JPS5938569A - 変圧器排熱利用システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変圧器排熱利用システムに係υ、特に、此 △変電機器の冷却に用いるに最適な変圧器排熱利用シス
テムに関する。

変圧器においては、鉄損ならびに銅損により熱損失が発
生する。この熱損失は巻線および鉄心から生じ、大型変
圧器では油に伝熱する。そこで熱損失の放散に際してＶ
ｉ、従来より油−空気熱交換器るるいは油−水熱交換器
を介して外界（空中）に捨てる方式が採られていた。し
かしながら、近年においてはエネルギー危機が深刻化し
、従来利用していなかった熱損失エネルギーの利用が型
費な課題となっている。

ところで、変圧器の排熱利用は、油−水熱交換器で得ら
れる温水を利用することになるが、従来の変圧器冷却系
統で得られる温水は５５ｒ程度であり、従来の吸収式冷
凍機を作動するだけの熱源とはなり得ないという欠点が
あった。

本発明の目的は、変圧器の熱損失を再利用することので
きる変圧器排熱利用システムを提供するにある。

本発明は、変圧器冷却系統で得られる温水を往行なうよ
うにしたものである。

第１図は本発明の実施例を示す系統図である。

変圧器１の熱損失Ｆｉ、油−水熱交換器２によυ熱焚換
され、その温水は冷却塔３より外界に廃棄される。また
、ケーブル４の熱損失は、ターボ冷凍機５および冷却塔
６により外界に廃棄される。

このケーブル側冷却系と熱交換器２とを結合させ、変圧
器１の熱損失をケーブル４の冷却に利用するところに本
発明の（ｒｆ徴がめる。つまυ、油−水熱父換器２より
の温水を吸収式冷凍機７の熱源として入力し、これＫよ
り吸収式冷凍機７を作動させ。

ケーブル４を冷却するものである。

油−水熱交換器２よυの温水は７０Ｃ程度の温度を有し
、吸収式冷凍機７が充分作動し得るものとする。吸収式
冷凍機７には冷却塔８が接続され。

ケーブル４の熱損失を外界に廃棄している。吸収式冷凍
機７の冷却側は貯冷槽９を介してケーブル４に接続され
る。仁の貯冷槽９により冷凍エネルギーが貯えるのであ
るが、かかる貯冷槽９には更にターボ冷凍機５が並列的
に接続される。従って、吸収式冷凍機７が稼動中である
場合には、ターボ冷凍機５を休止させておくことができ
る。つまり。

変圧器１が休止中でろるときのみターボ冷凍機５と冷却
塔６を作動はせれば良い。

本実施例によれば、変圧器による熱損失を有効に利用で
き、省エネルギー化を図ることができる。

第２図は本発明の他の実施例を示す系統図である。第２
図においては第１図に示したと同一部材であるものには
同一符号を付している。本実施例が第１図の実施例と異
なるのは、冷却塔３を除去し、この機能を冷却塔８で行
ない共用するようにしたものである。他の構成および機
能については前述した如くであるので説明を省略する。

本実施例によれば、前記実施例と同等の効果が得られる
ほか、冷却塔−基分の設備費を節減できる効果がある。

なお、前記実施例においては、変圧器の熱損失利用対象
をケーブルの冷却とした例を示したが。

これに限らず、熱損失を発生する総ての機器に適用可能
である。

以上より明らかな如く本発明によれは、変圧器の熱損失
を有効に利用でき、省エネルギー化が図れると共に冷却
系で使用される機器の動力費を節減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す系統図。 第２図は本発明の第２の実施例を示す系統図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、変電設備に施設された熱損失を発生する機器の冷却
   を行なう冷却系統において、変圧器に接続される油−水
   熱変換器と前記冷却系統との間を吸収式冷凍機によって
   接続したことを特徴とする変圧器の排熱利用システム。 ２、特許請求の範囲８Ａ１項において、前記吸収式冷凍
   機の冷却塔を前記油−水熱変換器に対し共用したことを
   ｔｐＨ徴とする変圧器の排熱利用システム。