JPS5938523A - 廃棄物燃焼処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は廃棄物の燃焼処理装置に係り、特交換装置に
おけるダストの詰りを防止するのに良好な装置に関する
。

例えば下水を浄化する際には大量の汚泥が発生するが、
この汚泥を脱水した後燃焼処理する方法が開発されてい
る。第１図はこの汚泥をはじめとして、生ゴミ等比較的
難燃性の物質を燃焼させるのに効果的な流動層燃焼装置
の系統図を示す。図において、供給フィーダ１から供給
された脱水汚泥等の焼却物は流動層炉たる燃焼装置２に
落下し、流動層２ａで良好に燃焼する。

発生した燃焼炉排ガスは空塔部２ｂを上昇して装置外に
排出されるが、燃焼ガス中には燃焼灰、層外に飛散した
小径の媒体粒子等のダストが含まれているため、サイク
ロン等の集塵器３で除塵される。捕集されたダストは水
Ｗを加えて混練機７において混練し、貯槽８に貯留後所
定の場所に排出していた。一方除塵された排ガスは熱交
換器４に至り、同熱交換器内に多数配置した熱交換管内
に流入し、この管の外部空間に流入した空気Ａと熱交換
した後外部に排出される。

排ガスの熱により昇温した空気Ａは管路５を経て燃焼装
置２の下部の空気室２Ｃに至り、多孔板２ｄを通過して
上部の媒体層を流動化して流動層２ａを形成し、かつ燃
焼用空気として利用される。この様な構成の装置におい
て、集塵器３において全てのダストを除去することは不
可能であるため、熱交換器４の熱交換管内には徐々にダ
ストが何着堆積する。このため、スートブロワ６を定期
的に作動させることによりＭ気Ｓを噴射して管内に４１
着したダストを除去するよう構成していた。しかし、こ
の方法では管内に付着したダストの除去は必ずしも効果
的に行なうことができず、しかも大数の蒸気を使用し不
経済である。

この発明の目的は」二連した問題点を除去し、熱交換器
のダスト除去を良好に、かつ経済的に行なうことのでき
る燃焼処理装置を提供することにある。

要するにこの発明は、燃焼炉から排出される燃焼ガス中
から捕集した粒子を熱交換器に吹き利は熱交換器に付着
したダストをこの粒子の擦過により除去するダストクリ
ーニング装置を設けた廃棄物燃焼装置であり、要すれば
同装置の操作を自動的に行えるよう構成した燃焼装置に
関する。

以下この発明の実施例につき説明する。

第２図において、集塵装置３の下部にはダストホッパ１
０が接続しており、このダストホッパぐ１０に対しては
気流輸送用管路１１が接続している。１２はこの気流輸
送用管路上１と接続し、かつ熱交換器４内に配置したダ
ストクリーニング装置である。第３図及び第４図はこの
ダストクリーニング装置の詳細を示す、。符号１３はク
リーニング装置本体、１４はこのクリーニング装置本体
１３に直交するよう取り付けたアウターチューブであり
、前記気流輸送用管路１１の終端部はインナーチューブ
ｌｌａとしてこのアウターチューブ１４内に対して挿通
しである。一方符号１５は口のアウターチューブ１４と
対向するようクリーニング装置本体１３に対し取り付け
た作動桿であり油圧シリンダ等の駆動装置１６に接続し
ている。

次にクリーニング装置本体１３の下部には熱交換器４内
に配置した熱交換管３６の人口側に粒子含有気体を噴射
するノズル１７が熱交換管の配置位置に対応するよう取
り付けである。１８はクリーニング装置本体に取り付け
た移動輪、１９はガイドレールである。これによりクリ
ーニング装置本体は作動桿１５を介して駆動装６′（１
６によりｘｙ力方向移動する。この場合アウターチュー
ブ１４とインナーチューブｌｌａとを気密に保持するこ
とによりクリーニング装置本体の移動と係りなく粒子含
有気体の供給を継続することができる。

以下この装置の作動状態について説明する。

なお、この装置の操作は手動によっても行えるが、以下
記憶と指令信号を発する制御箱を用いて自動的に制御す
る場合を例として説明する。

第２図において、燃焼装置２て発生した排ガスＧは集塵
装置３において除塵され、管路２ｏを経て熱交換装置４
に流入し、熱交換管３６を経て外部に排出される。符号
２１は記憶と指令信号を発する制御箱であり、排ガス排
出管路２２中の排ガス温度を湿度検知器２３により常時
検知している。

この検知結果により熱交換器４の下流側の排ガス湿度が
所定の値よりも高い場合には熱交換器４における伝熱効
率が低下していることを示すからダストクリーニング作
業を行なう。すなわち、制御箱２１は各信号回路により
気流輸送用管路１１に設けたダンパ２４を開とすると共
にロータリフィーダ２５によりダストホッパ１０内の捕
集ダストを排出し、管路１１により粒子（ダスト）をク
リーニング装置に供給する。粒子は管路１１の端部たる
インナーチューブ１１ａ、アウターチューブ１４を経て
ダストクリーニング装置本体１３のノズル１７から噴射
し、熱交換管３６内を通過させる。この間に制御箱２０
は駆動装置１６に接続する圧力流体用管路２６の弁２７
を開閉することにより作動杆１５を介して本体１３をＸ
Ｙ方向に前進、後　４・退させ、全ての熱交換管に対し
て万遍なく粒子を噴射する。この様にして各管３６内に
噴射された粒子は管体内壁面を擦過し、内壁面に付着し
たダスト層を剥離除去する。容管３６を通過した粒子及
び剥離された何着物はホッパ３０において気流が下降流
から上昇流に変化する間に慣性により同ホッパ３０の下
部に落下して気流中から除去される。一方除去された粒
子等は運搬車３１゜クレーン３２等の移動手段により補
助ホッパ３３を経てダストホッパ１０に戻される。なお
ダストホッパ１０内のダストを図示しない糸路により一
部系外に排出し、残りのダスト（粒子）を熱交換器のク
リーニング用に使用することはもとより可能である。

この発明を実施することにより元来不用となるべきダス
トを逆に利用して熱交換器のクリーニングを効果的に行
なうことができ、清掃効率を高めることができると共に
、蒸気等を使用する場合と比較して格段に経済的である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の廃棄物燃焼処理装置の系統図、第２図は
この発明に係る廃棄物燃焼処理装置の系統図、第３図は
同処理装置の一部を構成する熱交換装置の断面図、第４
図は第３図のＩ−Ｉ線による断面図である。 ２・・・・・・燃焼装置 ３・・・・・・集塵器 ４・・・・・・熱交換器 １１・・・・・・気流輸送用管路 １２・・・・・・ダストクリーニング装置１６・・・・
・・駆動装置 ２１・・・・・・制御箱 ２３・・・・・・湿度検知器 ２７　・・・・・圧力流体切換え田舟 ３６・・・・・・熱交換管 Ｇ・・・・・・燃焼排ガス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　汚泥等廃棄物を燃焼装置で処理するものにおいて
   、燃焼装置排ガスから捕集した微細粒子をこの燃焼装置
   排ガスと熱交換する空気予熱器等の熱交換器に吹き伺は
   熱交換管に付着したダストを除去するダストクリーニン
   グ装置を設けたことを特徴とする廃棄物燃焼処理装置。 ２、　集塵器で捕集したダストを気流輸送する装置と、
   複数のノズルをもち熱交換器管板に沿い移動するクリー
   ニング装置本体と、このクリーニング装置本体の移動を
   させる駆動装置とからなるダストクリーニング装置を設
   けることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の廃棄
   物燃焼処理装置。　　　　　　　　　　　３゜３、　熱
   交換管を清掃するために使用したダスト再供給する装置
   を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   廃棄物燃焼処理装置。 ４・　前記熱交換器の出口排ガスの温度を検知しこの信
   号を受ける記憶と指令信号を出す制御箱を設け、この制
   御箱の指令によりダストクリーニング装置を作動させる
   信号回路を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項又は第２項記載の廃棄物燃焼処理装置。 ５・　ダストクリーニング装置を作動させる信号回路１
   よ、捕集したダストの供給機への信号回路、捕集したダ
   ストの気流輸送用送風機のダンパへの信号回路、ダスト
   クリーニング装置を前進、後退させる圧力流体の切換え
   田舟への信号回路、集塵機出口排ガス管路ダンパーへの
   信号回路よりなることを特徴とする特許請求の範囲第４
   項記載の廃棄物燃焼処理装置。