JPS5938809B2 - フイルタホルダ - Google Patents

フイルタホルダ

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Publication number
JPS5938809B2
JPS5938809B2 JP56036496A JP3649681A JPS5938809B2 JP S5938809 B2 JPS5938809 B2 JP S5938809B2 JP 56036496 A JP56036496 A JP 56036496A JP 3649681 A JP3649681 A JP 3649681A JP S5938809 B2 JPS5938809 B2 JP S5938809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter holder
air vent
vent hole
joint
Prior art date
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Expired
Application number
JP56036496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57153714A (en
Inventor
伸一 酒井
弘行 渡辺
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
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Publication of JPS57153714A publication Critical patent/JPS57153714A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、火力・原子力発電所等に卦いて、復・給水
もしくは炉水等の試料水中の懸濁物を除去または分析す
るために使用するフィルタを保持するホルダの改良に関
するものである。
従来、フィルタホルダは、試料水配管系の一部に交換自
在に接続配置されるもので、一般に流体流入口部を備え
た接合板と流体流出口部を備えた接合板とからなり、こ
れらの接合板の内部にフィルタとこのフィルタを保持す
る通液性の支持体とを液密に嵌合装着し、これら接合板
の流体流入口部および流体流出口部にそれぞれ試料水配
管系を着脱自在に接続するよう構成される。
そして、このように構成されるフィルタホルダは、試料
水配管系に対し定期的に交換接続し、試料水中の懸濁物
(例えば酸化鉄等)をフィルタに堆積させて、汚染物の
除去または残留物の分析の便宜に供している。
しかしながら、従来のフィルタホルダにおいては、フィ
ルタを流体の流入圧に対しバックアップするために設け
られるフィルタ支持体を、所定メツシュの多孔板もしく
は網目板等で構成しているため、P紙等のフィルタに対
する懸濁物の堆積がフィルタ支持体の孔部に集中するた
め、フィルタホルダ内に形成される流路に目詰りを生じ
、適正な懸濁物の除去を達成することができな(なる難
点があった。
また、フィルタホルダを交換して新たに流体を導入する
場合、フィルタホルタ沖に気泡を生じるため、従来のフ
ィルタホルダにおいては内部の空気が抜けるまでに多く
の時間を要する難点があった。
そこで、本発明者等は、前述した従来のフィルタホルダ
の問題点を全て克服すべく種々検討並びに試作を重ねた
結果、フィルタの支持体として多孔質焼結金属またはセ
ラミック板を使用することにより、前記問題点を解消し
得ることを突き止めた。
また、流体流入口を設けた接合板の一部に空気抜孔を穿
設すると共に、この空気抜孔の外部開口端部に0リング
を介して液密に閉塞し得る所定の通孔を備えたプラグを
設けることにより、空気抜きを円滑に行うと共に取扱液
に対し確実に密閉することができ、前記問題点を解消し
得ることが判った。
従って、本発明の目的は、簡単な構成により流体の円滑
な流通を維持しながら懸濁物の回収を効率よく行い、液
密にして取扱操作の簡便なフィルタホルダを提供するに
ある。
前記の目的を達成するため、本発明においては、流体流
入口を有する接合板と、流体流出口を有する接合板とを
備え、両接合板を液密に接合すると共にその接合面側に
開口部を設けて流体流入口と流体流出口とを連通し、前
記開口部内にフィルタ支持体を介してフィルタを装着し
てなるフィルタホルダにおいて、フィルタ支持体を多孔
質焼結金属またはセラミック板で構成し、流体流入口を
有する接合板に外部と連通ずる空気抜孔を穿設すると共
にその開口部をフィルタに近接させ、さらにこの空気抜
孔の開口端部に01Jングを介して液密にシールし得る
プラグを調節自在に取付けることを特徴とする。
また、プラグは、ニップルで構成し、外部と連通ずる中
心通孔を設けると共に空気抜孔への挿通端部において前
記中心通孔を外周部に開口し、空気抜孔の開口端部へ0
1Jングを介して螺合装着して構成することができる。
さらに、両接合板の接合外周縁部にそれぞれテーパ状突
起部を設け、これらの突起部をクランプバンドで着脱自
在に囲繞固定するよう構成すれば好適である。
次に、本発明に係るフィルタホルダの実施例につき添付
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、本発明に係るフィルタホルダの一
実施例を示すものである。
すなわち、第1図において、参照番号10.12は一対
の接合板を示し、一方の接合板10には流体流入口14
が設けられ、他方の接合板12には流体流出口16が設
けられ、これらの流体流入口14および流体流出口16
は接合板10,12の接合面に形成された開口部18を
介して相互に連通している。
また、前記開口部18には、多孔質焼結金属またはセラ
ミック板で構成したフィルタ支持体20を介してフィル
タ22が装着され、これらは適宜Oリング24を介して
接合板10.12の間に液密に保持されている。
なお、流体流入口14および流体流出口16は、後述す
るように配管系との接続を行うため、アダプタおよびコ
ネクタを結合し得るようねし溝が刻設されている。
一方の接合板10には、外部と連通する空気抜孔26の
外部と連通ずる開口端部には、液密に閉塞し得るプラグ
28を調節自在に螺着する。
すなわち、このプラグ28は、第2図に示すように、ニ
ップル構造を有し、中心部に軸方向の通孔30を備え、
との通孔30は一端部が直接外部と連通ずると共に他端
部を半径方向に開通させたものであり、このプラグ28
を0リング32を介して空気抜孔26の開口端部に螺合
する。
この場合、0リング32を気体に対し若干の通気性を有
する程度にプラグ28の位置調整を行っておくことによ
り、空気抜孔26へ導出される気体は空気抜孔26とプ
ラグ28との間隙およびプラグ28に穿設した通孔30
を介して外部へ放出することができる。
このようにして、気体が全て排出され、空気抜孔26内
が取扱液で満たされると、01Jング32に液圧が作用
してシール作用が生じ、多少の液漏波があるが多量に噴
出することはない。
そこで、プラグ28を締付ければ液封を達成することが
できる。
なお、プラグ28の外端部は、適宜調節操作を行い得る
ような適当な操作部を設けておけば好適である。
このように構成したフィルタホルダは、接合板10.1
2の接合外周縁部にテーパ状突起部34゜36を設け、
とのテーパ状突起部34.36に対し、一端部を枢着し
て開閉可能に構成した湾曲状クランプバンド38により
圧着挾持するよう構成する(第3図参照)。
すなわち、クランプバンド38は、内周面に前記接合板
10.12のテーパ状突起部34,36を嵌入し得る凹
溝40を備え、クランプバンド38の両端部に締付は操
作可能なねじ具42を係脱自在に取付ける。
なお、図示例のねじ具42は、ねじ軸44の一端部をク
ランプバンド38の一端部vc 枢着すると共にクラン
プバンド38の他端部に切設した溝部46内に嵌入させ
、ねじ軸44の他端部より蝶形ナツト48を螺合し、こ
の蝶形ナツト48を回動することによりクランプバンド
38の両端部を接近させて、接合板10.12を圧着挾
持するようにしたものである。
前述した構成からなるフィルタホルダは、接合板10.
12に設けた流体流入口14および流体流出口16にそ
れぞれアダプタないしはコネクタ(図示せず)を着脱自
在に介在させて、試料水配管系へ簡単に接続配置し、試
料水中の懸濁物の回収を円滑に達成することができる。
前述した実施例から明らかなように、本発明に係るフィ
ルタホルダは、フィルタ支持体を多孔質焼結金属または
セラミック板で構成したことにより、フィルタ全面に対
する流体の流通が均等化されるため、懸濁物の堆積も均
等となり、フィルタ効果を向上することができ、従来の
ような流体の目詰り等を防止することができる。
また、空気抜孔は適度の通気性を有しかつ液密にシール
し得る構成であるため、フィルタホルダ交換時における
取扱いが簡便となるばかりでなく、安全性も高められる
利点がある。
特に、本発明フィルタホルダにおいては、実施例に記載
されるようなりランプバンドヲ使用シタ接合固定手段を
併用することにより、フィルタホルダの交換作業は勿論
のこと、フィルタホルダ内に収納したフィルタの回収並
びに分析作業を容易化できる等種々の優れた効果を有す
る。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明のフィルタホルダは前記実施例の記載に限定されるこ
となく、各種流体の配管系に接続して懸濁物の除去や分
析に応用し得ると共に、本発明の精神を逸脱しない範囲
内において種々の設計変更をなし得ることは勿論である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルタホルダの一実施例を示す
要部断面側面図、第2図は第1図に示す空気抜孔に設け
たプラグの取付状態説明図、第3図は第1図に示すフィ
ルタホルダの平面図である。 10.12・・・接合板、14・・・流体流入口、16
・・・流体流出口、18・・・開口部、20・・・フィ
ルタ支持体、22・・・フィルタ、24・・・Oリング
、26・・・空気抜孔、28・・・プラグ、30・・・
通孔、32・・・Oリング、34,36・・・テーパ状
突起部、38・・・クランプバンド、40・・・凹溝、
42・・・ねじ具、44・・・ねじ軸、46・・・溝部
、48・・・蝶形ナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体流入口を有する接合板と、流体流出口を有する
    接合板とを備え、両接合板を液密に接合すると共にその
    接合面側に開口部を設けて流体流入口と流体流出口とを
    連通し、前記開口部内にフィルタ支持体を介してフィル
    タを装着してなるフィルタホルダにおいて、フィルタ支
    持体を多孔質焼結金属またはセラミック板で構成し、流
    体流入口を有する接合板に外部と連通ずる空気抜孔を穿
    設すると共にその開口部をフィルタに近接させ、さらに
    この空気抜孔の開口端部に0リングを介して液密にシー
    ルし得るプラグを調節自在に取付けることを特徴とする
    フィルタホルダ。 2 プラグは、ニップルで構成し、外部と連通する中心
    通孔を設けると共に空気抜孔への挿通端部において前記
    中心通孔を外周部に開口し、空気抜孔の開口端部へOI
    Jソング介して螺合装着してなる特許請求の範囲第1項
    記載のフィルタホルダ。 3 両接合板の接合外周縁部にそれぞれテーパ状突起部
    を設け、これらの突起部をクランプバンドで着脱自在に
    囲繞固定してなる特許請求の範囲第1項記載のフィルタ
    ホルダ。
JP56036496A 1981-03-16 1981-03-16 フイルタホルダ Expired JPS5938809B2 (ja)

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JP56036496A JPS5938809B2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 フイルタホルダ

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JP56036496A JPS5938809B2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 フイルタホルダ

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Publication Number Publication Date
JPS57153714A JPS57153714A (en) 1982-09-22
JPS5938809B2 true JPS5938809B2 (ja) 1984-09-19

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JPS62110714A (ja) * 1985-11-07 1987-05-21 Tokyu Car Corp ストレ−ナ

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JPS57153714A (en) 1982-09-22

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