JPS5937964B2 - 安全靴の製造方法 - Google Patents
安全靴の製造方法Info
- Publication number
- JPS5937964B2 JPS5937964B2 JP57080573A JP8057382A JPS5937964B2 JP S5937964 B2 JPS5937964 B2 JP S5937964B2 JP 57080573 A JP57080573 A JP 57080573A JP 8057382 A JP8057382 A JP 8057382A JP S5937964 B2 JPS5937964 B2 JP S5937964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- safety shoes
- resin
- reinforcing body
- metal reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、胛部から爪先部分にかけて金属補強体を介在
させ、落下物による足の損傷を防止するようにした作業
用の安全靴の製造方法に関する。
させ、落下物による足の損傷を防止するようにした作業
用の安全靴の製造方法に関する。
一般に工作機械工場、建設現場等足止への物の落下の危
険が多い場所では、長期使用に耐える丈夫なものが要求
されるが、原子力発電所等放射能汚染のある場所では、
作業者の身に付けるものは総て１〜数回の着用後廃棄処
理されるために、通常の場合のような耐久性は要求され
ない。
険が多い場所では、長期使用に耐える丈夫なものが要求
されるが、原子力発電所等放射能汚染のある場所では、
作業者の身に付けるものは総て１〜数回の着用後廃棄処
理されるために、通常の場合のような耐久性は要求され
ない。
このよようなことから皮革等の丈夫な材料を用いず、塩
化ビニール等の安価な樹脂材料を用いて製作されている
。
化ビニール等の安価な樹脂材料を用いて製作されている
。
ところが、これら塩化ビニールを用いて製作された作業
靴は、通常の靴と同様裁断された靴形成シートの各部を
、金属補強体を隠すように縫着して製作するため、コス
トが極めて高（なる欠点があると共に縫着部分がはがれ
ることもあり、安全性にも問題があった。
靴は、通常の靴と同様裁断された靴形成シートの各部を
、金属補強体を隠すように縫着して製作するため、コス
トが極めて高（なる欠点があると共に縫着部分がはがれ
ることもあり、安全性にも問題があった。
更には、放射能汚染物は焼却処理する必要があるにも拘
わらず、材料が塩化ビニール樹脂であるためこれができ
ない。
わらず、材料が塩化ビニール樹脂であるためこれができ
ない。
このため将来において問題を残す深海沈没手段で処理し
なげればならない。
なげればならない。
本発明は斯る点に着眼し、焼却処理可能な極めて安価で
しかも作業用安全靴としての保護機能を充二分に発揮す
るところの安全靴の製造方法を提供することを目的とし
ており、胛部から爪先部分にかげて金属補強体を介在さ
せた作業用安全靴を製造するにおいて、底凹部を形成す
る底金型と胛凹部及び爪先部を形成する胛金型とからな
る靴形のブロー成形用割型を用い、焼却処理可能な熱可
塑性合成樹脂材料例えばＥＶＡ樹脂で全周面をコーティ
ングした金属補強体を、前記胛金型の所定位置に装着し
た後、底金型と胛金型を閉塞し、前記金属補強体をコー
ティングした材料と同じ材料を用いてブロー成形を行い
、成形後吹き込み口のある定押入口相当位置を切断開口
させることを特徴とする安全靴の製造方法を要旨として
いる。
しかも作業用安全靴としての保護機能を充二分に発揮す
るところの安全靴の製造方法を提供することを目的とし
ており、胛部から爪先部分にかげて金属補強体を介在さ
せた作業用安全靴を製造するにおいて、底凹部を形成す
る底金型と胛凹部及び爪先部を形成する胛金型とからな
る靴形のブロー成形用割型を用い、焼却処理可能な熱可
塑性合成樹脂材料例えばＥＶＡ樹脂で全周面をコーティ
ングした金属補強体を、前記胛金型の所定位置に装着し
た後、底金型と胛金型を閉塞し、前記金属補強体をコー
ティングした材料と同じ材料を用いてブロー成形を行い
、成形後吹き込み口のある定押入口相当位置を切断開口
させることを特徴とする安全靴の製造方法を要旨として
いる。
尚焼却処理可能な熱可塑性材料はＥＶＡ樹脂の如きエチ
レン列炭化水素樹脂が最適である。
レン列炭化水素樹脂が最適である。
上記製造方法を図示例において解説すれば以下の通りで
ある。
ある。
第１図は本発明方法により製造した作業用の安全靴の断
面図であって、１が胛部から爪先部分にかけて介在させ
た金属補強体であって、靴本体１１を形成している樹脂
材料と金属補強体をコーティングした樹脂材料とが融合
一体化されている。
面図であって、１が胛部から爪先部分にかけて介在させ
た金属補強体であって、靴本体１１を形成している樹脂
材料と金属補強体をコーティングした樹脂材料とが融合
一体化されている。
この金属補強体１はパンチングプレートでもって形成し
たものを用い融合一体力を良（する構成とする。
たものを用い融合一体力を良（する構成とする。
（第２図イ）。第２図は製法順序を図示したもので、イ
ブレス成形された金属補強体１を樹脂コーティング工程
に移して、・白金属面が露出しないように孔内も含め樹
脂コーティング２を施す。
ブレス成形された金属補強体１を樹脂コーティング工程
に移して、・白金属面が露出しないように孔内も含め樹
脂コーティング２を施す。
そして、底凹部３を形成する底金型４と、胛凹部５及び
爪先部６とを形成する押金型７とから成る成形金型８を
用い、ハ底金型４の底凹部３内に予め成形若しくは裁断
された底部材９を敷込装填すると共に二押金型７の胛凹
部５から爪先部６内へ口により完成された金属補強体１
を装着する。
爪先部６とを形成する押金型７とから成る成形金型８を
用い、ハ底金型４の底凹部３内に予め成形若しくは裁断
された底部材９を敷込装填すると共に二押金型７の胛凹
部５から爪先部６内へ口により完成された金属補強体１
を装着する。
ホブロー成形機に成形金型８をセットして溶融樹脂を成
形金型内に供給後型を閉じブロー成形する。
形金型内に供給後型を閉じブロー成形する。
この時溶融樹脂はその溶融温度によって底部材９及びコ
ーティング樹脂の一部を溶融して相互に融合一体化され
る。
ーティング樹脂の一部を溶融して相互に融合一体化され
る。
このブロー成形手段は通常実施されている手段である。
へ成形後金型を開いて成形品を取出し、吹込み口のある
閉塞部を切断除去して足挿入口１０を形成し完成品とす
る。
閉塞部を切断除去して足挿入口１０を形成し完成品とす
る。
（第１図）。以上のようζて介在させるべき金属補強体
に、予め靴本体を構成する樹脂材料、それも焼却処理可
能な材料をコーティングし、これを金型にセットして成
形するから、従来公知のブロー成形手段で極めて能率的
に安全靴の製造が為し得る。
に、予め靴本体を構成する樹脂材料、それも焼却処理可
能な材料をコーティングし、これを金型にセットして成
形するから、従来公知のブロー成形手段で極めて能率的
に安全靴の製造が為し得る。
更に、製造された安全靴は金属補強体に施したコーティ
ング樹脂と靴本体材料とが融着一体化しており、この部
分が樹脂の二重層となって強度面においてより一層の強
化がなされたものとなっている上、金属補強体が樹脂に
より全周を完全に覆われており且つ靴本体が融着により
結合されているから、この部分がはがれる可能性が全く
なく、安全靴としての最も大事な保護機能の面において
も、従来品よりもはるかに優れたものとなっている。
ング樹脂と靴本体材料とが融着一体化しており、この部
分が樹脂の二重層となって強度面においてより一層の強
化がなされたものとなっている上、金属補強体が樹脂に
より全周を完全に覆われており且つ靴本体が融着により
結合されているから、この部分がはがれる可能性が全く
なく、安全靴としての最も大事な保護機能の面において
も、従来品よりもはるかに優れたものとなっている。
しかも焼却可能な樹脂材料を用いているので、焼却処理
の必要な原子力関係特に放射能汚染現場等での使用に、
経済的にも処理的にも最適の安全靴が提供できる。
の必要な原子力関係特に放射能汚染現場等での使用に、
経済的にも処理的にも最適の安全靴が提供できる。
第１図は本発明方法により製造した安全靴の断面図、第
２図は製造順序を示す図である。 １・・・・・・金属補強体、１１・・・・・・靴本体。
２図は製造順序を示す図である。 １・・・・・・金属補強体、１１・・・・・・靴本体。
Claims (1)
- １ 胛部から爪先部分にかげて金属補強体を介在させた
作業用安全靴を製造するにおいて、底凹部を形成する底
金型と胛凹部及び爪先部を形成する胛金型とからなる靴
形のブロー成形用割型を用い、焼却処理可能な熱可塑性
合成樹脂材料例、ａｆＥＶＡ樹脂で全周面をコーティン
グした金属補強体を、前記胛金型の所定位置に装着した
後、底金型と胛金型を閉塞し、前記金属補強体をコーテ
ィングした材料と同じ材料を用いてブロー成形を行い、
成形後吹き込み口のある定押入口相当位置を切断開口さ
せることを特徴とする安全靴の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57080573A JPS5937964B2 (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 安全靴の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57080573A JPS5937964B2 (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 安全靴の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58198301A JPS58198301A (ja) | 1983-11-18 |
| JPS5937964B2 true JPS5937964B2 (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=13722074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57080573A Expired JPS5937964B2 (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 安全靴の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937964B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6432609U (ja) * | 1987-08-24 | 1989-03-01 | ||
| TWI610634B (zh) * | 2015-05-01 | 2018-01-11 | 安全鞋及其製造方法 |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP57080573A patent/JPS5937964B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58198301A (ja) | 1983-11-18 |
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