JPS5937987Y2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPS5937987Y2
JPS5937987Y2 JP1977172147U JP17214777U JPS5937987Y2 JP S5937987 Y2 JPS5937987 Y2 JP S5937987Y2 JP 1977172147 U JP1977172147 U JP 1977172147U JP 17214777 U JP17214777 U JP 17214777U JP S5937987 Y2 JPS5937987 Y2 JP S5937987Y2
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JP
Japan
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receptacle
branch
plug
molded body
conductor
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Application number
JP1977172147U
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JPS5496889U (ja
Inventor
昭八朗 横手
光弘 小嶋
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
東芝電材株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばトンネル内に配置される照明器具に分
岐ケーブルなどを接続する場合に有用な防水コネクタの
改良に係る。
一般に、トンネル内に配置される照明器具への分岐ケー
ブルの接続は、ケーブルの先端部に設けられたビニル製
のプラグモールド体を、電気器具のケースを貫通して配
置されたゴム製のレセプタクルモールド体に嵌着するこ
とによりなされている。
一方、トンネル内で接続されるコネクタには、トンネル
内の清掃中において、ゴムホースから流出する水圧に耐
え得るか否かの防噴流試験が課されている。
この防噴流試験は、l [kg/cnf]の水圧の水を
直径12.5 [mm、lのノズルを通じて3 〔m〕
の距離から15分間注水する試験である。
しかるに、前述のケーブル接続部にこの試験を適用する
と、ゴム製のレセプタクルモールド体が水圧によりだ円
状に変形し、これによって生じた隙間から水が浸入する
不都合があった。
これを防ぐために両モールド体のそれぞれをゴム状弾性
材料で形成することも試みられているがこの方法にお・
いては、コネクタの嵌着が困難であり、また水密性にも
乏しいという不都合がある。
またプラグモールド体と、レセプタクルモールド体との
間にバッキングを挾み、これをレセプタクルモールド体
の外方がら金具で締め付けることも試みられているが、
この方法においては、部品数が増えるので経済的に不利
であり、また、現場にお−ける組立加工に際してバッキ
ングの挿入を忘れるなどの不都合がある。
本考案はこのような点に着目してなされたもので、要す
ればレセプタクルモールド体の先端部外周にコーン状部
を形成し、該部を締付具で締め付けることにより、防噴
流試、験に合格しうる防水コネクタを提供せんとするも
のである。
以下、本考案を一実例の図面に基づいて説明すする。
第1図にお゛いて、例えばトンネル内の照明配線用とし
て使用されるケーブル幹線1には、図では2として1箇
のみを示す分岐部が適宜間隔で複数箇設けられており、
分岐線3内には、幹線導体4から分岐部2内で分岐され
た分岐導体5および接地導体6が含まれている。
分岐線端末には分岐導体5および接地導体6に接続した
接続子を有する水密型プラグ7が設けられている。
接地導体6は分岐部2側にお・いて分岐部2外に抽出さ
れ、幹線1と平行に布設される接地線(図示せず)に接
続される接地リード線8とされる。
照明器具側にはプラグ7を受容する水密型レセプタクル
が設けられている。
ここで、“幹線上に適宜間隔で複数箇設けた各分岐部か
ら分岐し、前記幹線導体から分岐した分岐導体および前
記分岐部から一端を分岐部外に抽出した接地導体を含む
各分岐線端末に設けられた水密プラグを、長さ方向に添
って複数筒配設された電気機器の各ケースにそれぞれ取
付けられたレセプタクルにプラグイン接続する“理由に
ついて述べる。
すなわち、トンネル内に配置される照明器具の配線は、
例えば第5図に示すように、分岐付ケーブルCの各分岐
線Bを現地において、照明器具りから出ているリード線
1に直線接続することにより行なわれ、他方、幹線Cに
並行布設された接地幹線上から分岐された接地線eが照
明器具りに引込接続されている。
しかしながら、かかる従来の分岐付ケーブルにおいては
、例えばトンネル長が2kmあると、照明器具りの設置
数が2000個にもおよぶので、これらの照明器具りの
一つ一つに上記のような現地加工による接続を行なうこ
とが大変であり、また莫大な工費も必要とする難点があ
った。
また、接地幹線Eから接地線eを分岐する場合の引込作
業も煩雑であり、照明器具り内に分岐線Bと接地線eを
引込むと引込口の防水作業が煩雑になる等の難点があっ
た。
ここで、現地にお・ける接続作業を簡便にし、しかも防
水特性のすぐれた照明器具との接続を容易にするために
前記のごとく所定の水密プラグを所定のレセプタクルに
プラグイン接続するようにしたのである。
すなわち、前記のごとくした防水コネクタにおいては、
分岐線内に一端を分岐部外から抽出させた接地導体を有
し、こは接地導体の一端を接地しているので、照明器具
の引込み口を一個所とすることができ、ひいては、かか
る引込み口の防水処理を簡便になしうる利点があり、ま
た、幹線に分岐線を接続し、分岐部を水密処理する作業
を予め工場で行ないうるので、現地にお・いては、分岐
線中の2心の分岐導体を灯具に接続し、かつ接地導体を
照明器具に接続すると共に分岐部から抽出させた一端を
接地するだけで作業が完了し、もってトンネル内にお・
ける照明器具への配線作業を簡素化できる利点がある。
プラグおよびレセプタクルの構造は第2,3図に示すご
とくである。
すなわち、第2図において分岐線端末にビニル等の非エ
ラストマー状重合体のモールドにより形成されたプラグ
モールド体9は、先端近傍周面に円周方向の環状凸1o
をそなえて円筒状をなしている。
なおプラグモールド体をビニル等の非エラストマー状重
合体で形成した理由は次の通りである。
その第1はプラグモールド体に接続される分岐線のシー
スが通常ビニル等の非エラストマー状重合体で形成され
ているからである。
すなわち、このような分岐線をその端部でゴム系材料で
水密加工することが困難なため、インジェクション加工
できるようにするためである。
また、その第2は分岐線端部をゴム等の材料でモールド
加工するとなると、その成形力がビニル等の非エラスト
マー重合体の材料に比べて高いからである。
すなわち成形圧が高いと、モールド加工時にゴム等が中
空接続子12.13内入り込み、これを後で除去するの
が面倒だからである。
この点ビニル等の非エラストマー状重合体の場合は、モ
ールド成形圧が低くまた粘度が高いので前記の問題点を
解消できる。
プラグモールド体9内には接地導体6に接続する中空接
続子12、分岐導体5に接続する中空接続子13がそれ
ぞれ埋設されている。
なお、i各中空接続子は中空円筒体状をなし、その開口
端はプラグモールド体端面より後退させられている。
その理由は防水コネクタの点検時あるいはケーブル線路
の事故時において、水密プラグをレセプタクルから切離
した際、充電部分を露出させないようにするためである
この理由は後述する接続ピンの先端をレセプタクルモー
ルド体の開口端面より後退させる場合と同じである。
また、中空部径は接地導体と接続する中空接続子12の
径が他の中空接続子より大とされている。
レセプタタルは第3図に示すように、照明器具ケーシン
グ14に筒状のレセプタクル金具22を介して水密に装
着されるレセプタタルモールド体15と、モールド体1
5に埋設され、プラグモールド体の中空接続子と対応す
る接続ピン16.17とを有し、モールド体15のプラ
グモールド体9を受容する開口内周には、プラグモール
ド体9の環状突条10に対応する環状凹溝18が設けら
れている。
環状凸条と凹溝は、それぞれ反対に設けてもよい。
レセプタクルモード体15の先端近傍の外周には先端に
向って先細りするコーン状部19が形成されている。
レセプタクルモード体は、エラストマー状重合合体で形
成される。
その理由は非エラストマー状重合体で形成されたプラグ
状モールド体をエチレンプロピレンゴム等からなるレセ
プタタルに、その弾性を利用して水密性を維持してプラ
グインできるようにするためである。
すなわち、プラグ側を硬質材料で、レセプタクル側を軟
質材料でそれぞれ形成すれば両者のプラグイン接続が水
密的に行ないつるからである。
第4図は、レセプタタルとプラグとの嵌着状態を示して
いる。
レセプタクルモード体15のコーンン状部19は、内周
がコーン状とされた筒状の締付具20により押圧されて
いる。
締付具20は内周をコーン状とせず、テーパ付きのパツ
キン座金21を、その内周に装着して、これに代えても
よい。
締付具20は、ゴム状弾性体の外周に一体的にモードさ
れたレセプタクル具22のネジ部23に螺着されている
なお、図中24は絶縁チューブ、25はリード線、26
はリード線の導体、27は平バッキング用ナツト、28
は平パツキング示している。
上記考案の防水コネクタによれば、レセプタクルモード
体の先端部外周に設けたコーン状部外周を、例えば内周
がコーン状とされた締付具により押圧しているので、防
水性の信頼度が向上し、もって安価でかつ現地における
組立加工の簡便な防水コネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における一実施例の正面図、第2図は本
考案において使用されるプラグの一例を示す断面図、第
3図は本考案において使用されるレセプタクルの一例を
示す断面図、第4図はプラグとレセプタタルの嵌合状態
を示す一部欠載断面図、第5図は従来にお・ける分岐付
ケーブルの照明器具への配線状況を示す説明図である。 1・・・・・・幹線、2・・・・・・分岐部、3・・・
・・・分岐線、4・・・・・・幹線導体、5・・・・・
・分岐導体、6・・・・・・接地導体、7・・・・・・
水密プラグ、8・・・・・・接地用リード線、12・・
・・・・中空接続子、16.17・・・・・・ピン、2
0・・・・・・締付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幹線上に適宜間隔で複数筒殻けた各分岐部から分岐し、
    前記幹線導体から分岐した分岐導体お・よび前記分岐部
    から一端を分岐部外に抽出した接地導体を含む各分岐線
    端末に設けられた水密プラグを、長さ方向に添って複数
    筒配設された電気機器の各ケースにそれぞれ取付けられ
    たレセプタクルにプラグイン接続する防水コネクタにお
    いて、前記水密プラグが前記分岐導体お・よび接地導体
    に電気的に接続された中空接続子と、これらの各中空接
    続子をこれらの先端面がそれ自身の端子より後退するご
    とく覆いそれ自身が非エラストマー状重合体のモールド
    により形成されてなるプラグ状のモールド体とで構成さ
    れ、前記レセプタクルが、外周にネジ部を有し、それ自
    身が前記電気機器の各ケースにこれを貫通して水密的に
    装着された筒状のレセプタクル金具と、前記水密プラグ
    のプラグ状モールド体を受容する開口部を有しかっこの
    開口部外周にこの開口端に向って先細りするコーン状部
    を備え、前記レセプタクル金具内周にそれ自身が一体的
    モールド被着されたエラストマー状重合体より戊る断面
    コ字状のレセプタクルモールド体と、このレセプタクル
    モード体内に基端部が埋設され、先端部がレセプタクル
    モード体の開口部内にこの開口部端面より後退するよう
    に突出されその自身の先端部が前記水密プラグの中空接
    続子に嵌着するようにされている接続ピンとで構成され
    、前記レセプタタルモールド体のコーン状部が前記水密
    プラグを囲続し、かつそれ自身の内周に形成されたネジ
    部が前記レセプタクル金具のネジ部に螺合された筒状の
    締付具の前記電気機器のケース側への螺進によって径方
    向に圧接されるようにされていることを特徴とする防水
    コネクタ。
JP1977172147U 1977-12-21 1977-12-21 防水コネクタ Expired JPS5937987Y2 (ja)

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JPS5496889U JPS5496889U (ja) 1979-07-09
JPS5937987Y2 true JPS5937987Y2 (ja) 1984-10-22

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JP2014535143A (ja) * 2011-11-15 2014-12-25 ローゼンベルガー ホーフフレクベンツテクニーク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー プラグ型接続部

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027092A (ja) * 1973-04-09 1975-03-20

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