JPS5938428B2 - デイ−ゼル機関の吸気装置 - Google Patents

デイ−ゼル機関の吸気装置

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JPS5938428B2
JPS5938428B2 JP15378379A JP15378379A JPS5938428B2 JP S5938428 B2 JPS5938428 B2 JP S5938428B2 JP 15378379 A JP15378379 A JP 15378379A JP 15378379 A JP15378379 A JP 15378379A JP S5938428 B2 JPS5938428 B2 JP S5938428B2
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JP
Japan
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air
surge tank
intake
inlet
filter chamber
Prior art date
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Expired
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JP15378379A
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English (en)
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JPS5677548A (en
Inventor
正康 井田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5677548A publication Critical patent/JPS5677548A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はディーゼル機関の吸気装置に関し、特に吸気
管の入口部を集合させる空気サージタンク内に断面形状
ハ形のエアフィルタエレメントを配設することにより吸
気性能の向上、レイアウトの簡素化等を図ったものであ
る。
従来、ディーゼル機関の吸気装置は機関本体とは少し離
れた位置にエアフィルタエレメントを内蔵したエアクリ
ーナを取り付け、吸気マニホールドとの間を補助吸気管
で接続するようになっていた。
(日産自動車■昭相54年10月発行「サービス同報第
403号」第57頁及び第58頁参照)そのため従来の
吸気装置にあっては1.エアクリーナ容器、補助吸気管
、吸気管等が必要とされ、エンジンルーム内が狭くなり
、レイアウトが悪く、またエレメントの形状により小型
化が困難であるとともに、構造が複雑であるため保守点
検が容易でなく、更に、吸気通路が比較的長くなるため
通気抵抗が太き(なり、出力性能も低下する等の不都合
があった。
本発明は上記のような不都合を解消すべくなされたもの
で、空気流入口を有し、かつ吸気管の入口部を集合させ
る空気サージタンクを設け、このサージタンク内に断面
形状り形のエアフィルタエレメントをその凹部が吸気管
の入口と直面するように配設することにより、補助吸気
管、エアクリーナ容器等の吸気装置の構成部品が少なく
なり、価格および重量の低減、レイアウト、組立ての簡
素化を図ることができ、また吸気通路の簡素化およびフ
ィルタ沢過面積の増大により沢過処理能力が向上すると
ともに、通気抵抗が減少し、吸入効率、出力性能が向上
するようにしたものである。
以下図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は、本発明に係る吸気装置を装着し
たディーゼル機関の概略を示すもので、1は機関本体、
2は機関の各気筒3の吸気孔に接続された吸気管、4は
この吸気管20入口部に形成されたフランジ部5に装着
され、各吸気管2の入口部を集合させる空気サージタン
クで、この空気サージタンク4は一端に大気と連通した
空気流入口6を有する。
第3図は空気サージタンク4の取付は構造を示すもので
、上記磁気管2人口部のフランジ部5にボルト7によっ
てサージタンクの底板8が固着され、この底板8にタン
クケース9が締付具10によって装着されて空気サージ
タンクが取り付けられている。
なお、タンクケース9と底板8との間には、第4図に示
すようにパツキン11が介挿されている。
第4図および第5図は上記空気サージタンク4の内部構
造を示すもので、タンク内部は隔壁12によって長手方
向に沿って構成11分離され、吸気管20入口が開口す
る側の室(以下エアフィルタ室と呼ぶ)13内に、断面
形状り形のエアフィルタエレメント14がその凹部が入
口部に直面するように配設され、エレメントの縁部14
aをタンクケース9の側壁および隔壁12によって底板
8との間に挾持して固定されている。
そして、隔壁120反対側の室がエア導入部15とされ
、このエア導入部の一端部に上記空気流入口6が設けら
れ、またこれと反対側の端部の隔壁12にエアフィルタ
室13とエア導入部15とを連通する連通孔16が設げ
られている。
従って、第5図に示すように、空気流入口6から流入し
た空気が導入部15を通過している間に完全に消音効果
が発揮され、それから連通孔16を通ってエアフィルタ
室13内に入り、ここで流速が落ち、エアフィルタエレ
メント14を通過して沢過された清浄な空気がエレメン
ト内側のクリーンサイドルーム11内で均量化されて各
吸気管2から各気筒内に供給される。
第6図および第7図は空気サージタンクの他の構成を示
すもので、ここでは隔壁12′によってサージタンク内
が上下に隔成、分離されており、上部のエア導入部15
側のケースの端部側壁に空気流入口6が設けられ、また
エアフィルタ室13とエア導入部15とを連通ずる複数
の連通孔16′。
16′が隔壁12′に設けられている。
この実施例では各吸気管2の前面に連通孔16′が配置
されているので、各気筒への吸気配分、通気抵抗がより
すぐれ、出力特性が向上する。
また、この実施例では、底板8を省略し、吸気管のフラ
ンジ部5に直接タンクケース9を装着し、ボルト7で固
定している。
第8図はエアフィルタ室内に配設されるエアフィルタエ
レメントの構成の一例を示すもので、18は板状の沢紙
を折り畳んで波状に形成し、これを図のように台形に構
成した沢過部材で、この沢過部材18の底部に底板8が
固着されている。
すなわち、沢過部材18は両側ののりしろ部18aの底
面に接着剤によって底板8が接着され、底板によって沢
過部材18を補強するとともに、取付は性を良くし、ま
たシール性を向上させている。
また、底板8には吸気管20入口部に対応して円孔また
は第8図のごとき長円状の孔19が形成されている。
20G址記沢過部材180両側部にそれぞれ固着される
台形状の側板で、この側板20は接着剤によって沢過部
材18の側部に接着されるとともに、下部の折曲片20
aにおいて底板8に点溶接されている。
なお、上記実施例では、沢過部材18を断面形状ハ形に
形成する都合上波形の稜線が長さ方向に一致するように
構成したが、ハ形への折曲げ部分に予め平面部を設けて
おけば、稜線が長さ方向と直交するように波形を形成す
ることもできる。
また、フィルタエレメントの長さが長くなる場合には、
多数の細孔を有する帯状の金属板等を沢過部材18の形
状に合わせて折り曲げてなる補強板を沢過部材の中央部
に重ねて配設し1.底板8に点溶接により固着して沢過
部材18を補強するようにしてもよい。
以上説明したごとく、この発明に係る吸気装置は空気流
入口を有し、かつ吸気管の入口部を集合させる空気サー
ジタンクを設け、このサージタンク内に断面形状β形の
エアフィルタエレメントをその凹部が吸気管の入口に直
面するように配設して構成されているので、補助吸気管
、エアクリーナ容器、取付は部品等の吸気系の構成部品
を省略できるため、価格および重量が低減し、レイアウ
ト、組立てを簡素化することができ、また吸気通路が簡
単となり、フィルタ沢過面積が増大するため沢過能力が
向上するとともに、通気抵抗が減少し、吸入効率、出力
性能が向上する。
また、構造が簡単であるため、小型化が可能となり、取
付け、取外し等の整備性が向上するとともに、材質を従
来の鋳造製から樹脂、鉄板製等に変更できるため、安価
、カリ製作加工が容易となり、また小型軽量化により取
付部における応力が小さくなって耐久性が向上する。
更に、エアフィルタエレメントを断面形状り形に形成し
たので、従来のものに比べて沢過面積が増加し、かつク
リーンサイドに比較的大きな空気容積ができるため、各
気筒への吸気干渉等が少なくなり、各気筒に均一して吸
気を供給でき、またエアフィルタ室自体が一種のコレク
タとしての役割をも果たすという利点がある。
また、空気サージタンクの容量アップが同一スペースの
中で比較的簡単に行なえるためスペース効率も向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る吸気装置を備えたディーゼル機関
の概略を示す平面図、第2図はその側面図、第3図は本
発明に係る吸気装置の取付構造の一例を示す説明図、第
4図は本発明装置の内部構造の一例を示す断面側面図、
第5図はその平面説明図、第6図は本発明の他の実施例
を示す断面説明図、第1図はその断面側面図、第8図は
エアフィルタ、エレメントの一例を示す一部分解斜視説
明図である。 2・・・・・・吸気管、4・・・・・・空気サージタン
ク、6・・・・・・空気流入口、8・・・・・・底板、
12 、12′・・・・・・隔壁、13・・・・・・エ
アフィルタ室、14・・・・・・エアフィルタエレメン
ト、15・・・・・・エア導入部、16,16’・・・
・・・連通孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気流入口を有する空気サージタンクを、機関の各
    気筒に接続された複数の吸気管の入口部を集合させるよ
    うに取り付け、上記空気サージタンク内に断面形状ハ形
    のエアフィルタエレメントをその凹部が上記吸気管の入
    口に直面するように配設したことを特徴とするディーゼ
    ル機関の吸気装置。 2 上記空気サージタンクが隔壁によって水平方向に隣
    り合ったエア導入部とエアフィルタ室に隔成され、上記
    エア導入部の一端部に上記空気流入口が形成され、また
    上記隔壁において上記空気流入口と反対側の端部にのみ
    上記エア導入部と上記エアフィルタ室とを連通ずる連通
    孔が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のディーゼル機関の吸気装置。 3 前記空気サージタンクが、隔壁によって上下方向に
    隣り合ったエア導入部とエアフィルタ室に隔成され、上
    記エア導入部の一端部に上記空気流入口が形成され、ま
    た上記隔壁に上記エア導入部と上記エアフィルタ室とを
    連通ずる複数の連通孔が形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のディーゼル機関の吸気装
    置。
JP15378379A 1979-11-28 1979-11-28 デイ−ゼル機関の吸気装置 Expired JPS5938428B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15378379A JPS5938428B2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 デイ−ゼル機関の吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15378379A JPS5938428B2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 デイ−ゼル機関の吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5677548A JPS5677548A (en) 1981-06-25
JPS5938428B2 true JPS5938428B2 (ja) 1984-09-17

Family

ID=15570036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15378379A Expired JPS5938428B2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 デイ−ゼル機関の吸気装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59103954A (ja) * 1982-12-06 1984-06-15 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の吸入装置
DE3324343C1 (de) * 1983-07-06 1988-08-18 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Mit Abgasrueckfuehrung arbeitende mehrzylindrige Brennkraftmaschine mit Kraftstoffeinspritzung
JPS6015020U (ja) * 1983-07-11 1985-02-01 日産自動車株式会社 内燃機関の吸気パイプの固定装置
DE3519205A1 (de) * 1985-05-29 1986-12-04 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart Befestigung einer abdeckhaube an einem zylinderkopf
AU2023203888A1 (en) * 2022-06-24 2024-01-18 JCB Research An intake assembly

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Publication number Publication date
JPS5677548A (en) 1981-06-25

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