JP2779639B2 - ビデオ信号処理装置 - Google Patents
ビデオ信号処理装置Info
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- JP2779639B2 JP2779639B2 JP7761289A JP7761289A JP2779639B2 JP 2779639 B2 JP2779639 B2 JP 2779639B2 JP 7761289 A JP7761289 A JP 7761289A JP 7761289 A JP7761289 A JP 7761289A JP 2779639 B2 JP2779639 B2 JP 2779639B2
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- Japan
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- signal
- self
- synchronization signal
- circuit
- synchronization
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 カラーテレビ信号から複合同期信号を取出すビデオ信
号処理装置に関し、 弱電界時の画像の乱れを軽減することを目的とし、 映像受信回路から出力されるカラーテレビ信号から水
平、垂直同期信号を分離する同期信号分離回路と、該分
離回路で抽出されたカラーバースト信号から自己同期信
号を発生する自己同期信号発生部と、前記同期信号分離
回路で分離された同期信号からフィールドを識別するフ
ィールド識別部と、受信電界強度が第1の基準値より高
いときにのみ該フィールド識別部のフレーム検出パルス
を用いて1フレーム当り1回だけ前記自己同期信号発生
部に同期リセットをかけるリセット回路と、受信電界強
度が前記第1の基準値より低い第2の基準値以下に低下
したとき、前記同期信号分離回路の分離同期信号に代え
て前記自己同期信号発生部の自己同期信号を出力する切
換回路とを備えるよう構成する。
号処理装置に関し、 弱電界時の画像の乱れを軽減することを目的とし、 映像受信回路から出力されるカラーテレビ信号から水
平、垂直同期信号を分離する同期信号分離回路と、該分
離回路で抽出されたカラーバースト信号から自己同期信
号を発生する自己同期信号発生部と、前記同期信号分離
回路で分離された同期信号からフィールドを識別するフ
ィールド識別部と、受信電界強度が第1の基準値より高
いときにのみ該フィールド識別部のフレーム検出パルス
を用いて1フレーム当り1回だけ前記自己同期信号発生
部に同期リセットをかけるリセット回路と、受信電界強
度が前記第1の基準値より低い第2の基準値以下に低下
したとき、前記同期信号分離回路の分離同期信号に代え
て前記自己同期信号発生部の自己同期信号を出力する切
換回路とを備えるよう構成する。
本発明は、カラーテレビ信号から複合同期信号を取出
すビデオ信号処理装置に関する。
すビデオ信号処理装置に関する。
TV受信機のアンテナ端子に加えられたVHFやUHF信号の
中から受信希望チャンネルの信号を抽出し、これを増幅
・検波してカラーテレビ信号を取り出し、更にその中か
ら色に関する信号と同期に関する信号を分離することが
できる。色に関する信号は更に受像管を作動させるR,G,
Bの3原色信号等に分解し、同期に関する信号は送信側
と同じ画像を再現するのに必要な水平、垂直同期信号の
再生に使用する。この同期信号の安定性は画像の安定化
に重要である。
中から受信希望チャンネルの信号を抽出し、これを増幅
・検波してカラーテレビ信号を取り出し、更にその中か
ら色に関する信号と同期に関する信号を分離することが
できる。色に関する信号は更に受像管を作動させるR,G,
Bの3原色信号等に分解し、同期に関する信号は送信側
と同じ画像を再現するのに必要な水平、垂直同期信号の
再生に使用する。この同期信号の安定性は画像の安定化
に重要である。
受信したカラーテレビ信号からカラー画像を再現する
には水平および垂直の複合同期信号が必要であるが、こ
れはカラーテレビ信号に予め含まれているのでそれを分
離して取出せばよい。ところが弱電界になると同期信号
の分離が不正確になるため、画像の乱れを発生させる原
因になる。
には水平および垂直の複合同期信号が必要であるが、こ
れはカラーテレビ信号に予め含まれているのでそれを分
離して取出せばよい。ところが弱電界になると同期信号
の分離が不正確になるため、画像の乱れを発生させる原
因になる。
この点を改善するために、カラーテレビ信号に含まれ
る色副搬送波(カラーバースト信号)を抽出し、それを
分周して水平および垂直の複合同期信号を発生する方法
がある。このバースト信号は第4図に示すように一定の
周波数fsc(3.58MHz)であり、NTSC方式では水平走査周
波数fhと垂直走査周波数fvとの間にそれぞれ次の関係が
あるので、 弱電界時でも安定した周波数の自己同期信号を発生で
きる。
る色副搬送波(カラーバースト信号)を抽出し、それを
分周して水平および垂直の複合同期信号を発生する方法
がある。このバースト信号は第4図に示すように一定の
周波数fsc(3.58MHz)であり、NTSC方式では水平走査周
波数fhと垂直走査周波数fvとの間にそれぞれ次の関係が
あるので、 弱電界時でも安定した周波数の自己同期信号を発生で
きる。
ところが、この自己同期信号は位相情報を与えられて
いないため、何らかの方法で送信側と同期合わせをする
必要がある。従来はこれをカラーテレビ信号から分離し
た同期信号で行っている。具体的にはその水平同期信号
で常にリセットをかけている。
いないため、何らかの方法で送信側と同期合わせをする
必要がある。従来はこれをカラーテレビ信号から分離し
た同期信号で行っている。具体的にはその水平同期信号
で常にリセットをかけている。
しかしながら、自己同期方式で周波数の安定化を図っ
ても、その同期リセットにカラーテレビ信号から分離し
た同期信号を用いると、弱電界時には分離した同期信号
が不確実になる(欠落したりする)ので同期リセットが
むしろ有害になることもあり、しかもそれを数多い水平
同期信号で行うため画像を充分安定化できない欠点があ
る。
ても、その同期リセットにカラーテレビ信号から分離し
た同期信号を用いると、弱電界時には分離した同期信号
が不確実になる(欠落したりする)ので同期リセットが
むしろ有害になることもあり、しかもそれを数多い水平
同期信号で行うため画像を充分安定化できない欠点があ
る。
本発明は自己同期信号の同期リセットを弱電界時にの
み行い、しかもそれを1フレーム当り1回に制限するこ
とで、弱電界時の画像の安定化を図ろうとするものであ
る。
み行い、しかもそれを1フレーム当り1回に制限するこ
とで、弱電界時の画像の安定化を図ろうとするものであ
る。
第1図は本発明の原理図で、1は映像受信回路、2は
同期信号分離回路、3は自己同期信号発生部、4はフィ
ールド識別部、5は同期リセット回路、6は同期信号切
換回路である。
同期信号分離回路、3は自己同期信号発生部、4はフィ
ールド識別部、5は同期リセット回路、6は同期信号切
換回路である。
同期信号分離回路2は映像受信回路が出力するカラー
テレビ信号を取込み、水平、垂直同期信号を分離してこ
れを切換回路6へ送る。またこの水平、垂直同期信号を
受けてフィールド識別部4は1フレームに1パルスの信
号を出力する。自己同期信号発生部3は水平、垂直同期
信号を発生し、切換回路6へ出力する。リセット回路5
は映像受信回路1のAGCレベルを受け、またフィールド
識別部4の出力を受け、これらにより自己同期信号発生
部のリセットを行なう。切換回路6は映像受信回路のAG
Cレベルにより、同期信号分離回路2の出力または自己
同期信号発生部3の出力のいずれかを選択し、出力す
る。
テレビ信号を取込み、水平、垂直同期信号を分離してこ
れを切換回路6へ送る。またこの水平、垂直同期信号を
受けてフィールド識別部4は1フレームに1パルスの信
号を出力する。自己同期信号発生部3は水平、垂直同期
信号を発生し、切換回路6へ出力する。リセット回路5
は映像受信回路1のAGCレベルを受け、またフィールド
識別部4の出力を受け、これらにより自己同期信号発生
部のリセットを行なう。切換回路6は映像受信回路のAG
Cレベルにより、同期信号分離回路2の出力または自己
同期信号発生部3の出力のいずれかを選択し、出力す
る。
同期信号分離回路2は映像受信回路1が出力するカラ
ーテレビ信号から水平および垂直各同期信号(以下、分
離同期信号と呼ぶ)を分離する。同時にカラーバースト
信号も抽出し、これを自己同期信号発生部3に与える。
自己同期信号発生部3は入力するカラーバースト信号を
分周し、水平および垂直各同期信号(以下、自己同期信
号と呼ぶ)を発生する。
ーテレビ信号から水平および垂直各同期信号(以下、分
離同期信号と呼ぶ)を分離する。同時にカラーバースト
信号も抽出し、これを自己同期信号発生部3に与える。
自己同期信号発生部3は入力するカラーバースト信号を
分周し、水平および垂直各同期信号(以下、自己同期信
号と呼ぶ)を発生する。
一方、フィールド識別部4は同期信号分離回路2が出
力する分離同期信号からフィールドを識別し、1フレー
ム当り1パルスのフィールド識別パルスを発生する。リ
セット回路5は受信電界強度が第1の基準値LEV1より高
い期間だけ、このフィールド識別パルスを用いて自己同
期信号発生部3に同期リセットをかける。このフレーム
毎の同期リセットは水平走査毎にリセットをかける従来
方式より弱電界においては安定度が高い。
力する分離同期信号からフィールドを識別し、1フレー
ム当り1パルスのフィールド識別パルスを発生する。リ
セット回路5は受信電界強度が第1の基準値LEV1より高
い期間だけ、このフィールド識別パルスを用いて自己同
期信号発生部3に同期リセットをかける。このフレーム
毎の同期リセットは水平走査毎にリセットをかける従来
方式より弱電界においては安定度が高い。
このようにして発生する2種類の同期信号の中から、
切換回路6は電界強度が第2の基準値LEV2より高い間は
分離同期信号を選択し、電界強度がLEV2より低くなると
自己同期信号に切換える。この第2の基準値LEV2は同期
リセットを可能にする第1の基準値LEV1より低く設定し
てある。LEV1とLEV2の間はまだ分離同期信号を選択する
が、自己同期信号発生部へをリセットをかけず、自走状
態とする。こうしておいた自己同期信号発生部の出力を
LEV2以下で使用する。同期信号安定レベルであるLEV1以
下では同期リセットは行われていないので、分離同期信
号の悪影響が自己同期信号に及ぶ心配がない。リセット
がかゝらないと自己同期信号は次第にずれてくるが、車
載用などでは再び強電界に戻り、リセット再開、更には
分離同期信号の選択などに戻ることが期待できる。
切換回路6は電界強度が第2の基準値LEV2より高い間は
分離同期信号を選択し、電界強度がLEV2より低くなると
自己同期信号に切換える。この第2の基準値LEV2は同期
リセットを可能にする第1の基準値LEV1より低く設定し
てある。LEV1とLEV2の間はまだ分離同期信号を選択する
が、自己同期信号発生部へをリセットをかけず、自走状
態とする。こうしておいた自己同期信号発生部の出力を
LEV2以下で使用する。同期信号安定レベルであるLEV1以
下では同期リセットは行われていないので、分離同期信
号の悪影響が自己同期信号に及ぶ心配がない。リセット
がかゝらないと自己同期信号は次第にずれてくるが、車
載用などでは再び強電界に戻り、リセット再開、更には
分離同期信号の選択などに戻ることが期待できる。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図である。映像
受信回路(チューナ)1はアンテナ11に誘起されたTV放
送波の中から希望するチャンネルの周波数を受信し、そ
れを増幅・検波部12でカラーテレビ信号に変換する。Y/
C分離部13はこのカラーテレビ信号から輝度信号Yと色
信号Cを分離し、更にRGBマトリクス14はR,G,Bの3原色
信号に分解する。画像再生装置15はCRT(陰極線管)やL
CD(液晶)であり、偏向回路16で輝点の走査を行う。こ
の走査は水平方向および垂直方向に行われ、インターレ
ース方式では2フィールドで1フレーム(1画面)が構
成される。
受信回路(チューナ)1はアンテナ11に誘起されたTV放
送波の中から希望するチャンネルの周波数を受信し、そ
れを増幅・検波部12でカラーテレビ信号に変換する。Y/
C分離部13はこのカラーテレビ信号から輝度信号Yと色
信号Cを分離し、更にRGBマトリクス14はR,G,Bの3原色
信号に分解する。画像再生装置15はCRT(陰極線管)やL
CD(液晶)であり、偏向回路16で輝点の走査を行う。こ
の走査は水平方向および垂直方向に行われ、インターレ
ース方式では2フィールドで1フレーム(1画面)が構
成される。
一方、同期信号分離回路2では同期分離部21において
カラーテレビ信号から水平および垂直の同期信号が分離
される。同時に3.58MHz帯のバンドパスフィルタ(BPF)
22で色副搬送波(カラーバースト)が抽出され、位相同
期ループ(PLL)23で色副搬送波の4倍の周波数4fscが
作成される(4fscは一例で、2fscでも8fsc等でもよ
い)。このとき同期分離部21はPLL23にカラーバースト
信号だけが入力するように、水平同期信号から予定のタ
イミング(第4図参照)でバーストゲート信号を発生さ
せてこれを該PLLへ入力する。
カラーテレビ信号から水平および垂直の同期信号が分離
される。同時に3.58MHz帯のバンドパスフィルタ(BPF)
22で色副搬送波(カラーバースト)が抽出され、位相同
期ループ(PLL)23で色副搬送波の4倍の周波数4fscが
作成される(4fscは一例で、2fscでも8fsc等でもよ
い)。このとき同期分離部21はPLL23にカラーバースト
信号だけが入力するように、水平同期信号から予定のタ
イミング(第4図参照)でバーストゲート信号を発生さ
せてこれを該PLLへ入力する。
自己同期信号発生部3はPLL23の出力4fscを910進カウ
ンタ31で分周して周波数fhの水平同期信号を発生する。
ンタ31で分周して周波数fhの水平同期信号を発生する。
この(3)式は(1)式の関係を満たしている。同時
に525進カウンタ32は910進カウンタ31の途中から得られ
る2fhを分周して周波数fvの垂直同期信号を発生する。
に525進カウンタ32は910進カウンタ31の途中から得られ
る2fhを分周して周波数fvの垂直同期信号を発生する。
この(4)式は(2)式の関係を満たしている。この
ようにして得られた水平および垂直同期信号を合成回路
33で合成すると複合同期信号(自己同期信号)になる。
ようにして得られた水平および垂直同期信号を合成回路
33で合成すると複合同期信号(自己同期信号)になる。
フィールド識別回路4は分離同期信号により第1フィ
ールド、第2フィールドを判別し、1フレームを構成す
る、これら第1フィールドと第2フィールドのいずれか
の先頭でフィールド識別パルスを発生する。第3図は
第2フィールドの先頭で該パルスを発生する例を示し
ている。
ールド、第2フィールドを判別し、1フレームを構成す
る、これら第1フィールドと第2フィールドのいずれか
の先頭でフィールド識別パルスを発生する。第3図は
第2フィールドの先頭で該パルスを発生する例を示し
ている。
リセット回路5はAGCレベル検出部51とオア回路52か
らなり、AGCレベルが同期(映像)信号安定レベルLEV1
より高い期間、つまり同期リセットイネーブル信号が
Lの期間だけ、Lレベルであるフィールド識別パルス
の発生タイミングで、Lレベルである同期リセット信号
RSTを発生する。自己同期信号発生部3はこのLレベル
のリセット信号RSTでカウンタ31,32を同時にリセット
し、この時点で送受信の同期合わせを行う。
らなり、AGCレベルが同期(映像)信号安定レベルLEV1
より高い期間、つまり同期リセットイネーブル信号が
Lの期間だけ、Lレベルであるフィールド識別パルス
の発生タイミングで、Lレベルである同期リセット信号
RSTを発生する。自己同期信号発生部3はこのLレベル
のリセット信号RSTでカウンタ31,32を同時にリセット
し、この時点で送受信の同期合わせを行う。
切換回路6はAGCレベル検出部61と切換スイッチ62と
からなり、AGCレベルが同期(映像)信号劣化レベルLEV
2を越えているとき、つまり自己同期モード切換信号
がHになると自己同期信号(b側)を選択する。
からなり、AGCレベルが同期(映像)信号劣化レベルLEV
2を越えているとき、つまり自己同期モード切換信号
がHになると自己同期信号(b側)を選択する。
ここでLEV1>LEV2に設定してあるので、 (1)AGCレベルがLEV1より高いときは分離同期信号が
使用され、自己同期信号は1フレーム当り1回の割りで
同期リセットがかかる。
使用され、自己同期信号は1フレーム当り1回の割りで
同期リセットがかかる。
(2)AGCレベルがLEV1とLEV2の間にあると、分離同期
信号はそのまま使用されるが、自己同期信号に対するリ
セットは禁止される。
信号はそのまま使用されるが、自己同期信号に対するリ
セットは禁止される。
(3)AGCレベルがLEV2より低くなると自己同期信号が
使用され、該信号に対するリセットは行われない。
使用され、該信号に対するリセットは行われない。
このように2つの基準レベルLEV1,LEV2を設けると、
位相が正確な分離同期信号を可及的に利用しまた自己同
期信号のタイミングを可及的に正しくしておくことがで
き、LEV1,LEV2を同じ値に設定するより弱電界時の安定
性が高くなる。
位相が正確な分離同期信号を可及的に利用しまた自己同
期信号のタイミングを可及的に正しくしておくことがで
き、LEV1,LEV2を同じ値に設定するより弱電界時の安定
性が高くなる。
またフレーム単位で同期リセットをかける本発明の方
式は、水平走査毎にリセットをかける従来方式に比べ、
水平走査周波数の変動に影響されにくいため、特に移動
体の場合には画像の安定性が改善される。つまり、移動
体に搭載されるカラー受像機の自己同期水平走査毎に同
期リセットをかけておかないと電界急低下時に対応でき
ないと考えられているが、実際には分離同期から自己同
期に切換わる直前の水平走査タイミングは既に変動また
は欠落している可能性があり、これでリセットした自己
同期信号でその後の画像を再生しても乱れが生じ易い。
それよりは1フレームに1回の割合でも強電界時の正確
なタイミングで同期リセットをかけ、そのタイミングを
弱電界時まで保持しておく方が、電界急低下時の画像を
乱れのないものに保つことができる。
式は、水平走査毎にリセットをかける従来方式に比べ、
水平走査周波数の変動に影響されにくいため、特に移動
体の場合には画像の安定性が改善される。つまり、移動
体に搭載されるカラー受像機の自己同期水平走査毎に同
期リセットをかけておかないと電界急低下時に対応でき
ないと考えられているが、実際には分離同期から自己同
期に切換わる直前の水平走査タイミングは既に変動また
は欠落している可能性があり、これでリセットした自己
同期信号でその後の画像を再生しても乱れが生じ易い。
それよりは1フレームに1回の割合でも強電界時の正確
なタイミングで同期リセットをかけ、そのタイミングを
弱電界時まで保持しておく方が、電界急低下時の画像を
乱れのないものに保つことができる。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、カラーテレビ信号
が劣化して同期信号の分離を完全に行なえない場合で
も、安定した自己同期信号で乱れの少ない画像を再現す
ることができる。
が劣化して同期信号の分離を完全に行なえない場合で
も、安定した自己同期信号で乱れの少ない画像を再現す
ることができる。
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の実施例の構成図、 第3図は第2図の各部信号波形図、 第4図はカラーテレビ信号の波形図である。 図中、1は映像受信回路、2は同期信号分離回路、3は
自己同期信号発生部、4はフィールド識別部、5は同期
リセット回路、6は同期信号切換回路である。
自己同期信号発生部、4はフィールド識別部、5は同期
リセット回路、6は同期信号切換回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】映像受信回路(1)から出力されるカラー
テレビ信号から水平、垂直同期信号を分離する同期信号
分離回路(2)と、 該分離回路(2)で抽出されたカラーバースト信号から
自己同期信号を発生する自己同期信号発生部(3)と、 前記同期信号分離回路(2)で分離された同期信号から
フィールドを識別するフィールド識別部(4)と、 受信電界強度が第1の基準値(LEV1)より高いときにの
み該フィールド識別部(4)のフレーム検出パルスを用
いて1フレーム当り1回だけ前記自己同期信号発生部
(3)に同期リセットをかけるリセット回路(5)と、 受信電界強度が前記第1の基準値(LEV1)より低い第2
の基準値(LEV2)以下に低下したとき、前記同期信号分
離回路(2)の分離同期信号に代えて前記自己同期信号
発生部(3)の自己同期信号を出力する切換回路(6)
とを備えてなることを特徴とするビデオ信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7761289A JP2779639B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | ビデオ信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7761289A JP2779639B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | ビデオ信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02256376A JPH02256376A (ja) | 1990-10-17 |
JP2779639B2 true JP2779639B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13638738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7761289A Expired - Lifetime JP2779639B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | ビデオ信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779639B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP7761289A patent/JP2779639B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02256376A (ja) | 1990-10-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090515 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |