JPS5937112A - 瓶の箱出し方法及び装置 - Google Patents

瓶の箱出し方法及び装置

Info

Publication number
JPS5937112A
JPS5937112A JP14513182A JP14513182A JPS5937112A JP S5937112 A JPS5937112 A JP S5937112A JP 14513182 A JP14513182 A JP 14513182A JP 14513182 A JP14513182 A JP 14513182A JP S5937112 A JPS5937112 A JP S5937112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottles
packaging box
shaft
bottle
unboxing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14513182A
Other languages
English (en)
Inventor
泰規 毛利
今西 正道
孝雄 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Suntory Ltd
Original Assignee
CKD Corp
Suntory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp, Suntory Ltd filed Critical CKD Corp
Priority to JP14513182A priority Critical patent/JPS5937112A/ja
Publication of JPS5937112A publication Critical patent/JPS5937112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として、空瓶に酒類等の内容物を自動的に
充填する装置の第1工程において、コンベア上を搬送さ
れて来る包装箱がら空瓶を取り出して、その空瓶を洗浄
、注入、キャッピング及びラベル貼り工程等へ搬送する
搬送ラインに等間隔で装置した保持具に受は渡す瓶の箱
出し方法及びその方法の実施に使用する瓶の箱出し装置
に関する。
従来の瓶の自動充填装置においては、格子状の中仕切板
を介して多数の空瓶を小間隔で縦横両方向に整列して収
容した包装箱の上蓋を開き、その空瓶と同じ小間隔で縦
横両方向に整列した多数の吊上具を降下させて首部を把
持することにより包装箱内に収容した全部の空瓶を同時
に吊り−にげて包装箱から取り出し、そのま士の間隔を
保って水平方向に移送してスラットコンヘア十に乗へ[
−1、タイミングスクリュにより一 トずつスターホイ
ールの外周の凹所に収容して洗浄、注入、キャンピング
及びラベル貼りなどを行なうのか通’fR−(−あった
が、・二のような搬送方法では、瓶同士が律J突して破
損したり、31の保持が不確実で各工程の作業が不安定
であるといった欠点があるため、全工程にわたって瓶を
一本ずつ保持具に固定し、確実に保持して搬送する自動
充填装置が要求されていた。
本発明は、このような確動式の自動充填装置の第1工程
に適用するために開発されたものであって、瓶同士の衝
突を回避し、取り出した瓶を搬送ラインに装置した保持
具に確実に受は渡すようGこした瓶の箱出し方法及びこ
の方法の実施Gこ使用する瓶の箱出し装置を提供するこ
とを目的とするものである。
以下、本発明装置の一実施例を添イ1図面に基づいて説
明し、その作用の説明によって本発明方法の一実施例を
説明する。
本実施例の瓶の箱出し装置は、第1図乃至第3図に概要
を示すように、多数の空瓶l)を収容した包装箱aを搬
入する搬送路Aの上方に、水平方向に走行するチェーン
dに多数の保持具eを等間隔で取付けた搬送ラインBが
直交するように配置され、この搬送ラインBの前方には
搬送路Aを跨ぐように設置されたフレーム1上に瓶の取
出装置Cが設置されているとともに、この取出装置Cに
よって取出された空瓶すを搬送ラインBの各保持具Cに
移送する移送装置りが搬送ラインBの後面から前面に突
出するように装置されている。包装箱aの搬送路Aは、
図示しない開蓋装置の下面に敷設されたローラコンベア
2の前方に、前記フレーム1の下面に敷設されたスライ
ド式のコンベア3が接続され、さらにその前方に搬出用
のローラコンベア4が接続されており、スライド式のコ
ンベア3は、3枚のスライド板5が幅方向に間隔をあけ
て水平に設置され、スライド板5の前後両端部に設けら
れた駆動軸6と従動軸7の両端に取付けられたスプロケ
ット8に上側の水平走行部がスライド板5の」二面に位
置する左右一対の無端チェーン9が掛は渡されており、
この両側の無端チェーン9にスライド板5の上面に差し
渡された送り棒lOの両端が固定されているとともに、
3枚のスライド板5の間に構成された2つの間隙には、
スライド板5の上面へ突出し、またその下面へ退避する
3枚のストッパita乃至llCが設けられており、さ
らにスライド板5の両側には対応間隔を調節し得るガイ
ド板12が設けられており、格子状の中仕切板Cを介し
て左右方向に4本、前後方向に3列の合計12本の空瓶
すが収容された包装箱aが、図示しない開蓋装置によっ
てその上面の蓋を開かれてローラコンベア2からスライ
ド式のコンベア3上に移送されると、左右一対の無端チ
ェーン9の循環走行によって、これらの無端チェーン9
の間に差し渡されてスライド板5上を走行する送り俸1
0が包装箱aの後面に当って、包装箱aが送り棒lOに
より押されてスライド板5上を滑って前方へ移送され、
第1図の実線で示すようにスライド板5の間の間隙から
突出した第1のストッパttaに当った位置で無端チェ
ーン9の走行も停止してこの位置で静止する。この位置
が最前列の瓶すの取出し位置であり、後で説明する取出
装置Cによって最前列の4本の空瓶すが取り出されて、
第1のストッパttaがスライド板5の下面に退避する
と同時に無端チェーン9が走行を再開して送り棒lOが
包装箱aを前方に押し、第1図に鎖線で示すように第1
のストッパttaに代ってスライド板5上に突出した第
2のストッパllbに当った位置で再び静止し、この位
置が中央の列の4本の空瓶すの取り出し位置となる。
さらに同様にして取り出しが終った後、最前方にある第
3のストッパ11Cがスライド板5上に突出した位置で
、最後列の4本の空瓶l)が取出装置Cの直下に静止し
、すべての空瓶l〕の取り出しが完了した後の空の包装
箱aは、スライド式のコンベア3からその前方に接続さ
れた搬出用のローラコンベア4に移乗されて搬出される
ようになっている。
瓶の取出装置Cは、フレーム1上に水平に設置された基
板13の前方部の左右両側に一対の支柱14が間隔を隔
てて立設されているとともに、基板13の両側端に垂直
に立設された対応する2枚の側板15の間に前記一対の
支柱14のすぐ後側において、上下方向に間隔をおいた
一対のガイドバー16が差し渡されて固定されていて、
このガイドバー16にはトユ下方向に細長い4個の移動
部材17が水平方向の移動自由に取り付けられている。
また、前記一対の支柱14に摺動自由に嵌着された昇降
体18の間に、上下方向に間隔をおいた一対の水平杆1
9が差し渡されて固定されており、この一対の水平杆1
9に4個の可動体20が水平方向の移動自由に嵌着され
ており、各可動体20の後面中央に軸支されたローラ2
1が夫々対応する移動部材17の前面に形成された上下
方向の案内溝22に緊密に嵌合して、各可動体20が対
応する移動部イイ17とともに水平方向に移動するよう
になっており、さらに各可動体20には吊上具23が装
置されている。また、第4図にも示すように、基板13
の後部の一側にはモータ24が据え付けられ、その出力
軸はVベルト25によって、基板13の上方において一
側の側板15に突設したブラケット26に固定の軸受2
7で支承された軸28の一端と連結され、さらに軸28
の他端は基板13のほぼ中央に設置された第1の減速機
29にVベルト30によって連結され、第1の減速機2
9の出力軸に固定されたギア31が中間ギア32を介し
て第2の減速機38の人力軸に固定されたギア84と連
結されている。第2の減速機33の出力軸に固定された
スプロケット35と両側の側板15の上部に差し渡され
た駆動軸36に固定されたスプロケット37の間には、
側板15のほぼ中火部に軸支されたスプロケット38と
、側板15に揺動自由に軸支された。腕39の先端に回
転自由に支持されたテンションスプロヶ゛lト40を介
して、無端チェーン41が掛は渡され、この駆動軸36
の両端部に固定されたスプロケット42と、側板15の
下端部に水平方向に突設された軸43に回転自由に取り
付けられたスプロケット44の間に掛は渡された無端チ
ェーン45の前側の垂直走行部が、連結具46を介して
前記昇降体18と固定されている。従って、モータ24
を駆動すると、その出力軸から軸受27て支承された軸
28および第1の減速機29を介して第2の減速機33
の出力軸の先端に取り付けたスプロケット35が回転し
て、無端チェーン41および駆動軸36に取り付けたス
プロケット37を介して駆動軸36が回転するため、こ
の駆動軸36に固定したスプロケット42とその下部に
設けられたスプロケット44の間に掛は渡された無端チ
ェーン45が循環走行して昇降体18が昇降し、これと
ともに可動体20が移動部材17の案内溝22に沿って
上下動するようになっている。なお、駆動軸36の一側
よりに固定されたスプロケット47と、−側の側板15
の下方に突設された軸48に回転自由に支持されたスプ
ロケット49との間に、側板15の上部に軸支されたス
プロケット50とこのスプロケット50の支持軸に揺動
自由に支持されたテンションローラ51を介して掛は渡
された無端チェーン52の後側の垂直走行部にバランス
ウェイト53が連結されており、昇降体18およびこれ
に取りイ]けられた水平杆19、各可動体20およびこ
れらの可動体20に取り何けられた吊上具23の重量と
釣り合うようになっている。
また、基板13の後部中央に取り(=Jけられた軸受5
5と、その前方に固定された左右方向に細長いブラケッ
ト56の間に軸57が回転自由に差し渡されており、こ
の軸57に第1の減速機29の出力軸に固定されたギア
31に噛み合うギア58と2個の溝カム59.60が固
定されている。前側の溝カム59の前面に形成された偏
心溝61には、前記ブラケット56の上方突出部に基部
が軸62によって上下揺動自由に支持されたレバー63
の長さ方向の中央部後面に軸支されたローラ64が嵌合
しているとともに、そのレバー63の先端部には長孔6
5が形成されており、前記ブラケット56の側方に立設
された細長いブラケット66の上端に軸67によって上
下揺動自由に支持されたレバー68の先端部に形成され
た長孔69に嵌合して、そのレバー68に長さ方向に挿
通された移動ねじ70によって長孔69内を移動する軸
71に回転自由に支持されたローラ72が、前記レバー
63の長孔65に緊密に嵌合しており、レバー68の長
さ方向の途中には前記移動ねし7゜に螺合してこれをI
I+11方向に移動させるナツト73が取伺けられ、さ
らにレバー68の後端には移動ねじ70の後方突出端に
ロックナツト74が螺合されている。また、ブラケット
66の上端の軸67には前記レバー68と一体に揺動す
るレバー75の基部が嵌着されており、このレバー75
の上端には、第5図の右端の移動部材17のほぼ中央を
貫通して、右から2番目の移動部材17のほぼ中央に達
するロンドア6の一端が軸77によって連結されており
、そのロンドア6の先端は右から2番目の移動部材17
の後面を貫通する軸78に□連結されており、この軸7
8と他の3個の移動部材17の後面に突設された軸79
および一側の側板15に突設されたブラケット80に軸
81によって揺動自由に支持されて、先端が両側板15
間のほぼ中央に突出する水平方向のロッド82の先端の
前面に突設された軸83の合計5本の軸78.79.8
3によって、外側の2個の大きな平行四辺形と、外側の
平行四辺形の2分の1の大きさの内側の2個の平行四辺
形からなる平行リンク機構で構成した伸縮腕機構(la
zy t、o n g s )84の上下方向の中央の
5つの交点が支持されている。従って、第1の減速機2
9のギア81およびギア58を介して軸57が回転して
、この軸57と一体の前側の溝カム59が回転すると、
レバー63の揺動がレバー68に伝達され、さらにその
揺動によりレバー75が左右に揺動し、ロンドア6に連
結された第2図における右から2番目の移動部材17が
ガイドバー16を案内として左右に移動し、これに伴な
って伸縮腕機、構84によって連結された他の3個の移
動部材17も水平方向に移動するようになっている。4
個の移動部vJ17は、第5図の鎖線で示すように、互
いに接した状態において夫々包装箱a内の横一列の空瓶
すに対応しており、伸縮腕機構84によって移動される
際、この伸縮腕機構84は内側の2個の平行四辺形が外
側の2個の平行四辺形の2分の1の大きさとなっている
ため、右力)5ら2番目の移動部材17が右側へ一定距
離移動すると、右から3番目の移動部材17は左側に同
距離だけ移動し、さらに外側の2個の移動部材17は内
側の2個の移動部材17の倍の距離を外側へ移動して、
同図に実線で示すように等間隔を隔てて位置し、このと
き前記した搬送ラインBの保持具eと夫々対応するよう
になっており、移動部材17の移動距離はナツト73の
回転による移動ねじ70の移動に伴なうローラ72の長
孔69に沿う移動によりレバー75の揺動角を変えて調
節するようになっている。
後側の溝カム60の前面に形成された偏心溝85には、
基板13の前方部中央を削って形成され、た窓孔86に
突出するように、基板13の上面から下向きに屈曲して
取付けられたブラケット87に回転自由に支持された軸
88の後方突出端に基部を固定したレバー89の先端に
軸支されたローラ90が嵌合しており、この軸88の前
U突出端に固定された長いレバー91の先端に軸92に
よって連結されたロッド93の上端が、前記ブラケット
56の前面に軸94によって支持されたレバー95の中
央部に軸96によって連結されており、そのレバー95
の先端に軸97によって連結されたロッド98の上端が
、水平方向に細長い前面が開放したコ字形断面の昇降部
材99の下面に突設されたブラケツ)100に軸101
によって連結されており、この昇降部材99は、ブラケ
ット56の前面に取付けられた上下方向のガイド102
に摺動自由に挿通されたガイドバー103が固定されて
いる。従って、前記した軸57の回転によつて後側の溝
カム60が回転すると、レバー89、レバー91および
レバー95が連動して上下に揺動し、これにより昇降部
材99がガイド10′2を案内として第6図の実線位置
と鎖線位置の間を上下に昇降するようになっている。
また、4個の移動部材17の下端部には、第6図および
第7図に示すように、連結体105で一体に連結された
側面り字形の第1リンク106が連結棒105に挿通さ
れた軸107によって揺動自由に取イ」けられていると
ともに、その斜め後方には支承板108の基部に取付け
られた第2リンク1(19が軸110によって支持され
ており、第11Jンク106の下端に取付けられた軸1
11と第2リンク109の中央部に取付けられた軸11
2とが第3リンク118によって連結されており、さら
に第11Jンク106の後方端には前記昇降部材99に
緊密に嵌合するローラ114が軸115によって回転自
由に支持されており、また、第2リンク109の先端の
ビン116と移動部材17の後面に植設したピン117
の間には引張コイルばね118が装着されている。ここ
で前述した作用によって昇降部材99が第6図の鎖線位
置に上昇すると、第1リンク106が図に鎖線で示すよ
うに時計方向に回動し、これに伴なって第2リンク10
9および第3リンク113が同図に鎖線で示すように回
動して、支承板108は移動部材17の下方に垂れ下っ
た状態となり、同図に実線で示すように昇降部材99が
降下した場合には、第2リンク109と第3リンク11
Bに差し渡された軸112が第1リンク106の上下の
軸107.111を結ぶ直線より僅かに後方に移動した
位置となり、この状態で支承板108は移動部材17の
下端において前方へ水平に突出してトグル機構を構成し
ており、このため支承板108の−L面に下方へ押し付
ける力が作用しても、その力がトグル機構で受けられて
支承板18が下方へ揺動するのが阻市され、支承板10
8の上面に作用する力が取除かれた場合には、引張コイ
ルばね118の弾縮力によって第2リンク109が引張
られて前記した軸112が第1リンク106の−F下の
軸107.111を結ぶ直線よりも前方に移動しようと
するから、前述したように昇降部材99が鎖線位置へ上
昇すれば支承板108は移動部材17の下方に垂れ下が
ることとなる。
次に可動体20に取付けられる吊上具23の構造を第8
図に基づいて説明すると、各可動体20の前部に上下方
向に透設された取(”J’ a l 21にパイプ12
2が底着され、その」二端にはエア供給孔123の透設
されたプラグ124が嵌着されているとともに、その下
端にはエア流通孔125の透設された連結体126が嵌
着され、その連結体126の下端にはシリンダ127が
嵌着され、さらにその下端には側面にエア供給孔128
の透設されたヘッド129が嵌着されており、シリンダ
12・7内に摺動自由に嵌装されたピストン130に固
着されたロッド1B’lがヘッド129の中心孔132
を通って下方に突出しており、その突出部には上下に間
隔をおいて一対の鍔138が突成されており、ヘッド1
29の両側に設けられた軸134にはL字形に屈曲した
一対のフィンガ185が揺動自由に支持されていて、そ
の水平屈曲部の先端に軸支されたローラ136が前記一
対の鍔138の間に緊密に嵌合している。また、各フィ
ンガ135の下端部内面には、第1θ図に示すように、
瓶すの首部を両側から挾持する内面にゴム板187を貼
設したV字形の把持部138が軸139によって取付け
られているとともに、各フィンガ185の下端には合成
樹脂等からなる三角形の係合部材140が固着され、さ
らに一対のフィンガ135の外側面にはばね鋼からなる
挿入案内板141がビス142によって固定されている
。また、連結体126と可動体20の間には第1のコイ
ルばね143が嵌着され、さらにピストン130の下面
とヘッド129の上面の間には第2のコイルばね144
が装着されており、その弾拡力によってピストン180
およびロッド131が常に上方に付勢され、このため一
対のフィンガ185は第8図に鎖線で示すように互いに
対応方向に狭まるように付勢されており、またヘッド1
.29の側面に形成されたエア供給孔128からシリン
ダ127内に加圧空気が供給されると、ピストン130
およびロッド131が上方へ移動して、同じく一対のフ
ィンガ135が対応間隔を狭めて閉じる方向へ回動し、
逆に上端のエア供給孔123かインガ135を開く方向
へ回動させるようになっている。そして、各可動体20
の下降行程において、第11図の(1)に示すように、
一対のフィンガ135の挿入案内板141が包装箱aの
中仕切板Cの内側に挿入されると、上方のエア供給孔1
23から加圧空気が供給されて、第11図の(I)に鎖
線で示すように、フィンガ135とともに挿入案内板1
41が開いて、中仕切板Cを両側へ押し拡げつつフィン
ガ135が下降し、その先端の三角形の係合部材140
の内側の斜面が瓶すの口に当って、その瓶すの位置が多
少ずれていてもこれを直立姿勢に修正しつつ降下して、
その把持部188が同図に実線で示すように瓶1】の首
部に達すると、下方のエア供給孔128に加圧空気が供
給されて、第11図の(III)に示すようにフィンガ
135が閉じて、把持部138で瓶すの首部外周を把持
する。そして、可動体20の上昇により瓶l)を把持し
て包装箱aの」三方に吊り上げて第1図の実線の位置に
持ち上げると、前記した支承板108が水平位置まで回
動して、瓶すの底面を支え受けるのである。そして、瓶
すが最上方位置に吊り上げられると、前記した前側の溝
カム59の回転によって、前述したように伸縮腕機構8
4の作用により、各移動部イ第17が外側へ移動して、
搬送ラインBに取伺けられた各保持具Cの正面に間隔を
拡げて対応する。なお、可動体20と連結体126の間
に装着された第1のコイルばね143によって連結体1
26が下へ押しイ」けられているが、フィンガ135の
先端が、例えば瓶すの口や包装箱aの上面などに当って
下方に移動できなかった場合に、可動体20の下降をそ
の第1のコイルばね143の弾縮によって吸収して、フ
ィンガ185などが破損しないようになっている。
次に、この吊上具23によって吊上げられた瓶すを搬送
ラインBの各保持具eに移送する移送装置りを、第1図
および第6図によって説明すると、搬送ラインBの後側
において基板151上に立設された支柱152に取付け
られた水平方向の摺動案内153に、上下一対の水平移
動杆154が摺動自由に挿通され、その水平移動杆15
4の先端には、第12図に示すように、下方が二股に別
れた取付板155が固定され、下端部の左右両側の正面
には夫々上下方向の摺動案内156が取イ」けられ、こ
れらの摺動案内156に」―下摺動自由に嵌着された昇
降板157の上端に前記摺動案内156の」−面に突当
るように突成されたストッパ158の両側面と、摺動案
内156の下方部の両側面に夫々植設されたビス159
の間に引張コイルばね160が装着されて、その弾縮力
によって昇降板157が下方への移動を付勢されており
、その昇降板157の下端には夫々前方へ突出した水平
方向の押え板161が取付けられ、その下面にゴム板1
.62が貼着されている。基板151の−に面の前記支
柱152の側方に立設された軸受163に水平方向の摺
動自由に嵌装された水平杆I64の先端に」二下方向の
摺動案内165が固着され、その摺動案内165に上下
摺動自由に嵌装された昇降杆166の」−面に、前記支
承板108の中央に形成された逃げ溝1″67内を通っ
て昇降する細長い受板168が固着されているとともに
、昇降杆166の下端には嵌合溝169を有するコ字形
断面の係合部材170が固着されており、前記水平杆1
64の先端部近くにソケットボルトによって固定された
脚片172の下端に、基板151の上面に貼着された走
行面173上を触転するローラ174が軸175によっ
て支持されており、その軸175に揺動自由に固定され
たアーム176の先端に軸支されたローラ177が前記
係合部材170の嵌合溝169に緊密に嵌合していると
ともに、その軸175に揺動自由に固定された他のアー
ム178の先端に軸支されたローラ179は、基板15
11に立設された2本のガイドバー180に嵌合して昇
降する昇降体181の下端に差し渡すように固定された
フ字形断面の水平方向に細長い係合部材182の嵌合溝
188に嵌合してホリ、その係合部材」82の一端の」
二面には同じくコ字形断面の係合部材184が固着され
ている。
支柱152の近傍に立設された背の高いブラヶッ1−3
85に支持された上下一対の軸186.187に互いに
噛み合う一対の扇形歯車188.189が固定され、上
方の軸186には図示しない駆動源によって往復駆動さ
れるロッド190の先端に軸191によって先端を連結
した短かいレバー192と、前記一対の水平移動杆15
4に差し渡された案内部材193の溝194内に緊密に
嵌合スルローラ195を先端に軸支した長いレバー19
6とが固着され、下方の軸187には、先端に軸支した
ローラ197を前記水平杆164に固着した案内部材1
98の溝199に嵌合したレバー200が固定されてお
り、さらにブラケット185の下部には、図示しない駆
動源によって往復駆動されるロッド201の先端に軸2
02によって一端を連結したレバー20Bが軸204に
よって揺動自由に支持されており、その先端に軸支され
たローラ205が前記コ字形断面の係合部材184の嵌
合溝206に嵌合している。
そして、上記駆動用のロッド190が第6図の実線で示
すように、図の左方に突出すると、扇形ギア188が反
時計方向に回動すると同時に、レバー196が図の実線
位置に揺動して、水平移動杆154の先端に取り付けら
れた取付板155が吊上具23の方向に突出して、吊上
具23のフィンガ135の間に押え板161が進入する
とともに、上方の扇形ギア188と噛合する下方の扇形
ギア189が時計方向に回動して、そのレバー200に
よって水平杆164とともにその先端に設けた昇降杆1
66が図の左方に移動し、昇降杆166の上面に固定し
た受板168が瓶すの下面に対応する。そして、他方の
駆動用ロッド201(7)上方への移動によってレバー
208が鎖線で示すように反時計方向に回動すると、水
平方向の係合部材182がガイドバー180に沿って図
に鎖線で示すように下方へ移動すると、ローラ174の
軸175に支持されたアーム178が時計方向に回動す
ることによって、同軸175上に支持されたアーム17
6も時計方向に回動して昇降杆166が上方に移動し、
その上端に固着された受板168が支承板108の間の
逃げ溝167を通ってその上面に突出し、吊上具23に
よって吊」二げられていた瓶1〕の底面を押し上げてそ
の口縁をゴム板162に引張コイルばね160に弾力に
抗して押し当てることによって、引張コイルばね160
の弾縮力によって瓶1)が押板161と受板168の間
で強固に挾持される。ががる状態でm形ギア188と1
89が前記と逆方向に回動すると、押板161と受板1
68が図の鎖線で示すように右側に移動し、搬送コンベ
アBに取付けられた保持具eに受は渡され、瓶1)が保
持具(二上に移動して受板168が下方に移動すると、
その瓶1)が保持具Cの支承板210上に移し変えられ
る。なお、上述した移送装置りは2対設けられていて、
一度に4本の瓶すが保持具eに受は渡されるようになっ
ている。
この保持具eは、搬送ラインBを構成するチェーンdの
リンク211に固定されたL字形の基体212に、左右
一対の昇降杆218が上下摺動自由に挿通され、この昇
降杆218に差し渡されて固定された連結部材214の
前面に長さ方向の中央部が細く括れた肩押棒215が左
右に間隔をおいて水平方向に突設されていて、昇降杆2
13の下端を図示しない突上部材で突きにげて、1−昇
させることにより、基体212の下部から前方に突出し
た支承板210の上面と肩押棒215の間隔を拡げ、こ
の状態で前記した受板168と押板161で挾持された
瓶1〕が受板168が支承板210の逃げ溝216を通
って支承板210上に搬入され、受板168の後退によ
り支承板210上に載せ変えられると、突上部材が下降
して昇降杆213とともに左右一対の肩押棒215が下
降して、その瓶l)の両方の肩を自重により押圧して保
持具eに安定して保持し、チェーンdの−・方向への走
行によって瓶詰工程等に搬送される。
このようにして、スライド式のコンベア3土を包装箱a
が搬送されると、最初のストッパllaがスライド板5
上に突出して、包装箱aがその最前列の空瓶すが取出装
置Cの吊上具23の吊上位置に達して停止し、移動部材
17が包装箱a内の瓶1)のピッチに一致する小間隔に
狭まった状態で可動体20が下降して最前列の4本の瓶
1)を吊り具23の下端のフィンガ135で挾持し、可
動体20の再」二昇により4本の瓶1)を同時に上方へ
吊り上げ、吊り上げが完了すると後側の溝カム6゜の駆
動により支承板108がその下面を受けて落下を防止す
ると同時に、前側の溝カム59の駆動により伸縮腕機構
84が伸長して移動部材17の間隔が搬送ラインBに等
間隔て数例けられた保持具eの前面に対応するように拡
がり、そして移送装置りの上下の水平移動杆154およ
び水平杆164が進出して、受板168の上昇により瓶
l)の底と口を受板168と押板161で挾持し、搬送
ラインBの保持具eに4本同時に移送する。最前列の瓶
すの保持具eへの移送が完了すると、最初のストッパt
taが下って2番目のストッパ11bがスライド板5上
に突出して包装箱aが前方へ移動して中央の列の瓶すが
前記吊上具23の位置に達して停止し、前側の溝カム5
9の駆動による伸縮腕機構84の収縮により移動部材1
7が再び間隔を縮めて対応し、上述したと同様の作用が
くり返されて、中央の列の瓶すが4本同時に保持具eに
移送される。これが完了すると、次に3番目のストッパ
ttcに当接する位置まで包装箱aが移送されて最後列
の瓶すが吊上位置に達し、前述した作用のくり返しによ
ってこれらの4本の瓶l)が同時に保持具eに移送され
る。
上記実施例によって具体的に説明したように、本発明の
瓶の箱出し方法は、上面を開放した包装箱内に小間隔で
並列して収容した複数の瓶を上方に装置した各別の吊上
具で同時に吊り−にげて前記包装箱から取り出した後、
その各版の間隔を拡げて搬送ラインに等間隔で取付けた
各別の保持具に同時に受は渡すようにしたものであって
、包装箱内の一列の瓶を包装箱から取り出すと同時にそ
の間隔を拡げて保持具に移送するようにしたから、瓶同
士の接触、衝突による破損を生じる恐れがなく、また、
複数の瓶を同時にその対応する位置にある保持具に移送
して受は渡すようにしたがら、洗瓶、充填工程などへの
搬送が確実に、しがも、能率良く行なうことができる効
果を奏する。
また、本発明装置は、複数の瓶を小間隔で並列して収容
した上面開放の包装箱を搬入する搬入路の包装箱の停止
位置の上方に、その包装箱に並列して収容した複数の瓶
の直上に対応する小間隔位置と搬送ラインに等間隔で取
イ1けた保持具に対応する大間隔位置との二位置に移動
する複数の移動部材を設け、その各移動部材に包装箱内
の各版を吊り上げる吊上具を各別に設けるとともに、そ
の各吊上具によって吊り上げた各版を保持具に同時に移
送して受は渡す移送装置を設けたことを要旨とするもの
であって、前記した本発明方法を確実に実施し得る効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は本発明装置の概要を示す一部切欠側面図、第2
図は同一部切欠正面図、第3図は同一部切欠平面図であ
る。第4図は要部斜視図、第5図は移動部材の作動を説
明する一部切欠正面図、第6図は取出装置および移送装
置の作動を説明する一部切欠側面図である。第7図は要
部分解斜視図であり、第8図は吊上具の詳細を示す一部
切欠正面図、第9図は第8図のX−X線図、第1θ図は
同Y−Y@図である。第11図は吊」二具の作動説明図
、第12図は移送装置の要部を示す一部切欠正面図であ
る。 17:移動部材 23:吊上具 78.79.83:支
点 84:伸縮腕機構 1o8:支承板 A:搬入路 
B:搬、送ライン D:移送装置 a:包装箱 b:空
瓶 e:保持具出願人  シーケーデイ株式会社 出願人  サン) IJ−株式会社 代理人  弁理士 野 口  宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 上面を開放した包装箱内に小間隔で並列して収容し
    た複数の瓶を」三方に装置した各別の吊上具で同時に吊
    り上げて前記包装箱から取り出した後、該冬服の間隔を
    拡げて搬送ラインに等間隔で取付けた各別の保持具に同
    時に受は渡すことを特徴とする瓶の箱出し方法 2 前記吊上具で前記複数の瓶を吊り上げた直後に、該
    冬服の直下に支承板を突出することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の瓶の箱出し方法 3 複数の瓶を小間隔で並列して収容した上面開放の包
    装箱を搬入する搬入路の前記包装箱の停止位置の上方に
    、該包装箱に並列して収容した複数の瓶の直上に対応す
    る小間隔位置と搬送ラインに等間隔で取付けた保持具に
    対応する大間隔位置との二位置に移動する複数の移動部
    材を設け、該各移動部材に前記包装箱内の前記冬服を吊
    り上げる吊上具を各別に設けるとともに、該各吊上具に
    よって吊り上げた前記冬服を前記各保持具に同時に移送
    して受は渡す移送装置を設けたことを特徴とする瓶の箱
    出し装置4 前記−列の移動部材を平行リンクによって
    構成した伸縮腕機構の各支点に結合したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の瓶の箱出し装置 5 前記各移動部材に、前記各吊」二真の上昇に連動し
    て前記冬服の直下に突出する支承板を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の瓶の箱出し装置
JP14513182A 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱出し方法及び装置 Pending JPS5937112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14513182A JPS5937112A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱出し方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14513182A JPS5937112A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱出し方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5937112A true JPS5937112A (ja) 1984-02-29

Family

ID=15378118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14513182A Pending JPS5937112A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱出し方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5937112A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4677599A (en) * 1984-06-20 1987-06-30 Nissan Motor Company, Limited Ultra-sonic distance measuring apparatus and method
US4796911A (en) * 1983-09-09 1989-01-10 Nissan Motor Company, Ltd. Automotive suspension system with roll-stabilizer having road condition-dependent torsion modulus, and control of torsional modules

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151874A (en) * 1974-10-31 1976-05-07 Kenichi Yamashita Tsumikomiichito tsumioroshiichikandenionarabekaeru sochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151874A (en) * 1974-10-31 1976-05-07 Kenichi Yamashita Tsumikomiichito tsumioroshiichikandenionarabekaeru sochi

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4796911A (en) * 1983-09-09 1989-01-10 Nissan Motor Company, Ltd. Automotive suspension system with roll-stabilizer having road condition-dependent torsion modulus, and control of torsional modules
US4677599A (en) * 1984-06-20 1987-06-30 Nissan Motor Company, Limited Ultra-sonic distance measuring apparatus and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3944058A (en) Bottle conveyor system including adjustable height continuous belt conveyor and positive lock spray shielded rotatable bottle carrier
US2213774A (en) Bottle transfer device
US3069035A (en) Article handling apparatus
US3125369A (en) copping
US4528796A (en) Apparatus for automatic filling and closing of containers
US2667958A (en) Conveying and transferring mechanism
US4911602A (en) Container supply system
US4106612A (en) Gripper for case unloader
US3951285A (en) Bottle uncaser
JPS5937112A (ja) 瓶の箱出し方法及び装置
EP0480533B1 (en) Block filling apparatus
EP0954471B1 (en) Carton set-up machine and method
JPS5937111A (ja) 瓶の箱詰め装置
US1954944A (en) Can separating and feeding machine
US3224166A (en) Cover opener for abutted cases
JP5482147B2 (ja) 容器キャリアの開放装置
US2608330A (en) Carton loading machine
CN101723289A (zh) 立瓶机构
KR20010067493A (ko) 과일바구니를 이송하여 쏟는 장치
US2355239A (en) Bottle-washing machine
CN111153370B (zh) 兼有翻转输送的输送方法
US4332121A (en) Loading blades for packaging apparatus
JP2006043601A (ja) 容器洗浄装置
CN209872318U (zh) 翻转机构
KR820000544Y1 (ko) 언케이서(uncaser)