JPS593811Y2 - ボルト・ナツト締付工具における給気遮断装置 - Google Patents

ボルト・ナツト締付工具における給気遮断装置

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JPS593811Y2
JPS593811Y2 JP12956880U JP12956880U JPS593811Y2 JP S593811 Y2 JPS593811 Y2 JP S593811Y2 JP 12956880 U JP12956880 U JP 12956880U JP 12956880 U JP12956880 U JP 12956880U JP S593811 Y2 JPS593811 Y2 JP S593811Y2
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JP
Japan
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valve
hole
air supply
air
chamber
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JP12956880U
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俊康 高橋
竹房 笹森
和彦 大塚
誠三 福元
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トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はボルト・ナツト締付工具たとえばナツトランナ
ーのエアモータにおける給気遮断装置に関するものであ
る。
一般にボルト・ナツト締付工具の一種であるナツトラン
ナーは第1図に示すようにその本体1内に、ワーク軸2
に予めボルト・ナツト締めにおける規定締付力を設定す
る摩擦力を利用したトルク制限器3が上記ワーク軸2と
モータケース4内に組込まれたエアモータ5とを接続す
べくその間に介設され、ワーク軸2に負荷が生じた際、
上記トルク制限器3の回転伝達軸6と外筒7とのその両
者間の回転差によって発生するスベリ作動による検知で
エアモータ5のワーク軸2への回転伝達を断ち、ボルト
・ナツト締めにおける締付力を規制してその締付精度を
高めうるようになされている。
またエアモータ5側に位置するトルク制限器3内には、
その回転伝達軸6に形成されたロアクラッチ8と該ロア
クラッチ8に噛合し、かつ外筒7とスプライン嵌合9を
もって軸心方向に摺動可能に接続され、しかも弾機10
の付勢力により常時噛合状態が保持されたアッパークラ
ッチ11とからなるクラッチ機構12を組込むとともに
、このクラッチ機構12のアッパークラッチ11に一端
が当接しかつ他端が上記エアモータ5の軸心を貫通して
後述する給気遮断装置に臨みうるバルブピン13を配設
し、上記トルク制限器3によるワーク軸2に発生する負
荷の検知と同時に弾機10の付勢力に抗したクラッチ機
構12のアッパークラッチ11の摺動でバルブピン13
を介して給気遮断装置を稼動させ、エアモータ5を停止
させうるべく給気の遮断を行なわせている。
ところで第1図に示す給気遮断装置は既に本出願人が実
願昭54−24410号として考案したものであり、こ
の場合、その給気遮断機構14は、バルブケース15の
内部に有する空室16に摺動可能にスロットバルブ17
を挿嵌して給気アダプタ18のエア供給口19とモータ
ケース4の供給孔20に連なる給気孔21とを常時は連
通せしめる通気室22および排出孔23と連通せしめる
弁室24を隔離形成するとともに、上記弁室24内には
、常時は弾機25の付勢力をもってバルブピン13側に
押圧された滑動弁26と、この滑動弁26に外装されて
、その部位で閉塞状態にある透孔27を有しかつ上記排
出孔23を閉塞するブツシュ28とを組込んで構成され
てなるものである。
したがって常時は矢印aのごとく給気アダプタ18のエ
ア供給口19から流入する圧縮空気は、通気室22、給
気室21.供給孔20を経てエアモータ5内に導ひ゛か
れ、回動せしめるとともに、このエアモータ5の回動は
、図示省略したが減速歯車機構およびトルク制限器3を
介し停動回転力としてワーク軸2に伝達され、ボルト・
ナツト締め作業が行なわれるものであるが、ここにおい
てボルト・ナツト締め作業終了時にワーク軸2に負荷が
生じた際、トルク制限器3が働いてそれを検知すると同
時にクラッチ機構12が作動し、そのアッパークラッチ
110弾機10付勢力に抗した摺動に伴なう移動量がバ
ルブピン13を介して給気遮断機構14の滑動弁26に
伝達される。
ここで滑動弁26は弾機25の付勢力に抗して競上げら
れるとともにこれに追従してブツシュ28がその透孔2
7を排出孔23に連通させうるべく滑動し、かつ上記ク
ラッチ機構12のロアクラッチ8とアッパークラッチ1
1とによる正常な噛合状態に復元した時点で、滑動弁2
6が弾機25の付勢力によりバルブピン13側に滑動し
てブツシュ28の透孔27を開口せしめ、ここで弁室2
4内はその圧縮空気が透孔27を経て排出孔23より吐
出されて減圧されると同時にこの弁室24内の減圧に伴
なうスロットバルブ17の弾機25の付勢力に抗したバ
ルブピン13側への移動によりエア供給口19と通気室
22とを閉塞せしめてエアモータ5への給気を遮断し、
停止させうるようなされている。
このように上述した給気遮断機構14はトルク制限器3
がワーク軸2での負荷発生を検知すると同時にクラッチ
機構12を作動させかつこのクラッチ機構12が正常な
噛合状態に復元した時点でのみ稼動して所期目的を達成
すべくエアモータ5を停止させうるよう構成してなるも
のであるが、この場合弁室24内の減圧に基づくスロッ
トルバルブ17の移動をもってエア供給口19からの圧
縮空気を遮断せしめてなるため、そのスロットバルブ1
7の動作に緩慢さを招いて応答性を悪化させるという問
題が生じていた。
本考案は上述に鑑みてなされたもので、応答性が良くし
かも容易に作動して所期目的が達威しえる給気遮断装置
を提供せんとするにあり、以下その実施例を示す第2図
以降の添付図面に基づき詳細に説明する。
まず第2図において、31はその給気遮断機構であり、
該給気遮断機構31は上記モータケース4の後部に装設
されたバルブケース32およびケースキャップ33とに
よって内部に上記バルブケース32外周に嵌着された給
気アダプタ18のエア供給口19と送入孔34を介して
連通となりかつ上記バルブピン13の他端が臨みうる空
室35を形成している。
また上記バルブケース32には、空室35とモータケー
ス4の供給孔20とを連ねる給気孔36を有するととも
に、後述する弁室内を大気圧に保持するための貫通孔3
7およびエアモータ4内の残存空気吐出用の排気孔38
をそれぞれ開設せしめている。
そして上記空室35内に各々送入孔34、給気孔36お
よび排気孔38に通ずる各弁孔39,40.41を開孔
せしめたバルブスリーブ42を精嵌するとともにこのバ
ルブスリーブ42内に常時は上記弁孔39.40と弁孔
41とを遮へいしかつバルブピン13側に弁孔41を介
して排気孔38と通ずる弁室43を形成すべく中空状の
シャットバルブ44が摺動可能に挿嵌され、さらにこの
シャットバルブ44の外周には各弁孔39.40を介し
て送入孔34と送気(L36とを連通せしめる環状の通
気室45を凹設しているとともにその部位の所要位置に
通気室45と内部とを連ねるべく複数の透孔46を開設
せしめている。
サラに上記シャットバルブ44にはその複数の透孔46
を常時は閉塞状態に保持すべく摺動可能に中空状のマス
ターバルブ47が内装されている。
すなわちこのマスターバルブ47は上記シャットバルブ
44の前端面48が当接すべく掛止壁49を形成した基
端部50を上記前端面48に対し所要間隔をもって弁室
43内に臨みうるようその中間部51をシャットバルブ
44に内嵌挿せしめ、かつ上端部52は上記ケースキャ
ップ33に成形された凹所53に摺動許容寸法を存して
嵌合されている。
またマスターバルブ47の中間部51で上記シャットバ
ルブ44の透孔46に対してバルブピン13寄りの所要
位置には、常時はシャットバルブ44への嵌合により閉
塞となりかつマスターバルブ47のケースキャップ33
方向への移動時において透孔46と連通する連通孔54
が開設され、他方上端部52には後述のごとき上記シャ
ットバルブ44の後端面55に形成される加圧室とマス
タ−バルブ47内部とを連ねる複数の透孔56およびこ
の透孔56よりケースキャップ33側の位置に所要間隔
を存して後述する係止部材がマスターバルブ47の摺動
に応じて係合するための二条の係合環状溝57および5
8を設けている。
59はリリーフバルブであり、該リリーフバルブ59は
上記マスターバルブ47にクラッチ機構12のアッパー
クラッチ11の移動量を付与すべく上記弁室43内でし
かもバルブピン13の他端とマスターバルブ47の基端
部50との間にその基端部50面に当接して介在される
ばね座60とともに形成された鍔部61を有し、かつこ
の鍔部61に連ねて設けられた円墳部62のマスターバ
ルブ47内への挿嵌でその連通孔54を常時は閉塞状態
に保持せしめているとともに上記ばね座60とシャット
バルブ44との間に弾機63を組込み、常時この弾機6
3の付勢力をもってリリーフバルブ59をバルブピン1
3方向に押圧している。
64は、シャットバルブ躬の後端面55とケースキャッ
プ33との間に介在されたスペーサであり、このスペー
サ64により上記シャットバルブ劇の後端面55側に上
記マスターバルブ47の上端部52に設けられた透孔5
6を介してその内部と連通ずる加圧室65を形成すると
ともにこのスペーサ64とケースキャップ33との間に
は第3図に示すようにスペーサ64背面に成形された凹
溝66内にたとえば同図のごとき彎曲成形して弾性付与
せしめた係止部材67を組込み、通常においてこの係止
部材67の一方の係合環状溝57への係止挟着によりそ
のマスターバルブ47を支持せしめている。
なお図中の68は、ケースキャップ33の凹所53に連
ねて開設された細孔であり、該細孔68により凹所53
内でのバキューム現象および加圧室65内の高圧化を防
止するようになされている。
以上のごとく本考案のボルト・ナツト締付工具における
給気遮断装置は構成されており、次にその作動手順を第
4図に基づき詳細に説明する。
まず同図イはボルト・ナツト締付工具たとえばナツトラ
ンナ一本体1の正常な駆動状態における給気遮断機構3
1の状況を示すもので、この場合、給気アダプタ18の
エア供給口19からの圧縮空気は矢印のごとく送入孔3
4→弁孔39→通気室45→弁孔40→給気孔36→供
給孔20を経てエアモータ5に導かれ、このエアモータ
5は回動する。
そしてエアモータ5の回動は、ナツトランナ一本体1内
に組込まれた減速歯車機構およびトルク制限器3を介し
てワーク軸2に停動回転力として伝達される。
なおこの時点でクラッチ機構12はそのロアクラッチ8
が回転伝達軸6に形成され、がつアッパークラッチ11
は外筒7にスプライン嵌合9となり、しかも弾機10の
付勢力をもって上記ロアクラッチ8に押圧されているが
ため正常な噛合状態で訃ルク制限器3とともに回動して
いる。
この状態においてボルト・ナツト締め作業を行なうもの
であり、そのボルト・ナツト締め作業の終了時にワーク
軸2に負荷が生じた際、この負荷によりトルク制限器3
にはその回転伝達軸6と外筒7とに摩擦力に抗した回転
差が発生し、クラッチ機構12を働かせることになる。
すなわち、上記トルク制限器3に発生する回転差により
クラッチ機構12のアッパークラッチ11が弾機10の
付勢力に抗して同口図のごとく摺動し、かつこれに伴な
いその移動量がバルブピン13を介し瞬時にして給気遮
断機構31を作動させうるべく伝達される。
ここで給気遮断機構31はそのリリーフバルブ59が同
口図に示すように上記バルブピン13から伝受した移動
量により弾機63の付勢力に抗して弁室43内で競上げ
られると同時にそれに追従してマスターバルブ47もシ
ャットバルブ55内を滑動する。
この時点でマスターバルブ47はその連通孔54が上記
リリーフバルブ59の円墳部62によるその内面開口部
の閉塞状態でシャットバルブ55の透孔46を介して通
気室45に連通ずるとともに、至端部52において、そ
の一方の係合環状溝57に係止挟着する係止部材67は
、それ自身が有する付勢力に抗した至端部52の凹所5
3内への没入移動により上記係止挟着が解かれかつ新ら
たに他方の係合環状溝58と係止挟着して支持されるこ
ととなる。
また、上述のごとき状態よりエア供給口19からの圧縮
空気は未だ同口図の矢印のごとく送入孔34→弁孔39
→通気室45→弁孔40→給気孔36→供給孔20を経
てエアモータ5内へ給気しつづけ、したがってこのエア
モータ5の回動状態が継続してトルク制限器3の外筒7
に伝達される。
このことからクラッチ機構12の上記外筒7にスプライ
ン嵌合9されたアッパークラッチ11が回動し、同ハ図
に示すごとくロアクラッチ8に対して正常な噛合状態に
復元する。
上記クラッチ機構12の正常な噛合状態の復元によりリ
リーフバルブ59のみが弾機63に付勢されてバルブピ
ン13方向に押戻されるとともにマスターバルブ47は
係止部材67の他方の係合環状溝58への係止挟着によ
り残存してその連通孔54を開口する。
この連通孔54の開口で同ハ図の矢印のごとくエア供給
口19からの圧縮空気は、弁孔39→通気室45→透孔
46→連通孔54を経てマスターバルブ47内に導抵が
れ、さらにこのマスターバルブ47内よりその透孔56
を介して加圧室65内に供給加圧される。
ここで弁室43内は貫通孔37および弁孔41を介した
排気孔38により常に大気圧に保持されていることから
加圧室65の加圧でシャットバルブ44が弾機63の付
勢力に抗してバルブスリーブ42内をバルブピン13方
向へ圧縮空気流路を切換えるとともにマスターバルブ4
7を復元させるべく同二図に示すように摺動する。
すなわち同二図のごとくシャットバルブ44は送入孔3
4と給気孔36とを遮断すると同時に送入(L34を弁
孔39を介して直接加圧室65と連通せしめ、かつ給気
孔36を弁孔40、通気室45、弁孔41を介して排気
孔38と連通させうるべく摺動じて圧縮空気流路を切換
えるものであり、したがって同二図の矢印に示すように
送入孔34がらの圧縮空気は加圧室65に直接導びかれ
て供給加圧するとともにエアモータ5内の残存空気は排
気孔38より吐出されることとなる。
またマスターバルブ47はシャットバルブ44のバルブ
ピン13方向への摺動に伴ないその前端面48がマスタ
ーバルブ47の掛止壁49に当接して摺動し、復帰する
ものである。
なお、ここで係止部材67は、他方の係合環状溝58で
の係止挟着状態が解かれ、かつ一方の係合環状溝57で
の係止挟着となりマスターバルブ47を支持する。
その後、送入孔34からの圧縮空気を断つ換言すれば元
エアを切ることで加圧室65内の圧縮空気はケースキャ
ップ33に設けられた細孔68より洩出すると同時に弾
機63の付勢力によりシャットバルブ44が復帰して次
後の駆動体勢を待機するものである。
さらに第5図は本考案の他の例である給気遮断装置とと
もにその後部にトルク制限器のスベリ作動を検知する検
出器を取付けた実施例を示すもので、この場合検出器と
してたとえばマイクロスイッチ69を取付板70をもっ
てケースキャップ33後面に装設し、かつ中途に組込ま
れた弾機71の付勢力をもって常時一端72が上記IJ
IJ−フバルブ59の円墳部62端面に当接する検知
器73を配設するとともにその他端74は上記マイクロ
スイッチ69に臨ませてなるものであり、このようにす
ることで上述したごとき動作するリリーフバルブ59に
追従して検知軸73が同調動作すると同時にマイクロス
イッチ69を叩いてパルス信号が発信されるものであり
、したがって容易にトルク制限器3に生じるスベリ作動
を検知することができて、遠隔操作によるエアモータ4
の制御に簡易に対応しえるものとなる。
このように本考案の給気遮断装置は、ワーク軸に生じる
負荷で作動するトルク制限器によって働くクラッチ機構
のアッパークラッチの移動量がバルブピンを介して伝達
されてもエア供給口からの圧縮空気が遮断されることな
く上記クラッチ機構のアッパークラッチがロアクラッチ
に対し、正常な噛合状態に復元するまでエアモータへの
給気を継続して回動せしめ、かつ上記クラッチ機構が正
常な噛合状態に復元した時点で大気圧に対しそれより高
い圧力を生成せしめて給気遮断機構を作動させうるよう
構成したものであり、したがって従来のごとき給気遮断
機構内での減圧を利用したものに比し応答性が良くしか
も低圧であっても所期目的を損なわずして容易に作動し
、かつ保守点検を行なうことなく常に正常なボルトナツ
ト締付工具の駆動体勢が維持でき、次後における作業に
支障をきたすことなく使用に供しえるという効果を兼ね
備えた考案である。
また第5図に示すごときマイクロスイッチを給気遮断装
置に取付けることで容易にトルク制限器に生じるスベリ
作動が検知しえて遠隔操作によるエアモータ制御に簡易
に対応しえ、したがって図示省略したが従来のごとき近
接スイッチを備えたトルク検出器を介設し、かつこのト
ルク検出器によるトルク制限器のスベリ作動の検知に基
づく近接スイッチの作用で遠隔操作によるエアモータ制
御に比し、小型化かつ簡便さが計れしかもコストダウン
がなしえるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給気遮断装置を装設したボルト・ナツト
締付工具を示す一部切欠断面図、第2図は本考案の給気
遮断装置の実施例を示す拡大断面図、第3図は第2図に
おけるIII −III線矢視断面図、第4図イル二は
本考案給気遮断装置とトルク制限器およびクラッチ機構
との関係を示す作動手順図、第5図は本考案の他の例を
示す断面図である。 1は締付工具本体(ナツトランナ一本体)、2はワーク
軸、3はトルク制限器、4はモータケース、5はエアー
モータ、12はクラッチ機構、13はバルブピン、31
は給気遮断機構、32はバルブケース、33はケースキ
ャップ、34は送入孔、35は空室、36は給気孔、3
7は貫通孔、38は排気孔、39,40.41は弁孔、
42はバルブスリーブ、43は弁室、44はシャットバ
ルブ、45は通気室、46は透孔、47はマスターバル
ブ、50はその基端部、51は中間部、52は至端部、
53は凹所、54は連通孔、55はシャットバルブの後
端面、56はマスターバルブの透孔、59はリリーフバ
ルブ、60はばね座、61は鍔部、62は円墳部、63
は弾機、64はスペーサ、65は加圧室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 締付工具本体1におけるモータケース4内のエアモータ
    5と先端に備えられたワーク軸2とを連結すべくその間
    にトルク制限器3を介設するとともに該トルク制限器3
    内でしかも上記ワーク軸2に生した負荷の上記トルク制
    限器3による検知で作用するクラッチ機構12を組込み
    、かつこのクラッチ機構12の摺動によりバルブピン1
    3を介して作動する給気遮断装置において、上記モータ
    ケース4後部に装設されかつバルブピン13の他端が臨
    みうる空室35を形成するとともにこの空室35に精嵌
    されたバルブスリーブ42が有する各弁孔39.40.
    41と各々連通すべく送入孔34、給気孔36、排気孔
    38および直接上記空室35に開口する貫通孔37とを
    備えたバルブケース32およびこの後面に装着されたケ
    ースキャップ33と、上記バルブスリーブ42内におい
    て、常時は弁孔41を遮断しがつ各弁孔39と40とを
    連ねる通気室45を外周に凹設するとともにこの通気室
    45の所要位置に透孔46を開設し、さらに上記弁孔4
    1を介して排気孔38と連なりしかも貫通孔37により
    常に大気圧維持される弁室43を形成すべく摺動可能に
    挿嵌された中空状のシャットバルブ44と、基端部50
    が上記弁室43内に臨みかつ至端部52が上記ケースキ
    ャップ33に形成された凹所53内に摺動許容寸法を存
    して嵌合し、さらに上記シャットバルブ44にその移動
    に追従ししかも上記透孔46を常時は閉塞すべく中間部
    51を挿嵌するとともにその中間部51の上記透孔46
    に対しバルブピン13側の所要位置に常時は閉塞すべく
    設けられた連通孔54および至端部52に常時開口する
    透孔56を備えた中空状のマスターバルブ47と、この
    マスターバルブ47にバルブピン13の移動量を伝達し
    てその連通孔54と上記シャットバルブ44の透孔46
    とを連通させうるべくマスターバルブ47の基端部50
    とバルブピン13の他端との間にばね座60とともに形
    成された鍔部61を介在せしめるとともに上記マスター
    バルブ47内にその連通孔54を常時は閉塞しうるよう
    摺動可能に挿嵌された円墳部62を有するリリーフバル
    ブ59およびこのリリーフバルブ59に常時バルブピン
    13方向へ押圧すべくそのばね座60と上記シャットバ
    ルブ44の間に組込まれた弾機63と、上記シャットバ
    ルブ剃とケースキャップ33の間でしかもシャットバル
    ブ44の後端面55に上記マスターバルブ47の透孔5
    6と常時連なる加圧室65を形成すべく介在されたスペ
    ーサ64とを具備して給気遮断機構31はなり、上記ク
    ラッチ機構12の働きによるアッパークラッチ11の摺
    動量がバルブピン13を介しリリーフバルブ5つに伝達
    されても送入孔34からの給気を遮断することなく弾機
    63の付勢力に抗してリリーフバルブ59とともにマス
    ターバルブ47を競上げると同時にエアモータ5への給
    気を継続してアッパークラッチ11に回動を与え、かつ
    クラッチ機構12が正常な噛合状態に復元した時点にお
    いて、弾機63の付勢力によるリリーフバルブ59のみ
    の押戻しで送入孔34と加圧室65とを弁孔39、通気
    室45、透孔46、連通孔54さらにマスタ−バルブ4
    7内部および透孔56を介して連通せしめ、しかも上記
    加圧室65をエア供給口19からの圧縮空気で供給加圧
    せしめると同時に送入孔34と給気孔36との圧縮空気
    の流路切換を行なうべくシャットバルブ44に弾機63
    の付勢力に抗した摺動を与えてエアモータ5への給気を
    遮断しうるよう構成したことを特徴とするボルト・ナツ
    ト締付工具における給気遮断装置。
JP12956880U 1980-09-11 1980-09-11 ボルト・ナツト締付工具における給気遮断装置 Expired JPS593811Y2 (ja)

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JP (1) JPS593811Y2 (ja)

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JPS5753879U (ja) 1982-03-29

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