JPS5935575Y2 - クランクシヤフトの軸部とクランク部とを同時に高周波焼入れする装置 - Google Patents

クランクシヤフトの軸部とクランク部とを同時に高周波焼入れする装置

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Publication number
JPS5935575Y2
JPS5935575Y2 JP1978078560U JP7856078U JPS5935575Y2 JP S5935575 Y2 JPS5935575 Y2 JP S5935575Y2 JP 1978078560 U JP1978078560 U JP 1978078560U JP 7856078 U JP7856078 U JP 7856078U JP S5935575 Y2 JPS5935575 Y2 JP S5935575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
work coil
crank
shaft
shaft portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978078560U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54178708U (ja
Inventor
日吉 渡辺
和夫 早川
Original Assignee
富士電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士電子工業株式会社 filed Critical 富士電子工業株式会社
Priority to JP1978078560U priority Critical patent/JPS5935575Y2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はクランクシャフトの軸部とクランク部とを一
つの高周波発振器を用いて効率よく同時焼入れをするた
めの装置に関する。
従来の方法・装置によるこの軸部とクランク部との焼入
れは、一般に、軸部を円形ワークコイルで焼入した后、
クランク部を割型ワークコイルで焼入れする二段焼入れ
を余儀なくされていたので、工程毎のワーク(品物)の
セット、焼入れ電力の二段加算、処理サイクルの延長な
ど生産性の見地から、また、コストの見地からなお改善
されるべき問題点を有していた。
この考案はか・る点に鑑み、クランクシャフトを自転さ
せながら、軸部とクランク部の夫々に対応させたワーク
コイルによって画部分を同時に焼入れするようになした
ものであり、この目的解決の技術手段は、第1に一個の
発振器に対して軸部用ワークコイル並びにクランク部ワ
ークコイルの夫々に対応した二個のカレントトランスを
直列に接続したこと(なお、このシングル発振器・シリ
ーズマルテイプルカレントトランスの発明は本願出願人
の特許出願昭和53年6月1日に詳細に説明されている
)、第2に従来の割型コイルに代って鞍型ワークコイル
をクランク部に適用してこのコイルを回転するクランク
部にスペーサを介して騎乗状態で追従されるべくパンダ
グラフ装置を採択した点にある。
以下にこの考案の望ましい実施例図を挙げて詳述すると
、第1図はこの考案装置に於けるワークコイルの結線図
、第2図は同ワークコイルとクランクシャフトとの関係
を示す説明図、第3図A。
Bは鞍型ワークコイルの追動を行わしめるパンダグラフ
装置の動作説明図である。
先づ第1図によって二つのワークコイルの電気的関係を
述べると、円形ワークコイル2並びに鞍型ワークコイル
3は一個の高周波発振器Oの出力側に直列に接続された
二個のカレントトランスCT1″並びにCT2の夫々別
個に接続されており、この配線によってトランスCT1
.CT2はコイル2゜3の出力に適したコイルターン設
計がなされていて、コイル2,3はカレントトランスC
T1.CT2の夫々に対して電気的に全く一元的関係に
置かれている。
このことはコイル2,3を一つのカレントトランスに直
列もしくは並列に接続する時に必要な極めて煩しい電気
的経験知識に基いた特殊なワークコイル製作技イ雨が不
要であることを意味している。
ワークコイル2,3は、従って、カレントトランスCT
1.CT2の出力とワークとの関係から通常のコイル設
計技術によって容易に製作され得るものである。
コイル2,3とクランクシャフト1との関係を第2図に
て説明する。
クランクシャフト1は同図のように右端に於てチャック
4によって軸部11が掴持されていて、このチャック4
は図外の駆動装置によって回転する。
シャフト1の左端の軸部11は図外のセンタピンによっ
てジャーナルされているので、結局このシャフト1はチ
ャック4にて軸部11を軸芯として自転することになる
円形のワークコイル2はこの軸部11の外側に保持部材
5によって同心的に保持されている。
鞍型ワークコイル3は第2図に於てクランク部12上に
スペーサ6(第3図参照)を介して騎乗しており、この
騎乗状態を維持して前記軸部11の自転に伴なう該クラ
ンク部12のクランク運動に同期的に追従し得るようパ
ンダグラフ装置7 (第3図参照)と組み合わされてい
る。
ワークコイル3ははパ半円形のコイル主体30とその両
側に連なるガイドシュー31とよりなる。
このシュー31はクランク部12がどの位置にあっても
ワークコイル3をその上に騎乗させ易いような案内の役
をなす。
パンダグラフ装置7によるワークコイル3の追従動作を
第3図A、 Bについて説明する。
第3図におけるクランクシャフト1は第2図のそれを9
0度偏向して模式的に画かれているが、軸部11の自転
に従ってこの軸部11の外側をクランク部12が同心的
円運動を行うものである。
鞍型ワークコイル3はこの運動中のクランク部12に対
しても常に騎乗状態を保つようにパンダグラフ装置7に
よって保持されている。
即ち、パンダグラフ装置7はクランクシャフト1の上方
に位置して装置されているもので、四節連鎖部材8とス
ライドブロック装置9とスプリングバランサ10と昇降
用モータ13とを含んでなる。
四節連鎖部材8は等長リンク83.84並びに等長リン
ク81.82をピン85・・・をもって連結されてなり
、このうちリンク83が水平リンク86にて延長されそ
の先端がスライドブロック91に固定されると共に、リ
ンク81,83の連結ピン85に別のリンク87の一端
が枢着され、その他端はリンク83に対してθの斜角を
もってスライドブロック91に固定されている。
一方リンク84の上にはカレントトランスCTlが載置
されると共に下側にはリード14が結合されその下端に
ワークコイル3が固定されている。
スライドブロック91は上下両端を固定されたガイドシ
ャフト90に遊嵌して昇降自在とされると共に下側には
コイルスプリング92が挿設されていて、他方リンク8
3は上端を固定されたスプリングバランサ10に連結さ
れている。
この構成により四節連鎖部材8の重量(カレントトラン
スを含む)はスプリングバランサ10並びにコイルスプ
リング92によって支えられて動作中にワークコイル3
にか・る重量は約10kg以下になるように調整されて
いる。
リンク86を昇降させるための昇降用モータ13のワイ
ヤ130がリンク86に結合されている。
上述より四節連鎖部材8はスライドブロック91の昇降
によってスプリングバランサ10とコイルスプリング9
2との弾性支持を受けながら、そのノンク83の両端が
リンク86.87によって該スライドブロック91に固
持されて対向リンク84と一定の水平平行関係を維持し
、等長リンク81.82のみが上下の連結ピン85・・
・を枢支点として左右に互いに平行に揺動することによ
って上下動して、これによってワークコイル3はクラン
ク部12のクランク回転運動に同期的に追従して該クラ
ンク部12に騎乗した状態を一定に維持し得ることが判
るであろう。
なお、第3図Aの場合はワークコイル3がクランク部1
2より上方に離れて焼入状態よりOFFの場合を示して
おり、ONになる時はモータ13によってこの位置より
降下して直下のクランク部12上に粒塵することは云う
迄もない。
この考案は上記のように、一つの発振器Oに直列に接続
された二つのカレントトランスCT、 。
CT2に軸部11.クランク部12加熱用ワークコイル
2,3が夫々別個に接続されて、クランクシャフト1の
自転下に軸部11並び1にクランク部12を同時に焼入
れすることが出来るので、焼入工程が一段で済むため、
ワークのセット、焼入れ電力並びに処理サイクルからし
ても省力的且つ量産的となるのはもちろん、ワークコイ
ル2,3の設計は従来の二段法に適用していたワークコ
イル設計の知識・技冊によって極めて容易になし得るた
めに上記と相俊ってコストダウンが図れ、その上鞍型ワ
ークコイルをクランク部12に適用して所記のパンダグ
ラフ装置7によって該クランク部12の回転運動に同期
的に追従し得るようにしたので、これ迄の割型のものに
較べてコイルの設計の容易さと完全自動化が約束し得る
・・・等優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置に於けるワークコイルの結線図、
第2図は同ワークコイルとクランクシャフトとの関係を
示す説明図、第3図A、 Bは鞍型ワークコイルの追動
を行わしめるパンダグラフ装置の動作説明図である。 (符号の説明)、O・・・高周波発振器、CT1.CT
2・・・カレントトランス、1・・・クランクシャフト
、11・・・その軸部、12・・・そのクランク部、2
・・・円形ワークコイル、3・・・鞍型ワークコイル、
4・・・自転手段。 5・・・保持部材、6・・・・・・スペーサ、7・・・
パンダグラフ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一個の高周波発振器Oと、この発振器Oの出力側に直列
    に接続された二個のカレントトランスCT1.CT2と
    、これらのカレントトランスCT1゜CT2に夫々別個
    に接続されたクランクシャフト1の軸部11を焼入れす
    るための円形ワークコイル2並びにクランク部12を焼
    入れするための鞍型ワークコイル3と、上記クランクシ
    ャフト1の軸部11を掴持して該クランクシャフト1を
    自転させる手段4と、上記円形ワークコイル2を該軸部
    11の外側に同心的に保持する部材5と前記鞍型ワーク
    コイル3を上記クランクシャフト1に騎乗及び離反自在
    となすと共に焼入時には該クランクシャフト1のクラン
    ク運動に同期的に追従して、上記鞍型ワークコイル3を
    常時騎乗状態に維持する四節連鎖部材8を含むパンダグ
    ラフ装置7と、よりなるクランクシャフトの軸部とクラ
    ンク部とを同時に高周波焼入れする装置。
JP1978078560U 1978-06-07 1978-06-07 クランクシヤフトの軸部とクランク部とを同時に高周波焼入れする装置 Expired JPS5935575Y2 (ja)

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JP1978078560U JPS5935575Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 クランクシヤフトの軸部とクランク部とを同時に高周波焼入れする装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54178708U JPS54178708U (ja) 1979-12-17
JPS5935575Y2 true JPS5935575Y2 (ja) 1984-10-01

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ID=28995748

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JP1978078560U Expired JPS5935575Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 クランクシヤフトの軸部とクランク部とを同時に高周波焼入れする装置

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JPS59232216A (ja) * 1983-06-15 1984-12-27 Fuji Denshi Kogyo Kk 高周波焼入れ方法

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JPS54178708U (ja) 1979-12-17

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