JPS5934883B2 - 電磁サ−ボ弁 - Google Patents

電磁サ−ボ弁

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JPS5934883B2
JPS5934883B2 JP49029121A JP2912174A JPS5934883B2 JP S5934883 B2 JPS5934883 B2 JP S5934883B2 JP 49029121 A JP49029121 A JP 49029121A JP 2912174 A JP2912174 A JP 2912174A JP S5934883 B2 JPS5934883 B2 JP S5934883B2
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JP
Japan
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spool
pressure
displacement
load
valve
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JP49029121A
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JPS50124080A (ja
Inventor
健 一柳
豊次 益田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁サーボ弁にかかり、特に流量と共に圧力を
制御する新しい型の電磁サーボ弁に関する。
従来、流量および圧力を共に制御できるサーボ弁として
はPQサーボ弁、スリュ(SLEW)弁が知られている
この内特に圧力による静的偏差を打消すことを目的とし
たものはスリュ弁である。
以下、この弁を第1図に基づいて説明する。
図において、スリュ弁の弁部はスプール13およびスリ
ーブ14よりなっており、スリーブ14には圧油ポート
17,18、ドレンポート19、および負荷ポート15
,16が設げられる。
スプール13は、トルクモータ1でアーム2を動かし対
向するノズル4,5の圧力を変え導管lL12の圧力を
変えることによって操作される。
この時スプール13の動きはフィードバックワイヤ3で
アーム2に帰還される。
さらに負荷ポートの圧力が導管9,10よりスリーブ7
に導かれ、スプール6を負荷圧に応じて動かす。
このスプール6の動きはフィードバックワイヤ3により
アーム2に帰還され、負荷圧力による静的位置偏差を補
正する。
尚、上記静的位置偏差とは、第1図においてC1゜C2
(15,16)と記した部分にアクチュエータがつなが
り、この肉圧力が導管9,10にてスプール6の両端に
加わり、圧力差のみがフィードバックされる。
もし圧力差−〇ならばフィードバック信号ではない。
もし一方の圧力のみがスプール6に伝わるなら(導管9
を閉じた場合)その圧力によってフィードバックが生じ
る。
これを静的位置偏差を生じるという。
つまり圧力による影響をここでは偏差といっているもの
である。
尚、8はスプール6の中立点を位置決めする押圧バネで
ある。
しかるに、このスリュ弁はノズルフラッパ形であるため
油の汚染に対して弱く、油中の異物がオリフィスやノズ
ルに引掛かると誤動作を起すという根本的な欠点を有す
る。
また、この弁は4方向弁であるため、2つの負荷ポート
の差圧をフィードバック・ワイヤに帰還する構造となっ
ており、圧延機の油圧圧下用ジヤツキの操作等に使用す
る3方向弁にはそのまま使用できないのが実情である。
本発明は上記の事情に鑑みこなされたもので、。
従来技術の欠点をなくし、油の汚染に対して強く、かつ
圧力による負荷変動を補償する3方向電磁サーボ弁を提
供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の電磁サーボ弁の特
徴は、スプールをフォースモータによって直接移動する
ようにすると共に、前記スプールの変化検出器を構成す
る可動部である鉄心を該スプールに設け、該変位検出器
を構成する検出部であるコイルを負荷ポートの液圧によ
って変位する可撓膜に取付け、前記変位検出器から得ら
れた検出値に基づいて前記スプールの位置を調節するよ
うにしたことにある。
この様に構成することにより、従来の如くロードセルや
圧力検出器を別途取付けることは必要がな(なり、スプ
ール弁の帰還信号と圧力信号のザミングアンプが不要と
なる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明になる電磁サーボ弁の一実施例を示すも
のである。
図において、スプール21はスリーブ22内を自在に摺
動する。
スリーブ22には圧油ポート23、ドレンポート24、
負荷ポート25が設けられ、スプール21の移動によっ
て負荷ポートに供給する圧油の量を加減する。
また、スプール21およびスリーブ22にはパケット状
の油室26を設け、圧油が通過する際スプールに発生す
る流体力学的な推力を補償する。
スプール21の一端にはロッド21を介してコイル28
があり、次に説明するマグネットの間隙に挿入してフォ
ースモータ29を形成スる。
フォースモーク29の固定部はマグネット本体30とヨ
ーク31,32よりなっており、ヨーク31゜32間が
コイル28の挿入される間隙となる。
上記の構成により、コイル28に電流を流せばフォース
モータ29に力が発生し、スプール21は移動する。
ここで、スプール21はコイル28からさらに延長して
コア33連結する。
コア33はスプールと一体となってケース34内を移動
し、その速度に比例した電圧を発生する。
これがスプール21の速度検出器である。
尚、前記コア33は速度検出要素であって本願発明の要
旨と関係は無い。
そしてこの速度検出器となるコア33は、スプール21
自体の運動に対しグツピングを付与することを目的とし
てコア33の基部にはスプール21に定位性を与えるた
めの弾性体35を設げ、ケース34によって保持してい
る。
ここでナツト36の操作によってケース34を移動する
ことにより中立点位置を調整する。
一方、スプール21の他側には後述する差動変圧器の鉄
心41を固外し、差動変圧器のコイル40は可撓膜39
上に曲走する。
可撓膜39は油室38を仕切っており、油室38と負荷
ポート25とは油路37によって結ばれる。
しかして負荷圧により可撓膜39は遂位し、差動変圧器
には負荷圧による膜39の移重とスプールの移動とによ
る相対変位に比例する電圧が発生ずる。
尚、この場合、変位検出器としマ差動変圧器を例示した
がこれに限定されること7く必要な精度を得るものであ
れば如何なる変位杉山器であってもよい。
第3図は本発明サーボ弁の特性をブロックにJって示し
たものである。
図において、K1が)岡−スモーク29の伝達関数で、
Xがスプール21の変位、K2/Sがスプール21の変
位に対する負荷シリンダ(変位y:図示せず)の伝達関
数、K3がシリンダ変位yとシリンダ圧力Pの伝達膜数
、K4が可撓膜39の伝達関数、X′が圧力Pに対する
膜39の変位、K、がXとX′との相に対する差動変圧
器の発生電圧の伝達関数、K6がシリンダ変位yに対す
る差動変圧器の発生電圧の伝達関数である。
即ち、K3はシリンダ変位yとシリンダ圧力Pノ比例定
数であるが、このシリンダ変位yとシリンダ圧力Pとの
関係はシリンダによりバネを押す場合を考えると、 sp−取 上式においてSはシリンダの断面積、kは定数である。
一般にも圧力Pとシリンダ変位yとは比例的になる場合
が多い。
また、K6は変位検出器における電圧/変位であり、比
例要素となっている。
ここで、指令信号ed がな(、ごく低周波の場合を考
えると 今、K5=に6とおげば、 となり、可撓膜39の定数をKmとおけばに4=となる
故に(2)式はとなり、シリンダの変化と負荷の圧力に
よる偏差の相が零、すなわち静的負荷偏差が常に補償さ
れた系とすることができる。
次に指令信号ed に対するスプールの応答Xを考え、
K1 を一次遅れ要素と考える。
すなわち、 とお(と よって上式においてに5を太き(すれば時定数が小さく
なり、スプール弁自体の応答性が向上する。
また、シリンダのfeed backがない場合は、指
令信号ed とスプール変位Xとの関係は(ed−に
5 (x + K4 P ) ) K1= xが成立し
、結局X−となり指令信号ed と負荷 Pがスプールの変位に及ぼす影響がはっきり示されてい
ることになる。
ここで又はスプール21とスリーブ22間の相対変位で
あり、変位検出器の出力は第3図にてx+x’となりま
す。
上記説明において、指令信号edの形態としてはステッ
プ信号、サインウェーブ信号、インパルス信号等が考え
られる。
ところで前述した実施例において、可撓膜39及び弾性
体35については特に全範囲において弾性体として線形
性を備える必要は無い。
つまりその特性が強い非線型でなければ局所的に操作範
囲内で線型と見なし得るので、その様に見なして対処し
て差しつかえ無い。
上記の説明から明らかな如く、本構成によればスプール
21と圧力に比例した変位の和を検出することにより、
圧力による負荷の偏差を補償できると同時に、スプール
21単体の変化を電気的に帰還することができるので、
その応答のバンド幅を広げることが可能となる。
従って圧延機油圧圧下装置を始めとする油圧装置の流量
制御弁として使用した場合、圧力を検出するロードセル
や圧力検出器を新たに設ける必要がなく、経済性は著し
く向上する。
また、スプール21自体の位置を帰還するのでスプール
21が油中の異物によってロックされたような場合の補
償を有効に行つコトカできる。
第4図は本発明になる電磁サーボ弁の他の実施例を示す
ものである。
図において、第2図と同符号のものは同一部品を示す。
本実施例は特に第2図における本発明実施例と従来例の
折衷案とも云えるもので、油路37の油室38側開口に
ノズル42を設け、ノズル42の広義の意味における背
圧変化を利用して可撓膜39を変形せしめるようにした
ものである。
上記の構成により、負荷の圧力の検出精度は向上する反
面、油の汚染に対してやや影響を受げ易い。
尚、油室38に入った圧油は油路43よりドレンポート
24へ排油する。
以上詳述した如く、本発明によれば従来の弁に比して油
の汚染に強(、かつ又、圧力による負荷の偏差を補償す
るという油圧装置の制御に適したサーボ弁を得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のノズルフラッパ型の電磁サーボ弁(スリ
ュ弁)を示す図、第2図は本発明の一実施例である圧力
補償型電磁サーボ弁を示す図、第3図は第2図に示した
装置のブロック線図、第4図は本発明の他の実施例であ
る電磁サーボ弁を示す図である。 21・・・・・・スプール、22・・・・・・スリーブ
、23・・・・・・圧油ポート、24・・・・・・ドレ
ンポート、25・・・・・・負荷ポート、29・・・・
・・フォースモータ、37・・・・・・油路、38・・
・・・・油室、39・・・−・・可撓膜(弾性体)、4
0・・・・・・コイル(差動変圧器)、41・・・・・
・鉄心(差動変圧器)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スリーブ内に挿入されたスプールをフォースモーク
    によって直接移動して流量を制御するものにおいて、前
    記スプールの変位検出器を構成する可動部である鉄心を
    該スプールに設け、該変位検出器を構成する検出部であ
    るコイルを負荷ポートの液圧によって変位する可撓膜に
    取付け、前記変位検出器から得られた検出値に基づいて
    前記スプールの位置を調節するようにしたことを特徴と
    する電磁サーボ弁。
JP49029121A 1974-03-15 1974-03-15 電磁サ−ボ弁 Expired JPS5934883B2 (ja)

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JPS50124080A JPS50124080A (ja) 1975-09-29
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JPS63272092A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Yoshiaki Arata 超強力複合レ−ザ・ビ−ム造出法

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