JPS5934762Y2 - 自動混合水栓用ワツクス型サ−モスタツトの改良 - Google Patents

自動混合水栓用ワツクス型サ−モスタツトの改良

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Publication number
JPS5934762Y2
JPS5934762Y2 JP279279U JP279279U JPS5934762Y2 JP S5934762 Y2 JPS5934762 Y2 JP S5934762Y2 JP 279279 U JP279279 U JP 279279U JP 279279 U JP279279 U JP 279279U JP S5934762 Y2 JPS5934762 Y2 JP S5934762Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
type thermostat
automatic mixing
heat
thermostat
Prior art date
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Expired
Application number
JP279279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55103712U (ja
Inventor
富雄 小熊
伸治 川合
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP279279U priority Critical patent/JPS5934762Y2/ja
Publication of JPS55103712U publication Critical patent/JPS55103712U/ja
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Publication of JPS5934762Y2 publication Critical patent/JPS5934762Y2/ja
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動混合水栓用ワックス型サーモスタットの
改良に関するものである。
従来のこの種のワックス型サーモスタットは、その感熱
部が円筒形状であったため、応答性が悪く、速やかに設
定した適温が得られないという不具合があった。
そこで本考案は、前記不具合を解消するために工夫を施
した自動混合水栓用ワックス型サーモスタットを提供す
るこそをその目的とするものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
1はボディ、2は前記ボディ1内に交換可能に嵌挿され
た一端開口のシリンダ、3は前記ボディ1に挿入され且
つ前記シリンダ2に螺着されたスピンドルケース、4は
前記ボディ1に螺着されたシリンダキャップ、そして5
,6はいずれもOリングである。
また、7は前記シリンダ2内に摺動可能に嵌挿されたリ
ング、8は前記シリンダ2内に遊嵌するようにして設け
られたワックス型サーモスタット、9は前記スピンドル
ケース3に螺着されたスピンドル、10は前記スピンド
ル9の先端に螺着されたスピンドルスクリュ、11は前
記スピンドル9の後端に固着されたハンドル、12は前
記シリンダ2とリング7との間に付勢されたバルブスプ
リング、13は前記サックス型サーモスタット8の大径
部8aとスピンドル9の先端との間に付勢されたスピン
ドルスプリング、そして14は前記スピンドル9内に摺
動可能に嵌挿されたスプリングキャップである。
前記スプリングキャップ14は、セーフティスプリング
15のバネによって、前記ワックス型サーモスタット8
の突出部8bに常時当接せしめられている。
16.17はOリングである。次に、流路構成を説明す
る。
最初に湯の流路から説明すると、20は前記ボディ1に
設けられた通路、そして21は前記シリンダ2に設けら
れた通路である。
前記リング7が、第1図において右方向へ摺動すると、
一方のバルブ22が開き、湯が前記シリンダ2とリング
7内に流入し、更には前記リング7に設けられた開口2
3を通過するように構成されている。
続いて、水の流路を説明すると、30は前記ボディ1に
設けられた通路、そして31は前記シリンダ2に設けら
れた通路である。
前記リング7が、第1図に示す如き状態に位置する場合
には、他方のバルブ32が開き、水が前記シリンダ2と
リング7とで形成される空間33に流入する構成となっ
ている。
そして、この空間33において、前記湯と水が混合させ
られ、その混合湯水は、前記ワックス型サーモスタット
8の感熱部8cと後述するフィン34の周りを通り、前
記シリンダ2に設けられた通路35、前記ボディ1とシ
リンダ2によって形成される環状通路36、そして前記
ボディ1に設けられた通路37を通って排出せしめられ
る。
ところで、前記ワックス型サーモスタット8は混合湯水
の温度を感知して、速やかに応答できるように、基本的
には、その感熱部8cの周りに、フィン34を設ける。
更に、その構造を詳細に説明すると、第1案としては、
第2図に示す如く、感熱部8cの外周を波状34に形成
し、その内部にワックス4oを封入するようにしてもよ
い。
また、第2案としては、第3図に示す如く、円筒形をし
た感熱部8c内にはシャフト41を覆うブーツ42との
間にワックス40が封入されるが、前記感熱部8cの外
周に、これと同じ材質からなるフィン43a付の外筒4
3を嵌合せしめてもよい。
更に、第3案としては、感熱部8cの外周に混合効果を
最大限に発揮し得るように、フィン44を多数、規則正
しく或いは不規則に設けてもよい。
以上の如く本考案によれば、ワックス型サーモスタット
の感熱部にフィンを設けることにより、速やかに設定し
た適温の混合湯水が得られるようになった。
また、このための構成は複雑とはならず、加えて製作も
容易である等極めて実用性大なる考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動混合水栓の中央縦
断面図、第2図は本考案の要部であるワックス型サーモ
スタットの一実施例を示す感熱部の部分破断正面図、第
3図はワックス型サーモスタットの他の変型実施例を示
す感熱部の断面図、そして第4図はワックス型サーモス
タットの更に他の変形実施例を示す全体の側面図である
。 8:ワックス型サーモスタット、8c:g熱部、34、
43a、 44:フィン。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)湯と水の流入量をワックス型サーモスタットによ
    り自動的に制御せしめる自動混合水栓において、前記ワ
    ックス型サーモスタットの感熱部にフィンを設けたこと
    を特徴とする自動混合水栓用ワックス型サーモスタット
    の改良。
  2. (2)ワックス型サーモスタットの感熱部の外周を直接
    フィン形状としたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の自動混合水栓用ワックス型サーモスタ
    ットの改良。
  3. (3)ワックス型サーモスタットの感熱部の外周にフィ
    ン付の外筒を設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動混合水栓用ワックス型サーモス
    タットの改良。
  4. (4)ワックス型サーモスタットの感熱部に、多数のフ
    ィンを、流路方向が変わるようにして設けたことを、特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動混合
    水栓用ワックス型サーモスタットの改良。
  5. (5)ワックス型サーモスタットの感熱部に、混合流体
    流れ方向と基本的には同方向にフィンを設け、該フィン
    の一部又は全てに流れ方向が変わるようにせしめたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    混合水栓用ワックス型サーモスタットの改良。
JP279279U 1979-01-13 1979-01-13 自動混合水栓用ワツクス型サ−モスタツトの改良 Expired JPS5934762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP279279U JPS5934762Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13 自動混合水栓用ワツクス型サ−モスタツトの改良

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JP279279U JPS5934762Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13 自動混合水栓用ワツクス型サ−モスタツトの改良

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JPS55103712U JPS55103712U (ja) 1980-07-19
JPS5934762Y2 true JPS5934762Y2 (ja) 1984-09-26

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ID=28806175

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JP279279U Expired JPS5934762Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13 自動混合水栓用ワツクス型サ−モスタツトの改良

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339489Y2 (ja) * 1979-10-31 1988-10-17
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JPH0718508B2 (ja) * 1984-07-23 1995-03-06 松下電器産業株式会社 湯水混合装置
JPH077662Y2 (ja) * 1988-04-06 1995-02-22 株式会社イナックス サーモスタット式混合弁の弁体設置構造

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