JPS5936118B2 - 多段動翼可変式軸流送風機 - Google Patents

多段動翼可変式軸流送風機

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Publication number
JPS5936118B2
JPS5936118B2 JP7742578A JP7742578A JPS5936118B2 JP S5936118 B2 JPS5936118 B2 JP S5936118B2 JP 7742578 A JP7742578 A JP 7742578A JP 7742578 A JP7742578 A JP 7742578A JP S5936118 B2 JPS5936118 B2 JP S5936118B2
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JP
Japan
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variable
stage
impeller
axial flow
flow blower
Prior art date
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Expired
Application number
JP7742578A
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English (en)
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JPS555459A (en
Inventor
雅 伊藤
昭 高田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS555459A publication Critical patent/JPS555459A/ja
Publication of JPS5936118B2 publication Critical patent/JPS5936118B2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は動翼可変式軸流送風機にかかわり、特に羽根車
を2段以上有する多段動翼可変式軸流送風機の構造に関
するものである。
従来の2段動翼可変式軸流送風機の代表的な構造を縦断
面図として第1図に示す。
送風機に吸込まれた気体は矢印Aの方向に、流れ、まず
1段目動翼1と静翼22により昇圧され、さらに2段目
の動翼2と静翼23によって昇圧された後吐出される。
動翼1,2は円輪状のインペラハブ3,4の外周に取付
けられて各1箇の羽根車を構成する。
インペラハブ3,4はインペラシャフト5の両端に固定
され、同インペラシャフトを2箇の主軸受18で支持す
る事により羽根車は両生軸受の外側にオーバーハングし
た形で支持される。
羽根車およびインペラシャフトは1段目のインペラハフ
゛3に固定された駆動ディスク20および軸継手19を
介して駆動機により駆動される。
静翼22,23は円筒状の外ケーシング25および内ザ
ーシング26に固定されている。
また24は外ケーシングと内ケーシングとを接続するス
テーである。
1段目および2段目の動翼1,2はその取伺″角を運転
中に変化させて(以下可変節という)風量制御を行う事
ができ、次にその方法と構成を示す。
動翼1,2は動翼軸6.γと一体に作られあるいはボル
ト等により固定されており、同動翼軸はインペラハブ3
,4に設けられた孔に挿入されて動翼軸受(図示せず)
により回動可能に支持されている。
さらに動翼軸6,7には「拝変節レバー8゜9が固定さ
れており、ピン、ローラあるいはリンク(以下−可変節
レバーと共に可変筒機構という)によって可変節ディス
ク10,1iに連結されている。
可変節ディスク’io、iiはインペラハブおよびイン
ペラシャフトの中心を貫通する可変節ロッド12に固定
されている。
2段目のインペラハブ4の外側には油圧シリンダ14が
同心に取付6・すられており、そθ用1心に前記可変節
ロッド12が貫通する。
可変節ロッドにはピストン13が取付けられて前記油圧
シリンダの内壁に沿って往復運動可能なよう配置されて
いる。
送風機の外部には操作機17が設けられ、配置ト弁操作
リンク16を介して配圧弁15に接続する。
同配圧弁によってシリンダ14内への油量を制御する事
により、ピストン13に往復運動を行わせる事ができる
この動きは可変節ロッド12を介してこれに固定されて
いる1段目可変節ディスク10および2段目可変節ディ
スク11に同時に伝えられ、各動翼の可変筒機構を介し
て動翼を動翼軸のまわりに回動させその取付角を一斉に
変える事ができる。
上記の従来の2段機の基本構造は3段機以上の多段機に
適用する場合には、インペラシャフトが中間段の羽根車
を貫通しなけれはならないので、適用困難という問題が
ある。
またそのほかでも下記のような欠点がある。
(1)羽根車がオーバーハングした形なので回転体とし
ての剛性が低く、振動に対して不安定である。
さらにボイラー燃焼ガス等のように高湿の場合、摩耗性
あるいは付着性のあるダストを含む場合、腐食性を有す
るガスを取扱う場合等においては、動翼へのダスト付着
、摩耗、腐食、回転体の熱変形等によるア〕7バランス
が生じ易くなる一方、構造的に振動を増幅し易く大きな
振動を発生するおそれがあるという問題がある。
(2)前記の対策の一つとしてインペラシャフトの直径
を大きくすると軸受直径が大きくなり、軸方向寸法も大
きくなるので送風機全体の大きさにも影響し不利となる
(3)回転体の最も重要な部分である主軸受が羽根車の
間に位置するため、保守が容易でない。
特にころがり軸受の場合には、交換の必要が生じた場合
に回転体をすべて分解しなければならないという問題が
ある。
本発明は上記の(1)〜(3)の問題点を解決する構造
を得ると共に、3段機以上の多段の動翼可変式軸流送風
機に適用できる基本構造を提供するものである。
本発明では2箇以上のインペラバブを中空円筒状のスペ
ーサにより順次接続し、中空軸のような一体の回転体と
してその両端を主軸受により支持する構成とし、回転体
の中心に可変節ロッドを貫通させて動翼の可変筒機構に
連結した事を特徴とする。
第2図および第3図により本発明の詳細な説明する。
第2図は2段機の場合の実施例を示す。すなわち1段目
のインペラバフ゛3′と2段目のインペラバブ4′とを
強固な円筒状のスペーサ21で結合し、あたかも中空軸
のような一体の回転体を構成する。
スペーサ21の長さは1段目の静翼22の!軸方向長さ
よりも若干長い寸法とする。
上記の一体の回転体はその両端においてインペラバブ3
’、4’の端部に設けた円筒状部分を主軸受18′で受
けて両持支持される。
インペラバブ4′は反駆動側の軸受を貫通し、その端面
に油圧シリンダ14が取付けられる。
ピストン13、町変節ロッド12、可変節ディスク10
,11、可変筒機構、および動翼の接続関係は前記の従
来例と同じである。
回転体全体は図の右端の[軸継手19を介して駆動機に
より駆動される。
第3図は本発明を3段イ幾に適用した場合の実施例を示
す。
すなわち3段機では動翼、静翼とも1段づつ増すので第
2図の1段目および2段目インペラバブ3’、4’の間
にもう1箇のインペラバブ30を挿入し、2段目とする
インペラバブ30の右端の円筒状部分は可変節ロッド1
2を案内するのに用いる事ができ(外周部分は軸受に支
持されないので加工不要)、場合によっては取去っても
よい。
インペラバブの増加に応じてスペーサ、可変節ディスク
、可変筒機構、動翼および静翼の数を増し、可変節ロッ
ド12を長くする必要があるが、その他の点は前記の2
段機の場合と同様である。
同様にしてさらに段数の多い場合にも本発明を適用する
事ができる。
本発明によれば3段機以上の多段の動翼可変式軸流送風
機を容易に実現できる上、次の効果をあげる事ができる
(1) 剛性の高い回転体および軸系が得られるので
、振動に対して安定な信頼性の高い構造の送風機が得ら
れる。
(2)軸受の保守を行い易くする事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2段動翼可変式軸流送風機の構成を示す
縦断面図、第2図は本発明による2段軸流送風機の縦断
面図、第3図は本発明を3段軸流送風機に適用した場合
の縦断面図である。 1.2・・・・・・動翼、3,3’、4.4’、30・
・・・・・インペラバブ、5・・・・・・インペラシャ
フト、io、ii・・・・・・可変節ディスク、12・
・・・・・町変節ロッド、13・・・・・・ピストン、
14・・・・・・油圧シリンダ、18 、18’・・・
・・・主軸受、21・・・・・・スペーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円輪状のインペラハブの外周に動翼を配列(7た羽
    根車2箇以上を有し、運転中に各動翼の取付を変化せし
    める多段の軸流送風機において、各インペラハブを中空
    円筒状のスペーサで結合し最も外側のインペラハブの端
    部を主軸受により支持すると共に、インペラハブおよび
    スペーサの中心に可変節ロンドを貫通させ、これを各動
    翼の可変筒機構に連結した事を特徴とする多段動翼可変
    式軸流送風機。
JP7742578A 1978-06-28 1978-06-28 多段動翼可変式軸流送風機 Expired JPS5936118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7742578A JPS5936118B2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 多段動翼可変式軸流送風機

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JP7742578A JPS5936118B2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 多段動翼可変式軸流送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS555459A JPS555459A (en) 1980-01-16
JPS5936118B2 true JPS5936118B2 (ja) 1984-09-01

Family

ID=13633613

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JP7742578A Expired JPS5936118B2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 多段動翼可変式軸流送風機

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Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135039A (en) * 1979-04-11 1980-10-21 Ricoh Co Ltd Feed paper separation system
JPS56151237U (ja) * 1980-04-14 1981-11-12
JPS5834464A (ja) * 1981-08-25 1983-02-28 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 原稿給送装置
JPS59203897A (ja) * 1983-05-06 1984-11-19 Seibu Denki Kogyo Kk 二段翼軸流フアンの可変翼ピツチ装置
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JPS63146197U (ja) * 1987-03-17 1988-09-27

Also Published As

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JPS555459A (en) 1980-01-16

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