JPS5934998B2 - ポンプケ−シング洗浄装置 - Google Patents

ポンプケ−シング洗浄装置

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JPS5934998B2
JPS5934998B2 JP4617180A JP4617180A JPS5934998B2 JP S5934998 B2 JPS5934998 B2 JP S5934998B2 JP 4617180 A JP4617180 A JP 4617180A JP 4617180 A JP4617180 A JP 4617180A JP S5934998 B2 JPS5934998 B2 JP S5934998B2
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JP
Japan
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pressure water
water pipe
pump casing
main body
cleaning device
Prior art date
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Expired
Application number
JP4617180A
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JPS56144000A (en
Inventor
圭治 百済
耕作 原
淳 石田
豊 中田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は大型ポンプのケーシング(その出入口配管を
含む)を高圧水により除染する装置に関するものである
例えば軽水型原子力発電所においては、原子炉と蒸気発
生器の間に一次冷却水を循環するために一次系循環水ポ
ンプ(ReacをoにCoolantPump)が使用
されているが、長時間の使用により、内面に腐食生成物
等が付着する。
このような汚染されたポンプケーシング配管を除染する
ためには、単に除染効率が良いというだけではなく、周
辺環境の汚染を可能なかぎり少なくすることが要求され
る。この発明はこのような問題点を解決し、安全かつ効
率よく除染することのできるポンプケーシング除染装置
を提供することを目的としている。
、この発明は大型ポンプのケーシングを高圧水により除
染する装置であつて、前記ケーシングの主フランジに接
合するフランジを有する装置本体と、この装置本体を通
して前記ケーシング内に伸びる高圧水管と、この高圧水
管に取付けられる回転噴射ノズルと、前記高圧水管に取
付けられる高圧ホース付回転噴射ノズルと、前記高圧水
管を垂直方向および水平方向に移動させる機構と、前記
装置本体に設けられた水滴飛散防止用のシール機構とを
含むポンプケーシング洗浄装置である。
以下この発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は実施例の平面図、第2図は一部縦断正面図、第
3図はその部分拡大図、第4図はA−A断面図、第5図
はシール機構を示す斜視図である。この発明において除
染対象となるポンプケーシングはケーシング本体1、そ
の吐出側に接続する吐出管2、吸込側に接続する吸込ベ
ンド3、さらにその吸込側に接続する吸込管4からなる
。ケーシング本体1は上部に主フランジ1aが構成され
、インターナル着脱用のフランジガイド5が設けられて
いる。吐出管2はケーシング本体1の横方向に開口する
吐出口1bに接続して水平方向に伸びている。吸込ベン
ド3はケーシング本体1の下部に開口する吸込口1cと
水平方向に伸びる吸込管4とわ接続するようにカーブし
ており、内部には直径方向に水路を区画するスプリツタ
3aが設けられている。この発明の装置本体6は三方に
設けられた取付具7をフランジガイド5に通してケーシ
ング本体1上に取付けられ、その下部に設けたフランジ
8がケーシング本体1の主フランジ1aに密着接合する
ようにされている。
装置本体6は円形の架台からなり、直径方向に伸びる開
口10と、これに平行に伸びる他の開口11が設けられ
ており、これらの開口は吐出管2と平行となるように取
付けられる。開口10および11には、それぞれその開
口を覆いから長手方向にスライドするスライド板12お
よび13が設けられており、シール機構を構成している
この部分の構造は開口10および11の両方とも同じに
なつており、詳細は第5図の斜視図に図示されている。
すなわち開口10,11の両側には側壁14,15が設
けられており、それぞれ溝14a,15aが設けられて
、この溝内にスライド板12,13が挿入されてスライ
ドし、開口10,11をシールしている。スライド板1
2,13には高圧水管16,17が貫通する貫通穴18
が設けられている。スライド板13は可撓性の帯材から
なり、開口11の両端に設けられた端壁19の部分で上
から加圧ローラ20により加圧されてシール機構を保ち
、その両端部は折返され、取付部21に取付けられてい
る。
22はスライド板13の折返部を支持する支持部材であ
る。
スライド板12も開口10の両端に設けた端壁(図示省
略)の部分において、上から加圧ローラ23により加圧
されてシールを保ち、両端はそのまま装置本体6上を周
縁に伸びて切断されている。24は支柱であつて支持板
25上に垂直に支持されている。
支持板25は横方向に移動可能とされ、装置本体6上に
固定された支持台26の所定位置にボルト締により固定
されている。支柱24にはネジ軸27およびガイドスプ
ライン軸28が垂直かつ平行に固定されており、これら
のネジ軸27およびガイドスプライン軸28にはベアリ
ングプロツク29がトラベリングナツト式に取付けられ
ている。すなわちベアリングプロツク29に設けられた
ネジ穴はネジ軸27にネジつけられ、またガイド穴には
ガイドスプライン軸28が挿入されて、ネジ軸27の回
軸によりベアリングプロツク29が上下するようにされ
ている。ネジ軸27は支持板25上に設けられたモータ
30により減速機31を介して回転させられるようにな
つている。ベアリングプロツク29には前記高圧水管1
6の上端が固定され、高圧ホース32に連絡している。
高圧ホース32の他端は支柱24の上端部においてその
内部に設けられた高圧水管33に接続し、高圧水管33
は支柱24の下部において外部の高圧ホース34に連絡
している。高圧水管16の下端部には回転ノズル35が
取付けられており、水平方向に噴射管36が軸心から若
干ずれた位置に設けられて高圧水の噴射により回転する
ようにされている。
回転ノズル35は着脱可能とされており、この回転ノズ
ル35を取外して回転ノズル37および紡錘状のガイド
38のついた高圧ホース39を取付けることができるよ
うにされている。高圧水管17の下端部には、それぞれ
直角方向に連絡する連絡管40,41が接続しており、
連絡管41の先端には回転ノズル42が取付けられてい
る。
回転ノズル42は回転ノズル35と同じ構造となつてい
る。高圧水管17の上端部はベアリングプロツク43に
固定されて外部の高圧ホース44に連絡している。ベア
リングプロツク43は水平かつ平行に設けられたネジ軸
45およびガイドスプライン軸46に、ベアリングプロ
ツク29の場合と同様にトラベリングナツト式に取付け
られており、減速機付モータ47によるネジ軸45の回
転により横方向に移動できるようにされている。以上の
ように構成された洗浄装置による除染は、まず装置本体
6をクレーン等によりポンプケーシング本体1上に設置
し、主フランジ1aにフランジ8を密着接合する。
ケーシング本体1の除染を行うためには、減速機付モー
タ47を駆動して高圧水管17を17aの位置まで移動
し、回転ノズル42を吐水管2内の42aの位置に挿入
しておく。この状態で高圧ホース34から高圧水を送る
と、高圧水は高圧水管33から高圧ホース32に入り、
さらにベアリングプロツク29から高圧水管16に入つ
て回転ノズル35に至り、噴射管36からケーシング本
体1の内壁に向けて噴射され、壁面の汚染物質を衝撃に
より剥離除去するとともに回転ノズルを回転させ、噴射
方向を徐々に変えていく。
この状態でモータ30を始動しネジ軸27を回転させる
と、ベアリングプロツク29は下降し、これに固定され
た高圧水管16も下降し、回転ノズル35からの高圧水
の噴射位置は徐々に下に移動する。モータ30は回転ノ
ズル35が吸込口1cまで下降した時点で反転し、回転
ノズル35は所定のストロークで所定回数自動的に往復
するよう電気的に制御されている。このように回転ノズ
ル35を回転しながら上下させて高圧水を噴射すること
によりケーシング本体1の除染を終る。吐出管2の除染
は高圧水管16を引上げた状態で、高圧ホース44から
高圧水を供給し、高圧水管17、連絡管40,41を通
して回転ノズル42から高圧水を噴射させながら減速機
付モータ47を駆動してネジ軸45を回転させ、ベアリ
ングブ咄ンク43を吐出管2と平行に移動させ、これに
より高圧水管17および回転ノズル42を往復動させて
行う。この場合の回転ノズル42の回転は回転ノズル3
5の場合と同様である。またベアリングプロツク43お
よび高圧水管17の移動によりスライド板13も平行移
動するが、開口11の両側は第5図に示すように溝14
a内をスライドし、また開口11の両端部では加圧ロー
ラ20によつて加圧されているためシール機構は維持さ
れている。回転ノズル42の往復動も所定ストロークで
所定回数電気的に自動制御される。吐出管2の除染を終
つたのち、高圧水管17を第3図の実線の位置までもど
し、装置本体6をクレーンで吊り上げて仮設台(図示省
略)上に置き、連絡管40,41および回転ノズル35
,42を外す。そして支持台25を左(または右)に移
動し、高圧水管16が第3図の16a(または16b)
の位置にくるようにして再びボルト締で固定する。この
とき高圧水管16の移動によりスライド板12も移動す
るが、開口部10はシールされたままである。次いで高
圧水管に回転ノズル37およびガイド38のついた高圧
ホース39を取付け、再び装置本体6をケーシング本体
1上に設置する。そして高圧水管34から給水して回転
ノズル37から高圧水を噴射しながらモータ30を駆動
し、高圧水管16、高圧ホース39、ガイド38および
回転ノズル37を上下させ吸込ベンド3内の除染を行う
。この場合高圧水管16は16a(または16b)の位
置にあるから、回転ノズル37は吸込ベンドの内側(ま
たは外側)の水路を往復しながら回転し除染を行うこと
になる。このときガイド38は回転ノズル37がスプリ
ツタ3aの片側の水路に入るように案内する。そして片
側水路の除染が終つたのち、装置本体6を吊り上げて仮
設台に移し、支持板25を移動させて高圧水管16を第
3図の16b(または16a)の位置にくるように固定
し、再びケーシング本体1上に設置して吸込ベンド3の
反対側の水路の除染を行う。第2図において、回転ノズ
ル37は吸込ベンド3の片側の水路の上端および下端な
らびに反対側の水路の下端にある状態が図示されている
。以上の除染操作中、洗浄排水は吸込管4から排出され
る。
そしてケーシング本体1の上部では、フランジ8によつ
てその周縁がシールされるとともに、装置本体1の開口
10,11部はスライド板12,13によりシールされ
て全体が水封状態となり高圧水が周囲に飛散して環境を
汚染するようなこともない。除染操作は作業員の環境保
全上、遠隔操作ができるようにされ、この場合回転ノズ
ルの位置はモータの回転数に合わせてグラフイツクパネ
ルに表示できるようにされている。以上の実施例では高
圧水管16の横方向の移動は手動によるようにしている
が、高圧水管17の移動機構と同様の機構を採用するこ
とにより自動的に移動させることもできる。
また高圧水管16と17は別のものを使用しているが1
本のものを兼用してもよく、この場合回転ノズル35と
42を取替えて垂直方向および水平方向の除染を行つた
り、あるいは予め両方を取付けておき、切換えてそれぞ
れの除染を行うこともできる。さらに回転ノズル37、
ガイド38、高圧ホース39は取替式にしているが、予
め高圧水管16に取付けておいて回転ノズル35による
除染と同時にまたは切換式に使用することもできる。ま
たシール機構も高圧水の飛散が防止できるものであれば
実施例のものに限らない。以上の通り本発明によれば放
射能による周辺環境の汚染や被曝なしに効率よくポンプ
ケーシングの除染を行うことができ、除染操作も遠隔制
御が可能であり安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の平面図、第2図は一部縦断正面図、第
3図はその部分拡大図、第4図はA−A断面図、第5図
はシール機構を示す斜視図であり、1はケーシング本体
、2は吐出管、3は吸込ベンド、4は吸込管、5はフラ
ンジガイド、6は装置本体、8はフランジ、10,11
は開口、12,13はスライド板、14,15は側壁、
16,17,33は高圧水管、20,23はカロ圧ロー
ラ、24は支柱、25は支持板、−27,45はネジ軸
、28,46はガイドスプライン軸、29,43はベア
リングプロツク、30はモータ、32,34,39,4
4は高圧ホース、35,37,42は回転ノズル、38
はガイド、47は減速機付モータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプのケーシングを高圧水により除染する装置で
    あつて、前記ケーシングの主フランジに接合するフラン
    ジを有する装置本体と、この装置本体を通して前記ケー
    シング内に伸びる高圧水管と、この高圧水管に取付けら
    れる回転噴射ノズルと、前記高圧水管に取付けられる高
    圧ホース付回転噴射ノズルと、前記高圧水管を垂直方向
    および水平方向に移動させる機構と、前記装置本体に設
    けられた水滴飛散防止用のシール機構とを含むポンプケ
    ーシング洗浄装置。 2 高圧水管は垂直方向に移動するものと水平方向に移
    動するものとが別に設けられ、それぞれ別の移動機構に
    接続している特許請求の範囲第1項記載のポンプケーシ
    ング洗浄装置。 3 シール機構は側壁に設けられた溝内をスライド板が
    スライドする構造である特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のポンプケーシング洗浄装置。 4 高圧ホース付の回転噴射ノズルには所定の水路に回
    転噴射ノズルを導くガイドが設けられている特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のポンプケー
    シング洗浄装置。 5 除染操作が遠隔操作できるように構成されている特
    許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のポ
    ンプケーシング洗浄装置。
JP4617180A 1980-04-10 1980-04-10 ポンプケ−シング洗浄装置 Expired JPS5934998B2 (ja)

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JPS56144000A JPS56144000A (en) 1981-11-10
JPS5934998B2 true JPS5934998B2 (ja) 1984-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173329U (ja) * 1985-04-18 1986-10-28
JPS6287822U (ja) * 1985-11-22 1987-06-04

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JPS58193300U (ja) * 1982-06-17 1983-12-22 三菱重工業株式会社 原子炉冷却材循環系機器内面の除染装置
JPH0786557B2 (ja) * 1989-02-10 1995-09-20 荏原工業洗浄株式会社 原子力発電所の一次系配管内洗浄装置

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