JPS5938058B2 - フランジ付長尺管の直接鍛造装置 - Google Patents

フランジ付長尺管の直接鍛造装置

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JPS5938058B2
JPS5938058B2 JP2135078A JP2135078A JPS5938058B2 JP S5938058 B2 JPS5938058 B2 JP S5938058B2 JP 2135078 A JP2135078 A JP 2135078A JP 2135078 A JP2135078 A JP 2135078A JP S5938058 B2 JPS5938058 B2 JP S5938058B2
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JP
Japan
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mold
punch
pressure
cyl
plug
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JP2135078A
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誠 佃
与男 高田
幸一 尾崎
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属溶湯を高圧下tとおいて直接金型内で凝固
させ、引き続き前記金型を使用して塑性加工を連続して
行なう直接鍛造法である特開昭51−12:6330に
関連して長尺管の一端に他の管と接続すべき管フランジ
を有する形状およびそれに類する形状を成形するための
装置の改良に関するものである。
直接鍛造法は第1図1こ示すようlこ主型1とシリンダ
CYL−3に接続された中子型2とから成る金型tこ溶
融金属を注入し、シリンダCYL−1/こより昇降自在
の加圧ポンチ3とシリンダCYL−2で支持されるプラ
グ型4とにより金型を閉塞して高圧下で凝固せしめる加
圧機構と、凝固後適当温度範囲でプラグ型4を上昇させ
て金型の上部を開放するとともに、加圧ポンチ3を下降
させて金属を塑性流動させるための除圧および加圧操作
機構の複動加圧操作を必要とする。
さらに、加圧下での凝固期間とこれに連続する塑性加工
開始時期の設定および瞬間の加圧切替が必須である。
これは例えば比較的小形の製品あるいは加圧ストローク
の短い成形の場合は汎用の複動油圧プレスを用いて手動
もしくは電気的lこ油圧回路を制御することにより可能
である。
しかしながら、第2図に示すような7/D1が5以上の
長尺形状で且つ端部にフランジを有するような製品で塑
性変形時比較的長いストロークを要する押出加工が必要
な場合は、■ 製品の全長が長いので、製品を金型から
取出すために充分なデーライト(金敷上面とラム下面と
の間隔)が必要であるが、通常の縦型プレスでは限度が
あること、 ■ デーライトが長くなるtこつれて成形時tこ加圧シ
リンダを昇降させる時間が増大して作業時間が長くなり
、また加圧に際して重要な因子であるタイミングの調整
が困難であること、 ■ ストロークが長いシリンダでは先端に取けけられた
加圧ポンチの調心精度が悪くなり、金型のミスマツチが
多くなることなど生産技術上問題があり、生産原価、金
型費用の高騰の原因ともなり実用上好ましくない。
本発明は上記の諸事情に基づいてなされたもので、口高
を有する主型と、該主型の底面中央に昇降自在に挿着さ
れたフランジげ中子型と、水平方向に移動可能な2以上
の断面逆り字形の部材から成り且つ一体に組寸けられた
よき前記主型の内側面に沿って昇降自在に形成された加
圧ポンチさ、該加圧ポンチtこ内接して昇降自在であり
且つ該加圧ポンチから離脱後側方に移動可能に形成され
たプラグ型と、前記主型の下端面に沿って摺動可能な離
型用ストッパーとを備えたことを特徴とするフランジ寸
長尺管の直接鍛造装置であり、その目的とするところは
管の長さlこ制約されることなく加圧下凝固の収縮量と
押出過程のポンチ押込1こ要する長さだけのストローク
でフランジげ長尺管を成形することのできる装置を提供
すること1こある。
本発明装置64大別して金属溶湯を保持する鋳型、金属
溶湯を加圧し且つ凝固した金属に塑性変形を起させるた
めの加圧ポンチ、金属溶湯加圧時に鋳型を閉塞するプラ
グ型および成形品を取出すための離型用ストッパーの4
つ部分から構成されている。
鋳型は製品のフランジ外径1こ一致する大きさの口高を
有する主型と該主型の底面中央に昇降自在に挿着された
フランジは中子型とから成る。
ここで中子型1こフランジ部を設は且つ昇降自在とする
のは成形後の離型を容易にするためのノックアウト板の
機能を与えるためである。
加圧ポンチ6′;1水平方向1こ移動可能な2以上の断
面逆り字形の部材から成り且つ一体に組げけられたとき
前記主型の内側面に沿って摺動自在1こ形成されており
、金属溶湯を加圧する時(コ一体の加圧ポンチとなり、
塑性加工時には管外形状を成形する一体のダイスとなり
、さらに成形品を取出す時は2以上tと分割して側方に
移動できるものである。
プラグ型64前記加圧ポンチに内接して昇降自在であり
且つ前記加圧ポンチから離脱後側方に移動可能に形成さ
れており、金属溶湯加圧時には密閉金型の一部であり、
また加圧ポンチの一部となり、塑性加工時には側方tこ
移動して金属を塑性流出せしめる開口部を形成するもの
である。
最後に、離型用ストッパーは前記主型の上端面に沿って
摺動可能に形成されており、成形品下端面と主型上端面
間に挿入して成形品から中子型を抜き出す機能を有する
ものである。
本発明装置6A上記の如く構成されているので、直接鍛
造を行なうために(」先ず主型に中子型をセットして鋳
型を準備し、金属溶湯を注入する。
次に側方に位置していたプラグ型を主型中心線上に一致
するように移動させ、下端が中子型上面tこ接するまで
下降させる。
また、2ヶ以上lこ分割されて側方1こ位置している加
圧ポンチを一体に組オけて主型内側面およびプラグ型外
周面に沿って溶湯面に接するまで下降させる。
このようにして密閉金型を形成した後、加圧ポンチをさ
らに下降させて加圧凝固を行なわせる。
凝固が完了したならば、プラグ型を上昇させて加圧ポン
チから離脱後側方lこ移動させて鋳型上部に開口部を設
ける。
この後、加圧ポンチを再び下降させて金属に塑性変形を
加えると、前記開口部から金属が上方へ流出してパイプ
部が形成されていく。
加圧ポンチの下降は加圧ポンチと主型との間隙が製品フ
ランジの肉厚になるまで続ける。
塑性加工完了後、加圧ポンチおよび中子型を上昇させて
成形品を主型から抜き出す。
主型から離脱後加圧ポンチは2ヶ以上tこ分割して側方
1こ移動させることにより離型させる。
さらに、主型上端面と中子型フランジ部下端面の間(こ
離型用ストッパーを挿入し、中子型を下降させることt
こより成形品を中子型から離型させる。
従って、本発明装置を用いれば、フランジは長尺管を成
形する場合、加圧機構のストローク(4管状部の押出長
さに無関係7こ加圧下凝固の収縮量と押出過程のポンチ
押込に要する長さだけで充分である。
このため、デーライトの短いプレスで長尺の成形が可能
となり、生産時間が短くなり原価の低減に寄与するなど
実用上極めて有用なものであるといえる。
以下本発明の実施例を図面を参照して詳細1こ説明する
ことにする。
第3図乃至第6図において、1は主型、2は中子型、3
61加圧ポンチ、4はプラグ型、5は可動プラテン、6
はスライド板、7上部固定プラテン、864ストツパー
、9は成形品である。
第3図における操作Lll先ず第3図aに示すように、
溶湯加圧および押出成形用の油圧シリンダCYLiX2
によって可動するプラテン5に懸垂されたサイドシリン
ダCYL−4に接続する加圧ポンチ3が主型1の上方に
あって主型11こ溶湯を注入するに充分且つ最小限の間
隔を有している。
主型1内には下部シリンダCYL−6に接続する中子型
2が挿着されておの、この上にサイドシリンダCYL−
3によって側方にスライドできるスライド板6に取げけ
られたプラグ用シリンク℃YL−2に接続したプラグ型
4がある。
即ち、第3図aにおいて可動プラテン5およびプラグ型
4が図示の位置より上方に位置する状態で、主型11こ
適当量の溶湯を注入し、CYL−2によってプラグ型4
の締げけを行なうとともに、シリンダCYL−1の作動
して加圧ポンチ3を下降させて溶湯を加圧凝固させる。
ここでCYL−2とCYLiの溶湯加圧のタイミングは
同時もしくはCYL−2の方の負荷が早くなければなら
ず、CYL−2の負荷圧LiCYL−1によって溶湯に
加えられる静水圧lこより発生しプラグ型4を押し上げ
る面圧の1.0〜2.0倍を必要とする。
CYL−2の負荷圧が低いとプラグ型4と中子型2の間
に鋳バリを発生し、さらには溶湯が吹出すことになる。
また、負荷圧が高すぎるとプラグ型4あるいは中子型2
の変形につながる。
この間の加圧ポンチ3の変位および圧力と時間の関係は
第7図の11に相当する。
次に凝固した材料が金型および加圧ポンチ3へ熱を放散
し冷却される過程で塑性変形適正温度に到達したならば
、CYL−2を作動させてプラグ型4の締けけを解除し
、これと同時またはやや遅れてCYL−1を増圧し押出
を開始するとともに、プラグ型4をCYL−2によって
上方へ抜き出し、さらに押出された管状部と接触しない
位置までCYL−3によりスライド板6で側方tこ移動
させる。
第3図すにおいて示すように押出された管状部9は上部
固定プラテン7に設けられた製品フランジ径より大きい
開口部を突抜けて押出されてもよく、プレスのデーライ
トに無関係に成形することができる。
加圧ポンチ3による圧力負荷は主型1に残った管フラン
ジ部が所定の肉厚になるまで行ない成形を終了する。
この間の加圧ポンチ3の変位および圧力と時間の関係は
第7図のt2に相当する。
成形が終了したならば第4図aに示すように下部シリン
ダC’YL−6を上方に作動させ主型1から加圧ポンチ
3、製品9および中子型2を抜き出し、中子抜きストッ
パー8を取附けたサイドシリンダCYL−5を作動させ
て主型1上端と製品9下端面の間にストッパー8を挿入
してCYL−6を下方lこ作動させ、製品9から中子型
2を抜き出す。
さらに第3図すに示すよう【こ、CYL−4により加圧
ポンチ3を両側方に開き、製品9のフランジ部に接触し
ない位置まで移動する。
最後に製品は上部固定プラテン7に設けられた開口部を
通って上方lこ抜き出し、同時1こCYL−5を側方の
もとの位置にもどす。
次の成形のために?;JCYL−2およびCYL−3を
作動させプラグ型4を挿入するとともにCYL−4によ
り加圧ポンチ3を両側方より中心に移動させる。
これら一連の各シリンダの操作は全て電気的な自動操作
にしてもよく、あるいは成形条件の設定上時間的な制約
を受けないサイドシリンダCYL−3Iこよるプラグ型
4の側方への移動、サイドシリンダCYL−4による加
圧ポンチ3のfjllJ方への移動およびサイドシリン
ダCYL−51こよるストッパー8の作動は油圧機構を
簡素化するためtこ手動スライド式にしてもよい。
また、製品によっては第5図に示すようfこ一亘中子型
2を上昇させて加圧ポンプ3から抜き出した後、再び加
圧ポンチ3を一体化してその上端面を離型用ストッパー
8の代りに用いて離型用ストッパー8を省略することが
できる。
さらfこ、プラグ型4の締は移動機構は第3図々示の如
く単独行動でもよいが、溶湯加圧時は第6図々示の如<
CYL−71と接続した締は板10および締寸鞘tit
こよりプラグ型4を加圧ポンチ3と一体lこして加圧し
、次いで押出成形時tこは瞬間的にCYL−1を除荷す
るとともに、縮寸板10を締げ鞘11から側方に移動さ
せてプラグ型4の締はを解き、CYL−1を再負荷して
押出成形を開始する。
このとき、プラグ型4は押出された製品9の上端と共t
こ上方に抜き出される。
これは製品が比較的小径でプラグ型4が軽量の時、即ち
プラグ型4を持運べる時lこ有効で、第3図図示のCY
L−2を省略することができる。
但し、溶湯加圧時の押込量に見合ったスライド部12を
プラグ型4と中子型2の間lこ設けなければならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直接鍛造装置を示す断面図、第2図はフ
ランジは長尺管の断面図、第3図乃至第6図は本発明装
置の実施例を示す断面図、第7図は直接鍛造時のCYL
−1の圧力と加圧ポンチの変位の時間的変化を示す線図
である。 符号の説明、1・・・・・・主型、2・・・・・・中子
型、3・・・・・・加圧ポンチ、4・・・・・・プラグ
型、5・・・・・・可動プラテン、6・・曲スライド板
、7・・曲上部固定プラテン、8・・・・・・ストッパ
ー、9・・”4品、10・・四線は板、11・・曲締吋
鞘、12・・曲スライド部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 口高を有する主型と、該主型の底面中央に昇降自在
    に挿着されたフランジは中子型と、水平方向に移動可能
    な2以上の断面逆り字形の部材から成り且つ一本に組け
    けられたとき前記主型の内側面に沿って昇降自在に形成
    された加圧ポンチと、該加圧ポンチに内接して昇降自在
    であり且つ該加圧ポンチから離脱後側方に移動可能に形
    成されたプラグ型と、前記主型の上端面に沿って摺動可
    能な離型用ストッパーとを備えたことを特徴とするフラ
    ンジは長尺管の直接鍛造装置。
JP2135078A 1978-02-24 1978-02-24 フランジ付長尺管の直接鍛造装置 Expired JPS5938058B2 (ja)

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