JPS5935152B2 - 電気的コネクタ - Google Patents

電気的コネクタ

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JPS5935152B2
JPS5935152B2 JP50078507A JP7850775A JPS5935152B2 JP S5935152 B2 JPS5935152 B2 JP S5935152B2 JP 50078507 A JP50078507 A JP 50078507A JP 7850775 A JP7850775 A JP 7850775A JP S5935152 B2 JPS5935152 B2 JP S5935152B2
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JP
Japan
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socket
contact
spring
connector
contacts
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JP50078507A
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JPS5118887A (ja
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ジヤコブ フイリツプス ジヨン
スチ−ブンソン ロジヤ−
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Automation Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS5935152B2 publication Critical patent/JPS5935152B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/71Contact members of coupling parts operating as switch, e.g. linear or rotational movement required after mechanical engagement of coupling part to establish electrical connection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/703Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラグ部分とソケット部分とを有する電気的コ
ネクタの改良に関する。
一つのケーフワレの個々のワイヤと他のケーブルの個々
のワイヤとを相互に接続することを容易にするために種
々の多接点コネクタが提案されている。
これらコネクタの多くは夫々の企図した目的を満足して
きた。しかしながら、これらは種々の制限があり、これ
によりいくつかの目的に対する有効性を低下させていた
。最も普通のこの種のコネクタは、一般にねじつきのナ
ット等によりー緒に固定されている。即ち、一つ又はそ
れ以上の部品をねじ止めすることにより、コネクタ部分
が結合され、又それをはずすことにより分離される。こ
れにはかなりの量の手作業と時間を要し、そしてもしこ
のコネクタが手のとどきにくいところにあるとすれば、
その取扱いは非常に困難となる。嵌め合わせたときに接
続しなければならない多数の電気接点を有するこれらコ
ネクタでは各部分を構成する個々の部品にかかる負荷は
大きかつた。その結果、頭ノク機構の如きコネクタ部分
のいくつかの部品がはやく故障していた。さらに、これ
らの大きな力により特殊な工具等を用いなければ接点の
すべてを完全に接続させることが困難であつた。ごく最
近スナップ形コネクタ(1976年3月23日発行の米
国特許第3、945、703号に開示されている)の使
用が提案された。このコネクタは二つの部分を固着させ
るためにブリーチロツクを利用している。さらに円錐状
のデイスクばねのようなトグル付勢手段と予め定められ
た量のから動きをもつ高リードねじが設けられている。
これにより、二つの部分の結合と切離しがかなり容易で
且つ電気的接点のさらに良好な結合を保証するシネクタ
を形成している。しかし、ある場合、特にコネクタが手
の届かない所で用いられているときにコネクタが完全に
結合していることを使用者に確実にさせる手段を設ける
ことが望ましい。
本発明は二つの分離したプラグ部分とソケツト部分とを
有する電気的コネクタに特に適している。
ブリーチロツクが設けられ、それによりこのロツクを数
分の1回転(すなわちV4〜1A回転)するだけで、上
記二つの部分が固定あるいは分離出来る。円錐形デイス
状のばねのようなばね手段がこれらプラグ部分とソケツ
ト部分およびそれらの接点を所定位置に付勢する。高リ
ードねじが接点を結合させたり分離したりするに有効で
ある。ブリーチロツクが回転されると、ばねが接点のす
べてを接続させたりあるいはそのスナツプ作用によりそ
れらを分離させたりする。長い中央のコアが一方例えば
ソケツト部分に設けられ他方のプラグ部分にハウジング
が設けられコアがハウシングヘスラード挿入するように
なつている。
これはプラグ部分とソケツト部分とが整列結合するのに
有効であると共に典げモーメントに対してそれらを補強
するものである。シヨートピンが接点の一つに設けられ
て遠隔結合モニタテスト回路を与える。これはコネクタ
を完全に係合させるに有効である。以下、本発明の実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、第一のケーブル14内の種々のワイヤ即ち導
体12を第二のケーヅレ18内のワイヤ即ち導体16に
相互接続させるためのコネクタ10に適用するに特に適
している。
第一のケーブル14は適当な電子または電気装置20に
接続されている。同様に第二のケーブル18は第二の電
子または電気装置22に接続されている。コネタタ10
は二つの部分、即ちソケツト部分24とプラグ部分26
とを含み、これらが容易に接続または分離され、それに
より2本のケーブル14,18が互いに容易に機械的お
よび電気的に接続または分離される。
ソケツト部分24はソケツトハウジング28を備えてい
る。
このハウジング28の正確な形状、寸法等はコネクタ1
0についての使用目的により定められる。この実施例で
は、ハウジング28は内部シエル30と装着用カラー3
2とを有する2部品構造から成つている。
内部シエル30は細長い略円筒状の筒体36を有するコ
ア34を含んでいる。このコア34の後部の外側には通
常のバツクシエルを受け入れるためのねじ38が設けて
ある。このバツクシエルは導電性であつてケーブル14
の外被覆そしてまたは無線周波(RF)の電波に対する
遮蔽すなわちRFシールドに機械的および電気的に接続
するものである。従つて、バツクシエルをシエル30に
なじ込むことにより、ケーブル14のRFシールドがコ
ネクタ10に装着される。フランジ42がねじ38の内
端に隣接するコア34から半径方向外向きに突出してい
る。カラー32がフランジ42に嵌合して周辺溶接によ
りこのフランジに固着される。このカラー32は軸方向
に前方に突出するスリーブ44を有する。このスリーブ
44は筒体36と同心であり、それにより筒体36の外
周に環状の空間46が形成されている。この実施例では
ソケツト部分24はバルクヘツド48(第6図)上の一
つの固定位置に永久的に装着されるようになつている。
従つて、カラー32はスリーブ44を越えて半径方向外
方に伸びるリム50を備えている。このリム50jまバ
ルクヘツド48の後側に係合する。ロツクナツト52の
如き固定手段がスリーブ44の外側にねじ込まれる。ロ
ツクナツト52がリム50に向けてねじ込まれると、バ
ツタヘツド48はその間で固定される。通常は環状の溝
53がリム50の面に形成されて0リング54を受け入
れるようになつている。ソケツト部分24がバツクヘツ
ド48に固定されると、このOリング54がその開放部
を密閉する。ハウジング28は所望の材料で作られるが
、アルミニウムのような導電性を有し且つ軽量の材料で
つくるのが好ましい。カラー32は溶接するのが好まし
いからこれには適切な溶接可能なアルミニウム合金を用
いるとよい。シエル30はその一端から他端へと軸方向
に貫通する通路56を有する。
この通路56は説明の便宜上ほゾ円筒であるが、分割し
得る二つのセグメントから成つている。第一のセグメン
トはソケツト部分24の接点をシエル30内の所定位置
に保持するために通路56に配置される絶縁構造58を
含んでいる。
この絶縁構造58は通路56内にそれを固定するための
ブリーチロツク60を有する。通路56内に絶縁構造5
8を永久的に設置するために適当な接着剤が絶縁構造5
8に適用される。絶縁構造は通路56に押し込まれてブ
リーチロツク60と係合するように回転される。これに
より絶縁構造58は所定位置にしつかり固定される。接
点の数、寸法、構造等はケーブル14,18内の導体の
数、電流等により定められる。
しかしながら、この実施例では各接点62について別々
の開口が設けてある。これら開口の夫々は絶縁構造58
をその一端から他端へと軸方向に貫通する。ケーブル1
4内の導体の夫々はこれら通路の一方の後部へと伸びて
いる。導体16の夫々の接点62の夫々に個々に接続さ
れる。絶縁構造58は単一の部材で形成してもよいが、
接点62等の装着を容易にするためには永久的接着によ
り単一の構造となる二つの分離した挿入体64,66か
ら形成すると好ましいことが判つた。
これら二つの挿入体64,66の使用は接点保持器68
を二つの挿入体64,66の間の夫々の通路内に固定で
きるようにする。詳細には、挿入体64,66が共に接
着される前に接点保持器68がこれら挿入体の一方の各
通路に置かれる。二つの挿入体64,66が接着される
と、これら保持器68は挿入体64,66の間の通路内
に固定される。夫々の保持器68はばねフインガ即ち弾
性緩衝材を含み、それを通じて接点62が一つの方向に
伸びる。その結果、導体12の端部に設けられた接点6
2が後からこの通路に押し込まれるときにこの接点が保
持器68により受けとめられて所定位置にロツクされる
接点62は任意のものでよいが、この実施例ではソケツ
ト部分24内の接点はいわゆるソケツト形のものである
。これら接点62はプラグ部分26内の相補的な細長い
ピン接点と嵌まり合うようになつた長い通路を含む。塵
、ほこり、湿気等がコネタタ10に入らないようにする
ためにはシールのような適当な形式の保護を行うことが
望ましい。
これは特にケーブル14従つてその個々の導体12が入
るソケツト部分24の後部について云えることである。
この実施例ではこれは通路56の後方の部分即ち第二の
セグメント内の弾性シール70により行われる。通常は
シリコンゴム等のような弾性材料であるシール70は絶
縁構造58の後部と衝合する。個々の導体12はシール
70内の小さい開口71を通る。これは塵、はこり、湿
気等がコネタタ10の内部に入るのを防止するのに有効
である。このシールを補助するために任意の押え板をシ
ール70の後方に設けてもよい。シール70はシリコン
ゴムのような弾性材料から作られているのでこのシール
に軸方向の圧力がかかると半径方向のすべての方向に張
出す傾向になる。
その結果通路56、導体12等と密着するようになる。
一方これにより表面のすべてに対する密な高い圧力のか
かつた接触が保証され、それにより高度の密閉が保証さ
れる。上述のように、ソケツト部分24は通常はバルク
ヘツド48に固定される。
従つて、シエル30の筒体36はバルクヘツド48の面
にほゾ直角にスリーブ44から突出する。上述のように
筒体36の外部はほず円筒表面となつており、それによ
りプラグ部分26はこのプラグ部分とソケツト部分24
とが結合されるときに筒体36上にかぶさるようになる
。プラグ部分26は軸方向に貫通する通路74を有する
プラグ挿入ハウジング72を含む。
その通路74は実質的に均一な直径をもつ略円筒形状を
有している。しかしながら、この通路はこの実施例では
少くとも三つのセグメントからなつている。通路74の
前方のセグメントの直径は大きくなつており、そして内
部シエル30の筒体36の外側にゆるくはまるようにな
つている。通路の中間のセグメントは前向きの半径方向
のシヨルダ(肩)により前方セグメントから隔離されて
内部に絶縁構造92を有するようにされている。通路の
後方セグメントは中間セグメントとはマ同じ直径を有し
且つ一つのシール構造を収容するように形成されている
。前述のように、通路の前方セグメントはシエル30の
筒体36の外側にはまる。
このセグメントの長さは筒体36の長さにほ〈等しい。
筒体36の外面と通路74の内面との間には小さいクリ
アランスを与えるとよい。このクリアランスは嵌め合わ
せるべき部品の間の自由なスライド作用を与えるに必要
な小さいものにすべきである。このような小さいクリア
ランスがあると、筒体36が通路74に入るときソケツ
ト挿入ハウジング28とプラグ挿入ハウジング72は互
いに軸方向で正確に整合することになる。
二つのハウジング28,72のこの軸方向に長い整合の
ためにソケツト部分24とプラグ部分26との間に大き
な不整合が生じる可能性がなくなる。また、このかなり
長い範囲のこれら部分の機械的な係合は組立てられた部
分に生じるであろう曲げモーメントに強く抵抗する大き
な力を与えることになる。筒体36の外側と通路74の
内側は複数のキーそしてまたはキー溝をつくるように加
工される。これらキー78とキー溝80は非対称配置さ
れ、それにより一つの固有の角度においてのみ整合出来
るようになつている。これはソケツト部分24とプラグ
部分26の整合を確実に行うのに有効である。その結果
、ソケツト部分24内の接点は常にプラグ部分26の接
点と整合出来る。ケーブル14,18は通常、ケーブル
のためのRFシールドとして作用する導電性の外部ジヤ
ケツトの形態を用いている。
このRFシールドの効果をもたせるためにケーブル14
,18上のジヤケツト即ちシールドはコネクタ10によ
り共に連結される。換言すると、この形式のコネクタ1
0は二つのケーブル14,18を相互に接続するために
極めて有効な接地またはRFシールドの形態を有するこ
とが好ましい。しかしながら、この形のコネクタ10に
ついて通常用いられる高周波では電流は通常表面を循環
する。
従つて、ハウジング28,72が導電性であつても表面
に不規則性等があればそれがウエーブトラツプ等として
作用してしまう。これによりこのカツプリングおよびシ
ールドの効果を著しく下げるような大きなインピーダン
スが生じる。この問題を解決するために、このコネクタ
10にはRFシールドが含まれる。このカツプリングは
ハウジング28に固定される環状のRF部材82を含む
。通常これはカラー32とシエル30ノを溶接するとき
に溶接される。
RF部材82の根本のまわりに適当な防湿手段84を与
えるとよいことがわかつた。これは単に少量の樹脂をつ
けて固化させるだけで形成出来る。RF部材82は複数
の弾性フインガ一86を含んでいる。
これらはプラグ挿入ハウジング72の外側に当るように
位置決められる。銀または金のような接点88がフイン
ガ一86の当るところに設けられる。
フインガ一86は常時均一の接点圧力を保証するために
半径方向に弾性的に変形できる。
この接点、圧力と電気的接触はハウジング72の軸方向
位置が変わつても常時維持される。0−リングまたはエ
ラストマ状のカラー90のような弾性シールがこのセグ
メントの内端に設けられる。
カラー90は整合とシール効果を高めるために筒体36
の外側に当るように位置づけられる。通路74の中間セ
グメントは前の半径方向肩によりその前方セグメントか
ら隔離されている。
中間セグメントの内径はソケツトハウジング28の筒体
36内の通路56の直径にほ〈等しい。絶縁構造92が
この通路74の中間セグメント内に設けられる。この絶
縁構造92は絶縁構造58とほマ等しい。この実施例で
はこの絶縁構造は前方挿入体94と後方挿入体96とを
備えている。前方挿入体54はこれを貫通する通路94
aを有し又後方挿入体96はこれを貫通し通路94aに
整合する通路96aを有する。接点保持器98は二つの
挿入体94と96の間でトラツプされるように個々の通
路内に装着される。接点100は保持器98によりこれ
ら通路内に保持される。これら接点100は所望のもの
でよいが、ソケツト部分24内の接点62と結合できる
ようにされている。この実施例ではソケツト部分24内
の接点62の夫々はいわゆるソケツト形であるから接点
100もそれに対応したピンとなつている。各接点は細
長いピン102を含み、それがソケツト部分24内の中
空ソケツト接点62に嵌合する。各ソケツト接点62は
開口を有し、これが挿入体66の対応する前面の開口と
整合する。ソケツト部分24とプラグ部分26とが完全
に結合すると、ピン102は挿入体94の面から突出し
てこれら開口を通りソケツトに入る。勿論、これは夫夫
の接点間の導電路をつくるに有効である。通路の後方セ
グメントはソケツト部分24内のシール70と実質的に
同じ弾性シール104を有する。このシール104はケ
ーブル18内の個々の導体についての多数の小さい通路
を含む。これら導体は上記開口を通りそして接点100
に接続する。かくして、二つのシール70,104はコ
ネクタ10の両端をシールして塵や湿気等の浸入を防止
する。シール70,104に加えて挿入体66,94の
整合面間の界面シールを与えることも非常に望ましい。
この実施例では界面シール106がシリコンゴム等のよ
うなエラストマ材料からなる薄いウエハの形態をとる。
シール106はピン102の通過を許すための多数の小
さい穴を有する。これら穴にピン102がぴつたりはま
りそれによりシール106が常時プラグ部分26に固定
されるようにすると望ましいことがわかつた。ソケツト
部分24とプラグ部分26とが完全に結合されると、シ
ール106は2つの挿入体66,94の間で圧縮される
その結果、このシール106が挿入体66,94の面に
沿つて拡大して完全且つ有効なシール作用を行う。小さ
いテーパーをもつ突起がシール106に各ピンを囲むよ
うに設けられている。
これら突起は挿入体の面の相補的にテーパをつけられた
窪みへと伸びる。これらテーパ面の整合と圧縮によりこ
の界面シールはさらに完全となる。プラグ部分26がソ
ケツト部分24に完全に結合すると導体12,16、接
点62,100等はシールされた保護領域内に完全に包
まれそしてケーブル14上のシールドからケーブル16
へと伸びる連続した導電路により囲まれる。
これは接点62,100を完全に保護しそしてコネクタ
10に入るかもしれない漂遊電磁エネルギーに対する非
常に効果的なシールドを与えるに極めて有効である。前
述のように、ソケツト部分24とプラグ部分26が嵌ま
り合うと、プラグ挿入ハウジング72内の通路の前方セ
グメントがソケツト挿入ハウジング28の筒体36の外
側に密接嵌合する。
前述のように、この整合作用は好適にはキー78と筒体
36とハウジング72上のキー溝80により形成される
とよい。その結果、ソケツト部分24とプラグ部分26
とは一つの固有の角度でのみ整合出来、そしてこれによ
り種々の接点62と100の間に適正な連続性が与えら
れる。これまで述べたコネクタ10の部分は一方のケー
ブル14の導体12を他方のケーブル18の導体16に
相互接続させるに有効である。
しかしながら、ソケツト部分24とプラグ部分26とは
機械的および電気的に容易に分離出来る。従つて、ソケ
ツト部分24とプラグ部分26が適正に結合した後にプ
ラグ部分26をソケツト部分24に固定的にロツクする
ための手段を設けてもよい。任意の固定手段を使用出来
るが、この実施例ではいわゆるブリーチロツク108が
二つのソケツト部分24とプラグ部分26とを固定し解
放するために設けられる。このブリーチロツク108は
プラグ挿入ハウジング72の外側に配置されるプラグ保
持器即ちカツプリングナツト110を含む。
ナツト110の一端はシエル30に係合しロツクするた
めの保持手股を含む。この実施例では環状の窪みまたは
チヤンネル112がナツト110の端部に設けられてい
る。
チヤンネル112はナツト110のまわりに完全に形成
され、それにより周辺フランジ114が形成される。通
常はこのチヤンネル112は軸に対して直角の面113
を形成するように設けられる。すなわち面113が軸方
向の傾斜もスパイラルピツチも持たないようにする。い
くつかの開口またはキー溝116がフランジ114を通
じて軸方向に設けられる。
これは一方では複数の間隔をもつたランドすなわちシヨ
ルダ118を周辺に形成する。このシヨルダ118の内
面は面113により限定される。シエル30上のスリー
ブ44の内側は第二の環状窪みすなわちチヤンネル12
0を形成し、それにより半径方向内向きのフランジ12
2がシエル30に形成されるように設けられる。
フランジ122はチヤンネル112に動きうるように配
置されるような寸法とされ、そしてまたチヤンネル12
0はフランジ114を受け入れるような寸法とされてい
る。複数のキー溝(図示しない)が複数のランド126
を形成するように種々の周辺点においてフランジ122
を通じて軸方向に設けられている。これらのキー溝はナ
ツト110上のランド118と適合するように配置され
且つ寸法づけられている。2組のランド118,126
の内面は均一径を有する平坦な面から成り、軸方向に傾
斜したり又は螺施状ではない。
ランド118,126上のこれら面は互いに完全に合う
よいに配置されている。その結果、ナツト110のラン
ド118はスリーブ44の内側のフランジ122に設け
られたキー溝124を自由に通る。ナツト110を回転
されると、ランド118はランド126の後方を通る。
通常はランド126の数、寸法、位置等は、ランド12
6を完全にランド118の後に動かすのにわずかに回転
させるだけでよいように配置される。例としてこの目的
には約4分の1から約3分の1回転がよいことがわかつ
た。ブリーチロツク108はキー作用を行う必要はない
これはすべて筒体36とハウジング72のキーにより行
われる。その結果、ランド118,126は対称的に位
置決められ、それによりブリーチロツク108には非対
称な力すなわちねじり力が存在しないことになる。これ
はソケツト部分24とプラグ部分26との間の曲げモー
メントを避けるに有効である。ナツト110の内部とハ
ウジング72の外部にはねじ128,130が設けられ
ている。
好適にはこれらねじ128,130は比較的大きくそし
て方形断面を有する。ねじ128,130の隣接する巻
回間のスペースはねじ128,130の幅よりかなり大
とするとよい。
これは対応するねじ間にかなりの開口すなわちクリアラ
ンススペース132を与え、それにより、所定量のから
動きが存在する。これによリナツト110はハウジング
72に沿つて動くことが出来る。ナツト110がハウジ
ング72のまわりで回転すると、ハウジング72はねじ
128,130の作用によりナツト110を通つて軸方
向に動かされる。
しかしながら、これと同時にハウジング72はねじ12
8,130に存在するから動きの間隙長132で表わさ
れる距離だけナツト110内で軸方向にシフトする。ね
じ128,130は高速駆動ねじと呼ぶべきものであり
、非常に高いリードを有する。
その結果、少量の相対回転により非常に大きな軸方向動
作が生じる。詳細には、ナツト110が約4分の1から
約3分の1回転すると、ねじ128,130がハウジン
グ72を完全に引込んだ位置から完全に出た位置までナ
ツト110を通して動かす。これを行うためのナツト1
10の回転量はブリーチロツク108を完全に係合させ
るに必要なものにほゾ等しいかあるいはそれをやや上ま
わる。ねじ128,130に加えて、あるいはそれの代
替としてナツト110内でのハウジング72の動きを補
助するばね手段を設けるとよい。これはコネクタの可動
部品を所望の位置に付勢するためのものである。このば
ねの付勢作用はオーバセンタ形のものでありスナツプ作
用またはトグル作用を生じさせるものであるとよい。
このばねの条件により、これはこれら部品をいずれか一
方の方向に付勢しようとする。さらに、この力の方向の
反転はほゾ瞬間的であり、それによりスナツプまたはト
グル作用がつくられる。この実施例では、これはこの目
的に特に適していることが判つた円錐形ばね即ちベルビ
ルワツシヤ即ちばね134により達成される。
このばね134は外側リム136と丸い開口をつくる内
縁138を有する円錐形のワツシヤの形態を有する。こ
のばね134に力が加わらないとその形は円錐台形であ
り平衝の状態となつている。ばね134の内縁138が
外側リム136の面に向つて軸方向に押圧されると、そ
の軸方向の力は最大になり、それから序々に減少する。
リム136と内縁138が同一平面となると(すなわち
ばねが完全に平坦になると)、内縁138はいずれの方
向にも力を与えない。ばね134は限界平衝であり、す
なわちいずれかの方向に極めて小さい力がかかつても内
縁138がリム136の面からはずれる。内縁138が
ばねの平坦状態を過ぎて動くとばねは逆方向に変形して
いきその弾性力の方向は反転する。その逆方向の変形が
増犬すると、その反転力は負の最大となり、そして内縁
138がその逆方向変形の最大位置で弾性力が0になる
。ベルビルばね134はナツト110とハウジング72
との間に設けられている。
リム136はナツト110の内側のシヨルダ140とナ
ツト110の端の内側に固定されたロツキングカラ一1
42との間にトラツプされる。内縁138はハウジング
72のシヨルダ144と保持クランプ145の間にトラ
ツプされる。クランプ145はハウジング72の外側に
ねじ込まれるエンドリング146によりその位置に固定
される。上述のばね134の付勢力は通常の即ち非制限
のベルビルワツシヤの作用そのものである。
このばね134がコネクタ10に用いられるときにはそ
の作用は上記のものより僅かに変更される。内縁138
とリム136とが夫々の部分に固定され、それによりば
ね134とその隣接する部分との間にすきま即ち遊びが
ないならば、上述の型式の作用がとられる。しかしなが
ら、この実施例では、内縁138とハウジング72の間
、そしてまたはリム136とナツト110の間に少量の
遊び即ちから動きが与えられる。ばね134の装着にお
けるこの遊びにより、ばね134は死点を通過するとき
にその装着部品内で僅かにねじりが可能になる。
これにより実際にばね134の付勢力に或る量のヒステ
リシスが生じる。さらに、これはばねの力の瞬間的な蓄
積を生じさせる。これがスナツプ作用またはトグル作用
を大いに助長する。ばね134のスナツプ作用はねじ内
のクリアランススペースにまたがり、ハウジングを急激
に動かす。
これはコネクタ10が入るかあるいは離れるときに容易
に感得出来る。その結果オペレータは入れる作用または
はずす作用が生じたときを感知出来る。コネクタ10の
動作とその利点をさらに完全に理解するためにまずコネ
クタ10のソケツト部分24とプラグ部分26とが離れ
ていてそれを結合させようとする場合を考える。
この場合プラグ部分26は第1図の状態にある。詳細に
はハウジング72がナツト110の内部に引き込まれて
おり、ばね134の内縁138がその背後に偏向してい
る。ソケツト部分24とプラグ部分26とを結合させる
ためにプラグ部分26はまずソケツト部分24に近づけ
られる。
その後に第1図に示すようにはじめに部分的に結合され
る。このはじめの結合を行うためにハウジング72の端
部がハウジング28の筒体36の外側に沿つて軸方向に
滑る。筒体36の外側とハウジング72の内側は相補的
なキー78とキー溝80を有するからこの結合は固有の
ものすなわち、一つの角度においてのみ結合しうる。そ
の結果、プラグ部分26の夫々のピン接点100はソケ
ツト部24の夫々のソケツト接点62と正確に整合する
。これら接点のスライド面即ち結合面は密接に接触する
その結果、ハウジング72を筒体36の上をすべるとき
、ハウジング28と72が直ちに互いに整合してそのま
ま維持される。換言すると、通路74のはじめのセグメ
ントが筒体36にはまつていれば二つのハウジング28
,72は互いに傾斜することが出来ない。ハウジング7
2の端はピン102の端を越えてつき出るから、この軸
方向の整合はピン102のいずれかが挿入体66への通
路のいずれかに入ることが出来る前に実現する。
勿論これは接点62,100の適正な整合と結合を保証
するに有効である。この結合作用はプラグ部分26がソ
ケツト部分24に出来るだけ押し込まれるまで続く。
通常、この作動はスリーブ44のフランジ148に接す
るナツト110の端または第1図に示すようにナツト1
10に係合するスリーブ44の端により制限される。こ
の部分的に結合した状態ではピン100の端は通路の端
に裸で入るごとくになつている。ピン100の端はソケ
ツト接点62の端に電気的に結合するかあるいはしない
かである。ピン接点100の端部が実際にソケツト接点
62の端部に衝合するならば電気的接続がケーブル14
とケーブル16との間に形成される。しかしながらソケ
ツト部分24とプラグ部分26とが固定的にロツタされ
ないから、いわば不完全結合である。すなわち、プラグ
部分26はソケツト部分24から容易に離れてしまう。
コネクタ10のこのような不完全結合を検出するための
手段としてモニタ手段例えばシヨートピン即ち遠隔結合
モニタ接点150が用いられる。第4図および第5図に
関して詳述するように、このシヨートピン接点150は
コネタタ10が完全に結合してその状態に機械的にロツ
クされるまで完全な電気接触を形成しないようにする。
第1図に示すようにカツプリングナツト110は軸方向
にソケツト部分24に向つて内方向に押されていくがブ
リーチロツク108はセツトされず、ソケツト部分24
とプラグ部分26を容易に引き離すことが出来る。
しかしながら、スリーブ44の内側のランド即ちシヨル
ダ126はカツプリングナツト110の端部のチヤンネ
ル112と整合するように配置される。これらはまたカ
ツプリング110の端部に形成されるランド即ちシヨル
ダ118を越えて内向きにも動かされる。ソケツト部分
24とプラグ部分26との結合を完全にするために、ナ
ツト110は次に結合方向に回わされる。この回転中に
コネクタの構造はまず第2図に示す状態を経る。はじめ
に生じることはチヤンネル120に沿つたシヨルダ12
6の後方でのシヨルダ118の円動作である。
ランド118がランド126の後で動くと直ちに二つの
ソケツトおよびプラグ部分24,26が互いにロツクさ
れ、すなわちこれら部分24,26は引くだけでは離す
ことが出来なくなる。シヨルダ118,126の結合面
はすべて一つの共通の面内であり、スパイラル面はない
これら面が係合するときにはねじ込み作用はない。その
結果、これら面の結合とブリーチロツク108の閉止は
ソケツト部分24とプラグ部分26を一緒にしたり離し
たりする傾向をつくる軸方向の力を発生しない。勿論こ
れはナツト110の回転を非常に滑らかに且つ容易にす
る。ナツト110を回すには或る量のトルクが必要であ
るが、このトルクにはソケツト部分24とプラグ部分2
6を一緒にさせるような成分がない。ナツト110の回
転が開始すると、ナツト110の内側のねじ130の前
面がハウジング72の外側のねじ128の背面に沿つて
乗り上がる。
このねじ込み作用が進むと、ハウジング72がナツト1
10を通つて動く。これによりハウジング72とその中
にあるプラグ部分26の種々の可動部品がソケツト部分
24内の対応するものに向つて進む。詳細には、絶縁構
造92は絶縁構造58に向つて進み、それによりピン1
02がソケツト接点62に滑り込む。ハウジング72が
ナツト110を通つて動くと同時にばね134の内縁1
38はハウジング72と共に軸方向に動かされる。
これと同時に、このばねの外側のリムはクランプリング
142によりナツト110に固定される。その結果、ば
ね134は第2図に示すように中心位置になるまで序々
に歪む。この点までばね134の力はハウジング72の
動作に抵抗しそしてねじ130の前面はねじ128の背
面に沿つて乗り上がつている。
ばね134の軸方向の力はこれら二つの前面および背面
を軸方向に付勢しそしてスライド接触させるのに有効で
ある。その結果、全てのから動き即ちクリアランススペ
ースはこれらねじの後方即ちカツプリングナツトのソケ
ツト部分とは反対側に生ずる。従つて、この点まで、ナ
ツト110の回転が直接且つ積極的にハウジング72と
そこの接点100等の軸方向位置を制御する。またこの
点まではばね134の軸方向の力は絶縁構造92、接点
100等をソケツト部分24から離すように偏倚しそれ
により接点100を離れる方向に偏倚しようとする。ば
ね134はこのとき平衝の限界になるから、ナツト11
0をさらにわずかに回すことによりばね134は中心を
越えて動く。
これが生じると、ばね134へ内縁138はスナツプ作
用により第3図の位置になる。リム136そしてまたは
内縁138におけるから動きにより、ばね134は第3
図のようになるのである。内縁138が前進するとそれ
はハウジング72に非常に大きい力を与える。
これがハウジング72とプラグ部分26の他の可動部分
をソケツト部分24に向けて軸方向に駆動する。この点
でねじ128,130上の負荷の方向は反転する。ねじ
128,130の間のから動きのために、ハウジング7
2、挿入体94,96、接点100等は急激に前方に1
駆動される。これによりピン接点100はソケツト接点
62に完全に入る。事実、この前進動作は界面シール1
06が挿入体66,94の間できつくしめつけられるま
で続く。さらに、ばね134からの力はこのときナツト
110の回転を助けるから、ナツトは一杯まで急速にね
じられてそれによりブリーチロツク108が完全に係合
する。オペレータはこのときナツトの回転の完了を容易
に感得出来そしてオーバーセンタ動作をするばねのクリ
ツク音を聴くことが出来る。その結果、オベレータはコ
ネクタ10が完全に結合したことを直ちに認めることが
出来る。重要なことはオペレータはコネクタ10がこの
作用を感じ且つ音で聞くまで完全に結合していないこと
も判ることである。以上より明らかなように、結合後の
ソケツト部分24とプラグ部分26との相対的位置は第
1図と第3図とを比べることによりはつきりする。
第1図において、ばね134は第1の位置にあるのでプ
ラグ部分のピン102はソケツト接点62に未だ完全に
は移動していない。従つて、ピン150はソケツト接点
62と機械的には係合していても電気的には未だ接続し
ておらずピン150の先端の絶縁層152が電気的接続
を妨げている。第3図においては、ベルビルワツシヤ1
34は第2図に示す中間位置を経て第2の位置にスナツ
プ作動し、これによつてプラグ部分のピンが前進するた
めピンとソケツト接点の導電性部分の間で半径方向の接
触が生ずる。換言すれば、第3図ではピン150先端の
絶縁層152は第1図に示す最初の位置を越えて押し込
まれるため電気的接触がなされるに至るのである。前述
し、第3図からも明らかなように、かなりのから動きま
たはスペース132がねじ128と130の間にある。
このから動きの大きさにねじの進みを加えたものはばね
134の縁138の移動量より大であり、すなわち、縁
138が一つの端位置から他の端位置に動くときの縁1
38の移動量より大である。ねじ間のこの遊びのために
、ハウジング72はナツト110内で浮いていることに
なる。ねじ128,130はハウジング72の位置を事
実上制御し、それ故、ばね134はコネクタ10の内部
部品を一緒に偏倚しない。ばね134のこの弾性偏倚作
用は界面シールとコネクタ10の他の部品のすべてに圧
縮負荷を与える。ばね134によりつくられる軸方向の
圧縮力はこの構造、そして特に界面シール106に適当
な圧縮負荷を維持するに適している。コネクタ10の部
品の寸法における通常の変動そしてまたは界面シール1
06の縮小等には無関係に、ばね134は常にほq一定
の軸方向の力をこれら部品のすべてに与え続ける。従つ
て最適の結合作用が常時行われ且つ維持される。前述の
ように、ソケツト部分24とプラグ部分26とが第1図
および第2図に示すように部分的に結合されるときには
シヨートピンすなわち遠隔結合モニタ接点150はソケ
ツト接点62との間に電気的接触を与えない。
ピン接点150は実際に他のピン100より短い。しか
しながら、第4図および第5図に示すように、接点15
0はこの実施例では接点100と同じ長さである。しか
しながら、ピン接点の端はその先端部に非導電性部分即
ち絶縁層152を含んでいる。その結果、ピン150の
先端が第4図に示すようにソケツト接点62内になつて
も電気的接触はない。ばね134がセンタを越えて動き
そしてすべての可動部品が完全結合位置に駆動された後
に、絶縁層152は第5図に示すようにソケツト62に
動く。
この点でソケツト62の端151がピン150のシヤン
ク153に乗り、それによりピン150の導電性部分が
接点62に接触して電気的通路がコネクタ10にまたが
りつくられる。接点150の頭部にはねじ155が設け
られ、これにより絶縁層152の軸方向位置が調整され
る。これにより、接点150の位置は非常に正確に制御
されうるようになり、かくして電気的結合が容易に調節
出来る。絶縁層152の長さと接点の位置とは次のよう
に配置される。即ちソケツト及びフラグ部分の接点が非
結合位置(第1,4図)にあるとき電気的な接続を防止
すると共に、それらの接点結合位置(第3,5図)にあ
るとき電気的接続を保証するように配置される。電気的
接続が接点150を介して形成される唯一の時点はブリ
ーチロツク108が完全に係合し、ばね134がセンタ
を越え、そしてコネクタ10の種々の部品のすべてが完
全に電気的且つ機械的にロツクされたときであることが
わかる。
その結果、テストまたはモニタ回路154がソケツト6
2とピン接点150に接続される。この回路は音響アラ
ームまたはランプ156のような可視インジケーターを
有する。この回路はボタン158を押して手動で作動さ
れても、あるいは自動でもよい。これは遠隔位置におい
てコネクタ10が完全に結合したかどうかを指示するに
有効である。しばしばコネクタ10は厳しい振動や加速
を受けることがある。これら振動は従来のコネクタでは
それを誤動作させる程の大きなものがあることがある。
例えばこれら振動により1以上の接点が離れたり、コネ
クタの二つの部分が離れたりすることがある。本発明の
コネクタ10ではそのようなことが起らない。
すなわちねじ128,130とばね134の合成された
作用のためである。振動や加速によリハウジング72に
ある程度の軸方向の動きが生じる。これは通常はねじ1
28,130の遊びとばね134の弾性偏向の範囲内で
ある。その結果分離は生じない。異常な条件下でこれら
の偏向がから動きの間隙長132で表わされる距離を越
えるならば、ねじ128,130は実際に互いに係合す
る。しかしながら、それらねじの大きなピツチとばね1
34の力により、コネクタ110を完全結合条件にもど
すようにコネクタ10をねじるトルクが生じる。その結
果、ばね134がセンタを越えない限りコネクタ10は
完全結合状態にある。このような機械的利点等のために
コネタタを分離しようとしてナツト110をまわさない
限りコネクタを分離することは不可能である。筒体36
とハウジング72の相互作用により非常に丈夫な構造と
なる。
これは常時ソケツト部分24とプラグ部分26とを軸方
向に整合させそして横方向から力が働いてもコネクタ1
0にかかる曲げに対抗させるに有効である。ナツト11
0とスリーブ44のランド118と126はブリーチロ
ツク108と一体となつており、二つのソケツト部分2
4とプラグ部分26とを互いに固定するに有効である。
ランド118,126は出来るだけコネクタの外側に設
けるのがよい。これによりコネクタ10の中心線に対し
これらランドの半径が最大となる。この増大したてこ作
用の結果、いかなる曲げにも効果的に抵抗する丈夫な構
造が出来る。
また、上記の大きな半径により、周辺部が長くなる。こ
れはランドの高さが小さくても結合面の面積を大きくす
る。勿論これは結合面のストレスおよびその疲労を大幅
に減少させる。ソケツト部分24とプラグ部分26とが
完全に第3図に示すように結合すると、これらはブリー
チロツク108により一緒にロツクされる。
はね134は接点、界面シール等のような数々の部品を
すべて振動や加速等による力には無関係に適正に圧縮し
結合させる。もしソケツト部分24とプラグ部分26と
を離したいならばナツ口10を結合を解く方向にまわせ
ばよい。この回転の初期相においてはナツト110のね
じ130はねじ128の背側の表面をつかむまで開放ス
ペースを通じて軸方向に動く。ねじ130がねじ128
の表面と係合するまではハウジング72の動きはない。
この初期相においては、ばね134は歪んでおり、それ
によりナツト110の回転がばね134により抵抗を受
ける。
従つて、ナツト110等が例えば加速等により意図しな
いで回わされるならばばねがこれら力に抗し、そしてナ
ツト110をもとの位置にもどそうとする。また、ねじ
128,130等の遊びによりかなりのナツト110の
回転量があつても、ばね134は接点、界面シール等を
すべて完全に圧縮させて維持するに有効である。ナツト
110がねじ128,130の遊びを克服するに充分に
回転した後にさらにそれがまわるとばね134の縁13
8が第2図に示す臨界的なバランス位置に向つて動く。
この点でこれらねじによる作用が構造92を動かしはじ
めそして少くとも部分的に界面シール106を解放し接
点100を接点62からはなさせる。ナツト110をさ
らにわずかに回わすと、ばね134がスナツプ動作して
第1図の位置になる。
この実施例ではばね134は軸方向の力の方向を反転し
可動部品を逆方向に動かそうとし、それによりこれらは
完全に分離されそしてコネクタ10そして特にブリーチ
ロツク108の結合表面には殆んどあるいは全く軸方向
の力がかからない。ナツト110をさらにまわすと、ブ
リーチロツタ108が完全に開き、ランド118をラン
ド126の背側から動かす。従つて、この点でプラグ部
分26は引き出しが自由となリソケツト部分24から完
全に抜き出せる。ブリーチロツク108とばね134に
よりコネクタは非常に簡単になり、結合、分離が容易で
ある。
トグル作用をするばね134と接点150の長さのこの
固有の関係により、コネクタ10の結合についての遠隔
モニタが可能である。コネクタ10が結合している限り
偶然に結合が解けたり、接点が離れたりすることはない
。本発明によれば、上記の如く容易且つ確実な結合が行
え、又遠隔的な結合作用を確実に行うことができるとい
う実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコネクタのこの部分を結合開始状態の
状態を示す部分断面斜視図、第2図は中間位置にある第
1図と同様の図、第3図は完全に結合した位置にある第
1図と同様の図、第4図は第1図の状態にあるコネクタ
の一部の拡大部分断面斜視図、第5図は第3図の状態に
ある第4図と同様の図、第6図は第1図のコネタタを利
用する方式のプロツク図である。 10・・・・・・コネクタ、12,16・・・・・・導
体、14,18・・・・・・ケーブル、24・・・・・
・ソケツト部分、26・・・・・・プラグ部分、28・
・・・・・ソケツトハウジング、30・・・・・・内部
シエル、32,90・・・・・・装着カラー34・・・
・・・コア、36・・・・・・筒体、38・・・・・・
ねじ、42・・・・・・フランジ、44・・・・・・ス
リーブ、48・・・・・・バルクヘツド、50・・・・
・・リム、52・・・・・・ロツクナツト、54・・・
・・・0リング、56,74・・・・・・通路、58,
92・・・・・・絶縁構造、60・・・・・・ブリーチ
ロツク、62・・・・・・接点、64,66,94,9
6・・・・・・挿入体、68,98・・・・・・接点保
持器、70・・・・・・弾性シール、72・・・・・・
プラグ挿入ハウジング、78・・・・・・キー 80,
116・・・・・−キー溝、82・・−・・・RF部材
、84・・・・・・防湿部材、86・・・・・・フイン
ガ一100・・・・・・接点、102・・・・・・細長
いピン、104・・・・・・弾性シール、106・・・
・・・界面シール、108・・・・・・ブリーチロツク
、110・・・・・・結合ナツト、118,126・・
・・・・ランド、128,130・・・・・・ねじ、1
32・・・・・・タリアランススペース、134・・・
・・・ばね、136・・・・・・外側リム、138・・
・・・・内嫁、14・0,144・・・・・・ランド、
142・・・・・・ロツクカラ一、145・・・・・・
保持器クランプ装置、150・・・・・・シヨートピン
接点、152・・・・・・絶縁チツプ層、155・・・
・・・ねじ、154・・・・・・モニタ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第一のケーブルの導体に接続された接点が設けられ
    たソケット部分と、第二のケーブルの導体に接続され且
    つ前記第一のケーブルの接点に結合可能な接点を有し前
    記ソケット部分に連結されるプラグ部分と、前記ソケッ
    ト部分とプラグ部分との連結状態を指示するモニタ手段
    とを備え、前記プラグ部分は該プラグ部分の接点を支持
    するプラグ挿入ハウジングと該プラグ挿入ハウジングを
    移動せしめ且つ前記ソケット部分に回転可能且つ固定可
    能なカップリングナットと前記プラグ挿入ハウジングと
    カップリングナットとの間に介在され前記プラグ挿入ハ
    ウジングを付勢するばね手段とを有しており、前記モニ
    タ手段は前記第二のケーブルの導体に接続され前記ソケ
    ット部分の接点に接続可能な接点を有し、該モニタ手段
    の接点は、前記ソケット部分の接点とプラグ部分の接点
    とが完全に結合されているときにソケット部分の接点に
    接触する導電性部分と前記ソケット部分の接点とプラグ
    部分の接点とが不完全に結合されているときにソケット
    部分の接点に接触する非導電性部分とを有していること
    を特徴とする電気的コネクタ。
JP50078507A 1974-07-10 1975-06-24 電気的コネクタ Expired JPS5935152B2 (ja)

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