JPS5936721B2 - 光フアイバ−の除去加工法 - Google Patents
光フアイバ−の除去加工法Info
- Publication number
- JPS5936721B2 JPS5936721B2 JP52051410A JP5141077A JPS5936721B2 JP S5936721 B2 JPS5936721 B2 JP S5936721B2 JP 52051410 A JP52051410 A JP 52051410A JP 5141077 A JP5141077 A JP 5141077A JP S5936721 B2 JPS5936721 B2 JP S5936721B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber
- liquid
- etching solution
- optical
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/245—Removing protective coverings of light guides before coupling
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に長尺のガラス成分系光ファイバーの途中
一部をテーパー状に加工する、すなわちファイバー軸方
向にそつてファイバーのコア−層クラッド層の全部、又
は一部を徐々に除去して、光ファイバーの一部をテーパ
ー状に形成加工することを目的とする。
一部をテーパー状に加工する、すなわちファイバー軸方
向にそつてファイバーのコア−層クラッド層の全部、又
は一部を徐々に除去して、光ファイバーの一部をテーパ
ー状に形成加工することを目的とする。
従来、ガラス系光ファイバーのテーパー状加工法は一般
に加熱によつて光ファイバーの一部を溶融し引き伸ぱす
方法(溶融引伸し法)がとられていた。
に加熱によつて光ファイバーの一部を溶融し引き伸ぱす
方法(溶融引伸し法)がとられていた。
しかし、この方法は光ファイバーをそのまま引き伸ばす
ためにテーパー部の最もくびれた部分にもクラッド層が
薄く残り、コア−層が表面に出にくいという問題があり
、また、この方法は加熱手段として酸素炎などを使用し
た場合、溶融が瞬時に起こるためにコントロールが困難
であるなどの欠点を有していた。
ためにテーパー部の最もくびれた部分にもクラッド層が
薄く残り、コア−層が表面に出にくいという問題があり
、また、この方法は加熱手段として酸素炎などを使用し
た場合、溶融が瞬時に起こるためにコントロールが困難
であるなどの欠点を有していた。
一方、最近光ファイバーを伝送路として使用する光通信
システム方式が開発、実用化されつつある。
システム方式が開発、実用化されつつある。
しかし現在のこれらのシステムは光源、光ファイバー、
受光器を結んだ単純な方式が殆んどであり、光信号を分
配、分岐する装置などはまだ実用化されていない。光分
岐法には種々あるが、その一つとして第1図aのごとく
、2本のファイバー(主線ファイバー1および分岐線フ
ァイバー2)の一部を加工して相互にそわすことにより
主線ファイバー1内の光信号を一部、分岐線ファイバー
2に分岐する方法がある。
受光器を結んだ単純な方式が殆んどであり、光信号を分
配、分岐する装置などはまだ実用化されていない。光分
岐法には種々あるが、その一つとして第1図aのごとく
、2本のファイバー(主線ファイバー1および分岐線フ
ァイバー2)の一部を加工して相互にそわすことにより
主線ファイバー1内の光信号を一部、分岐線ファイバー
2に分岐する方法がある。
この時2本の光ファイバーの接触部における主線ファイ
バー1の形状は一般に2通りあり、これを第1図b、c
に示す。同図bはクラッド層4、コア−層3を均一に除
去した形、同図cは接触部分がくびれた形、すなわちテ
ーパー状になつている形である。本発明は、特に同図b
の形のテーパー状フアイバ一のテーパー加工法に関する
。
バー1の形状は一般に2通りあり、これを第1図b、c
に示す。同図bはクラッド層4、コア−層3を均一に除
去した形、同図cは接触部分がくびれた形、すなわちテ
ーパー状になつている形である。本発明は、特に同図b
の形のテーパー状フアイバ一のテーパー加工法に関する
。
以下添付図面によつて本発明の一実施例を説明する。
第2図A,bは本発明の一実施例による光フアイバ一の
テーパー状エツチング加工を行う装置の概念図である。
テーパー状エツチング加工を行う装置の概念図である。
図において5はエツチング液、例えばHF:H2O=1
:1の混合液を入れたケースで上面から見て略Ξ角形状
をしている。6は液の表面張力によるエツチング液の盛
り上がり部、Tは光フアイバ一で、前記エツチング液の
盛り上がりf!11)6中に浸し、矢印9方向へ移動さ
せる。
:1の混合液を入れたケースで上面から見て略Ξ角形状
をしている。6は液の表面張力によるエツチング液の盛
り上がり部、Tは光フアイバ一で、前記エツチング液の
盛り上がりf!11)6中に浸し、矢印9方向へ移動さ
せる。
この矢印9方向への光フアイバ一Tの移動により、光フ
アイバ一Tはエツチング液中でクラツド層、コアー層が
テーパー状に除去され、第2図bに示す8のテーパー部
が徐々に形成されて第1図cのようになる。前記光フア
イバ一Tの移動はモーターなどによつて自動送りをする
ことにより得られる。
アイバ一Tはエツチング液中でクラツド層、コアー層が
テーパー状に除去され、第2図bに示す8のテーパー部
が徐々に形成されて第1図cのようになる。前記光フア
イバ一Tの移動はモーターなどによつて自動送りをする
ことにより得られる。
その移動速度は液、テーパー形状、フアイバ一の成分な
どにより種々変更される。また加工形状もケース5の形
状により種々変更することができる。第3図は本発明の
第2の実施例の概念図である。ここで10はエツチング
液、11はケース12の上に間隙をあけて放置したプラ
スチツク板である。上記エツチング液10は表面張力に
よりプラスチツク板11とケース12の間に満されて、
ケース12の端部は第2図の液先端が丸味をおびるのに
対し、本実施例はフアイバ一の移動方向に対して垂直液
面にすることができ、テーパー加工がより良好となる。
すなわち、第2図のように液先端が丸味をおびていると
、光フアイバ一Tが液の外より移動して最初に液内に浸
入した時エツチングのムラができやすい。この点第3図
のようにフアイバー7の軸に対して先端の液面が垂直に
近いと、このムラは抑えられる。また、この実施例のよ
うに液蓋となるプラスチツク板11があれば、表面張力
による液面の高さをいちいち測る必要はなく、常に一定
の高さが得られる。以上の方法により長尺石英ガラス系
フアイバ一(コアー径85μM,フアイバー径125μ
m)の一部をテーパー加工した。
どにより種々変更される。また加工形状もケース5の形
状により種々変更することができる。第3図は本発明の
第2の実施例の概念図である。ここで10はエツチング
液、11はケース12の上に間隙をあけて放置したプラ
スチツク板である。上記エツチング液10は表面張力に
よりプラスチツク板11とケース12の間に満されて、
ケース12の端部は第2図の液先端が丸味をおびるのに
対し、本実施例はフアイバ一の移動方向に対して垂直液
面にすることができ、テーパー加工がより良好となる。
すなわち、第2図のように液先端が丸味をおびていると
、光フアイバ一Tが液の外より移動して最初に液内に浸
入した時エツチングのムラができやすい。この点第3図
のようにフアイバー7の軸に対して先端の液面が垂直に
近いと、このムラは抑えられる。また、この実施例のよ
うに液蓋となるプラスチツク板11があれば、表面張力
による液面の高さをいちいち測る必要はなく、常に一定
の高さが得られる。以上の方法により長尺石英ガラス系
フアイバ一(コアー径85μM,フアイバー径125μ
m)の一部をテーパー加工した。
加工部分の長さは30m7n長でその中心であるテーパ
ーの最もくびれた部分の径は75μmでコア一層が露出
し、ここよりフアイバ一にそつて徐々に線径が太くなつ
ている。以上説明した本発明の方法により、長尺ガラス
系光フアイバ一の途中の一部を容易にテーパー状あるい
はその他の形状に加工することができ、かつ、そのテー
パーの勾配,径は移動速度、エツチング液の組成などを
変えることにより自由にコントロールできる。
ーの最もくびれた部分の径は75μmでコア一層が露出
し、ここよりフアイバ一にそつて徐々に線径が太くなつ
ている。以上説明した本発明の方法により、長尺ガラス
系光フアイバ一の途中の一部を容易にテーパー状あるい
はその他の形状に加工することができ、かつ、そのテー
パーの勾配,径は移動速度、エツチング液の組成などを
変えることにより自由にコントロールできる。
このようにして得た光フアイバ一を光分岐器に使用した
が、低挿入損失の分岐特性が得られた。
が、低挿入損失の分岐特性が得られた。
また、この方法で得たテーパー状フアイバ一は当然モー
ドフイルタ一の役割ももつ。
ドフイルタ一の役割ももつ。
第1図aは一般的な光分岐方法を示す図、第1図B,c
はこのときの光フアイバ一の加工状態を示す図、第2図
A,bは本発明のテーパー加工法に使用される装置の側
面図および平面図、第3図は本発明の他の加工法に使用
される装置の側面図である。 5・・・・・・ケース、6・・・・・・エツチング液の
盛り上がり部分、T・・・・・・光フアイバ一。
はこのときの光フアイバ一の加工状態を示す図、第2図
A,bは本発明のテーパー加工法に使用される装置の側
面図および平面図、第3図は本発明の他の加工法に使用
される装置の側面図である。 5・・・・・・ケース、6・・・・・・エツチング液の
盛り上がり部分、T・・・・・・光フアイバ一。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光ファイバーのクラッド層、コアー層の全部または
一部を光ファイバーの長尺方向にそつて除去加工する方
法において、表面張力によつて形成された化学エッチン
グ液表面の盛り上がり部内で、前記光ファイバーを適当
な速度で移動せしめ、順次前記光ファイバーと前記化学
エッチング液との接触面積を増加させ、前記光ファイバ
ーをテーパ状に化学エッチングすることを特徴とする光
ファイバーの除去加工法。 2 化学エッチング液表面の盛り上がり部の端面が、光
ファイバーの移動方向に対して略垂直に立ち上がるよう
にしてなる特許請求の範囲第1項記載の光ファイバーの
除去加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52051410A JPS5936721B2 (ja) | 1977-05-04 | 1977-05-04 | 光フアイバ−の除去加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52051410A JPS5936721B2 (ja) | 1977-05-04 | 1977-05-04 | 光フアイバ−の除去加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53136847A JPS53136847A (en) | 1978-11-29 |
JPS5936721B2 true JPS5936721B2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=12886155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52051410A Expired JPS5936721B2 (ja) | 1977-05-04 | 1977-05-04 | 光フアイバ−の除去加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936721B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3239011A1 (de) * | 1982-10-21 | 1984-04-26 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zum herstellen einer optischen koppelvorrichtung, insbesondere verfahren zur verminderung der wandstaerke von aus quarzglas bestehenden ummantelungen von lichtwellenleiter-glasfasern |
US4971418A (en) * | 1989-08-31 | 1990-11-20 | At&T Bell Laboratories | Apparatus and method for making low-loss permanent optical fiber splices |
-
1977
- 1977-05-04 JP JP52051410A patent/JPS5936721B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53136847A (en) | 1978-11-29 |
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