JPS593647Y2 - 秘話装置内蔵電話機の識別器 - Google Patents
秘話装置内蔵電話機の識別器Info
- Publication number
- JPS593647Y2 JPS593647Y2 JP15735078U JP15735078U JPS593647Y2 JP S593647 Y2 JPS593647 Y2 JP S593647Y2 JP 15735078 U JP15735078 U JP 15735078U JP 15735078 U JP15735078 U JP 15735078U JP S593647 Y2 JPS593647 Y2 JP S593647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- built
- button
- connector
- telephones
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ボタン電話機に秘話装置が内蔵されている
か否かを外から容易に検査することができるようにした
秘話装置内蔵電話機の識別器に関するものである。
か否かを外から容易に検査することができるようにした
秘話装置内蔵電話機の識別器に関するものである。
今田小規模事業所などでボタン電話機が使用されている
が、このボタン電話機というのは、周知のように、複数
回線の局線に接続される主装置を事業所内の適宜の箇所
に設置し、この主装置に対しケーブルおよびコネクタを
介して複数個接続される電話機のことであり、これら複
数個のボタン電話機の間で内線電話交換系が構成される
。
が、このボタン電話機というのは、周知のように、複数
回線の局線に接続される主装置を事業所内の適宜の箇所
に設置し、この主装置に対しケーブルおよびコネクタを
介して複数個接続される電話機のことであり、これら複
数個のボタン電話機の間で内線電話交換系が構成される
。
そしてどのボタン電話機からも外線ボタンを押すことに
より局線に対する発着信が可能であるなど色々の機能を
備えている。
より局線に対する発着信が可能であるなど色々の機能を
備えている。
形式としては、主装置に収容される局線の数が5回線ま
でで、接続されるボタン電話機の数が10個までである
中形や、局線の数が8回線まででボタン電話機の数が2
0個までである大形などがある。
でで、接続されるボタン電話機の数が10個までである
中形や、局線の数が8回線まででボタン電話機の数が2
0個までである大形などがある。
ところで、かかるボタン電話機、特にダイヤル式のボタ
ン電話機では、成るボタン電話機が外線と通話中に、他
のボタン電話機からその通話内容をモニタすることがで
きるものであった。
ン電話機では、成るボタン電話機が外線と通話中に、他
のボタン電話機からその通話内容をモニタすることがで
きるものであった。
そこでボタン電話機を設置する顧客の希望によって、ボ
タン電話機に秘話装置を付加し、他のボタン電話機から
のモニタを不可能にすることが行なわれている。
タン電話機に秘話装置を付加し、他のボタン電話機から
のモニタを不可能にすることが行なわれている。
従ってダイヤル式のボタン電話機、それも特に中形用や
大形用のものでは、秘話装置が電話機の内部に付加され
ているため、外観からは秘話装置内蔵の有無を識別でき
ないものであった。
大形用のものでは、秘話装置が電話機の内部に付加され
ているため、外観からは秘話装置内蔵の有無を識別でき
ないものであった。
そのため、従来、かかる秘話装置内蔵の有無を調べるた
めには、電話機側々の底板ネジを取り外し、内部を点検
することにより行なうという、大変煩瑣な手順を要した
。
めには、電話機側々の底板ネジを取り外し、内部を点検
することにより行なうという、大変煩瑣な手順を要した
。
特に、一旦設置された電話機を撤去返納して修理要求す
るような場合、その電話機に秘話装置が内蔵されている
か否かにより、修理料金などが相違するため、事前に確
認する必要があり、その都度電話機の底板ネジを取り外
すという面倒な作業が行なわれていた。
るような場合、その電話機に秘話装置が内蔵されている
か否かにより、修理料金などが相違するため、事前に確
認する必要があり、その都度電話機の底板ネジを取り外
すという面倒な作業が行なわれていた。
この考案は、上述のようなボタン電話機に関する従来の
不都合な事情を解決するためになされたものであり、従
ってこの考案の目的は、ボタン電話機における秘話装置
内蔵の有無を、外から容易に識別することを可能にした
識別器を提供することにある。
不都合な事情を解決するためになされたものであり、従
ってこの考案の目的は、ボタン電話機における秘話装置
内蔵の有無を、外から容易に識別することを可能にした
識別器を提供することにある。
この考案の構成の要点は、コネクタと、ブザーやランプ
などの表示手段と、電池などの電源を−体的にコンパク
トに具備すると共に、それらを電気的に接続しておき、
前記コネクタをボタン電話機の機紐光コネクタに接続し
たとき、該ボタン電話機に秘話装置が内蔵されていなけ
ればブザーが鳴り、ランプが点灯するなど表示手段が動
作し、内蔵されていれば表示手段が動作しないように構
威し、しかもコンパクトなため可搬形になっている点に
ある。
などの表示手段と、電池などの電源を−体的にコンパク
トに具備すると共に、それらを電気的に接続しておき、
前記コネクタをボタン電話機の機紐光コネクタに接続し
たとき、該ボタン電話機に秘話装置が内蔵されていなけ
ればブザーが鳴り、ランプが点灯するなど表示手段が動
作し、内蔵されていれば表示手段が動作しないように構
威し、しかもコンパクトなため可搬形になっている点に
ある。
次に図を参照してこの考案の一実施例を詳細に説明する
。
。
第1図は、この考案の一実施例の分解斜視図である。
同図において、上ケース1には、表示ランプ3とテスト
ボタン5とコネクタ6および6aが取り付けられており
、下ケース2には、ブザー4と電池7が収容されている
。
ボタン5とコネクタ6および6aが取り付けられており
、下ケース2には、ブザー4と電池7が収容されている
。
そして上ケース1を下ケース2に嵌合してネジ止めする
ことにより、この考案による識別器が一体的にコンパク
トに形成される。
ことにより、この考案による識別器が一体的にコンパク
トに形成される。
コネクタ、ランプ、テストボタン、ブザーおよび電池等
の電気的接続については後述する。
の電気的接続については後述する。
第2図はボタン電話機および機紐光コネクタの斜視図で
ある。
ある。
同図においてボタン電話機8は、局線ボタン10を有し
、また機紐光コネクタ9にケーブルを介して接続されて
いる。
、また機紐光コネクタ9にケーブルを介して接続されて
いる。
通常、このボタン電話機を使用するときは、機紐光コネ
クタ9を図示せざる主装置へ接続する。
クタ9を図示せざる主装置へ接続する。
このボタン電話機8に秘話装置が内蔵されているが否か
を調べるためには、機紐光コネクタ9を主装置から外し
、第1図に示す識別器のコネクタ6または6aに接続し
た後、送受器13を取り上げると共に、局線ボタン10
のどれか一つを押下すればよい。
を調べるためには、機紐光コネクタ9を主装置から外し
、第1図に示す識別器のコネクタ6または6aに接続し
た後、送受器13を取り上げると共に、局線ボタン10
のどれか一つを押下すればよい。
秘話装置が内蔵されていなければランプ3が点灯すると
共にブザー4が鳴動し、内蔵されていれば、ランプ3は
点灯せず、ブザー4も鳴動しないから、すぐ識別するこ
とができる。
共にブザー4が鳴動し、内蔵されていれば、ランプ3は
点灯せず、ブザー4も鳴動しないから、すぐ識別するこ
とができる。
なおコネクタ6と6aがあるのは、コネクタ6は、中形
用ボタン電話機の機紐光コネクタに接続されるためのも
のであり、コネクタ6aは大形用ボタン電話機の機紐光
コネクタに接続されるためのものだからである。
用ボタン電話機の機紐光コネクタに接続されるためのも
のであり、コネクタ6aは大形用ボタン電話機の機紐光
コネクタに接続されるためのものだからである。
大形用と中形用のボタン電話機では、接続可能な局線の
本数が相違するので、局線ボタン10の個数も相違し、
従って機紐光コネクタ9における端子の数が相違するだ
けで本質的な差異はない。
本数が相違するので、局線ボタン10の個数も相違し、
従って機紐光コネクタ9における端子の数が相違するだ
けで本質的な差異はない。
次に第3図を参照して、この考案による識別器の電気回
路を説明する。
路を説明する。
同図において、識別器側のコネクタ6は、相互接続され
た5個の端子a乃至eと、もう一つの端子fを有してい
る。
た5個の端子a乃至eと、もう一つの端子fを有してい
る。
他方、ボタン電話機側の機紐光コネクタ9は、端子A乃
至Eと端子Fを有している。
至Eと端子Fを有している。
そしてコネクタ6と機紐光コネクタ9を接続すると、図
示の如く、端子a乃至fと端子A乃至Fがそれぞれ接続
されるようになっている。
示の如く、端子a乃至fと端子A乃至Fがそれぞれ接続
されるようになっている。
ボタン電話機側の回路は、この考案に関係のある要部の
みが示されているが、秘話装置11が内蔵されている場
合は、局線ボタン10から抵抗器14、秘話装置11を
経てフックスイッチ12に至る直列回路が機紐光コネク
タ9を介して識別器側へ接続される。
みが示されているが、秘話装置11が内蔵されている場
合は、局線ボタン10から抵抗器14、秘話装置11を
経てフックスイッチ12に至る直列回路が機紐光コネク
タ9を介して識別器側へ接続される。
秘話装置11が内蔵されていない場合は、局線ボタン1
0がら抵抗器14を経てフックスイッチ12に直通する
回路が、機紐光コネクタ9を介して識別器側に接続され
ることになる。
0がら抵抗器14を経てフックスイッチ12に直通する
回路が、機紐光コネクタ9を介して識別器側に接続され
ることになる。
識別器側におけるテストボタン5は、それを押下するこ
とによりランプ3が点灯し、ブザー4が鳴動することを
確認して、識別器の電気回路が正常であることを確かめ
るためのものである。
とによりランプ3が点灯し、ブザー4が鳴動することを
確認して、識別器の電気回路が正常であることを確かめ
るためのものである。
次に動作を説明する。
識別器側のコネクタ6とボタン電話機側の機紐光コネク
タ9を接続した後、ボタン電話機の送受器13を取り上
げてフックスイッチ12を閉じ、また局線ボタン10の
どれが一つを押下する。
タ9を接続した後、ボタン電話機の送受器13を取り上
げてフックスイッチ12を閉じ、また局線ボタン10の
どれが一つを押下する。
するとボタン電話機に秘話装置11が内蔵されていなけ
れば、電池7の負側→端子f→端子F→フックスイッチ
12→抵抗器14→局線ボタン10→端子A乃至E(の
うちの一つ)→端子a乃至eのうちの対応する端子→ブ
ザー4 (またはランプ3)→電池7の正側、に至る閉
回路が出来るので、ランプ3が点灯し、またブザー4が
鳴動する。
れば、電池7の負側→端子f→端子F→フックスイッチ
12→抵抗器14→局線ボタン10→端子A乃至E(の
うちの一つ)→端子a乃至eのうちの対応する端子→ブ
ザー4 (またはランプ3)→電池7の正側、に至る閉
回路が出来るので、ランプ3が点灯し、またブザー4が
鳴動する。
ボタン電話機に秘話装置11が内蔵されていると、該秘
話装置11におけるダイオード15が図示の如く逆バイ
アスとなるため、前述の閉回路が出来ないのでランプ3
も点灯しないしブザー4も鳴動しない。
話装置11におけるダイオード15が図示の如く逆バイ
アスとなるため、前述の閉回路が出来ないのでランプ3
も点灯しないしブザー4も鳴動しない。
以上説明した通りであるから、この考案によれば、ボタ
ン電話機における秘話装置内蔵の有無を、該電話機の底
板をあけるなどの煩瑣な作業を要せず、外から容易に識
別できるという利点がある。
ン電話機における秘話装置内蔵の有無を、該電話機の底
板をあけるなどの煩瑣な作業を要せず、外から容易に識
別できるという利点がある。
しかも、この考案による識別器の構成はきわめて簡易で
あるからコストも底置であり、かつコンパクト、可搬形
に構成できるという利点がある。
あるからコストも底置であり、かつコンパクト、可搬形
に構成できるという利点がある。
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第2図はボ
タン電話機とその機紐光コネクタの斜視図、第3図はこ
の考案の一実施例における電気回路図である。 図において、1は上ケース、2は下ケース、3は表示ラ
ンプ、4はブザー、5はテストボタン、6と6aはそれ
ぞれコネクタ、7は電池、8はボタン電話機、9は機紐
光コネクタ、10は局線ボタン、11は秘話装置、12
はフックスイッチ、13は送受器、14は抵抗器、15
はダイオード、を示す。
タン電話機とその機紐光コネクタの斜視図、第3図はこ
の考案の一実施例における電気回路図である。 図において、1は上ケース、2は下ケース、3は表示ラ
ンプ、4はブザー、5はテストボタン、6と6aはそれ
ぞれコネクタ、7は電池、8はボタン電話機、9は機紐
光コネクタ、10は局線ボタン、11は秘話装置、12
はフックスイッチ、13は送受器、14は抵抗器、15
はダイオード、を示す。
Claims (1)
- 少なくともダイオードの直列回路を含む秘話装置を内蔵
するボタン電話機の識別器であって、前記電話機の機紐
光コネクタに接続されるべきコネクタと、表示手段と、
電源とを一体的に具備すると共に、これらを電気的に接
続して成り、前記コネクタを前記機紐光コネクタに接続
したとき、ボタン電話機における秘話装置の内蔵の有無
に依存して、前記コネクタと表示手段と電源を通じる回
路が前記秘話装置内ダイオードの逆バイアス方向におけ
る挿入の有無により開くか閉じるかして、前記表示手段
を不動作または動作させ、それによりボタン電話機にお
ける秘話装置内蔵の有無を表示するようにしたことを特
徴とする秘話装置内蔵電話機の識別器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15735078U JPS593647Y2 (ja) | 1978-11-17 | 1978-11-17 | 秘話装置内蔵電話機の識別器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15735078U JPS593647Y2 (ja) | 1978-11-17 | 1978-11-17 | 秘話装置内蔵電話機の識別器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5574159U JPS5574159U (ja) | 1980-05-22 |
JPS593647Y2 true JPS593647Y2 (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=29148176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15735078U Expired JPS593647Y2 (ja) | 1978-11-17 | 1978-11-17 | 秘話装置内蔵電話機の識別器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593647Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-17 JP JP15735078U patent/JPS593647Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5574159U (ja) | 1980-05-22 |
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