JPS5937962A - ラケツトフレ−ム用補強構造体 - Google Patents
ラケツトフレ−ム用補強構造体Info
- Publication number
- JPS5937962A JPS5937962A JP14549682A JP14549682A JPS5937962A JP S5937962 A JPS5937962 A JP S5937962A JP 14549682 A JP14549682 A JP 14549682A JP 14549682 A JP14549682 A JP 14549682A JP S5937962 A JPS5937962 A JP S5937962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- racket frame
- fiber bundles
- reinforcing
- braid
- reinforcing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテニスラケットのフレームに少なくと−も炭素
繊維を補強用に使用しマトリックス樹脂で複合化、硬化
して得られた材料を提供せんとするものである。
繊維を補強用に使用しマトリックス樹脂で複合化、硬化
して得られた材料を提供せんとするものである。
近年、テニスラケットのフレームに炭素繊維やガラス繊
維を合成樹脂にて複合化し、従来のフレームに較べて軽
量かつ、強度、弾性に優れた物性を示すラケットフレー
ムが注目を集めている。これら、補強材を使用したラケ
ットフレームは、補強用繊維を一方向に配列して樹脂を
含浸させたプ□リブレグをフレーム芯体に捲付けたり、
或いは張り付け、或いは補強用繊維織物や組紐をラケッ
トフレーム形成素材として用いる場合が多い。し□かし
、いずれの場合をとっても・、ラケットフレームにおい
て素材となる補強用繊維の性能を充分に利用しうる構造
として利用されているとは云い難い。
維を合成樹脂にて複合化し、従来のフレームに較べて軽
量かつ、強度、弾性に優れた物性を示すラケットフレー
ムが注目を集めている。これら、補強材を使用したラケ
ットフレームは、補強用繊維を一方向に配列して樹脂を
含浸させたプ□リブレグをフレーム芯体に捲付けたり、
或いは張り付け、或いは補強用繊維織物や組紐をラケッ
トフレーム形成素材として用いる場合が多い。し□かし
、いずれの場合をとっても・、ラケットフレームにおい
て素材となる補強用繊維の性能を充分に利用しうる構造
として利用されているとは云い難い。
本発明はラケＨｙ ）の使用時に於て受けるフレ゛−ム
の軸□方向及び軸の斜め方向の応力に対しても充努なる
強力を発揮する、即ち、あらゆる方向に対する変形に抗
力を有する如く設計されたラケットフレームを作り得る
繊維補強構造体を提供することを目的とするものである
。
の軸□方向及び軸の斜め方向の応力に対しても充努なる
強力を発揮する、即ち、あらゆる方向に対する変形に抗
力を有する如く設計されたラケットフレームを作り得る
繊維補強構造体を提供することを目的とするものである
。
本発明の詳細な説明する。その骨子とするところは補強
繊維の配向がラケットフレームの□、（イ）軸方向、（
ロ）軸に対して垂直及び垂直に近い方向、ｆ→軸に対し
て斜め方向に夫々為されたものであり、２種類の繊維補
強材から成る構造体にて構成される点に特徴を有する。
繊維の配向がラケットフレームの□、（イ）軸方向、（
ロ）軸に対して垂直及び垂直に近い方向、ｆ→軸に対し
て斜め方向に夫々為されたものであり、２種類の繊維補
強材から成る構造体にて構成される点に特徴を有する。
即ち、図に従って説明すると、第１図（Ａ）は本発明の
繊維補強構造体を作る際に用いる組紐を示すものである
が、この組紐は図に示す通り軸に対して相反する２方向
に交錯する繊維束（１）、 （２）群が集合して組紐（
３）を形成するものであり、各繊維束群は互に交錯しな
がら一定角度で、軸に対して斜め方向に配向する。かか
る組紐（３）は第１図（Ｂ）に示す如く容易に軸を変曲
させることが可能である。そして夫々の方向の繊維束は
（１’ ） 、 （２’ ）の如くそれら自身が繊維方
向をずらせることによって変曲された状態となる。
繊維補強構造体を作る際に用いる組紐を示すものである
が、この組紐は図に示す通り軸に対して相反する２方向
に交錯する繊維束（１）、 （２）群が集合して組紐（
３）を形成するものであり、各繊維束群は互に交錯しな
がら一定角度で、軸に対して斜め方向に配向する。かか
る組紐（３）は第１図（Ｂ）に示す如く容易に軸を変曲
させることが可能である。そして夫々の方向の繊維束は
（１’ ） 、 （２’ ）の如くそれら自身が繊維方
向をずらせることによって変曲された状態となる。
次に第２図（Ａ）に軸方向に配向した繊維束（４）群、
及びこれら繊維束（４）群に適宜交錯して軸方向に捲回
する繊維束（５）群によって構成される管状織物（６）
を示すが、かかる繊維束構成の織物は第１図に示す組紐
（３）に較べて構造体の形状を自白に変えることは非常
に困難であるので、予め設定した形状に軸を変形させた
管状織物を作成することが好しい。かかる変曲した管状
織物に組紐を被覆するか、或いは、逆に組紐に管状織物
を被覆するか、もしくは、両者を２層以上組合せ多層化
した複層構造体を補強構造体とすることもできるが組紐
を内側構造体とするものの方がラケットフレーム成形用
素材としては好しい。本発明の補強構造体にマトリック
ス樹脂を含浸させた后硬化して得られた複合材料は前述
の如く、フレームの軸方向、斜め方向、はぼ垂直方向と
も絶大なる抗力を発揮でき、それだけラケットフレーム
としての性能を高めることが可能となる。第３図は上記
真直なる組紐（３）に同じく真直なる管状織物（６）を
被覆させた複合構造体とした状態を示すものであり、第
４図は、具体的にラケットのフレーム形状を呈する如く
管状織物（６″）を湾曲せる様に織成し、その内側に組
紐（３”）を挿入して複合構造体としたものである。
及びこれら繊維束（４）群に適宜交錯して軸方向に捲回
する繊維束（５）群によって構成される管状織物（６）
を示すが、かかる繊維束構成の織物は第１図に示す組紐
（３）に較べて構造体の形状を自白に変えることは非常
に困難であるので、予め設定した形状に軸を変形させた
管状織物を作成することが好しい。かかる変曲した管状
織物に組紐を被覆するか、或いは、逆に組紐に管状織物
を被覆するか、もしくは、両者を２層以上組合せ多層化
した複層構造体を補強構造体とすることもできるが組紐
を内側構造体とするものの方がラケットフレーム成形用
素材としては好しい。本発明の補強構造体にマトリック
ス樹脂を含浸させた后硬化して得られた複合材料は前述
の如く、フレームの軸方向、斜め方向、はぼ垂直方向と
も絶大なる抗力を発揮でき、それだけラケットフレーム
としての性能を高めることが可能となる。第３図は上記
真直なる組紐（３）に同じく真直なる管状織物（６）を
被覆させた複合構造体とした状態を示すものであり、第
４図は、具体的にラケットのフレーム形状を呈する如く
管状織物（６″）を湾曲せる様に織成し、その内側に組
紐（３”）を挿入して複合構造体としたものである。
本発明のラケットフレーム補強構造体は、その内部にゴ
ム管や他の内圧膨張性プラスチック管の外周に、マ）
ＩＪソックス脂管状体を設けることによって、ラケット
フレームの成形時に於ける補強用繊維の不都合な折り曲
げなどが生じない補強用繊維の性能を十分に発揮しうる
ラケットフレームとすることができる。即ち、どのよう
な成形素材は補強用繊維にマ） ＩＪラックス脂を含浸
したものに較べ加熱された金型内への挿着に際しマトリ
ックス樹脂の粘着性による金型内への挿着ミスを生ずる
ことない。金型内に挿着した后、ゴム管内へ気体を吹込
みゴム管を膨張させることによって補強用繊維に十分な
張力を与えて配向せしめると共にマトリックス樹脂を流
動化せしめ、補強用繊維構造体中へ十分に含浸し、この
状態を保ったま〜樹脂の硬化反応を終了せしめることに
よってラケットフレームを作ることができるのである。
ム管や他の内圧膨張性プラスチック管の外周に、マ）
ＩＪソックス脂管状体を設けることによって、ラケット
フレームの成形時に於ける補強用繊維の不都合な折り曲
げなどが生じない補強用繊維の性能を十分に発揮しうる
ラケットフレームとすることができる。即ち、どのよう
な成形素材は補強用繊維にマ） ＩＪラックス脂を含浸
したものに較べ加熱された金型内への挿着に際しマトリ
ックス樹脂の粘着性による金型内への挿着ミスを生ずる
ことない。金型内に挿着した后、ゴム管内へ気体を吹込
みゴム管を膨張させることによって補強用繊維に十分な
張力を与えて配向せしめると共にマトリックス樹脂を流
動化せしめ、補強用繊維構造体中へ十分に含浸し、この
状態を保ったま〜樹脂の硬化反応を終了せしめることに
よってラケットフレームを作ることができるのである。
このようにして作られたラケットフレームはフレームの
軸の長さ方向、垂直方向、斜め方向へと十分に配向せし
められた補強用繊維が存在するため極めて性能の優れた
ラケットフレームとすることができる。
軸の長さ方向、垂直方向、斜め方向へと十分に配向せし
められた補強用繊維が存在するため極めて性能の優れた
ラケットフレームとすることができる。
第１図（Ａ）は相反する方向に並ぶ繊維束（１）。
（２）群より成る通常の組紐（３）の外観を示し、（Ｂ
）は（Ａ）に示す組紐（３）を変曲させたもの（３′）
を示す。第２図（Ａ）は軸方向に並ぶタテ糸（４）群の
周囲に適宜ヨコ糸（５）が交錯しながら捲回して得られ
る管状織物（６）の外観を示す。（Ｂ）は予め変曲する
べ（織成された管状織物（６′）の外観を示す。 第３図は第１図、第２図に示す組紐（３）に管状織物（
６）を被覆させて得られた複合補強構造体の真直な状態
の外観を示し、更に第４図はラケットフレームの形状に
合致する如く形成された組紐（３”）及び管状織物（６
”）による複合補強構造体の外観を示す。 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 代理人弁理士 １）村 武 敏
）は（Ａ）に示す組紐（３）を変曲させたもの（３′）
を示す。第２図（Ａ）は軸方向に並ぶタテ糸（４）群の
周囲に適宜ヨコ糸（５）が交錯しながら捲回して得られ
る管状織物（６）の外観を示す。（Ｂ）は予め変曲する
べ（織成された管状織物（６′）の外観を示す。 第３図は第１図、第２図に示す組紐（３）に管状織物（
６）を被覆させて得られた複合補強構造体の真直な状態
の外観を示し、更に第４図はラケットフレームの形状に
合致する如く形成された組紐（３”）及び管状織物（６
”）による複合補強構造体の外観を示す。 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 代理人弁理士 １）村 武 敏
Claims (1)
- （１）複合材料の補強材たり、得る繊維から成り、互に
相反する斜め方向に配向、交錯する該繊維束から成る組
紐と、中心軸に平行に配列するタテ糸となる該繊維束群
にヨコ糸となる該繊維束が適宜交錯して成る管状織物が
、少なくとも′２層重なり合って湾曲した形状を呈する
ラケットフレーム用補強構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14549682A JPS5937962A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | ラケツトフレ−ム用補強構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14549682A JPS5937962A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | ラケツトフレ−ム用補強構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5937962A true JPS5937962A (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=15386599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14549682A Pending JPS5937962A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | ラケツトフレ−ム用補強構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937962A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61132329A (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-19 | 日本カ−ボン株式会社 | Ｆｒｐ環状体 |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP14549682A patent/JPS5937962A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61132329A (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-19 | 日本カ−ボン株式会社 | Ｆｒｐ環状体 |
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