JPS5935888A - プロジエクシヨン溶接法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抵抗溶接法の一種であるプロジェクション溶接
法に関する。

従来のグロジエクション溶接は、第１図、第２図に示す
ように、溶接する２つの金属部材１０．１２接合部の非
周端部に位置するよう突起部１４を１の部材１０にプレ
ス等により形成し、この突起部１４において両部材１０
．１２を接触させ加圧し、ここに電流を通じ、抵抗熱に
よシこの接触部１６周辺を溶融させ、溶接するものであ
る。この方法では接触部１６で発生した熱は両部材１０
．１２の全周方向に放散するので、抵抗熱の集中が十分
でなく、シたがって大電流を必要とし、また複数点を同
時に溶接する場合は溶接強度にバラツキが発生しやすい
。

本発明はこの不都合を解消することを目的としたもので
あって、突起部を金属部材の端部に形成し、この突起部
を他の金属部材の端部と接触させ、加圧通電し、溶接す
ることとし、抵抗熱を突起部先端の接触部に効率的に集
中させるよう構成したものである。

次に図を参照しつつ、さらに詳しく本発明を説明する。

はじめに第３図〜第５図に示すように、溶接すべき金属
部材２０．２２のうち部材２ｏの端部に突起部２４を形
成する。この突起部２４は先端が鋭利な工具を用い、プ
レス加工により三角形状に形成する。次にこの突起部２
４を他の金属部材２２の端部に接触させ、加圧通電し溶
接する。

この方法では抵抗熱は突起部２４先端の接触部２６から
発生し、各部材２０．２２の端面方向に放散することｅ
」、ないので、効率よく接触部２６に策申し、各部材２
０．２２を加熱溶融し溶接する０１ ．１ｘｌｋｊ例では突起部２４を三角形状としたが、第
６図に示す金属部材３０．３２を溶接する場合のように
、先端が１１面状となった工具を用いてプレス加７［を
行い、形成１〜た先端が球状の突起部３４を用いるとと
もできる〇 第７図、第）３図に示すように、溶接すべき金属部伺４
０，４２，５０．５２の平面形が突起部４４．５４句近
において凸状となっていると、熱集中はよシ効米的とな
る。

また第９図に示すように、溶接すべき金属部材６０．６
２のりら突起部６４と接触する部材６２の断面形が、そ
の接触部６６を頂点とする鋭角状となっていると、熱集
中は、よシ効未的となる。

本発明の溶接法によると、熱集中効果が高いため、通電
すべきｔＩＩＬ流が少Ｉ゛でよく、電源容量を小型化す
ることができる。また２つの金属部材を同時に複数の点
においてプロジェクション溶接する場合は、一般に電源
容量が不足しがちであり溶接強度にバラツキが発生し中
すいか、この溶接法を用いると容易にすべての点におい
て強力確実な溶接を行うことができる。

さらに一般にプロジェクション溶接においては溶接すべ
き２つの全域部材双方をほぼ均等に加熱溶融させなけれ
ばならないので、両部材の熱放散がほぼ等しくなるよう
、両部材の厚さをほぼ等しくシカければならない。とこ
ろが本発明の溶接法、特に第９図に示す方法を用いると
、両部材の厚さが大きく異っても、厚い方の部材からの
熱放散が特に大きくなることはないので、プロジェクシ
ョン溶接をすることが可能となる。

本発明溶接法は上記のように強度、確実性、応用範囲の
拡大において極めてすぐれた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の溶接法を示す正断面図、第２図は同法の
平面図である。第３図は本発明溶接法の一実施例を７１
＜す正断面図、第４図は同側の半面図、第５図１．１図
例の右ｎＪ面図、Ｍ６図は他の実施例の右側面図、第７
図、＄８図はともに別の実施例を示す平面図、第９図は
他の実施例を示す正断面図である。 ２０．２２，３０，３２，４０，４２，５０゜５２．６
０．６２・・・金属部材、　　２４　、３４　。 ４４．５４．６４・・・突起部。 ％詐出願人 渡辺芳男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、金属部材の端部に突起部を形成し、この突起部を他
   の金属部材の端部と接触させ、加圧通電し、前記両金属
   部材を溶接することを特徴とするプロジェクション溶接
   法。