、水銀及び特に
銅の抽出に適用することができる。
有利にも、本方法の第1及び第2工程は、水相と有機溶
媒中のオキシムの溶液を適当な温度、操作上有利である
場合には若干高められた温度を適用してもよいが、一般
には周囲温度で一緒にし、水/溶媒の界面相が増大して
錯体形成及び抽出が促進されるように液体の混合物を撹
拌するか或いは他の方法で撹乱し、その後で水相と溶媒
相を沈積させかつ有利にも分離することができるように
撹拌又は撹乱を低減することにより実施することができ
る。
本方法はバッチ法或いは殊に連続的に実施することがで
きる。
使用する有機溶媒の量は抽出される水溶液の容量、金属
の濃度及び本方法を実施するのに適用される装置に適合
させて選択することができる。
特に本方法を連続的に実施する場合に、はぼ同容量の有
機容液及び水溶液を一緒にすると優れている。
本方法の第1及び第2工程を実施する際の条件、殊にp
Hは水溶液中に存在する金属(類)に相応して選択する
一般に、選択条件下に、実質的に所望の金属だけを水溶
液から抽出するために、存在する任意の他の金属がオキ
シムと安定な錯体化合物を形成しないようにすることは
望ましい。
錯体化合物の形成で酸が遊離されることがあるので、例
えばアルカリを本方法の間に、金属錯体が安定である所
望の範囲にpHを維持するために添加する必要もあるが
、一般に特に連続操作法でこれを回避するのは有利であ
る。
本発明方法は、銅に関して適用するのが適当である。
それというのもこの金属は、0−ヒドロキシアリールオ
キシムと低G)pH値で安定である錯体を形成しかつ3
より低(1)p)(で操作することにより銅に実質的に
鉄、コバルト及びニッケルを含まずに抽出されるからで
ある。
有機溶媒としては、水と混合不可能でありかつ適用する
pH条件下に水、金属及びオキシムに対して不活性であ
る任意の移動性有機溶媒又は溶媒の混合物、特に脂肪族
、脂環式及び芳香族炭化水素並びに任意のこれらの混合
物、殊に殆んど又は全く芳香族炭化水素成分を含んでい
ない混合物並びにハロゲン化殊に水より高密度の溶媒と
してペルクロルエチレン、トリクロルエタン、トリクロ
ルエチレン及びクロロホルムのような高級ハロゲン化炭
化水素を含む塩素化炭化水素を使うことができる。
有利にも、本方法の第3及び第4工程は、本方法の第2
工程から得られた有機溶媒中の金属担持オキシム溶液と
鉱酸の水溶液を適当な温度−一般には周囲温度であるが
、操作上で有利である場合に若干高い温度を適用してよ
い−で一緒にし、錯体の分解及び金属の回収を促進する
ために水/溶媒−界面相の帯域が増大するように液体の
混合物を撹拌又は他の方法で撹乱し、その後で水相と溶
媒相が沈積するように撹拌又は撹乱を低減しかつ相を分
離することにより実施することができる。
水相と有機相との適当な相対的容量は、一般に金属抽出
法で使われるもの、例えばl:1である。
この方法をバッチ法で又は有利にも連続的に実施するこ
とができる。
再生オキシム、アルキルフェノール及び若干の残留銅を
含有するストリッピングした有機相を本方法の第1工程
で再使用することができる。
金属塩を含有する水相を常法で、特に電解により処理し
て金属を得ることができる。
有利にも、鉱酸は硫酸であり、適当な濃度は14当り1
00〜250gである。
電解により有用な金属分を除去した後で、残留金属塩を
含有する回収した水性の酸を本方法の第3工程で再使用
することができる。
所望の場合には、他の配位子をオキシムに添加して使用
してよくかつ他の化合物、例えばコンディショナー、例
えばカプリルアルコール、イソデカノール、トリテシル
アルコール又は2−エチルヘキサノールのような長鎖脂
肪族アルコールを適当に有機溶媒の0.5〜10重量係
重量で存在させてもよい。
時々有機スルホン酸又は酸性リン酸エステルのようなア
ニオン系表面活性剤の添加は、錯体形成率及び水相と有
機相との間の金属有価物の移動率を高めるのに望ましい
例えば、成分を任意の常法で混合することにより得られ
る0−ヒドロキシアリールオキシムとアルキルフェノー
ルとの混合物は、水と混合不可能な有機溶媒中に溶解す
ると本発明方法における使用に適当でありかつ水と混合
不可能な有機溶媒中のそのような混合物の溶液もまた本
発明に包含される。
そのような溶液は本発明方法での使用に適当な濃度であ
ってよく或いは貯蔵又は輸送のために濃縮されていてよ
くかつ使用前に稀釈する必要がある。
本発明を次の実施例により詳説するが、これに限定され
るものではなく、すべての「部」及び「饅」は特に示さ
ない限り「重量部」及び「重量部」を表わす。
列1 エスケイド(Escaid)100(80%−脂肪族ケ
ロジン型溶媒)中に5−7ニルサリチルアルドキシム(
ベルギー国特許第796835号に記載されているよう
に生成)200g/A’を含有する溶液20部を硫酸銅
としての銅15 ji/lを含有する水溶液40部及び
pH2,0にするための硫酸と20℃で激しく撹拌した
15分後に撹拌を中止し、相を沈積させかつ溶媒相を分
離しかつ銅に、関して分析した。
次に、溶媒相15部を硫酸塩としての銅30g/l及び
硫酸150 g/lを含有するストリッピング用水溶液
50部と15分間激しく撹拌した。
相を沈積させかつ有機相を銅について分析した。
抽出工程後の有機相が銅22.02 g/IJを含有し
かつストリッピング後には銅15.60g/Aを含有す
るという結果が得られ、これは使用したオキシム溶液1
4当り銅6.42gの回収を表わす。
本発明方法により得られた改良を明らかにするために、
前記方法をp−ノニルフェノール1009/lを含有す
るエスケイド溶液を使用して繰返した。
溶媒相は、抽出後に銅21.10 g/lを含有しかつ
ス) IJラッピング後銅10.99 g/lを含有し
た。
これはオキシム溶液14当り銅10.11gの回収及び
使用したオキシム溶液11当り回収された銅量が57係
増加したことを表わす。
例2 抽出工程で、5−7ニルサリチルアルドキシム50 g
/13及び適当な場合にはp−ノニルフェノール509
/13を含有するエスケイドlOO溶液1部及び銅3.
0g/lを含有するpH2,0の水溶液2部を使用しか
つス) IJツピング工程では負荷された有機溶媒1部
及び例1で使用したストリッピング溶液1部を使用して
例1の方法を繰返した。
結果は次のようであった: ノニルフェノールを含まない場合には、溶媒相は銅を抽
出後に5.349/l及びストリッピング後に3.40
9/!lを含有していた。
これは銅の回収1.949711を表わす。
ノニルフェノールが存在する場合には、銅含量は各々5
.00 g/l及び2.26g/11であった。
これは銅回収2.74 g/l!を表わし、これはノニ
ルフェノールの不存在での回収よりも41%の増加であ
る。
例3 例2の方法を、5−ノニルサリチルアルドキシムの代り
に5−ノニル−2−ヒドロキシ−ベンゾフェノンオキシ
ム(米国特許第3428449号)64.4 g/l
(相応するモル量)を使用して繰返した。
結果は次のようであった: ノニルフェノールの不存在で、溶媒相は抽出後に銅4.
00g/i!及びストリッピング後に0,28g/11
を含有した。
これは銀回収3.72g/13を表わす。
ノニルフェノールの存在で、銅含量は各々3.529/
l及び0.14g/Ijであった。
これは銀回収3.38fl/13を表わしかつこのケト
キシムによるとノニルフェノールの添加は不利な作用を
及ぼすことを示す。
例4 例2の方法を、5−ノニルサリチルアルドキシムの代り
に2−ヒドロキシ−3−クロル−5−ノニルベンゾフェ
ノンオキシム(米国特許第3655347号) 71
g/13 (相応するモル量)を使って繰返した。
結果は次のようであった: ノニルフェノールの不存在では、溶媒相は銅を抽出後に
4.80g/l及びストリッピング後に4.04 g/
lを含有した。
これは銀回収0.76g/lを表わす。
ノニルフェノールの存在では、銅含量は各々4.73g
/I!及び3.7459/lであった。
これは銀回収0.985 g/lを表わす。
2−ヒドロキシ−3−クロル−5−ノニルベンゾフェノ
ンオキシムは前記のように強力な金属油゛出剤でありか
つこれらの結果は、このケトキシムではノニルフェノー
ルの添加が前記の条件下で銀回収を30係高める有利な
作用効果を有していることを示す。
例5 エスケイド100の溶液は5−ノニルサリチルアルドキ
シム509/12と下記のような量(等モル)のアルキ
ルフェノールを使って生成した。
該溶液を各々硫酸銅水溶液と接触させて銅5.4117
1で負荷させた。
各々のこの負荷溶液1部を激しく撹拌して、例1で使用
したストリッピング水溶液0.25部で平衡を確立し、
その後で溶媒相を分離しかつ銅含量について分析した。
結果は次のようであった: 例6 抽出剤溶液はエスケイド100(80%の脂肪族ケロシ
ン型溶媒)中の5−ノニルサリチルアルドキシム(ベル
ギー国特許第796835号に記載されているように生
成) 159/11及び4−ノニルフェノール45 g
/Itを内容として生成した。
この容液30容量部をpH2で硫酸塩としての銅LOg
/lを含有する水溶液60部と25°Cで15分間激し
く撹拌することにより接触させて両相間の銅の平衡分配
を確立した。
相を沈積させかつ有機相を銅について分析した。
その後で、銅分を含有する溶媒相を硫酸150g/l及
び硫酸塩としての銅309/lを含有する等容量の水溶
液と激しく撹拌することによりストリッピングした。
そのような溶液は最終的に銅を回収するための電解法か
らの典型的な廃電解質である。
溶媒相は抽出後に銅1.49g/11及びストリッピン
グ後に銅0.42971を含有していた。
これはオキシム/ノニルフェノール抽出剤溶液11当り
銅の回収1.07gを表わす。
記載の本発明方法により得られる改良性を明らかにする
ために、前記の方法を、5−ノニルサリチルアルドキシ
ム15g/71を含有するがノニルフェノールを含まな
いエステイド100溶液を使用して繰返した。
これらの条件下に、溶媒相が抽出工程後に銅1.589
/l及びストリッピング工程後に銅o、t8g/lを含
有し、銅回収がオキシム溶液11当り僅かo、sogで
あることを示した。
エステイド100中に5−ノニルサリチルアルドキシム
15g/Ij及び4−ノニルフェノール45 f;l/
lを含有する抽出剤溶液とpH2の硫酸塩としての銅L
Ofl/13を含有する水相との異なる容量比により、
25℃で15分間激しく撹拌することにより平衡化した
相を沈積させかつ各々銅にらいて分析して銅分配を明ら
かにした。
結果は次のようであった: 例8 例7のように生成した抽出剤溶液を銅水溶液と接触させ
て、銅1.77971を負荷させた。
この負荷溶液少量ずつを、硫酸150 g/l及び硫酸
塩としての銅309/lを含有するストリッピング水溶
液と異なる容量比で激しく撹拌して平衡にした。
相を沈積させかつ各々を銅含量について分析した。
結果は次のようであった。例9 5−ノニルサリチルアルドキシム50 g/l)及びp
−クレゾール50 jj/13を含有するエスケイド1
00の1容量部をpH2,0の硫酸塩としての銅3.0
9/lを含有する水溶液2部と激しく撹拌した。
15分後に撹拌を停止、両相を沈積させかつ有機相を除
きかつ銅について分析した。
前記実験からの銅で負荷された有機相1部を、硫酸15
0g/l及び硫酸塩としての銅309/lを含有するス
トリッピング用酸水溶液2容量部と接触させた。
15分後に撹拌を停止し、相を沈積させかつ再び有機相
の少量を銅について分析した。
負荷されかつストリッピングした有機溶液の銅含量は各
々5.29g/l及び2.34g/lでありかつ反応成
分による銅移動2.959//lを示す。
p−クレゾールの不存在では負荷された溶媒相は銅5.
3497 lを含有しかつストリッピング後には3.4
0j!/lを含有していた。
これは僅か1.949/lの銅移動を表わす。
p−クレゾールの付加は銅移動を52係改良した。
例10 例9の方法をp−クレゾールの代りに2−シアノ−4−
ノニルフェノールを使って繰返した。
結果は次の通りであった。
負荷有機相中の銅 −4,37g/lストリ
ッピングした有機 = 1.79 g/l相中の銅 抽出剤溶液により移動し = 2.58 g/lた
銅 これは、フェノール化合物を加えた場合に比べて移動鋼
の量が43係改良されたことを表わす。
例11 例2の方法を繰返したが、5−ノニルサリチルアルドキ
シムの代りに5−ヘプチルサリチルアルドキシムを使用
した。
結果は次の通りであった:抽出工程後の銅5.55g/
11及びストリッピング工程後3.809/l :銅1
.t5g/1.の回収を表わす。
ノニルフェノールの存在では溶媒相は抽出後に銅5.2
7g/l及びストリッピング後に2.64g/lを含有
していた。
これは銅2.63g/lの回収を表わし、ノニルフェノ
ールの不存在で回収した場合より50係増加した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脂肪族又は脂環式の炭素原子少なくとも3個を含有
    し、強力な金属抽出剤であるO−ヒドロキシアリールオ
    キシム1種又は数種及び場合により塩素原子又はシアノ
    基1個を含有するアルキルフェノール1種又は数種の、
    水と混合不可能な有機溶媒中の溶液と金属塩の水溶液を
    接触させ、0−ヒドロキシアリールオキシムとの錯体の
    形で金属を含有する溶媒相を水相から分離し、溶媒相を
    水性鉱酸と接触させかつ鉱酸との塩の形で金属を含有す
    る水相から溶媒相を分離する工程を包含する。 金属塩の水溶液から金属有価物を抽出する方法。 2 アルキルフェノールがアルキル炭素原子3〜15個
    及び場合により塩素原子1個を特徴する特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 o−ヒドロキシアリールオキシムが3一位に電子吸
    引置換基を特徴する特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の方法。 4 電子吸引置換基がハロゲン原子である、特許請求の
    範囲第3項記載の方法。 5 o−ヒドロキシアリールオキシムがアルキル炭素原
    子少なくとも5個を含有する、アルキルサリチルアルド
    キシムである、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    方法。 6 アルキルサリチルアルドキシムが5−ノニルサリチ
    ルアルドキシムの混合物又は5−へブチルサリチルアル
    ドキシムの混合物である、特許請求の範囲第5項記載の
    方法。 7 アルキルフェノールがアルキル炭素原子4〜12個
    を特徴する特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1
    つに記載の方法。 8 アルキルフェノールがp−ノニルフェノールの混合
    物である、特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1
    つに記載の方法。 9 水と混合不可能な有機溶媒が11当り0−ヒドロキ
    シアリールオキシム5〜200gを特徴する特許請求の
    範囲第1項〜第8項のいずれか1つに記載の方法。 10水と混合不可能な有機溶媒が0−ヒドロキシアリー
    ルオキシムの重量の0.1〜20倍の量でアルキルフェ
    ノールを特徴する特許請求の範囲第1項〜第9項のいず
    れか1つに記載の方法。 11 水と混合不可能な有機溶媒が11当り0−ヒド
    ロキシアリールオキシム5〜20g及び0−ヒドロキシ
    アリールオキシム重量の2〜20倍の量のアルキルフェ
    ノールを特徴する特許請求の範囲第1項〜第8項のいず
    れか1つに記載の方法。 12水と混合不可能な有機溶媒が11当り0−ヒドロキ
    シアリールケトキシム20〜200g及び0−ヒドロキ
    シアリールオキシム重量の0.1〜3倍量のアルキルフ
    ェノールを特徴する特許請求の範囲第1項〜第8項のい
    ずれか1つに記載の方法。 13金属が銅である、特許請求の範囲第1項〜第12項
    のいずれか1つに記載の方法。 14水と混合不可能な有機溶媒が炭化水素である、特許
    請求の範囲第1項〜第13項のいずれか1つに記載の方
    法。 15炭化水素が芳香族炭化水素成分を殆んど又は全く含
    有していない、特許請求の範囲第14項記載の方法。 16水と混合不可能な有機溶媒がハロゲン化炭化水素で
    ある、特許請求の範囲第1項〜第13項のいずれか1つ
    に記載の方法。 1Tハロゲン化炭化水素が塩素化炭化水素である、特許
    請求の範囲第16項記載の方法。 18水性鉱酸が水性硫酸である、特許請求の範囲第1項
    〜第1T項のいずれか1つに記載の方法。 19工程4から回収した、水と混合不可能な有機溶媒を
    再循環させて工程1で使用する、特許請求の範囲第1項
    〜第18項のいずれか1つに記載の方法。 20工程4から回収した水相を電解して金属を回収しか
    つ再循環させて工程3で使用する、特許請求の範囲第1
    項〜第19項のいずれか1つに記載の方法。 21 強力な金属抽出剤である。 −ヒドロキシアリールオキシム及びその重量の0.1〜
    30倍の、アルキル炭素原千生なくとも3個を含有する
    アルキルフェノールの混合物を含有する組成物を特徴す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 η強力な金属抽出剤である0−ヒドロキシアリールオキ
    シム及びその重量の0.1〜30倍の、アルキル炭素原
    千生なくとも3個を含有するアルキルフェノールの混合
    物を含有する組成物の、水と混合不可能な有機溶媒中の
    溶液を特徴する特許請求の範囲第21項記載の方法。
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