JPS5936472B2 - カラ−テレビジユゾウキ - Google Patents

カラ−テレビジユゾウキ

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JPS5936472B2
JPS5936472B2 JP13980675A JP13980675A JPS5936472B2 JP S5936472 B2 JPS5936472 B2 JP S5936472B2 JP 13980675 A JP13980675 A JP 13980675A JP 13980675 A JP13980675 A JP 13980675A JP S5936472 B2 JPS5936472 B2 JP S5936472B2
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JP
Japan
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signal
circuit
color
supplied
pulse
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JP13980675A
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JPS5264222A (en
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昭夫 盛田
良夫 石垣
尭央 土屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS5264222A publication Critical patent/JPS5264222A/ja
Publication of JPS5936472B2 publication Critical patent/JPS5936472B2/ja
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  • Color Television Systems (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 NTSC方式などのカラーテレビ方式によれば、受像機
側では色相調整をしなくても、正しい色相でカラー画像
が再生されるはずである。
しかしながら実際には、テレビ局側などのばらつきなど
により常に正しい色相でカラー画像が再生されるとはか
ぎらないので、カラーテレビ受像機は、色相調整ができ
るようにされている。ところが、このように色相調整が
できるようにされていると、逆に正しい色相でカラー画
像を再生しようとしても、再生されたカラー画像では、
本来の色相がわからないので正しい色相に調整すること
はできない。
そこで、再生画像を正しい色相に調整できるようにする
には、テレビ局がカラーバー信号を送ればよいのである
が、そのような信号をやたらに送つたのでは、番組の放
送に支障をきたしてしまう。
本発明はこのような点にかんがみ、特定の場合にのみ、
カラーバーが再生され、これにより正しく色相の調整が
できるようにしたものである。すなわち、例えばカラー
テl/ビ受像機のメーカーのコマーシャルが放送される
と、そのとき、一般のカラーテレビ受像機で見ている場
合には、例えば第1図Aに示すように、そのコマーシャ
ルが普通の画面として再生されるだけであるが、本発明
によるカラーテレビ受像機で見ている場合には、例えば
第1図Bに示すように、コマーシャルが再生されると共
に、その一部に2つのカラーバーCm、Cnが再生され
、一方のカラーバーCmは受像機の色相調整につれてそ
の色相が変化するが、他方のカラーバーCnの色相は一
定で、色相調整の基準となり、これらにより色相調整が
できるようにしたものである。そしてこのため本発明に
おいては、テレビ局から送られてくる例えばVIR信号
及びキュー信号を利用する。
すなわち、テレビ局では種々の目的のため、第2図に示
すように、垂直ブランキング期間における水平走査期間
thに、バースト期間Sbと同相の正弦波信号Svを挿
入することがある(Phは水平同期パルス、tbは水平
ブランキング期間)。
そしてこの信号SvがVIR信号と呼ばれる信号で、バ
ースト信号Sbが黒レベル部分に挿入されるのに対し、
VIR信号Svは、灰レベル部分に挿入されるので、搬
送色信号に位相歪みを生じるとき、VIR信号Svも同
様の位相歪みを生じることになり、従つてこのVIR信
号Svからカラーバーを作れば、カラー画像とカラーバ
ーとの間の色相の差はほとんどない。ただしこの場合、
VIR信号Svはテレビ局側で使用するためにカラー映
像信号に挿入されるものであり、従つてVIR信号Sv
が送られているとき、常にカラーバ一Cm,Cnを画面
に出すようにしておくことはできない。
そこでキユー信号を利用するものであり、必要なとき、
上述の場合であれば、コマーシヤルの放送時、同時にテ
レビ局が送るものである。
ただしこの場合、そのキユー信号を送るとき次のような
ことが要求される。I 受信側でキユー信号の取り出し
が容易なこと。
1i他の信号との判別が確実にできること。
l゛ キユー信号により放送の受信に支障を生じないこ
と。IVVTRなどで記録再生しても支障なく得られる
こと。
今、テレビ局で送像している画面が、第3図のEtで示
されるとすると、一般のテレビ受像機で実際に見ること
ができる画面、すなわち、有効画面はEeで示される部
分であり、この有効画面Eeの周囲の枠状の部分EOは
、オーバースキヤン部分で見ることはできない。
本発明は、これらの点を考慮し、例えばVIR信号が送
られている場合、さらにキユー信号が送られたら、この
ときだけそのVIR信号から形成したカラーバ一を画面
上に出し、これにより上述のように色相調整ができるよ
うにしたものである。
そして以下の例では、キユー信号を送る場合には、オー
バースキヤン部分EOにおける水平走査期間に、キユー
信号を送ると共に、あるいはキユー信号を有効画面Ee
内に模様として入れると共に、このキユー信号は、特定
の周波数で、かつ、所定の周期で位相が変化する交番信
号とする。オ,ず、カラー映像信号にキユー信号を挿入
する゛免゛めの回路の一例について説明しよう。
第4図において、カラー映像信号は、入力端子1からク
ランプ回路2を通じ、さらにキユー信号を挿入しないと
きには、図の状態に切り換えられているスイツチ回路3
を通じて出力端子4に取り出される。また、10はキユ
ー信号の形成回路を示す。
すなわち、端子1よりのカラー映像信号が、同期分離回
路11に供給されて第5図Aに示すように、水平同期パ
ルスPh、垂直同期パルスPv及び等化パルスPeが負
方向の磁性で取り出され、これら取り出されたパルスP
h−Peが単安定マルチパイプレータ12に供給されて
第5図Bに示すように、パルスPhに対しては、その立
ち上がりごとに立ち上がり、かつ、水平周期でパルス幅
が1/2水平期間よりも長く、1水平期間よりも短いパ
ルスPbとされ、このパルスPbが次の単安定マルチパ
イプレータ13に供給されて第5図Cに示すように、パ
ルスPbの立ち上がりごとに立ち上がり、かつ、十分に
幅の狭いパルスPcとされ、このパルスPcがサンプリ
ングホールド回路21にそのサンプリングパルスとして
供給される。このサンプリングホールド回路21は、V
CO(電圧制御型可変周波数発振回路)22などと共に
、AFC回路20を構成しているもので、VCO22か
ら自走周波数が例えば44fh(Fhは水平周波数)の
交番信号SOが取り出され、この信号SOが分周回路2
3に供給されて周波数がFhの信号に分周され、この分
周信号が波形整形回路24に供給されて例えば台形波信
号とされ、この台形波信号がサンプリングホールド回路
21にその入力信号として供給される。
従つてサンプリングホールド回路21において、台形波
信号の傾斜部分がパルスPcによりサンプリングされる
と共にホールドされ、その台形波信号とパルスPcとの
位相差に対応したレベルの直流信号が取り出される。
そしてこの直流信号が、VCO22にその制御信号とし
て供給され、従つてVCO22からの交番信号SOの周
波数及び位相は、パルスPcにロツクされる。
そしてこの交番信号SOが、スイツチ回路15の一方の
接点に供給されると共に、インバータ16に供給されて
逆相の交番信号−SOとされ、この信号−SOがスイツ
チ回路15の他方の接点に供給される。
またマルチパイプレータ13からのパルスPcが、フリ
ツプフロツプ回路ITに供給されて第5図Dに示すよう
に、1水平期間ごとに反転するパルスPdが形成され、
このパルスPdがスイツチ回路15にその制御信号とし
て供給される。従つてスイツチ回路15からは、信号S
Oと一SOとが1水平期間ごとに交互に、すなわち、線
順次に取り出される。そしてこの信号SOと−SOとの
線順次信号をキユー信号Sqとするもので、この線順次
信号、すなわち、キユー信号Sqはスイツチ回路3に供
給される。また必要なときに、オーバースキヤン部分E
Oにおける走査期間に、キユ一信号Sqを挿入するため
の制御回路30が、例えば次のように構成される。
すなわち、スイツチ31はキユースイツチで、これが電
源32または接地に切り換えられることによりスイツチ
31からは”1”または”0゛の信号が取り出され、こ
の信号がアンド回路33に供給される。また、同期分離
回路11からのパルスPh−Peが、積分回路34に供
給されて第6図Aに示すように、垂直周期のパルスPa
が取りされ、このパルスPaが単安定マルチバイブレー
タ35に供給されて第6図Bに示すようなパルスPf、
すなわち、パルスPaにより立ち上がり、第3図に示す
ように、有効画面Eeの下側縁部Leに対応する時点、
ないし、これよりやや遅れた時点に立ち下がるパルスP
fが形成される。
そしてこのパルスPfが次の単安定マルチバイブレータ
36に供給されて第4図Cに示すように、ノ勺レスPf
の立ち下がり時に立ち上がり、続く垂直ブランキング期
間の始め、ないし、これよりもやや早い時点に立ち下が
るパルスPg、すなわち、第3図に斜線で示すように、
オーバースキヤン部分EOのうぢ有効画面Eeの下側の
部分Euに対応する期間Tuに立ぢ上がつているパルス
Pgが取り出され、このパルスPgがアンド回路33に
供給される。さらに、マルチバイブレータ13からのパ
ルスPcがサンプリングホールド回路41にそのサンプ
リングパルスとして供給される。
このサンプリングホールド回路41は、VCO42及び
波形整形回路43と共にAFC回路40を構成している
もので、VCO42からは、第5図Eに示すように、自
走周波数が水平周波数で、水平ブランキング期間に等し
い期間立ち下がつているパルスPiが取り出され、この
パルスPiが整形回路43に供給されて第5図Fに示す
ように、パルスPiに同期して変化する三角波信号Sj
とされ、この信号Sjがサンプリングホールド回路41
にその入力として供給される。従つてサンプリングホー
ルド回路41において、信号Sjのうち、パルスPiの
立ち下がつている期間に対応する斜辺部分が、パルスP
cによりサンプリングされると共にホールドされて信号
Sjとノ勺レスPcとの位相差に対応したレベルの直流
信号が取り出される。
そしてこの直流信号が、VCO42にその制御信号とし
て供給され、従つてCO42からのパルスPiの周波数
及び位相は、パルスPcにロツクされると共に、その位
相は水平ブランキング期間Tbには立ち下がつていて、
かつ、水平走査期間Thには立ち上がつている位相とさ
れ、このパルスPiがアンド回路33に供給される。
そしてアンド回路33の出力信号が、スイツチ回路3に
その制御信号として供給され、スイツチ回路3はアンド
回路33の出力信号が”0゛のときには、図の状態に切
り換えられ、″F゛のときには、図とは逆の状態に切り
換えられる。
このような構成によれば、スイツチ31が図のように接
地側に切り換えられている場合には、これによりアンド
回路33の出力信号は“0゛となるので、スイツチ回路
3は図の状態に切り換えられたままとなる。
従つてこの場合には、端子1よりのカラー映像信号が、
クランプ回路2及びスイツチ回路3を通じてそのまま端
子4に取り出される。一方、スイツチ31を図とは逆の
状態に切り換えた場合には、第1図Bの斜線部分Euに
対応した期間T。
、ガラH決像信号にキユ一信号Sqが挿入される。すな
わち、この場合には、アンド回路33の入力信号のうち
、スイツチ31からの信号は“1”となり、パルスPg
は第6図Cに示すように、第3図の斜線部分Euに対応
した期間Tuには゛1゛となると共に、パルスPiは第
5図Eに示すように、水平走査期間Thに“1゛となる
。従つて期間t1における水平走査期間Thには、アン
ド回路33の出力信号は“1”となりスイツチ回路3は
図とは逆の状態に切り換えられるので、このときには、
スイツチ回路15からのキユ一信号Sがq端子4に取り
出される。ただしこの場合、水平ブランキング期間Tb
にはパルスPiが60″となつてアンド回路33の出力
信号も60″となるので、スイツチ回路3は図の状態に
切り換えられ、端子1からのカラー映像信号のうち、水
平同期パルスPhが端子4に取り出される。
こうして端子4には、いつもはカラー映像信号が取り出
されるが、キユースイツチ31を図とは逆の状態に切り
換えた場合には、オーバースキヤン部分EOの下側部分
Euのうち、水平走査期間Thにカラー映像信号に代わ
つてキユー信号Sql){取り出される。
すなわち、端子1からのカラー映像信号には、キユー信
号Sqが挿入されて端子4に取り出される。そしてこの
端子4に得られる信号が、送信される。
なおVIR信号Svは、端子1に供給されるカラー映像
信号にあらかじめ挿入されているか、端子1に取り出さ
れたカラー映像信号に挿入されるものとする。次に本発
明によるカラーテレビ受像機の一例にっいて説明しよう
第7図において、51はチユーナから映像検波回路まで
を含む高周波・中間周波回路で、これよりのカラー映像
信号が偏向回路52に供給されて垂直及び水平偏向信号
などが形成されると共に、回路51からのカラー映像信
号が、カラーバ一Cmの期間以外のときは図の状態に切
り換えられているスイツチ回路53を通じて色復調回路
などを含む色信号処理回路54に供給されて赤、青の色
差信号及び輝度信号が取り出される。
なお、55はバースト信号から色復調用の交番信号を形
成するための連続波信号形成回路である。そして処理回
路54からの信号が、やはりカラーバ一Cnの期間以外
のときは図の状態に切り換えられているスイツチ回路5
6R,56B,56Yを通じてマトリツクス回路57に
供給されて赤、緑、青の原色信号とされ、この原色信号
がアンプ58R,58G,58Bを通じてカラー受像管
59に供給されてカラー画像が再生される。
さらに、60はカラーバージエネレータを示し、これに
てカラーバ一Cm,Cn(第1図B)として再生される
カラーバー信号が形成される。
すなわち、回路51からのカラー映像信号がスイツチ回
路T1に供給されると共に、同期分離回路T6に供給さ
れて垂直周期のパルスPa(第6図A)が取り出され、
このパルスPaがスイツチング信号形成回路TTに供給
されてVIR信号Svが挿入されている水平期間には立
ち上がつているパルスが形成され、このパルスがスイツ
チ回路71にその制御信号として供給され、従つてスイ
ツチ回路T1からはVIR信号Svが取り出される。そ
してこの信号Svがバンドパスフイルタ72に供給され
、不要な信号成分が除去されてVIR信号Svだけが取
り出され、このVIR信号Svが可変移相回路66にそ
の制御信号として供給されると共に、形成回路55から
の交番信号が可変移相回路66にその入力として供給さ
れる。
こうして可変移相回路66において、形成回路55から
の交番信号の位相は、フイルタ72からのVIR信号S
vの位相にロツクされ同相とされる。そしてこの同相の
交番信号が、平衡変調回路61Bに副搬送波として供給
されると共に、移相回路62においてπ/2だけ移相さ
れてから平衡変調回路61Rに副搬送波として供給され
る。
また回路51からのカラー映像信号が同期分離回路84
に供給されて水平周期のパルスPc(第5図C)が取り
出され、このパルスPcがカラーバー信号形成回路63
に同期パルスとして供給され、第8図に示すように、カ
ラーバ一の色に対応してレベルが変化する青、赤の色差
信号Cb,Cr及び輝度信号Cyが形成され、信号Cb
、,Crが変調回路61B,61Rに変調入力として供
給される。そして変調回路61B,61Rから被変調信
号力功口算回路64に供給されてカラーバー用の搬送色
信号が形成されると共に、加算回路64には、さらに形
成回路63からの輝度信号Cyが供給されてカラーバ一
Cmとして再生されるカラー映像信号Smが形成される
そしてこの信号Smがスイツチ回路53の他方の接点に
供給される。また形成回路63からの信号Cb,Cr,
Cyは、カラーバ一Cnとしても再生されるもので、こ
れら信号はスイツチ回路56B,56R,56Yの他方
の接点に供給される。
さらにVIR信号Svの検出回路TOが、例えば次のよ
うに構成される。
すなわち、フイルタ72からのVIR信号Svが位相比
較回路73に供給されると共に、形成回路55からの交
番信号が比較回路T3に供給され、その比較出力が波形
整形回路、例えば反転期間が1フイールド期間よりもや
や長いりトリガブルタイプの単安定マルチバイブレータ
74に供給される。従つてVIR信号Svが送られてい
るとき、フイルタ72よりのVIR信号Svと、形成回
路55からの交番信号とは、ほぼ同相であると共に、こ
れら信号が供給される比較回路73の特性は、一般に第
9図のように示されるので、比較回路T3からは、この
とき、最大レベル「+1」(またはこれに近いレベル)
の信号が得られる。
またVIR信号Svが送られていないときには、位相比
較は行われないので、比較回路73からはレベルが「0
」の信号が得られる。そしてこのような信号が、単安定
マルチバイブレータ74に供給されるので、VIR信号
Svが垂直ブランキング期間ごとに間欠的に送られても
マルチバイブレータ74からは、その送られているフイ
ールド期間、連続しで1″のレベルとなつている信号、
すなわち、VIR信号Svの検出信号が得られる。
そしてVIR信号Svが全く送られなくなると、その検
出信号のレベルは60゛となる。またキユ一信号Sqの
検出回路80が、例えば次のように構成される。すなわ
ち、回路51からのカラー映像信号が、バンドパスフイ
ルタ81に供給される。このフイルタ81は、供給され
たカラー映像信号から周波数44fhの信号成分を取り
出すためのもので、従つてキユ一信号Sqが送られてい
る場合には、そのキユ一信号Sqが取り出され、キユ一
信号Sqが送られていない場合には、映像信号中の周波
数が44fhの信号成分が取り出される。そしてキユ一
信号Sqが送られている場合には、フイルタ81からの
キユ一信号Sqが、スイツチ回路82の一方の接点に供
給されると共に、インバータ83に供給されて位相の反
転した信号R相とされ、この信号−Sqがスイツチ回路
82の他方の接点に供給される。
また同期分離回路84からの水平周期のパルスPcがフ
リツプフロツプ回路85に供給されて第5図Dに示すよ
うに、1水平期間ごとに反転するパルスPdが形成され
、このパルスPdがスイツチ回路82にその制御信号と
して供給され、スイツチ回路82は1水平期間ごとに交
互に切り換えられる。従つてスイツチ回路82からは、
信号Sq中の信号SOと、信号−Sq中との信号SOと
が、1水平期間ごとに交互に取り出され、すなわち、水
平ブランキング期間Tbを除いて信号SOが連続して取
り出される。そしてこの信号SOが、PLL9Oを構成
する位相比較回路91に供給されると共に、VCO92
から自走周波数が44fhの交番信号が取り出され、こ
の交番信号が移相回路93においてeだけ移相されてか
ら比較回路91に供給される。
こうして比較回路91において、スイツチ回路82から
の交番信号SOと、移相回路93からの交番信号とが位
相比較されてこれら交番信号の位相差に対応したレベル
の直流信号が取り出され、この直流信号がVCO92に
その制御信号として供給され、これよりの交番信号の周
波数及び位相は、スイツチ回路82からの信号SOにロ
ツクされる。さらにスイツチ回路82からの信号SOが
、位相比較回路86に供給されると共に、CO92から
の交番信号が比較回路86に供給されてこれら交番信号
は位相比較される。この場合、位相比較回路91,86
の特性は、第9図のように示され、定常状態においては
、比較回路91の動作点はP点にあり、スイツチ回路8
2からの信号SOと、移相回路93からの信号との間に
は、π/2の位相差があり、従つて信号SOと、VCO
92からの信号との間には、位相差がない。そしてこの
ように位相差のない信号が、比較回路86において、第
9図の特性で位相比較されるのであるから、このとき、
比較回路86からは最大レベル「+1」の直流信号が得
られることになる。一方、キユ一信号Sqが送られてい
ない場合には、フイルタ81からは周波数が44fhの
映像信号成分が取り出されるので、スイツチ回路82か
らはその映像信号成分と、これとは逆相の映像信号成分
との線順次信号が得られ、これが位相比較回路91,8
6に供給される。
しかしこの線順次信号の位相はランダムであるから、V
CO92はP点にロツクされず、これよりの交番信号の
位相もランダムになる。そしてこのようにランダムな位
相の信号が、比較回路86において位相比較されるので
あるから、その比較出力は平均(積分)されて「0」と
なる。こうして比較回路86からの出力信号のレベルは
、キユ一信号SSqが送られているときには「+1」と
なり、送られていないときには「O」となる。
ただしこの場合、送信側でスイツチ31が連続して第4
図とは逆の状態に切り換えられていても、キユ一信号S
qは下側部分Euの期間Tuにおける水平走査期間Th
にしか送られず、従つて比較回路86の出力信号のレベ
ルも、期間Tuにおける期間Thに「+1]になるだけ
で、他の期間は「0]である。そこで、この比較回路8
6の出力信号が波形整形回路、例えば反転期間が1フイ
ールド期間よりもやや長いりトリガブルタイプの単安定
マルチパイプレータ8Tに供給される。
従つてスイツチ31が第4図とは逆の状態に切り換えら
れている場合には、1フイールド期間ごとに単安定マル
チパイプレータ8Tはトリガされるので、これからはス
イツチ31が第4図とは逆の状態に切り換えられている
期間には’1”となり、図の状態に切り換えられている
期間には″o”となる信号、すなわち、キユー信号Sq
の検出信号が得られる。そしてこのキユー信号Sqの検
出信号が、アンド回路88に供給されると共に、マルチ
パイプレータT4からのVIR信号Svの検出信号がア
ンド回路88に供給され、従つてアンド回路88からは
、VIR信号Sv及びキユー信号Sqが送られている場
合のみ−1”となり、小なくとも一方の信号が送られて
いない場合には″0”となる信号が取り出される。そし
てこのアンド回路88の出力信号と、同期分離回路T6
からの垂直周期のパルスPaとがアンド回路101に供
給されると共に、この出力信号と、同期分離回路84か
らの水平周期のパルスPcとがスイツチング信号形成回
路102に供給される。
この形成回路102は、アンド回路101の出力信号が
゛o”から゛1”になると、この出力信号及びパルスP
cに同期して第6図Dに示すようなパルスPm、すなわ
ち、カラーバ一Cmが再生される期間Tmのうち、水平
走査期間Thに立ち上がつているパルスPmを形成する
もので、このパルスPmはスイツチ回路53にその制御
信号として供給され、スイツチ回路53は、パルスPm
が立ち下がつているときには図の状態に切り換えられ、
パルスPmが立ち上がつているときには図とは逆の状態
に切り換えられる。また形成回路102からのパルスP
mと、同期分離回路84からのパルスPcとが、スイツ
チング信号形成回路103に供給され、これらパルスP
m,Pcから第6図Eに示すように、カラーバ一Cnが
再生される期間Tnには立ち上がつているパルスPnが
形成され、このパルスPnがスイツチ回路56R〜56
Bに供給され、スイツチ回路56R〜56Bは、パルス
Pnが立ち下がつているときには図の状態に切り換えら
れ、パルスPnが立ち上がつているときには図とは逆の
状態に切り換えられる。
このような構成によれば、VIR信号Sv及びキユー信
号Sqが送られていないときには、アンド回路88の出
力信号は″0”なので、アンド回路101の出力信号も
゛o”であり、従つてパルスPm,Pnは共に立ち下が
つていてスイツチ回路53,56R〜56Bは図の状態
に切り換えられているので、これにより例えば第1図A
に示すように、普通にカラー画像が再生される。
またドラマなどの放送中のため、カラーバ一Cm,Cn
を出すことが不適当なので、キユー信号Sqが送られて
いないときには、やはりアンド回路88の出力信号ば0
’’なので、普通にカラー画像が再生される。
さらにテレビ局の都合などによりVIR信号Svが送ら
れていないときも、アンド回路88の出力信号ばo’’
なので、やはり普通にカラー画像が再生される。しかし
コマーシヤル放送時、VIR信号Svが送られると共に
、さらにキユー信号Sqが送られてくると、アンド回路
88の出力信号ば1”になるので、パルスPaごとにア
ンド回路101の出力信号ばo”から″1”になる。
従つてパルスPmは、期間Tmにおける水平期間Thに
は立ち上がつた状態となるので、スイツチ回路53は図
とは逆の状態に切り換えられ、従つてこの期間Tmにお
ける期間Thには、カラーバージエネレータ60からの
カラー映像信号Smが、色信号処理回路54に供給され
るので、このカラー映像信号Smによつて画面には例え
ば第1図Bに示すように、カラーバ一Cmが再生される
。そしてさらに期間Tmに続く期間Thには、パルスP
nが立ち上がつた状態となるので、スイッチ可路56R
〜56Bが図とは逆の状態に切り換えられ、従つてこの
期間Tnには、ジエネレータ60からの色差信号Cr,
Cb及び輝度信号Cyがマトリツクス回路5Tに供給さ
れるのでこの信号Cr〜Cyによつて画面にはカラーバ
一 Cmの下にカラーバ一 Cnが再生される。
こうして本発明によるカラーテレビ受像機においては、
コマーシヤル放送時、VIR信号Sv及びキユー信号S
qが送られると、その再生画面にはカラーバ一Cm,C
nが再生される。
そしてこの場合、カラーバ一Cmとなるカラー映像信号
Smは、パルスPmによつて水平走査期間Thのみ処理
回路54に供給されると共に、水平ブランキング期間T
bには、回路51からのガラH映像信号が処理回路54
に供給されるので、そのカラーバ一Cmとして再生され
るカラー映像信号Sm中の搬送色信号は、回路51から
のカラー映像信号中のバースト信号の位相を基準として
色復調されることになる。
従つて処理回路54で色相調整を行うと、カラーバ一C
mの上に再生されている一般の画面と同時に、カラーバ
一Cmの色相も同様に変化する。これに対し、カラーバ
一Cnとなる信号Cr−Cyは、処理回路54を通じる
ことなくマトリツクス回路57に供給されるので、処理
回路54で色相調整を行つても、カラーバ一Cnの色相
は一定であり、かつ、正しい色相である。
従つてカラーバ一Cnの色相を基準としてカラーバ一C
mの色相を調整すれば、正しい色相のカラー画像を再生
できる。
なおこの場合、上述のように、カラーテレビ受像機のメ
ーカーのコマーシヤルが放送されたとき、カラーバ一C
m,Cnが再生されるようにするには、そのコマーシヤ
ルをVTRでテープに録画しておくと共に、そのとき、
キユ一信号Sqを挿入しておき、このテープをテレビ局
に渡してコマーシヤルの放送を行えばよい、すなわち、
そうすればテレビ局がIR信号Sを送つていないときに
は、どのような受像機で見ていても、第1図Aに示すよ
うに、そのコマーシヤルが普通に再生される。
またIR信号Svが送られているときでも、他のコマー
シヤルはやはり普通に再生される。しかしVIR信号S
vが送られているときに、このコマーシヤルが放送され
ると、同時にキユ一信号Sqも送られるので、第7図に
示す受像機で見ているときには、第1図Bに示すように
、コマーシヤルと一緒にカラーバ一Cm,Cnが再生さ
れ、色相調整ができる。
またこのとき、一般の受像機で見ていればそのようなカ
ラーバ一Cm,Cnは再生されず、第1図Aのように普
通のコマーシヤルとなる。そしてこのようにコマーシヤ
ルのときだけ、カラーバ一Cm,Cnが再生されるので
、テレビを見るときのじやまになることがなく、むしろ
、そのメーカーのコマーシヤルのときだけカラーバ一C
m,Cnが再生され、これにより正しい色相に調整でき
るので、そのメーカーに対するイメージアツプになる。
またカラーバ一Cmのカラー映像信号Smを形成する場
合、その搬送色信号の副搬送波の基準位相をVIR信号
Svにロツクしているので、テレビ局からのカラー映像
信号中の搬送色信号に位相歪みを生じるとき、そのカラ
ーバ一Cmのカラー映像信号Smの搬送色信号も同じよ
うに位相歪みを生じ、従つてカラーバ一Cmの色相が正
しくなるように色相調整をすれば、画面全体の色相を正
しく調整できる。
さらに第7図で説明したように、受信側では比較的容易
にキユ一信号Sqの検出信号(マルチバイブレータ87
の出力信号)を取り出すことができる。
またキユ一信号Sqは、1水平期間ごとに位相反転され
ると共に、各水平走査期間においては一定位相とされて
いるので、例えば第7図のような構成により他の信号と
の判別を確実に行うことができる。さらにキユ一信号S
qは、オーバースキヤン部分EOにおける水平走査期間
Thに送られるので、本来の映像信号系が影響されるこ
とがなく、キユ一信号Sqを復調できる受像機にも、で
きない受像機にも放送の受信に支障をきたすことがない
またVTRなどで記録再生してもキユ一信号Sqが欠落
したり変形されることがない。なお、テレビ局において
は、同期盤にて得られる水平周期及び垂直周期のパルス
からパルスPc,Pi,Pgを得ることもできる。
また第7図において、整形回路74,87を例えば積分
回路及びピーク値検波回路としても連続しで1″になる
検出信号を得ることができる。さらにキユ一信号Sqを
、オiバースキヤン部分EOの下側部分Euの期間Tu
に送る代わりに、例えばオーバースキヤン部分EOの上
側部分の期間に送ることもでき、その場合には、パルス
Pfが送像画面Etの上縁部で立ち下がるようにすれば
よい。
あるいは、キユ一信号Sqをオーバースキヤン部分EO
の期間に送らずに、有効画面Eeの期間に送ることもで
き、その場合には、例えばクロマキ一などの技術により
キユ一信号Sqを映像信号に挿入し、テレビ受像機の画
面には、そのキユ一信号Sqを模様として再生すればよ
い。
さらにカラーバ一Cm,Cnを画面全体、あるいは画面
の例えば上部に出すこともできる。
またカラーバ一Cnは必ずしも出さなくてもよい。さら
に信号Cr−Cyのレベルを、処理回路54の色相調整
に連動して変更すると共に、その信号Cr−Cyを期間
Tmにマトリツクス回路5Tに供給してカラーバ一 C
mを出してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図及び第2図はそれぞれ本発明を説明する
ための路線図及び波形図、第4図はキユー信号挿入装置
の一例の系統図、第5図及び第6図はその説明のための
波形図、第7図は本発明の一例の系統図、第8図及び第
9図はその説明のための波形図及び特性図である。 60はカラーバージエネレータ、TOはVIR信号の検
出回路、80はキユー信号の検出回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カラー映像信号中に、キュー信号及び特定の交番信
    号が含まれているかどうかを検出し、上記キュー信号及
    び交番信号が含まれている場合のみ、上記交番信号の位
    相に基づいた位相のカラーバー信号を画面にカラーバー
    として再生し、これにより色相調整を行うようにしたカ
    ラーテレビ受像機。
JP13980675A 1975-11-21 1975-11-21 カラ−テレビジユゾウキ Expired JPS5936472B2 (ja)

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