JPS5936130B2 - ボ−ルジヨイントならびにその製造方法 - Google Patents

ボ−ルジヨイントならびにその製造方法

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JPS5936130B2
JPS5936130B2 JP16371678A JP16371678A JPS5936130B2 JP S5936130 B2 JPS5936130 B2 JP S5936130B2 JP 16371678 A JP16371678 A JP 16371678A JP 16371678 A JP16371678 A JP 16371678A JP S5936130 B2 JPS5936130 B2 JP S5936130B2
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resin
casing
ball
synthetic resin
ball joint
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JP16371678A
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喜久夫 住吉
明 根本
英二 佐藤
一夫 平井
邦彦 横谷
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Oiresu Kogyo KK
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiresu Kogyo KK
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の懸架装置に使用されるポールジョイン
トとくに車体重量を支えること、および走行路面に起因
する衝撃を受けた場合、その衝撃を吸収緩和することの
機能を十分発揮することの可能なテンシヨンタイプのポ
ールジョイントならびにその製造方法に関するものであ
る。
近年、自動車の懸架装置に使用されるポールジョイント
のボールシートには自己潤滑性、耐摩耗性ならびに衝撃
吸収性などの性質を有する合成樹脂が使用されているが
、車体重量を直接支えるウェイトキャリングポールジョ
イント、とくにテンシヨンタィプのポールジョイントに
は一部の小型車を除いて合成樹脂製ボールシートは使用
されていないのが現状である。
その理由として、テンシヨンタイプのポールジョイント
はコンプレツシヨンタイプのポールジョイントと比較し
てボールヘツドの支圧面積が著しく小さいため、荷重下
における面圧は著しく大きくなり、そのため荷重下にお
いて合成樹脂製ボールシートの低温フロー(塑性流動)
が惹起されて該ボールシートのケーシング小開口部から
の流出が生じること、また土述したボールシートの流出
のほか、ダストなどの浸入による該ボールシートの摩耗
により、ボールヘツドは該ボールシートの摩耗分だけケ
ーシング小開口部側に移行せしめられるとともに、ケー
シング小開口部の周縁端部との局部的な金属同志の摺接
(線接触)を行ラこととなり、それによつてボールヘツ
ドは著しい摩耗を生じ、この摩耗はボールヘツド全体に
まで進行してついにはボールヘツドがケーシング小開口
部から脱落するといラ重大な事故を引き起こすこと、な
どが挙げられている。
これを第1図乃至第3図にもとづき説明する。
図において、ボールスタツド1に一体に形成されたボー
ルヘツド2は、ケーシング3内に収容され、該ケーシン
グ3内においてボールスタツド軸線方向に上下2分割さ
れた上部シート4ならびに下部シート5に囲撓され、支
持されている。ゴム弾性体6はケーシング3の大開口部
を閉塞する閉止板?によつて押圧され、下部シート5は
ゴム弾性体6に押圧されてボールヘツド2と密に摺接し
ている。このような構成からなる従来のテンシヨンタイ
プのポールジョイントに引張荷動が作用した場合、比較
的肉厚の厚い上部シート4は該荷重により低温フローを
惹起しやすく、また上部シート4の摩耗は著しいものと
なる。
該上部シート4に低温フローもしくは摩耗が生じた場合
、該上部シート4に支持されるボールヘツド2は該上部
シートの肉膜分あるいは摩耗分だけケーシング3の小開
口部8側(ボールスタツドの突出方向)に移行し、該ボ
ールヘツド2は該ケーシング小開口部の周縁端部8aと
の局部的な金属同志の摺接(線接触)を行うこととなる
(第2図、第3図)。このような状態で作動すると、ケ
ーシング小開口部の周縁端部8aはあたかも刃物のよう
に作用して該ボールヘツド側を摩耗せしめ、この摩耗(
第3図斜線部)はボールヘツド全体にまで進行して、つ
いにはボールヘツド2がケーシング小開口部8から脱落
する、という重大な事故を引き起こすことになる。
以上の理由から、かかるタイプのポールジョイントには
乗り心地性などを犠性にしても、剛性の高い金属焼結品
などのボールシート材料が使用されている。
本発明は土述した点に鑑みなされたものであり、本発明
は、一端に小開口部、他端に大開口部を有し、内部に凹
球面部を有するケーシングと、ボールヘツドを一体に有
するボールスタツドと、該ケーシング内に配されて該ボ
ールヘツドを囲撓し、かつ支持するボールスタツド軸線
方向に上下2分割された合成樹脂上部シートと合成樹脂
下部シートとからなるボールシートと、該下部シートを
押圧するゴム弾性体と、該ケーシングの大開口部を閉塞
する閉止板とから構成されたポールジョイントにおいて
、ケーシング内周面には、接着層と該接着層上に被着形
成された合成樹脂摺動層とからな′る合成樹脂上部シー
トが凹曲面をもつて薄層として直接被着形成されている
ため、上部シートの耐圧強度を高め得、合成樹脂の具有
する自己潤滑性、耐摩粍性をいかんなく発揮せしめると
ともに、該上部シートを合成樹脂薄層とすることにより
、荷重下における該上部シートの低温フローを防止し、
また合成樹脂薄層からなる上部シートを介してケーシン
グ内周凹球面とボールヘツドの曲率半径の差を極めて小
さい値にとり、かつケーシング内周面の硬度をボールヘ
ツドの硬度と等しいかもしくはそれよりも低く形成する
ことによつて、ダストカバーが損傷しダストなどの浸入
により、万一上部シートに摩耗が生じた場合でもボール
ヘツドのケーシング小開口部側への移行量を小さくでき
、かつボールヘツドとケーシング小開口部の周縁端部の
金属同志の摺接においては、摺接初期の線接触状態から
ケーシング小開口部の周縁端部側をボールヘツド球面に
ならつて摩耗せしめて両者を面接触状態に移行せしめ、
それによつて両者間の摩耗の進行を防止することによつ
て、ボールヘツドのケーシング小開口部からの脱落など
の事故を防止し、耐久性を向上させたポールジョイント
を提供するものである。
さらに、本発明は(』ケーシングの内周面を清浄にした
後、該内周面に接着層を形成する工程、(口)該接着層
を形成したケーシングを加温した状態に保ち、該接着層
上に熱可塑性合成樹脂を粉末あるいは薄肉成形物の形態
で供給して該ケーシング内周面に該樹脂の融着被覆層を
形成する工程、←}該融着被覆層を有するケーシングを
該樹脂の固化温度以上でかつその融点よりも高々100
℃高い温度以下の温度に保持し、該融着被覆層に凸曲面
を有する押型を押圧した後全体を冷却する工程、からな
り、該ケーシング内周面に、該押型の凸曲面に対応する
凹曲面を有する薄層からなる合成樹脂上部シートを直接
被着形成してなるポールジョイントの製造方法を提供す
るものである。
本発明に使用される熱可塑性合成樹脂&九ナイロン樹脂
、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフ
イン樹脂、ポリフエニレンサルフアイド樹脂、フツ素樹
脂など摺動特性にすぐれたもので、これを土部シートと
してケーシング内周面に被着形成せしめるには、粉末と
してあるいは射出成形による薄肉成形物の形態で供給さ
れる。
とくに粉末を使用した場合は150ミク「ン以下の乾燥
粉末が好ましい。その理由は、合成樹脂粉末の粒度は被
覆される樹脂の融着性、被膜の均一性などに影響を及ぼ
すからである。
これら熱可塑性合成樹脂は二者以上を混じてブレンド体
としても適用することができる。
すなわち上述した熱可塑性合成樹脂の中から1種類を選
択してこれを基本樹脂とし、これに40重量%以下の割
合で他の熱可塑性合成樹脂を混入したプレンド体粉末あ
るいはブレンド体成形物として適用できる。このような
ブレンド体を使用して上部シートを形成することにより
、単一樹脂では得られない摺動特性が発揮される。
また従来普通に使用されているグラフアイト、二硫化モ
リブデンなどの固体潤滑剤を混じて用いることもできる
これら固体潤滑剤の添加量はおおむね5重量%以下であ
ることが好ましい。つぎに上部シートを構成する上記熱
可塑性合成樹脂のケーシング内周面への被着性を向上さ
せるために用いられる接着層は、上部シーートを構成す
る合成樹脂によつて適宜変更されるが、ケーシング内周
面との接着性とその上に重ねて被着される熱可塑性合成
樹脂との接着性の両方の性質を兼ねそなえているもので
、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、フエノール変性アル
キツド樹脂、フラン樹脂、ポリイミド樹脂などの合成樹
脂の外、テトライソプロピルチタネート、テトラブチル
チタネートなどの有機チタニウムエステルが用いられる
。これら接着層を形成する合成樹脂などは粉末の形でケ
ーシング内周面に供給してもよいが、通常揮発性溶剤に
溶解せしめたワニスまたは懸濁液の形で塗布、吹付けあ
るいは焼付けなどによつてケーシング内周面に施される
。熱可塑性合成樹脂を融着被覆せしめるケーシング内周
面は、機械加工したままの面でよいが、これにシヨツト
プラスト、酸洗浄を施した面とすれば該合成樹脂との密
着性の点でなお望ましく、いずれにしても脱脂して清浄
な状態とする。
つぎにこの接着層が施されたケーシング内周面に熱可塑
性合成樹脂を供給して該接着層上にその融着被覆層を形
成せしめるのであるが、該ケーシングは使用する熱可塑
性合成樹脂の融点以上の温度に加温しておくことが必要
である。
通常、熱可塑性合成樹脂の融点よりも50〜120℃高
い温度に保たれる。
この樹脂の融着被覆層の厚さは0.4〜 1.5uの間
が好ましい。
もし必要であればこの融着被覆層の厚さは3n程度の被
覆厚さまで施すことが可能であるが、この被覆層を厚く
するとケーシング内周面との密着性を損うばかりでなく
、被覆層が不均一となるので好ましくない。この熱可塑
性合成樹脂のケーシング内周面への供給は、粉末の形態
で供給する場合は、粉末移送スクリユ一を装着したノズ
ル付き導管によつてまたは圧縮空気流を導入したノズル
付き導管によつて、加温されたケーシング内周面の接着
層上に供給散布する。
この樹脂粉末の散布に際して、散布が→様に行なわれる
ようにケーシングを回転せしめる、などの手段が併用さ
れる。また、樹脂成形物を使用する場合番九射出成形に
よりケーシング内周面の凹曲面に対応する薄肉成形物を
予め用意し、これを加温されたケーシング内周面の接着
層上に供給する。
このようにして得られた熱可塑性合成樹脂の融着被覆層
を有するケーシングを該樹脂の固化温度以上で、かつそ
の融点を超える100℃以下の温度、さらに望ましくは
固化温度以上でかつその融点を超える50℃以下の温度
とし、常温ないし80℃の温度に加温された凸曲面を有
する押型を該融着被覆層に押圧したのち全体を冷却する
この押型による押圧力は5 〜 200kg/Cdが適
当である。このようにしてケーシング内周面に0.4〜
1.5mmの厚さに被着形成された樹脂融着被覆層を
凸曲面を有する押型で押圧することにより、ケーシング
内周面に該押型の凸曲面と対応する凹曲面を有し、肉厚
0.3〜 1.0mmを有する上部シートが薄層として
直接被着形成される。
このように上部シートは合成樹脂薄層としてケーシング
内周面に一体的に固着されているので、荷重下における
該上部シートの塑性流動は防止され、また上部シートが
ケーシング内で該ケーシングに対して相対運動すること
がなく、ポールジョイントの耐久性を向上させることが
できる。
つぎに本発明の具体例について図面に基づき詳述する。
10はボールヘツド20を一体的に有するボールスタツ
ドである。
該ボールヘツド20はケーシング30内に収容され、該
ケーシング30内においてボールスタツド軸線方向に上
下2分割された合成樹脂製上部シート40ならびに下部
シート50に囲撓されて支承されている。60は該下部
シート50の底面に配されたゴム弾性体、?0はケーシ
ング30の大開口部を閉塞する閉止板である。
ボールヘツド20を収容するケーシング30は、第5図
に示すように、その上端部に前記ボールスタツド10が
通つて外方に延びる小開口部31、該小開口部31と相
対向する端部に大開口部32が形成されており、該小開
口部31の端部周縁には小円筒面部33が、また該大開
口部32の端部周縁には段部34をもつて組立て時にか
しめられる唇部35ガ緘されている。
そして、ケーシング30の内周面には、その小開口部3
1の小円筒面部33の端部から該ケーシング30内に収
容されるボールヘツド28の球心0と同心の凹球面部3
6が形成されており、該凹球面部36は赤道部を通過後
、大開口部32にかけて円筒面部31に連続して形成さ
れている。ここで、ケーシング内周面に形成された凹球
面部36の曲率半径R,は上部シート40を介して該ケ
ーシング30内に収容されるボールヘツド20の曲率半
径Rと極めて近似した値に構成され、そして該ケーシン
グ30内周面の硬度はボールヘツド20の硬度と等しい
か、もしくはそれよりも低く形成されている。
ボールヘツド20はケーシング30内において上部シー
ト40に囲繞されて支承されるが、この種テンシヨンタ
イプのポールジョイントにおいては、上部シート40に
は通常平担な路面走行時において400〜500kg、
また粗悪な路面走行時において1000kg以上の衝撃
荷重が加わるため上部シートの摩耗は著しいものとなる
。そこで万一上部シート40に摩粍が生じた場合、ボー
ルヘツド20は該上部シート40の摩耗分だけケーシン
グ小開口部31側に移行し、該ボールヘツド20はケー
シング小開口部31の周縁端部との局部的な金属同志の
摺接(線接触)を余儀なくされる。この摺接において、
該ケーシング小開口部31の周縁端部31aはあたかも
刃物のように作用し、ボールヘツド20側に著し〜・摩
耗を生ぜしめることになり、この摩耗はしだいにボール
ヘツド20全体に進行して、ついにはボールヘツド20
がケーシング’]・開口部31から脱落するという重大
な事故を取り除くために、前記のごとき硬度に形成する
すなわち、上述した構成をとることにより、万一上部シ
ート40に摩耗が生じた場合、ボールヘツド20がケー
シング小開口部31側へ移行する量は小さく、該ボール
ヘツド2?はそのボールスタツド側においてケーシング
小開口部31の周縁端部31aとの金属同志の局部的な
摺接(線接触)を行うこととなるが、この摺接において
は、ケーシング小開口部31の周縁端部側をボールヘツ
ド20の球面形伏にならつて摩耗せしめ、該ボールヘツ
ド20とケーシング内周面との摺接を面摺接(面接触)
とすることにより、ボールヘツド20側の局部摩耗を防
止するとともに両者の摩耗を極力防止し、それによつて
ポールヘッド20の摩耗による、該ボールヘッド20の
ケーシング小開口部31からの脱落という事故を防止す
ることができる(第6図)。
ケーシング内周面の硬度とボールヘツドの硬度について
は、本発明者等の実験で、ケーシング内周面の硬度をロ
ツクウエル硬度(HRC)30〜58、ボールヘツドの
硬度をロツクウエル硬度(HRC)58〜63とした場
合、上述した効果が発揮されることを確認した。
第5図に示すケーシング30において、該ケーシング3
0に形成された小開口部31はボールヘツド20のボー
ルスタツド10に隣接する側のボール部がそこに突出す
るくらいに大きく、またボールスタツド1?がケーシン
グ30に対して比較的広い角度で傾動できるような大き
さの開口部である。
上部シート40は上述したケーシング30の内周面に、
該ケーシング30内に収容されるボールヘツド20との
間に介在して位置せしめられ、車体重量を支えかつ走行
路面に起因する衝撃を受けた場合、ボールスタツド10
に作用する引張荷重を負担する荷重負担側シートの役割
を果たす。
本発明では、上部シート40をケーシング内周1 面に
合成樹脂薄層として耐圧強度を高めた態様で直接被着さ
せて構成することにより、合成樹脂の具有する自己潤滑
性、耐摩耗性をそこなラことなく、また荷重下における
塑性流動を防止し、さらにはケーシング30内で該ケー
シング30に対し; て相対移動することを防止して、
ポールジョイントの耐久性を向上させたものである。以
下ケーシング内周面に上部シート40を薄層として被着
形成させる方法について実施例をもとに説明する。
ク 実施例 I 実施例Iは、接着層にフエノール変性アルキッド樹脂を
使用し、該接着層上にナイロン樹脂(12−ナイロン)
粉末を供給し、該樹脂を融着被覆せしめてこれを土部シ
ートとして構成した例である。
半径R=19mmのボールヘツド20の球心oと同心で
半径R1 =19.51mの内周凹球面部36を有する
ケーシング30を用意し、該ケーシング内周面をトリク
ロールエチレン溶剤を使用して脱脂し清浄とした。
ついで該ケーシング内周面に少なくとも凹球面部36の
赤道部を超えてフエノ一′変性アルキツド樹脂を300
℃の温度で塗布焼付けして該ケーシング内周面に0.0
1mmの長さを有する接着層aを形成した。
該ケーシング30を250℃の温度に保ち、かつ回転速
度50r.p.mで回転させながら接着層aが形成され
たケーシング内周面に12−ナイロン樹脂粉末を供給し
、該接着層a上に0.77!T7nの厚さを有する該樹
脂の融着被覆層を形成せしめた。
このようにして得た12−ナイロン樹脂融着被覆層を有
するケーシング30を200℃の温度に調整し、該融着
被覆層を凸球面(半径R2)A1を有し、かつ50℃の
温度に加温された押型A(第T図)を用いて70k9/
CrAの押圧力で加圧し、その後全体を常温まで冷却し
た。該押型Aの加圧により、該融着被覆層はケーシング
内周面の性状にならつて流動し、該ケーシング内周面に
接着層aを介して強固に密着するとともに寸法精度にす
ぐれ、内周面に該押型Aの凸球面A1 に対応する凹球
面41を有する12−ナイロン樹脂からなる摺動層bが
被着形成された。
このとき摺動層bの厚さは0.5mmであつた。そして
、ケーシング内周面に被着形成された装着層aならびに
該接着層a上に内周面に凹球面41(半径R2)を有す
る摺動層bとで上部シート40が構成される(第8図)
。実施例 実施例は接着層にフエノール変性アルキツド樹脂を使用
し、該接着層上に3重量%の二硫化モリプデン(MOS
2)を含有したナイロン樹脂( 12−ナイロン)から
なる薄肉成形物を供給し、該樹脂薄肉成形物を融着被覆
せしめてこれを上部シートとして構成した例である。
半径R=19m凰のボールヘツド20の球心0と同心で
半径R,=19.7nの内周凹球面部36を有するケー
シング30を用意し、該ケーシング内周面をトリクロー
ルエチレン溶剤を使用して脱脂し清浄とした。
ついで、該ケーシング内周面に少なくとも凹球面部36
の赤道部を超えてフエノール変性アルキツド樹脂を30
0℃の温度で塗布焼付けして該ケーシング内周面に0.
01mmの厚さを有する接着層aを形成した。
該ケーシング30を250℃の温度に保ち、第9図に示
す肉厚0.5mmを有し、12−ナイロン樹脂に3重量
%の二硫化モリブデン(MOS2)を添加した射出成形
による薄肉成形物Bを該ケーシング30の凹球面部36
の接着層a上に嵌合載置し、該成形物Bを該接着層a上
で溶融せしめて該接着層a上に該樹脂の融着被覆層を形
成せしめた。
このようにして得た融着被覆層を有するケーシング30
を200℃の温度に調整し、該融着被覆層を前記実施例
Iと同様50℃の温度に加温された押型Aを用いて70
k9/Cdの押圧力で加圧し、その後全体を常温まで冷
却した。該押型Aの加圧により、該融着被覆層はケーシ
ング内周面の性状にならつて流動し、該ケーシング内周
面に接着層aを介して強固に密着するとともに寸法精度
にすぐれ、内周面に該押型Aの凸球面(半径R2)A1
に対応する凹球面41(半径R2)を有する、二硫化モ
リブデンを含有する12−ナイロ/樹脂からなる摺動層
bが被着形成された。
このとき摺動層の厚さは0.3mmであつた。そして、
ケーシング内周面に被着形成された接着層aならびに該
接着層a上に、内周面に凹球面41(半径R2)を有す
る摺動層bとで上部シート40が構成される。実施例 実施例は接着層にフエノール変性アルキツド樹脂を使用
し、該接着層上に基本樹脂としてナイロン樹脂(12−
ナイロン)粉末を選択し、これにポリアセタール樹脂粉
末ならびにグラフアイト粉末を混入したプレンド体粉末
を供給し、該プレンド体粉末を融着被覆せしめてこれを
上部シートとして構成した例である。
また、実施例においては押型を第10図に示すように、
その外周面に紡錐型凸曲面A2を有する押型A’を使用
した。
ここで押型A’の紡錐型凸曲面A2とは、球体の球心0
1よりも下方で該球心01に対して微小間隔S,だけへ
だてた所に、該球体の極軸X1−X,と平面P,との交
点を中心とする半径R,なる微小円を描き、該微小円上
の円周上の一点に中心02を置き、かつ該極軸X1−X
1をよぎる線分R3をもつて該線分R3が極軸X1 −
X1と交差しながら移動することによつて該線分R3の
先端が描く曲線を得、該曲線を極軸X1−X,まわりに
360゜回転させて得られる凸曲面である。
このような紡錐型凸曲面A2を有する押型A’を使用し
、ケーシング内周面に被着形成された樹脂の融着被覆層
を押圧することにより、該被覆層の内周面には該押型A
’の紡錐型凸曲面A2と対応する紡錐型凹曲面が形成さ
れ、該被覆層は上部シートとして構成される。
そして、この上部シートに支承されるボールヘツドは該
上部シートの紡錐型凹曲面の所定の範囲(曲面域)内で
の摺接となるように構成した例である。
実施例Iと同じ寸法に設定されたケーシング30を用意
し、該ケーシング内周面にシヨツトブラストを施したの
ち、トリクロールエチレy溶剤を使用して脱脂し、清浄
とした。
ついで該ケーシング内周面にフエノール変性アルキツド
樹脂を300℃の温度で塗布焼付けして該ケーシング内
周面に0.017nmの厚さを有する接着層aを形成し
た。
該ケーシング3?を250℃の温度に保ち、かつ回転速
度50r.p.mで回転させながら、接着層aが形成さ
れたケーシング内周面に12−ナイロン樹脂粉末を基本
樹脂とし、これに40重量%のポリアセタール樹脂粉末
および3重量%のグラフアイト粉末を混入したプレンド
体粉末を散布供給し、該接着層a上に0.6mmの厚さ
を有する該ブレンド体の融着被覆層を形成せしめた。
このようにして得たプレンド体の融着被覆層を有するケ
ーシング30を200℃の温度に調整し、該融着被覆層
を紡錐型凸曲面A2を有し、かつ50℃の温度に加温さ
れた押型A’を用いて70k9/Cr!iの押圧力で加
圧し、その後全体を常温まで冷却した。
該押型A’の加圧により、該融着被覆層はケーシング内
周面の性状にならつて流動し、該ケーシング内周面に接
着層aを介して強固に密着するとともに寸法精度にすぐ
わ、内周面に該押型A’の紡錐型凸曲面A2に対応する
紡錐型凹曲面42(半径R。
)を有するブレンド体からなる摺動層bが被着形成され
た。このとき摺動層bの厚さは0.41n7n(最大肉
厚)であつた。そして、ケーシング内周面に被着形成さ
れた接着層aならびに該接着層a上に、内周面に紡錐型
凹曲面42(半径R3)を有する摺動層とで上部シート
40が構成される。(第11図)以上、実施例に述べた
方法により、ケーシング内周面に合成樹脂薄層として上
部シート40が耐圧強度を高めた態様で直接被着形成さ
れる。
つぎにポールジョイントの他の構成要素について詳述す
る。ボールスタツド10のボールヘツド20端部を囲撓
して支承する下部シート50はゴム弾性体60によつて
押圧されてボールヘツド20を密に支承し、自己潤滑性
および耐摩耗性を有する合成樹脂材料から構成される。
該合成樹脂材料はポリアセタール樹脂もしくはこれに潤
滑油剤を含有した含油ポリアセタール樹脂、ポリオレフ
イン(ポリエチレン、ポリプロピレン)樹脂もしくはこ
れに潤滑油剤を含有した含油ポリオレフイン樹脂、ナイ
ロン樹脂、または上述した性質とともに弾性を有するポ
リウレタン樹脂、弾性ポリエステル樹脂、すなわちポリ
エーテルエステルまたはポリエーテルエステルにポリエ
チレンテレフタレート、ポリプチレンテレフタレートか
らなる熱可塑性ポリエステル樹脂を配合して得られる弾
性ポリエステル樹脂などから選択される。
そして、その形状は第12図に示すように前記ボールヘ
ツド20の球面端部を囲撓すべく凹球面座51が形成さ
れており、その背面には突出部52が形成されている。
また該凹球面座51の中央部には該突出部52を貫通し
て円孔53が形成されているとともに、該凹球面座51
には数条の凹溝54が該凹球面座の周縁部と中央円孔5
3とを結んで連続して形成されている。該凹球面座51
に形成された数条の凹溝54はグリースなどの潤滑剤の
溜り部となる。なお、この凹溝54は上述した自己潤滑
性を有する合成樹脂を使用すれば必ずしも必要ではない
が、一層良好な潤滑性を得るためには、これを設けるこ
とが好ましい。
また、下部シート50はゴム弾性体60で押圧するのが
好ましいが、下部シート50に上述した弾性を有する合
成樹脂を使用した場合は、ゴム弾性体60の使用を省略
して第13図に示す下部シート500が使用される。
この下部シート500の内周面は下部シート50と同じ
である。前記下部シート50の突出部52を囲んで配さ
れるゴム弾性体60は下部シート50をその弾性により
ボールヘツド20表面に密に摺接せしめて要求されるポ
ールジョイントの作動トルクを得るとともに、上部シー
ト40と下部シート50間に摩耗が生じた場合、該下部
シート50を押圧しその摩耗を自動的に補償する役割を
果たすものである。
前記ケーシング30の大開口部32を閉塞する閉止板T
Oは、下部シート50と閉止板TO間に位置するゴム弾
性体60を押圧して該下部シート50に対して圧縮係合
せしめ、そしてケーシング唇部35がかしめられて該ケ
ーシング30に固定される。
つぎに以上述べた構成からなるポールジョイントの組立
てについて説明する。
まず前述した方法、すなわちケーシング30の内周面に
接着層a)該接着層a上に、内周面に凹曲面41または
42を有する摺動層bが被着形成されて上部シート40
が構成されたケーシング30を準備する。
つぎにボールスタツド10をケーシング30の小開口部
31より突出させて、該ポールスタッド10に隣接する
ボールヘツド20を上部シート40の凹曲面41または
42に適合させる。そして上部シート40に囲撓された
ボールヘツド20の端部に下部シート50の凹球面座5
1を嵌合させ、該下部シート50の突出部52を囲んで
ゴム弾性体60を配置せしめる。ついでゴム弾性体60
を押圧して閉止板10の周縁をケーシング30の内周面
段部34に当接して、該ケーシング大開口部32を閉止
板TOによつて閉塞し、そして該ケーシング30の唇部
35をかしめて閉止板TOを固定し、ボールヘツド2a
)上部シート40)下部シート50およびケーシング3
0の相対位置が定められて組立てを完了する。
以上述べた本発明の特徴を要約すると; 1 ボールヘツドを収容するケーシング内周面に合成樹
脂上部シートを薄層として耐圧強度を高めた態様で直接
被着形成したこと。
2 薄層からなる上部シートを、ケーシング内周面に形
成された接着層上に熱可塑性合成樹脂粉末あるいは射出
成形による薄肉成形物の態様で供給し、該樹脂を融着せ
しめて融着被覆層を形成せしめた後、該融着被覆層を凸
曲面を有する押型を用いて押圧してケーシング内周面に
被着形成させたこと。
3 ケーシングの内周凹球面部の曲率半径は上部シート
を介してボールヘツドの曲率半径と極めて近似した値に
構成させたこと。
4 ケーシング内周面の硬度はボールヘツドの硬度に等
しいかもしくはそれよりも低く形成したこと。
である。
そして、以上の特徴を有する本発明のポールジョイント
において、上部シートは合成樹脂薄層としてケーシング
内周面に一体的に固着されているので、荷重下における
該上部シートの塑性流動は防止され、また上部シートが
ケーシング内で該ケーシングに対して相対運動すること
がなくポールジョイントの耐久性を向上させることがで
きる。
また上部シートをケーシング内周面に被着する際に押型
を使用して押圧するため、ケーシング内周面の加工精度
に影響されず、高精度のシート凹曲面を有する上部シー
トを得ることができる。さらにボールヘツドを支承する
上部シートに万i摩耗が生じ、該ボールヘツドが該上部
シートの摩耗分だけケーシングd、開口部側に移行し、
ケーシング小開口部の周縁端部との局部的な金属同志の
摺接(線接触)が行われることとなつても、ケーシング
小開口部の周縁端部側を摩耗せしめて面摺接(面接触)
に移行せしめ、それによつて両者の摩耗を極力防止する
ことができるので、ボールヘツド側の摩耗に起因する該
ボールヘツドのケーシング小開口部からの脱落、という
重大な事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来のポールジョイント
組立品を示す断面図、第4図は本発明のポールジョイン
ト組立品を示す断面図、第5図はケーシングを示す断面
図、第6図は本発明ポールジョイント組立品の使用態様
を示す断面図で−部を示し、第?図は押型を示す正面図
、第8図は本発明ポールジョイント組立品の拡大断面図
で一部を示し、第9図は薄肉成形物を示す斜視図、第1
0図は押型の他の例を示す正面図、第11図は本発明ポ
ールジョイント組立品の他の実施例を示す拡大断面図で
一部を示し、第12図は本発明ポールジョイント組立品
の各構成要素を示す分解断面図、第13図は下部シート
の他の実施例を示す断面図である。 10・・・・・・ボールスタツド、20・・・・・・ボ
ールヘツド、30・・・・・・ケーシング、40・・・
・・・上部シート、50・・・・・・下部シート、60
・・・・・・ゴム弾性体、TO・・・・・・閉止板、A
,Ai・・・・・押型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端に小開口部、他端に大開口部を有し、内部に凹
    球面部を有するケーシングと、ボールヘッドを一体に有
    するボールスタッドと、該ケーシング内に配されて該ボ
    ールヘッドを囲撓し、かつ支持するボールスタッド軸線
    方向に上下2分割された合成樹脂上部シートと合成樹脂
    下部シートとからなるボールシートと、該下部シートを
    押圧するゴム弾性体と、該ケーシングの大開口部を閉塞
    する閉止板とから構成されたボールジョイントにおいて
    、ケーシング内周面には、接着層と該接着層上に被着形
    成された合成樹脂摺動層とからなる合成樹脂上部シート
    が凹曲面をもつて薄層として直接被着形成されており、
    該ケーシング内周面の凹球面部の曲率半径は該上部シー
    トを介して該ケーシング内に配されるボールヘッドの曲
    率半径と極めて近似した値に形成されているとともに該
    ケーシング内周面の硬度はボールヘッドの硬度と等しい
    かもしくはそれよりも低く形成されていることを特徴と
    するボールジョイント。 2 接着層はフェノール樹脂、エポキシ態脂、フェノー
    ル変性アルキッド樹脂、フラン樹脂、ポリイミド樹脂か
    ら選択された合成樹脂であるか、あるいはテトライソプ
    ロピルチタネート、テトラブチルチタネートなどの有機
    チタニウムエステルから選択される特許請求の範囲第1
    項に記載のボールジョイント。 3 合成樹脂摺動層はナイロン樹脂、ポリアセタール樹
    脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、
    ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂から選択
    される特許請求の範囲第1項に記載のボールジョイント
    。 4 合成樹脂摺動層はナイロン樹脂、ポリアセタール樹
    脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、
    ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂から選択
    した一つの樹脂を基本樹脂とし、該基本樹脂に対して4
    0重量%以下の割合で前記他の合成樹脂を混入したブレ
    ンド体樹脂から構成される特許請求の範囲第1項に記載
    のボールジョイント。 5 合成樹脂上部シートはケーシング内周面に0.3〜
    1.0mmの厚さをもつて被着形成される特許請求の範
    囲第1項に記載のボールジョイント。 6 ケーシング内周面の硬度はロックウェル硬度30〜
    58、ボールヘッドの硬度はロックウェル硬度58〜6
    3に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のボールジョイント。 7 一端に小開口部、他端に大開口部を有し、内部に凹
    球面部を有するケーシングと、ボールヘッドを一体に有
    するボールスタッドと、該ケーシング内に配されて該ボ
    ールヘッドを囲撓し、かつ支持するボールスタッド軸線
    方向に上下2分割された合成樹脂上部シートと合成樹脂
    下部シートとからなるボールシートと、該下部シートを
    押圧するゴム弾性体と、該ケーシングの大開口部を閉塞
    する閉止板とから構成されたボールジョイントの製造方
    法において、(イ)ケーシングの内周面を清浄にした後
    、該内周面に接着層を形成する工程、(ロ)該接着層を
    形成したケーシングを加温した状態に保ち、該接着層上
    に熱可塑性合成樹脂を粉末あるいは薄肉成形物の形態で
    供給して該ケーシング内周面に該樹脂の融着被覆層を形
    成する工程、(ハ)該融着被覆層を有するケーシングを
    該樹脂の固化温度以上でかつその融点よりも高々100
    ℃高い温度以下の温度に保持し、該融着被覆層に凸曲面
    を有する押型を押圧した後全体を冷却する工程、からな
    り、該ケーシング内周面に、該押型の凸曲面に対応する
    凹曲面を有する薄層からなる合成樹脂上部シートを直接
    被着形成せしめてなるボールジョイントの製造方法。 8 接着層はフェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノー
    ル変性アルキッド樹脂、フラン樹脂、ポリイミド樹脂か
    ら選択された合成樹脂であるか、あるいはテトライソプ
    ロピルチタネート、テトラブチルチタネートなどの有機
    チタニウムエステルから選択される特許請求の範囲第7
    項に記載のボールジョイントの製造方法。 9 上部シートを形成する熱可塑性合成樹脂はナイロン
    樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオ
    レフィン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ
    素樹脂から選択される特許請求の範囲第7項に記載のボ
    ールジョイントの製造方法。 10 上部シートを形成する熱可塑性合成樹脂はナイロ
    ン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
    オレフィン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フ
    ッ素樹脂から選択した一つの樹脂を基本樹脂とし、該基
    本樹脂に対して40重量%以下の割合で前記他の合成樹
    脂を混入したブレンド体樹脂から構成される特許請求の
    範囲第7項に記載のボールジョイントの製造方法。
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