JPS5938873B2 - 電気抵抗溶接機 - Google Patents
電気抵抗溶接機Info
- Publication number
- JPS5938873B2 JPS5938873B2 JP4504680A JP4504680A JPS5938873B2 JP S5938873 B2 JPS5938873 B2 JP S5938873B2 JP 4504680 A JP4504680 A JP 4504680A JP 4504680 A JP4504680 A JP 4504680A JP S5938873 B2 JPS5938873 B2 JP S5938873B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- time
- welding
- timer circuit
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気抵抗溶接機に係り、特に小形溶接物に適し
た電気抵抗溶接機に関する。
た電気抵抗溶接機に関する。
細い針金等の小物の溶接には、比較的小電流を短時間流
すことが必要である。
すことが必要である。
従来このような用途には、コンデンサ蓄勢式の溶接機が
用いられている。ところがコンデンサ蓄勢式溶接機は、
コンデンサの充電に時間がかかり、又コンデンサの寿命
の点から溶接頻度があげられない欠点があつた。これに
対し商用交流の位相制御した半サイクルの通電による溶
接方法が考えられたが、交流電源位相と無関係に高速で
繰返し供給され被溶接物に対し適確に通電溶接すること
は困難であつた。本発明の目的は、高速で繰返し供給さ
れる被溶接物に対しても確実に通電溶接する電気抵抗溶
接機を提供することである。以下図示の実施例につき説
明する。
用いられている。ところがコンデンサ蓄勢式溶接機は、
コンデンサの充電に時間がかかり、又コンデンサの寿命
の点から溶接頻度があげられない欠点があつた。これに
対し商用交流の位相制御した半サイクルの通電による溶
接方法が考えられたが、交流電源位相と無関係に高速で
繰返し供給され被溶接物に対し適確に通電溶接すること
は困難であつた。本発明の目的は、高速で繰返し供給さ
れる被溶接物に対しても確実に通電溶接する電気抵抗溶
接機を提供することである。以下図示の実施例につき説
明する。
図示の実施例は自動釘打機用釘の溶接装置に応用したも
のである。自動釘打機用釘とは第3図に示すように細い
2本の平行した金属線に一定間隔で釘を点溶接してなる
ものである。第1図において、1、2は直列接続された
トランジスタ、3、4はトランジスタ1、2と同様に直
列接続されたトランジスタであつて、該2組のトランジ
スタの直列回路は共に電源に接続される。
のである。自動釘打機用釘とは第3図に示すように細い
2本の平行した金属線に一定間隔で釘を点溶接してなる
ものである。第1図において、1、2は直列接続された
トランジスタ、3、4はトランジスタ1、2と同様に直
列接続されたトランジスタであつて、該2組のトランジ
スタの直列回路は共に電源に接続される。
5は前記トランジスタ1、2の接続点とトランジスタ3
、4の接続点とに1次を接続される溶接変圧器であつて
、2次は溶接部に接続される。
、4の接続点とに1次を接続される溶接変圧器であつて
、2次は溶接部に接続される。
6はトランジスタ1と4を駆動する駆動回路、7はトラ
ンジスタ2と3を、駆動する駆動回路であつて、夫々ゲ
ート8及び9の出力が与えられる。
ンジスタ2と3を、駆動する駆動回路であつて、夫々ゲ
ート8及び9の出力が与えられる。
10はリセット時ゲート8に、セット時ゲート9に夫々
許可信号を与えるフリップフロップであつて、該フリッ
プフロップ10には通電指令信号が与えらオー1、信号
が1回入る毎に反転する。
許可信号を与えるフリップフロップであつて、該フリッ
プフロップ10には通電指令信号が与えらオー1、信号
が1回入る毎に反転する。
11は第2の時限回路であつて、該時限回路11は第1
の時限回路12の出力により起動され、該時限回路12
は後述の位置検出器29よりの通電指令信号により起動
される。
の時限回路12の出力により起動され、該時限回路12
は後述の位置検出器29よりの通電指令信号により起動
される。
又第2の時限回路11の出力はゲート8及び9に加えら
れフリップフロップ10の状態により駆動回路6又は7
のいずれかに与えられる。13、14、15、16は夫
々トランジスタ1、2、3、4に逆極性に並列接続され
るダイオード、ITは交流電源18を整流し、前記トラ
ンジスタ1、2、3、4よりなるブリッジ形インバータ
に直流電源を供給する整流回路、19はコンデンサ、2
0は整流回路17とトランジスタインバータとの間に設
けたトランジスタであつて、制御回路21によりコンデ
ンサ19の電圧を一定に保つように制御する。
れフリップフロップ10の状態により駆動回路6又は7
のいずれかに与えられる。13、14、15、16は夫
々トランジスタ1、2、3、4に逆極性に並列接続され
るダイオード、ITは交流電源18を整流し、前記トラ
ンジスタ1、2、3、4よりなるブリッジ形インバータ
に直流電源を供給する整流回路、19はコンデンサ、2
0は整流回路17とトランジスタインバータとの間に設
けたトランジスタであつて、制御回路21によりコンデ
ンサ19の電圧を一定に保つように制御する。
22は限流抵抗である。
第2図では前記第1図に示す全部が通電回路23として
表わしてある。24は周辺に釘を保持する溝25を設け
た円板であつて、図示しない電動機により回転され、シ
ユート26から溝25に釘イか供給される。
表わしてある。24は周辺に釘を保持する溝25を設け
た円板であつて、図示しない電動機により回転され、シ
ユート26から溝25に釘イか供給される。
27は円板24に近接して設けられるワイヤロの供給ガ
イドであつて、円板24の溝25中にある釘の外側にワ
イヤロを供給す。
イドであつて、円板24の溝25中にある釘の外側にワ
イヤロを供給す。
28,28はローラー電極であつて、図示しない加圧機
構によりワイヤロを円板24の溝内の釘イに圧接させる
。
構によりワイヤロを円板24の溝内の釘イに圧接させる
。
ここでローラー電極28,28は相互に電気的に絶縁さ
れ、通電回路23の溶接変圧器5の2次に接続される。
29は円板24の軸に設けられた位置検知器で、円板2
4が回転するに従つて溝25がローラー電極28,28
の位置に到達する直前に信号を発する。
れ、通電回路23の溶接変圧器5の2次に接続される。
29は円板24の軸に設けられた位置検知器で、円板2
4が回転するに従つて溝25がローラー電極28,28
の位置に到達する直前に信号を発する。
位置検知器29の信号は第1の時限回路12及びフリツ
プフロツプ10に通電指令信号として与えられる。前記
構成のものにおいて、シユート26から釘イの供給を受
けつ一つ円板24が回転すれば、釘イはワイヤロと共に
ローラー電極28,28の位置に到ることとなる。
プフロツプ10に通電指令信号として与えられる。前記
構成のものにおいて、シユート26から釘イの供給を受
けつ一つ円板24が回転すれば、釘イはワイヤロと共に
ローラー電極28,28の位置に到ることとなる。
このとき、位置検知器29は釘イがローラー電極28,
28に近ずく毎に信号を発し、第1の時限回路12の時
限期間中に釘イはローラー電極28,28の位置に到る
。ここで第2の時限回路11が起動され、該時限回路1
1の出力はフリツプフロツプ10がりセツト状態であれ
ばゲート8を通して駆動回路6に加えられてトランジス
タ1と4が第2の時限回路11が時限動作する間オンに
される。これにより溶接変圧器5の1次にはトランジス
タ1、トランジスタ4を通じてパルス電流が供給される
。この1次電流により一方のローラー電極28からワイ
ヤ咀釘イ、ワイヤロ、他方のローラー電極28の経路で
2次電流が流れ、溶接がなされる。円板24が引き続き
回転し、次の釘イがローラー電極28,28に近ずけば
、位置検知器29は再び信号を発し、フリツプフロツプ
10はセツト状態となる。時限回路12,11は前記と
同様の動作をし、第2の時限回路11の出力はゲ゛一ト
9を通して駆動回路7に加えられ、トランジスタ2と3
がオンにされる。これにより溶接変圧器5の1次には、
トランジスタ3、トランジスタ2を通して前記と逆方向
の同一パルス電流が供給される。この1次電流により前
記と逆方向の2次電流が流れ、溶接がなされる。以上に
よつて明らかなように、本発明によれば、溶接変圧器の
1次には1個の時限回路による一定時間の電流が交互に
方向を変えて供給されるもので、変圧器が偏極励磁され
ることなく通電時間を容易に調整でき、又電流値は変圧
器の巻数比を切換えるか又は電源電圧を変えることによ
り容易に調整できるものである。さらに通電は任意の時
点で開始できるので、いかなる時期に供給される被溶接
物に対しても一定条件の通電、溶接が行われるものであ
る。前記実施例においてトランジスタ1,2,3,4に
は夫々逆極性にダイオード13,14,15,16を並
列接続しているが、これは溶接変圧器5の2次側のリア
クタンスが大きい場合の電源への帰還用であり、又トラ
ンジスタ20制御回路21は電源電圧の変動に対して溶
接電流を一定に保つために設けたものである。
28に近ずく毎に信号を発し、第1の時限回路12の時
限期間中に釘イはローラー電極28,28の位置に到る
。ここで第2の時限回路11が起動され、該時限回路1
1の出力はフリツプフロツプ10がりセツト状態であれ
ばゲート8を通して駆動回路6に加えられてトランジス
タ1と4が第2の時限回路11が時限動作する間オンに
される。これにより溶接変圧器5の1次にはトランジス
タ1、トランジスタ4を通じてパルス電流が供給される
。この1次電流により一方のローラー電極28からワイ
ヤ咀釘イ、ワイヤロ、他方のローラー電極28の経路で
2次電流が流れ、溶接がなされる。円板24が引き続き
回転し、次の釘イがローラー電極28,28に近ずけば
、位置検知器29は再び信号を発し、フリツプフロツプ
10はセツト状態となる。時限回路12,11は前記と
同様の動作をし、第2の時限回路11の出力はゲ゛一ト
9を通して駆動回路7に加えられ、トランジスタ2と3
がオンにされる。これにより溶接変圧器5の1次には、
トランジスタ3、トランジスタ2を通して前記と逆方向
の同一パルス電流が供給される。この1次電流により前
記と逆方向の2次電流が流れ、溶接がなされる。以上に
よつて明らかなように、本発明によれば、溶接変圧器の
1次には1個の時限回路による一定時間の電流が交互に
方向を変えて供給されるもので、変圧器が偏極励磁され
ることなく通電時間を容易に調整でき、又電流値は変圧
器の巻数比を切換えるか又は電源電圧を変えることによ
り容易に調整できるものである。さらに通電は任意の時
点で開始できるので、いかなる時期に供給される被溶接
物に対しても一定条件の通電、溶接が行われるものであ
る。前記実施例においてトランジスタ1,2,3,4に
は夫々逆極性にダイオード13,14,15,16を並
列接続しているが、これは溶接変圧器5の2次側のリア
クタンスが大きい場合の電源への帰還用であり、又トラ
ンジスタ20制御回路21は電源電圧の変動に対して溶
接電流を一定に保つために設けたものである。
なお2次回路はローラ電極28,28の間で2個の溶接
点が直列になる形としているが、ローラー電極28と円
板24の間に給電するようにすることも可能である。第
1の又時限回路12は、円板24と位置検知器29との
相対位置関係の微細な調整にその時間調整を以て代える
効果を有するものである。なお、トランジスタ1,2,
3,4はその容量によつて夫々直並列したものとするこ
とは任意であり、抵抗、コンデンサよりなるいわゆるス
ナバ回路を附加することも任意であることはいうまでも
ない。
点が直列になる形としているが、ローラー電極28と円
板24の間に給電するようにすることも可能である。第
1の又時限回路12は、円板24と位置検知器29との
相対位置関係の微細な調整にその時間調整を以て代える
効果を有するものである。なお、トランジスタ1,2,
3,4はその容量によつて夫々直並列したものとするこ
とは任意であり、抵抗、コンデンサよりなるいわゆるス
ナバ回路を附加することも任意であることはいうまでも
ない。
第1図は本発明の実施例の要部結線図、第2図は要部の
構成図、第3図は該実施例の装置により製造される品物
を示す図である。 1,2,3,4:トランジスタ、5:溶接変圧器、6,
7:,駆動回路、8,9:ゲート、10:フリツプフロ
ツプ、11:第2の時限回路、12:第1の時限回路。
構成図、第3図は該実施例の装置により製造される品物
を示す図である。 1,2,3,4:トランジスタ、5:溶接変圧器、6,
7:,駆動回路、8,9:ゲート、10:フリツプフロ
ツプ、11:第2の時限回路、12:第1の時限回路。
Claims (1)
- 1 トランジスタにより構成されるブリッジ形インバー
タと、該ブリッジ形インバータの交流出力側に接続され
る溶接変圧器と、通電指令信号により起動される第1の
時限回路と、通電信号が入る度に反転されるフリップフ
ロップと、第1の時限回路の出力により起動される第2
の時限回路と、第2の時限回路出力とフリップフロップ
出力とを入力とするゲート回路とから構成され、通電指
令信号が入る毎に時限回路の発生する一定時限だけ交互
に極性を変えて溶接変圧器に通電されるようにしたこと
を特徴とする電気抵抗溶接機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4504680A JPS5938873B2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | 電気抵抗溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4504680A JPS5938873B2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | 電気抵抗溶接機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141979A JPS56141979A (en) | 1981-11-05 |
JPS5938873B2 true JPS5938873B2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=12708420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4504680A Expired JPS5938873B2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | 電気抵抗溶接機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938873B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61153561U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-24 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4532399A (en) * | 1982-04-21 | 1985-07-30 | Textron Inc. | Apparatus and method of welding nails to wires |
KR20010026073A (ko) * | 1999-09-02 | 2001-04-06 | 박동환 | 코일레일 제작용 용접기의 작동 제어 장치 |
US9590720B2 (en) | 2015-05-13 | 2017-03-07 | Ubiqomm Llc | Ground terminal and gateway beam pointing toward an unmanned aerial vehicle (UAV) for network access |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP4504680A patent/JPS5938873B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61153561U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141979A (en) | 1981-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6321167B1 (en) | Resistance-welding power supply apparatus | |
JPS6253263B2 (ja) | ||
US4973815A (en) | Resistance welder using an inverter | |
JP3253993B2 (ja) | 抵抗溶接装置に対する電源を制御し監視する電子装置 | |
US3975616A (en) | Control circuit for automatic electric arc-welder | |
US6459065B2 (en) | Resistance welding power supply apparatus | |
US4459460A (en) | Generator of high current pulses | |
JPS5938873B2 (ja) | 電気抵抗溶接機 | |
US4409461A (en) | Electrical resistance welder for nails used in an automatic nailing machine | |
US4282569A (en) | Constant current welding power supply with an upslope starting current | |
US3528100A (en) | Arc establishing circuit | |
US3414701A (en) | Stud welder control circuit | |
KR880001905B1 (ko) | 전기저항 용접기 | |
US4228383A (en) | Speed control circuit arrangement for an AC commutator motor | |
JPH0386383A (ja) | コンデンサ形スポット溶接機 | |
JP3128752B2 (ja) | スポット溶接機 | |
JP3226204B2 (ja) | 抵抗スポット溶接用制御装置 | |
JP2020022974A (ja) | 溶接電源のくびれ検出制御方法 | |
KR900001043Y1 (ko) | 전기저항 용접기의 회로 | |
JP2710939B2 (ja) | 消耗電極式両極性アーク溶接方法 | |
GB1383838A (en) | Welding control apparatus | |
US3671713A (en) | Arc spot weld control and power supply | |
AU587165B2 (en) | Resistance welder | |
US1706842A (en) | Welding machine | |
JPH04105774A (ja) | コンデンサ型スポット溶接機 |