JPS5938784Y2 - Ｔｖ共聴機器用プラグ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はＴＶ共聴機器用プラグの改良に関するものであ
って絶縁ケース本体と、その一端が前記ケース本体内に
位置し同軸ケーブルの外導体に接続されその他端が筒状
で前記ケース本体より突出する外導体用端子と、その一
端が前記ケース本体内に位置し同軸ケーブルの中心導体
に接続されその他端が前記外導体用端子の筒状部の中心
軸に沿って前記ケース本体より突出する折り曲げ形成し
たＬ字状の中心導体用端子とより成ることを特徴とする
。

地下図面によって本考案の実施例を説明する。

従来のＴＶ共聴機器用プラグの中心導体は第１図に示す
ように丸棒状導体１と中心導体挟圧部２を半田付げ３に
より接続して釦り、部品数が多く、工数がかかり、半田
付は不良により接触不良を生ずる等の欠点があった。

本考案においては以上のような欠点を解消したプラグを
得ることを目的とする。

本考案にむいては第２図、第３図に示すように蓋部材４
と共にプラグケースを構成する絶縁ケース本体５に外導
体用端子６及び中心導体用端子７を互に絶縁して固定し
て設ける。

前記外導体用端子６は割れ目８′の存在によってスプリ
ング作用を有し前記ケース本体５より突出する商状金属
部８とこの金属部８に連結されケース本体５の内面に固
設された外導体受容金属部９とにより構成する。

一方前記中心導体用端子Ｉは第４図に示すように一端が
ピン状部１０となるＬ字状の金属板を折り曲げにより構
成し、中心導体用端子７のピン状部１０がケース本体５
を貫通し筒状金属部８内においてその中心軸に沿って延
び且つ中心導体用端子７の他端１１がケース５の内にむ
いてケース本体５に一体的に設けられた中心導体用端子
受部１６に前記外導体受容金属部９から絶縁されるよう
固定されるようにする。

この中心導体用端子Ｉの他端１１はワッシャ付ネジ１２
と共に同軸ケーブル１３の中心導体１４を挾持する。

本考案プラグは上記のような構成であるからプラグに同
軸ケーブルを接続するためには同軸ケーブル１３の先端
を第５図に示すように中心導体１４と外導体１５が露出
するようにカロ工しケース本体５に挿通し中心導体１３
は中心導体用端子７の他端１１にネジ１２にて固定し、
外導体１５は外導体受容金属部９に挿入しペンチ等にて
締付は固定し蓋４にて蓋をする。

本考案プラグの中心導体用端子Ｉは一体化したＬ字形の
金属板で構成されているため部品の数が少なく、組込み
がきわめて容易であるためコストを大幅に軽減できる等
大きな利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の同軸ケーブル接続用プラグの中心導体の
説明図、第２図、第３図は各々本考案プラグの斜視図及
び分解説明図、第４図は本考案プラグの中心導体の説明
図、第５図は同軸ケーブルの説明図である。 １・・・丸棒状導体、２・−・中心導体挟圧部、３・・
・半田付は部、４・・・蓋、５・・・ケース本体、６・
・・外導体用端子、７・・・中心導体用端子、８・・・
筒状金属部、９・−・外導体受容金属部、１０・・・ピ
ン状部、１２・・・ワッシャ付ネジ、１３・・・同軸ケ
ーブル、１４・・・中心導体、１５・・・外導体、１６
・・・中心導体用端子受部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 絶縁ケース本体と、その一端が前記ケース本体内に位置
   し同軸ケーブルの外導体に接続されその他端が筒状で前
   記ケース本体より突出する外導体用端子と、その一端が
   前記ケース本体内に位置し同軸ケーブルの中心導体に接
   続されその他端が前記外導体用端子の筒状部の中心軸に
   沿って前記ケース本体より突出する折り曲げ形成したＬ
   字状の中心導体用端子とより威ることを特徴とするＴＶ
   共聴機器用プラグ。