JPS5938707Y2 - 露受皿 - Google Patents

露受皿

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JPS5938707Y2
JPS5938707Y2 JP14657281U JP14657281U JPS5938707Y2 JP S5938707 Y2 JPS5938707 Y2 JP S5938707Y2 JP 14657281 U JP14657281 U JP 14657281U JP 14657281 U JP14657281 U JP 14657281U JP S5938707 Y2 JPS5938707 Y2 JP S5938707Y2
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JP
Japan
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bottom wall
dew
wall
bent
dew pan
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Expired
Application number
JP14657281U
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English (en)
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JPS5851174U (ja
Inventor
繁實 岡本
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
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Publication date
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本発明はくの字形乃至弓形に折曲された底壁とその周縁
より立上がる周壁とからなる金属製の露受皿に関するも
ので、周壁の相対向する二側壁に底壁の折曲部分に向い
折曲部分両端との間に夫々残存部分を形成するように切
欠部を形成し、この切欠部の各々の端面を重ね合わせ接
続し底壁と周壁との境界部からの水漏れの防止を図るも
のである。
第1図は例えばプレハブ冷蔵庫等の天壁に吊下され、庫
内を冷却する冷却装置で、金属板よりなる天壁1と、金
属製の露受皿2とからなるケース3にて外被を構成し、
天壁1の下面に蒸発器4と送風器5とが取付けられてい
る。
前記露受皿2は折曲部分6にてくの字形に折曲され折曲
部分6を境とする平坦面7′と傾斜面T“とからなる底
壁7と、この底壁7の周縁より立上がる周壁8とからな
り、傾斜面7“には送風機5のファン5aを臨設する空
気吸込口9、平坦面7′には除霜時蒸発器4から滴下す
る露を外部に導く排水孔10が形成され、又周壁8には
その一部を切欠き、蒸発器4の空気出口面に連通ずる冷
気吹出口11が形成されている。
以下、第1図の冷却装置の露受皿2について説明する。
第2図及び第3図は従来の露受皿である。尚、第2図及
び第3図に於て第1図と同一符号のものは同一のものと
する。
第2図は、4枚の金属板を口字状に溶接接合して前壁、
後壁及び左右両壁を形成した周壁8と、空気吸込口9及
び排水孔10が形成されている底壁7との全周を溶接接
合した露受皿2である。
この溶接接合部分12a。12b、12c、12d、1
2a’、12b’。
12c’ 、 12d’は凹凸状になる為塗装不良が生
じやすく、且つ底壁7と周壁8との境は水はけが悪く塵
埃が残る為錆発生の原因となり、腐食を招き、この腐食
により穴が開き水漏が発生していた。
第3図イは側壁8′に於て側壁8a′と側壁8b’とを
底壁7の排水孔10が形成されている平坦面7′と空気
吸込口9とが形成されている傾斜面γ“との交点すなわ
ちくの字形に折曲底壁6の折曲部分両端6′上にて突合
わせ、突合わせ部分13の内側に補強板14をあて第3
図口で示す如くスポット溶接(※印で示す)を行い、突
合わせ部分13と補強板14とを溶接接合した露受皿2
である。
第3図への2′は露受皿2の素材となる金属板である。
金属板2′に於て製造終了時間相対向する側壁8′の突
合わせ部分13となる両切尖部15は底壁7の折曲部分
両端6′まで達している。
第3図イの露受皿2は第2図に示した露受皿2と比較し
溶接接合部分は減少し、それに伴い溶接接合部分の塗装
不良、錆の発生、水漏れは減少するが依前として底壁7
と周壁8との境の2点の突合わせ部分6′に錆が発生し
、腐食に伴う水漏れの発生を招いていた。
第4図は上記の欠点に鑑みなされた露受皿2であり、素
材となる金属板(図示せず)を押し曲げ加工し一体成形
させたものである。
露受皿2は底壁7を折曲部分6にてくの字形に折曲させ
たとき排水孔10と空気吸込口9が形成されている底壁
7の平坦部7′と傾斜面7“との交点上の両側壁8′の
折曲の為形成される両側壁8′の夫々の突出部16を露
受皿2の外側又は内側に突き出したものである。
、従って、溶接接合部分はなくなり溶接不良による錆の
発生及び水漏れは防止されるが、突出部16と天壁1と
の間にはすき間ができ該すき間からの冷気漏れの為冷却
装置の送風能力は低下する。
更に突出部16からの冷気漏れに伴い突出部付近に氷が
生成し、天壁1と突出部16とに付着する為天壁1から
露受皿2を取外し、冷却器4を保守点検する際には氷を
除去した後露受皿2を取外さなければならない欠点が生
じた。
本考案は斯る欠点に鑑み成されたもので、以下本考案の
一実施例を第5図に基づき説明する。
尚第1図、第2図、第3図、第4図と同一符号のものは
同一のものとする。
第5図イの2は本考案に係る露受皿であり、その素材と
なる第5図ノ\の金属板2′の如く、周壁8の相対向す
る夫々の側壁8′に側壁8′の上端から空気吸込口9と
排水孔10とが形成されている底壁7の折曲部分両端6
′に向って両切入部15を両切大部15下端と折曲部分
両端6′との間に例えば5〜1oamの残存部分1Tを
残すように形成し第3図及び第4図の露受皿2と同様に
メス型治具上に金属板2′を載置し、上方よりオス型治
具により加圧し押し曲げ加工を行い一体成形し、第5図
口で示す如く切欠部15の端面15aと15bとのうち
端面15aを壁厚寸法だけ露受皿2の内側へ座押しし重
ね合わせてスポット溶接(※印で示す)を行った露受皿
である。
従って第2図、第3図の露受皿2のように底壁7と周壁
8との境には溶接接合部分は存在しなく、更に切欠部1
5下端と折曲部分両端6との間に残存部分17が存在す
る為、溶接接合部分の塗装不良及び錆の発生はなくなり
水漏れを防止できる。
又、補強板14は必要なく溶接作業はスポット溶接のみ
になる為、溶接作業は簡素化される。
更に、第4図の露受皿2のように突出部16がない為冷
気の漏れ、及び天壁1と露受皿2との氷着は防止される
尚第6図イの露受皿2のように素材となる第6図口の金
属板2′に両切入部15を両切大部15下端と底壁7の
周縁との間に残存部分17を残すように形成し、底壁7
が弓形となるように金属板2′を押し曲げ加工にて一体
成形した露受皿に於ても同様な効果は得られる。
以上の如く本考案はくの字形乃至弓形に折曲された底壁
と、この底壁の周縁より立上がる周壁と、周壁の相対向
する二側壁に底壁の折曲部分に向って延びる切欠部とを
夫々素材となる金属板を押し曲げ加工にて一体成形して
成る露受皿に於て、両切入部の下端と折曲部分両端との
間に夫々残存部分を形成し、切欠部の各々の相対向する
端面を相互に重ね合わせ接続したものであるから底壁と
周壁との境には溶接接合部分が存在せず底壁の露を良好
に排水でき底壁と周壁との境に於ける水漏れを防止でき
る。
又、補強板は必要なくスポット溶接のみの為、溶接作業
は簡素化される。
更に、露受皿からの冷気の漏れは防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷却装置の断面図、第2図は従来の露受皿の斜
視図、第3図イは従来の露受皿の斜視図、第3図口は露
受皿側壁の拡大斜視図、第3図ハは第3図イの露受皿の
素材となる金属板の斜視図、第4図イは第2図及び第3
図の露受皿の欠点に鑑みなされた露受皿、第4図口は第
4図イの露受皿側壁の拡大斜視図、第5図イは本考案の
一実施例に於ける露受皿の斜視図、第5図口は露受皿側
壁の拡大斜視図、第5図ハは第5図イの露受皿の素材と
なる金属板の斜視図、第6図イは弓形の底壁を持つ露受
皿の斜視図、第6図口は第6図イの露受皿の素材となる
金属板の斜視図である。 図中、1は天壁、2は露受皿、4は蒸発器、5は送風機
、6は折曲部分、6′は折曲部分両端、1は底壁、7′
は平坦面、7“は傾斜面、8は周壁、8′は側壁、13
は突合わせ部分、14は補強板、15は切欠部、16は
突出部、17は残存部分である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. くの字形及全弓形に折曲された底壁と、この底壁の周縁
    より立上がる周壁と、周壁の相対向する二側壁に底壁の
    折曲部分に向って延びる切欠部とを夫々素材となる金属
    板を押し曲げ加工にて一体成形して成る露受皿に於て、
    両切尖部の下端と折曲部分両端との間に夫々残存部分を
    形成し、切欠部の各々の相対向する端面を相互に重ね合
    わせ接続したことを特徴とする露受皿。
JP14657281U 1981-10-01 1981-10-01 露受皿 Expired JPS5938707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14657281U JPS5938707Y2 (ja) 1981-10-01 1981-10-01 露受皿

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JP14657281U JPS5938707Y2 (ja) 1981-10-01 1981-10-01 露受皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5851174U JPS5851174U (ja) 1983-04-06
JPS5938707Y2 true JPS5938707Y2 (ja) 1984-10-27

Family

ID=29939475

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JP14657281U Expired JPS5938707Y2 (ja) 1981-10-01 1981-10-01 露受皿

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JP6308649B2 (ja) * 2013-11-19 2018-04-11 ホシザキ株式会社 冷却貯蔵庫

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JPS5851174U (ja) 1983-04-06

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