JPS5937073Y2 - テ−ブル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は本体に対して開閉自在な天板を有するテーブル
に関し、例えば天板を開けばアイロン台が表出するよう
にしたものである。

従来、この種テーブルにあっては、天板の一部を本体の
後方または側方に枢着しただけのものが一般的であった
。

しかし、この構成であると、開いた天板を本体の背部な
どに落し込むのに大きなスペースが必要で、きわめて使
い勝手の悪いものであった。

本考案はこのような従来の欠点を解消したもので、以下
その実施例を添附図面とともに説明する。

図はアイロン掛は機能を具備するテーブルを示し、１は
一側上部に引出し２を、下部に扉付きの収納部３を、さ
らに他側に前面開放状の収納空間４をそれぞれ有する本
体、５はキャスターである。

また本体１の一側部にはコンセント６が、底部には電源
コード７の収納部８がそれぞれ設けである。

９は本体１の頂部に設けたアイロン台、１０は天板であ
って、通常、上記アイロン台９を覆っている。

また天板１０の下面または本体１の両側にはスペーサー
１１が設けてあって、天板１０の閉設時にアイロン台９
に当らないようになっている。

これはアイロン台９の弾性が損なわれないようにしたも
のである（第２図参照）。

さて、本体１の両側板の後部には凹溝１２が対設してあ
り、これら溝１２にはガイド板１３の両側に形成した突
条１４が臨んでいる。

すなわち、本体１の背部にガイド板１３が上下動自在に
設けてあり、このガイド板１３の上端に先の天板１０の
後端がヒンジ１５を介して回動自在に結合されている。

さらに、上記凹溝１２に嵌合する突条１６が天板１０の
両側にも形成しである。

１７を天板１０に設けた把手である。上記の構成におい
て、第１図は天板１０の閉設状態を示し、この場合は一
般のテーブル仕様となる。

次に第６図のように天板１０を開けばアイロン台９が表
出する。

そして天板１０は第５図のようにガイド板１３と一直線
とすることでそれらの突条１６．１４が合致し、これよ
り凹溝１２を案内として本体１の背部に落し込むことが
できるものである（第７，８図参照）。

これよりアイロン台９でのアイロン掛けができるもので
ある。

なお、上記実施例では、天板１０の操作でアイロン台を
表出するようにしたが、このアイロン台に代えコンロな
どを設けることも考えられ、表出物に限定されることは
ない。

このように本考案は天板を開いた後本体の背部に落し込
むようにしているから天板操作のためのスペースが小さ
くてよく、非常に勝手がよい。

またガイド板は上記天板落し込みを円滑とするだけでな
く、天板閉設時には同天板のがたつき、動揺などを防止
する機能をも有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本考案のテーブルの一実施例を示し、第１図は一般
のテーブル仕様時の斜視図、第２図は第１図の入−Ａ′
断面図、第３図はガイド板と天板の結合部分の斜視図、
第４図は天板開設時におけるガイド板との関係を示す側
面図、第５図は天板落し込み時のガイド板との関係を示
す側面図、第６゜７図は天板の動作説明図、第８図はア
イロン台表出時の斜視図である。 １・・・・・・本体、９・・・・・・アイロン台、１０
・・・・・・天板、１２・・・・・・上下摺動部（凹溝
）、１３・・・・・・ガイド板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 本体の背部に上下動自在に設けたガイド板と、このガイ
   ド板の上端に後端が回動自在に結合され、かつ本体に対
   して開閉自在に設定した天板とを具備し、さらに本体背
   部には天板の上下摺動部を設けてなるテーブル。