JPS593624Y2 - サンプル・ホ−ルド回路 - Google Patents
サンプル・ホ−ルド回路Info
- Publication number
- JPS593624Y2 JPS593624Y2 JP1977167861U JP16786177U JPS593624Y2 JP S593624 Y2 JPS593624 Y2 JP S593624Y2 JP 1977167861 U JP1977167861 U JP 1977167861U JP 16786177 U JP16786177 U JP 16786177U JP S593624 Y2 JPS593624 Y2 JP S593624Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- circuit
- signal
- output
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pulse Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は入力信号が予め設定された周期以下の繰り返し
パルスの場合と直流電圧の場合に、入力波形の波高値の
検出保持が可能なサンプル・ホールド回路に関するもの
である。
パルスの場合と直流電圧の場合に、入力波形の波高値の
検出保持が可能なサンプル・ホールド回路に関するもの
である。
パルス周期に対して狭いパルス幅を持つ繰り返しパルス
の波高値を長時間にわたって保持する回路として、従来
からピークディテクタ回路やサンプル・ホールド回路が
使用されている。
の波高値を長時間にわたって保持する回路として、従来
からピークディテクタ回路やサンプル・ホールド回路が
使用されている。
ピークディテクタ回路は、一般に充電時定数に比して放
電時定数を大きく設計されるため、波高値が増大するパ
ルス列に対しては速やかに出力電圧が応答するが、波高
値が減少するパルス列の場合は前のパルス波高値を保持
しており、新しい波高値に速やかに応答しないという欠
点があった。
電時定数を大きく設計されるため、波高値が増大するパ
ルス列に対しては速やかに出力電圧が応答するが、波高
値が減少するパルス列の場合は前のパルス波高値を保持
しており、新しい波高値に速やかに応答しないという欠
点があった。
一方、サンプル・ホールド回路は、放電時定数に関係な
く、充電時定数を設定でき、かつ、パルス波高値の大小
に関係なく、サンプリング時の充放電時定数を一定にで
きるという長所があるが、直流電圧が入力信号となった
場合には、サンプル・ホールド回路を駆動するゲートパ
ルスを発生できなくなり、直流電圧のレベル検出が出来
ないという欠点を有していた。
く、充電時定数を設定でき、かつ、パルス波高値の大小
に関係なく、サンプリング時の充放電時定数を一定にで
きるという長所があるが、直流電圧が入力信号となった
場合には、サンプル・ホールド回路を駆動するゲートパ
ルスを発生できなくなり、直流電圧のレベル検出が出来
ないという欠点を有していた。
本考案の目的は、このようなサンプル・ホールド回路に
おいて、入力信号が予め設定された周期以下の繰り返し
パルスの場合と、直流電圧の場合にゲートパルスを発生
し正しく入力信号の波高値を検出し保持するサンプルホ
ールド回路を提供することにある。
おいて、入力信号が予め設定された周期以下の繰り返し
パルスの場合と、直流電圧の場合にゲートパルスを発生
し正しく入力信号の波高値を検出し保持するサンプルホ
ールド回路を提供することにある。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例のブロック図で、1はサンプル
・ホールド回路、2は所定レベル以上を検出するスレッ
ショルド・ディテクタ、3は引続き入力されるトリガに
対して所定の時間幅の出力をとり出すリトリガラブル・
マルチバイブレータ、4、5.6はナンド回路、7はパ
ルスジェネレータ、8,9は2段の単安定マルチバイブ
レータをそれぞれ示している。
・ホールド回路、2は所定レベル以上を検出するスレッ
ショルド・ディテクタ、3は引続き入力されるトリガに
対して所定の時間幅の出力をとり出すリトリガラブル・
マルチバイブレータ、4、5.6はナンド回路、7はパ
ルスジェネレータ、8,9は2段の単安定マルチバイブ
レータをそれぞれ示している。
本回路の動作は以下のとおりである。
サンプル・ホールド回路1は、第2図に示すように、ゲ
ートパルスにより入力信号Aを開閉するスイッチ14と
抵抗10およびキャパシタンス11がら成る充電回路1
2と、高入力インピータンス増幅器13とにより構成さ
れる。
ートパルスにより入力信号Aを開閉するスイッチ14と
抵抗10およびキャパシタンス11がら成る充電回路1
2と、高入力インピータンス増幅器13とにより構成さ
れる。
ゲート信号が論理「1」のとき、スイッチ14が閉じら
れ、キャパシタンス11は入力信号により充電され、サ
ンプリングし、論理「0」のときスイッチ14は開がれ
、キャパシタンス11がサンプリング期間の端子電圧を
保持(ホールド)し出力信号Bをつくる。
れ、キャパシタンス11は入力信号により充電され、サ
ンプリングし、論理「0」のときスイッチ14は開がれ
、キャパシタンス11がサンプリング期間の端子電圧を
保持(ホールド)し出力信号Bをつくる。
入力端子aには、予め設定された周期以下の繰り返しパ
ルスか直流電圧かが供給される。
ルスか直流電圧かが供給される。
入力信号Aが予め設定された周期以下の繰り返しパルス
の場合、入力信号はサンプル・ホールド回路1へ入力さ
れると同時に分岐されてスレッショルド・ディテクタ2
に供給され、パルス波形を高速整形してトリガラブル・
マルチバイブレータの入力端子とナンド回路4の一方の
入力端子に導かれる。
の場合、入力信号はサンプル・ホールド回路1へ入力さ
れると同時に分岐されてスレッショルド・ディテクタ2
に供給され、パルス波形を高速整形してトリガラブル・
マルチバイブレータの入力端子とナンド回路4の一方の
入力端子に導かれる。
リトリガラブル・マルチバイブレータ3は例えばNEC
製ICμPB 2123 Dなどで、人力信号が予め設
定された周期以下の繰り返しパルスが直流電圧を検出す
るものである。
製ICμPB 2123 Dなどで、人力信号が予め設
定された周期以下の繰り返しパルスが直流電圧を検出す
るものである。
すなわち、リトリガラブルマルチバイブレータ3の、入
力トリガ信号により出力されるパルス幅をトリガ信号で
ある入力パルスのパルス周期より長くなるように設計し
ておくことにより、入力信号が前記予め設定された周期
以下の繰り返しパルスの時はリトリガラブルマルチバイ
ブレータは再トリガされ出力パルスを継続し論理「1」
の出力を発生する。
力トリガ信号により出力されるパルス幅をトリガ信号で
ある入力パルスのパルス周期より長くなるように設計し
ておくことにより、入力信号が前記予め設定された周期
以下の繰り返しパルスの時はリトリガラブルマルチバイ
ブレータは再トリガされ出力パルスを継続し論理「1」
の出力を発生する。
一方、人力信号が直流電圧の時はトリガされないので論
理r□、の出力を発生する。
理r□、の出力を発生する。
このように、リトリガラブルマルチバイブレータ3は、
予め定められた周期以下の繰り返しのパルスであるか直
流電圧であるかを検出できる。
予め定められた周期以下の繰り返しのパルスであるか直
流電圧であるかを検出できる。
なお、リトリガラブル・マルチバイブレータの出力端子
3aからの出力信号は、ナンド回路4の他方の入力端子
に供給され、もう一方の出力端子3bは出力端子3aの
反転出力をとり出すもので、ナンド回路5の入力に接続
される。
3aからの出力信号は、ナンド回路4の他方の入力端子
に供給され、もう一方の出力端子3bは出力端子3aの
反転出力をとり出すもので、ナンド回路5の入力に接続
される。
ナンド回路4の出力は、入力信号が予め設定された周期
以下の繰り返しパルスの時、スレッショルド・ディテク
タの反転信号が得られ、また入力信号が直流電圧の時は
論理「1」が得られる。
以下の繰り返しパルスの時、スレッショルド・ディテク
タの反転信号が得られ、また入力信号が直流電圧の時は
論理「1」が得られる。
このナンド回路4の出力信号はナンド回路5の出力信号
とともにナンド回路6に導かれる。
とともにナンド回路6に導かれる。
一方、リトリガラブル・マルチバイブレータ3の出力端
子3bからの信号は、パルスジェネレータ7よりの出力
パルスとともに、ナンド回路5に導かれる。
子3bからの信号は、パルスジェネレータ7よりの出力
パルスとともに、ナンド回路5に導かれる。
このナンド回路5の出力は、入力信号が予め設定された
周期以下の繰り返しパルスの時、論理「1」となり、直
流電圧の時、パルス・ジェネレータ7の出力パルスの反
転信号となる。
周期以下の繰り返しパルスの時、論理「1」となり、直
流電圧の時、パルス・ジェネレータ7の出力パルスの反
転信号となる。
従って、ナンド回路6の出力は、入力信号が予め設定さ
れた周期以下の繰り返しパルスの時、そのパルス波形に
対応したパルスを発生し、また入力信号が直流電圧の時
、パルス・ジェネレータ1の出力パルス波形に対応した
パルスを発生する。
れた周期以下の繰り返しパルスの時、そのパルス波形に
対応したパルスを発生し、また入力信号が直流電圧の時
、パルス・ジェネレータ1の出力パルス波形に対応した
パルスを発生する。
この出力は単安定マルチ・バイブレータ8に接続され、
所定の幅の出力パルスを発生し、サンプルホールド回路
1のゲートを開閉する。
所定の幅の出力パルスを発生し、サンプルホールド回路
1のゲートを開閉する。
以上のように、入力信号が予め設定された周期以下の繰
り返しの場合はもちろんのこと、直流電圧が人力信号の
場合にも、サンプリングが可能となり、サンプルホール
ド回路の出力に入力信号の波高値を得ることが出来る。
り返しの場合はもちろんのこと、直流電圧が人力信号の
場合にも、サンプリングが可能となり、サンプルホール
ド回路の出力に入力信号の波高値を得ることが出来る。
一般にパルスは、第3図aの人力波形に示すように、そ
の立ち上がり、立ち下がり部分において、リンギングま
たはオーバーシュート等の波形歪を有する。
の立ち上がり、立ち下がり部分において、リンギングま
たはオーバーシュート等の波形歪を有する。
例えば、このパルスを約1μsのパルスとし、この入力
波形をスレッショルドディテクタ2からナンド回路6に
より、第3図すに示すように整形し、単安定マルチバイ
ブレータ8,9に入力する。
波形をスレッショルドディテクタ2からナンド回路6に
より、第3図すに示すように整形し、単安定マルチバイ
ブレータ8,9に入力する。
バイブレータ8,9は立ち上がり、立ち下がり部分を除
くパルスの中央平担部分のみをサンプリングするために
使用され、初段の単安定マルチバイブレータ8をパルス
の立ち上がり部分でトリガされ、第3図Cに示すような
、例えば0.2〜0゜3μsの出力パルス幅のパルスを
出力する。
くパルスの中央平担部分のみをサンプリングするために
使用され、初段の単安定マルチバイブレータ8をパルス
の立ち上がり部分でトリガされ、第3図Cに示すような
、例えば0.2〜0゜3μsの出力パルス幅のパルスを
出力する。
この一段目のマルチバイブレータ8の出力の立下り部分
で2段目の単安定マルチバイブレータ9をトリガするこ
とにより一定の遅延時間(0,2〜0.3μs)を与え
る。
で2段目の単安定マルチバイブレータ9をトリガするこ
とにより一定の遅延時間(0,2〜0.3μs)を与え
る。
2段目の単安定マルチバイブレータ9の出力パルス幅を
適当に例えば、065μsに、設定する。
適当に例えば、065μsに、設定する。
こうして第3図dに示される人力パルスの中央平担部分
に一致したパルス幅のゲートパルスを発生せしめるもの
である。
に一致したパルス幅のゲートパルスを発生せしめるもの
である。
以上説明したように、人力信号が予め設定された周期以
下の繰り返しパルスの場合は直接入力信号に対応したパ
ルスにより、ゲートを開閉し、一方直流電圧の場合はパ
ルス・ジェネレータ7のパルスによりゲートを開閉し、
所定のパルス幅を有するゲートパルスにより、サンプリ
ングし、入力信号の波高値を検出し、保持することが可
能である。
下の繰り返しパルスの場合は直接入力信号に対応したパ
ルスにより、ゲートを開閉し、一方直流電圧の場合はパ
ルス・ジェネレータ7のパルスによりゲートを開閉し、
所定のパルス幅を有するゲートパルスにより、サンプリ
ングし、入力信号の波高値を検出し、保持することが可
能である。
また、本考案ではサンプル・ホールド回路は論理「1」
の電圧レベルで入力波形をサンプリングする回路構成と
したが、逆の論理による回路構成もナンド回路6をアン
ド回路に変更する等により簡単に実現出来る。
の電圧レベルで入力波形をサンプリングする回路構成と
したが、逆の論理による回路構成もナンド回路6をアン
ド回路に変更する等により簡単に実現出来る。
第1図は本考案の実施例の回路図、第2図は第1図のサ
ンプルホールド回路の基本構成の回路図、第3図は第1
図の各部の動作波形図である。 図において1・・・・・・サンプル・ホールド回路、2
・・・・・・スレッショルド・テ゛イテクタ、3・・・
・・・リトリガラブル・マルチバイブレータ、4.5.
6・・曲ナンド回路、7・・・・・・パルスジェネレー
タ、8,9・・間車安定マルチバイブレータ、10・・
・・・・抵抗、11・曲・キャパシタンス、12・・・
・・・充電回路、13・曲・高入力インピーダンス増幅
器、14・・・・・・スイッチ回路、である。
ンプルホールド回路の基本構成の回路図、第3図は第1
図の各部の動作波形図である。 図において1・・・・・・サンプル・ホールド回路、2
・・・・・・スレッショルド・テ゛イテクタ、3・・・
・・・リトリガラブル・マルチバイブレータ、4.5.
6・・曲ナンド回路、7・・・・・・パルスジェネレー
タ、8,9・・間車安定マルチバイブレータ、10・・
・・・・抵抗、11・曲・キャパシタンス、12・・・
・・・充電回路、13・曲・高入力インピーダンス増幅
器、14・・・・・・スイッチ回路、である。
Claims (1)
- 所定の周期以下の繰り返しパルスあるいは直流信号であ
る人力波形の波高値を所定のゲート信号によりスイッチ
ングして記憶させるサンプルホールド回路において、入
力信号を分岐接続し、この入力信号の所定の入力レベル
以上を検出する第1の検出回路と、前記第1の検出回路
の出力が前記所定の周期以下の繰り返しパルスであるか
前記直流信号であるかを検出する第2の検出回路と、前
記第2の検出回路が前記所定の周期以下の繰り返しパル
スを検出するとこのパルスを選択する第1の選択回路と
、前記第2の検出回路が前記直流信号を検出すると所定
の繰返しパルス発生器からの出力を選択する第2の選択
回路と、これら第1および第2の選択回路の出力信号に
起動され、所定の遅れをもった遅延パルスを出力する遅
延パルス形成手段とを備え、この遅延パルスを前記所定
のゲート信号として用いることを特徴とするサンプル・
ホールド回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977167861U JPS593624Y2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | サンプル・ホ−ルド回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977167861U JPS593624Y2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | サンプル・ホ−ルド回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54100550U JPS54100550U (ja) | 1979-07-16 |
JPS593624Y2 true JPS593624Y2 (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=29168451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977167861U Expired JPS593624Y2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | サンプル・ホ−ルド回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593624Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-13 JP JP1977167861U patent/JPS593624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54100550U (ja) | 1979-07-16 |
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