JPS5934672A - 光導電性薄膜の製造方法 - Google Patents

光導電性薄膜の製造方法

Info

Publication number
JPS5934672A
JPS5934672A JP57145046A JP14504682A JPS5934672A JP S5934672 A JPS5934672 A JP S5934672A JP 57145046 A JP57145046 A JP 57145046A JP 14504682 A JP14504682 A JP 14504682A JP S5934672 A JPS5934672 A JP S5934672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
cadmium
thin film
chloride
cadmium sulfide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57145046A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hori
義和 堀
Yoichi Harada
洋一 原田
Kosuke Ikeda
光佑 池田
Noboru Yoshigami
由上 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP57145046A priority Critical patent/JPS5934672A/ja
Publication of JPS5934672A publication Critical patent/JPS5934672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/18Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment of these devices or of parts thereof
    • H01L31/1828Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment of these devices or of parts thereof the active layers comprising only AIIBVI compounds, e.g. CdS, ZnS, CdTe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は硫化カドミウム−セレン化カドミウム固溶体を
主体とする光導電性薄膜の製造方法に関するものである
従来例の構成とその問題点 硫化カドミウムや硫化カドミウム−セレン化カドミウム
固溶体を高温度で加熱して粒子成長させることにより光
導電体を作ることは既に知られている。この場合光導電
体を活性化させるために銅。
銀やハロゲン特に塩素などの活性化剤を少量だけ添加し
て、6oO℃以上に加熱して作るのが普通である。
この様な製法で得られる光導電体は一硫化カドミウムを
主体とするものでは04〜08μm1セレン化カドミウ
ムを加えた固溶体を主体とするものではさらに長波長の
光によく感応しその導電性を増す。セレン化カドミウム
の比率が増えると光に感応する時間(応答時間)が短が
くなることも良く知られている。
光感応性を高めるための活性化剤として塩素が最も有効
であるがこれを導入する場合には、薄膜表面に塩化カド
ミウムを付着させるが、薄膜を塩化カドミウム蒸気に暴
露させて500℃以上に加熱するために作製時に基板例
えばガラス板が侵されたり、作製後に表面に塩化カドミ
ウムの形で残存し、これの吸湿性2反応性により得られ
る光導電性薄膜が著しく信頼性に欠けるという欠点があ
るO 丑だ作製が容易かつ確実である塩化カドミウム蒸気全利
用した活性化では薄膜を設けた基板を適当な容器中に塩
化カドミウム粉末と共に入れて加熱するのが普通であり
、この場合対流などの影響で光電流を再現性追くしかも
広い面積にわたって均一な特性を得るということは極め
て困難となる。
この様な欠点を軽減するため作製温度を低くすると充分
な感度が得られなくなってしまう。
発明の目的 本発明は上記欠点を除去した、すなわち光感度が従来の
製法でのそれと同等である上に、はるかに低い温度での
熱処理で作製するために基板などの侵食、収縮なども起
こらない、かつ光感度の再現性に優れている上高い信頼
性と広い面積にわたって均一な特性を有する光導電性薄
膜の製造方法を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明の光導電性薄膜の製造方法は次の点が特徴である
。すなわち、まず硫化カドミウムとセレン化カドミウム
を混合し、セレン化カドミウムの量を全量中10〜90
モルチとモルこれを600〜1000℃ に加熱して固
溶焼結体を作る。
ここでセレン化カドミウムを混ぜて固溶体とすると、可
視域の広い範囲にわたっての光感度を高め、かつ応答時
間を早める効果がある。セレン化カドミウムの量を10
〜90モル係としたのは、1oモル係以下では長波長(
赤い光)に対する感度が不充分であり、90モル係以上
では逆に短波長(青い光)に対する感度が不充分となる
からである。
この焼結体を粉砕し粉末にし、その−!、″1.かある
いは適当な形に加圧成型し、必要に応じてさらに加熱焼
結してこれを蒸発源として適当な基板例えばアルミナ板
やガラス板の上に真空中にて蒸着して薄膜Aを形成する
。この様にして作製した薄膜はその寸までは低抵抗で殆
んど光導電性を有していない。
さらに本発明による前記薄膜Aを活性化する方法は以下
の通りである。すなわち硫化カドミウムと塩化カドミウ
ムおよび銅塩を混合し、塩化カドミウムの量を全量中1
〜10モルチモル塩の量をQO1〜2モル係として、こ
れを中性雰囲気中または空気中にて550〜660℃で
加熱焼結して後粉砕し、水洗により水可溶成分を除去し
た後乾燥して活性化用粉末Bを得る。
ここで塩化カドミウムの添加は、低温でも硫化カドミウ
ム中への塩素イオンの拡散と、同時に銅イオンの拡散を
容易にし、かつ両者の飽和濃度を高める効果がある。塩
化カドミウムの量を1〜1゜モル係としたのは、1モル
係以下ではその効果が小さく、1oモルチ以上では容器
例えば石英ボートの壁面を損傷する。銅の添加は、塩素
との共添加により光感度を高めると共に暗電流を小さく
し、かつ応答時間を短かくするなどの効果があるが、こ
の量をQ○1〜2モルチとモルのは、QO1モル係以下
では光電流は大きくても暗電流も大きくなり、2モル係
以上だと暗電流は小さいが光電流も小さいなど不都合が
生じるからである。
次に、基板上に形成した前記薄膜Aに上記活性化用粉末
Bを接触させ、空気中または中性雰囲気中、300〜4
50℃で10〜60分間加熱して後粉末を除去して薄膜
表面を洗滌する。この熱処理によって活性化用粉末Bに
含1れる増感剤としての塩素や銅が薄膜A中に拡散し、
その結果暗時における抵抗を著しく高めると共に光照射
時の抵抗を著しく低くするのである。
活性化用硫化カドミウム粉末Bに添加する塩化カドミウ
ムと銅塩の量が違うのは、硫化カドミウム中に拡散含有
せしめる塩素と銅の量とその比を違う様にしておき、後
の工程で薄膜Aと接触熱処理し活性化するのにその効果
が最大最適とならしめるためである。銅塩として硫酸銅
、臭化銅などでも良いがしばしば光感度を低める作用の
ある不純物の混入を避けるためには特に塩化第2銅が好
ましい。粉砕後の水洗は、水可溶成分である余分の塩化
カドミウム、銅塩を除去する。この水洗効果をより有効
ならしめるためには粉砕粒子の粒径を1011m以下に
することが好ましい。
ここで粒径が10μm以上であると水可溶成分の主成分
である塩化カドミウムが除去されずに残り、薄膜Aと接
触活性化して粉末を除いた後に薄膜表面に塩化カドミウ
ムが残り、吸湿性などと相1って光感度、信来性の両面
で悪影響を与える。
活性化用粉末の焼成温度を550〜650℃と限定した
のは、硫化カドミウム中に拡散し有効に働く塩素の量が
比較的狭い範囲で済むからである。
ここで550℃以下では拡散添加される銅イオン、塩素
イオンの量が少なくて後の工程での活性化効果が不充分
であり、65o℃以」二でも容器例えば石英ボートが塩
化カドミウム蒸気で侵されその使用寿命が短かくなるな
ど不都合が生じる。
薄膜と接触させての熱処理温度を300〜450℃とし
たのは、3ec℃以下では活性化が充分でなく、450
℃以上では薄膜Aに活性化用粉末が付着して洗滌によっ
ても除去が困難となるからである。
実施例の説明 以下、本発明を実施例によって説明する。
まず、硫化カドミウム粉末06モルに対して、セレン化
カドミウム粉末04モルを混合し、窒素ガス雰囲気中7
50℃で30分間加熱する。この固溶化焼結体を粉砕し
た粉末を蒸発源として、ガラス基板(50X300X1
.2md 、コーニング社製7059)上に真空蒸着し
、Q5μm厚の硫化カドミウム−セレン錯カドミウム固
溶体を主体とする。
次に硫圧カドミウム粉末1モルに対して、塩化カドミウ
ム粉末01モル、塩化第2銅QO○2モルを混合し、窒
素ガス中600℃で20分間加熱する。この焼結体を粉
砕し、その粒径を10μm以下とした粉末を水洗後15
0℃で2時間乾燥して活性化用粉末Bを作る。先に作っ
た薄膜Aの上に」二記粉末Bi充分接触させた状態での
せ、空気中にて400℃、2o分間加熱する0しかる後
粉末を除去して得られる光導電性薄膜にA℃蒸着電極を
設ける(表面型、巾2岨でギャップ1m)。
以上により製造した光導電性薄膜は10V印加の下、1
00ルツクスの光照射で得られる光電流は約2QμA、
暗電流は約20 pAであり、光照射に対する電流の応
答特性は立上り、立下り共に約10m secであった
。ここで立上りは飽和電流値の90係に達する壕での時
間、立下りは飽和電流値の10係に下る寸での時間とす
る。光電流値の再現性も優れ(作る度の変化が小)、(
20±5)/7Aの範囲に収1す、また全長300 r
rrrnにわたる光電流分のバラツキは±1010係で
あり、35℃で90係相対湿度の高湿中に曝露した後で
も特に暗電流の増大など特性の変化は見られない。
比較のため従来の塩化カドミウム蒸気曝露によって活性
化した薄膜も作製した。すなわち硫化カドミウム粉末1
モルに対して、塩化カドミウム粉末001モルを混合し
窒素ガス中、600℃で20分間加熱する。この焼結体
を粉砕した粉末約5yをアルミナ製ポート(上ぶた付き
内容積62X310X20−の直方体)の底面中央部に
長さ方向に沿って均一に置き、先に作った蒸着薄膜A′
f:形成したガラス基板を」二向きにふたとのギャップ
が約2門である様に置き窒素ガス中、550℃で60分
間加熱する。しかる後基板を取出し充分水洗して後得ら
れる光導電性薄膜に前と同様へ2蒸着電極を設ける。
以上により作製した従来の光導電性薄膜は10V印加の
下、100ルツクスの光照射で得られる光電流は約20
μA、暗電流は約1oopAであり、光電流の応答時間
は立上り約12 m5ec 、立下り約10 m5eC
″??あった。光電流値の再現性は悪く、(20±10
)μAであり、また全長300朋にわたる光電流のバラ
ツキは大きく±50係にもおよび、35℃で90係相対
湿度の高湿中に曝露した後では特に暗電流が異常に増大
し6μAにおよぶ個所が生じることがある。また基板の
表面が侵され白濁した部分を生じ、裏面から光を照射し
て用いる場合などの障害となる。
発明の効果 」二記実施例からも明らかなように本発明の製造方法で
得られた光導電性薄膜は、従来の製造方法によるものに
較べて、光電流値、応答特性共に同等である上に、光電
流値のコントロールが容易で再現性に優れ、広い面積に
わたるバラツキも小さく、信頼性も高い。
すなわち、本発明の方法による光導電性薄膜は、従来の
ように蒸気中で作製した光導電性薄膜に比べて、はるか
に低い温度で作製しているにもかかわらず全く同等以上
の光導電特性を有している。
すなわち光電流、応答時間共にいささかも劣らない上に
それらの特性値コントロールが容易であり、広い面積に
わたって均一な特性が再現性良く得られる。さらに得ら
れる光導電性薄膜の表面には塩化カドミウムの付着がな
いので耐湿性にも優れており信頼性を有している。もち
ろん塩化カドミウムを用いる作製法に較べると基板の損
傷例えばガラス基板だと表面が侵され小さな凹凸ができ
たり、白濁したシすることもなく、かつ基板の収縮も見
られない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硫化カドミウムとセレン化カドミウムとを上記セ
    レン化カドミウムの量が全量中10〜9oモ物を蒸発源
    として基板上に真空蒸着して薄膜Ai影形成る工程と、
    次に硫化カドミウムと塩化カドミウムおよび少量の銅塩
    とを上記塩化カドミウムの量が全量中1〜10モル係、
    銅塩の量がQO1〜2モル係となるように混合して、5
    50〜650℃で加熱焼結して粉砕して粉末とする工程
    と、上記粉末を水洗して水可溶成分を除去した後乾燥し
    て活性化用粉末Bを作る工程と、上記薄膜Aに活性化化
    粉末Bを接触させて300〜450℃で10〜6o分間
    加熱して活性化させる工程とを有することを特徴とする
    光導電性薄膜の製造方法。
  2. (2)銅塩が塩化第2銅であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光導電性薄膜の製造方法。
  3. (3)活性化用粉末Bの構成粒子の粒径が1oμm以下
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
    導電性薄膜の製造方法。
JP57145046A 1982-08-20 1982-08-20 光導電性薄膜の製造方法 Pending JPS5934672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57145046A JPS5934672A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 光導電性薄膜の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57145046A JPS5934672A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 光導電性薄膜の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5934672A true JPS5934672A (ja) 1984-02-25

Family

ID=15376130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57145046A Pending JPS5934672A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 光導電性薄膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5934672A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2655037A1 (fr) * 1989-11-29 1991-05-31 Hericher Leon Procede de fabrication d'agregats legers et produits obtenus.
CN110128143A (zh) * 2019-06-25 2019-08-16 先导薄膜材料(广东)有限公司 一种硒化镉靶材及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2655037A1 (fr) * 1989-11-29 1991-05-31 Hericher Leon Procede de fabrication d'agregats legers et produits obtenus.
CN110128143A (zh) * 2019-06-25 2019-08-16 先导薄膜材料(广东)有限公司 一种硒化镉靶材及其制备方法
CN110128143B (zh) * 2019-06-25 2022-07-15 先导薄膜材料(广东)有限公司 一种硒化镉靶材及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nair et al. Conversion of chemically deposited photosensitive CdS thin films to n‐type by air annealing and ion exchange reaction
Bindu et al. Semiconducting tin selenide thin films prepared by heating Se–Sn layers
JPH08222750A (ja) 基板上に太陽電池を製造する方法及びカルコパイライト吸収層を有する太陽電池
Pérez‐Martínez et al. Simple solar cells of 3.5% efficiency with antimony sulfide‐selenide thin films
Ríos‐Ramirez et al. On the stability of operation of antimony sulfide selenide thin film solar cells under solar radiation
Kampmann et al. Junction Formation Studies of One‐Step Electrodeposited CuInSe2 on CdS
Sathaye et al. Studies on thin films of cadmium sulphide prepared by a chemical deposition method
JPS5934672A (ja) 光導電性薄膜の製造方法
JPS5986271A (ja) 光導電性薄膜の製造方法
US2997409A (en) Method of production of lead selenide photodetector cells
Bloem p—n Junctions in photosensitive pbs layers
US3026218A (en) Procedure for forming photosensitive lead sulfide layers by vacuum evaporation
US3222215A (en) Method of producing a photoconductive layer
US3248261A (en) Photoconducting layers
Devi et al. Photoelectric properties of CdS thin film prepared by chemical bath deposition
US2861903A (en) Method of forming photoresistive coatings and composition
US3284235A (en) Method of manufacturing photoconductive layers
US3832298A (en) Method for producing a photoconductive element
US3373059A (en) Method of making photosensitive elements
US3805124A (en) Stannic oxide photoconductive device for detecting ultraviolet light and method for making the same
JPS58118169A (ja) 光起電力素子の製造方法
JPS6149483A (ja) 光導電性薄膜の製造方法
JPS5965853A (ja) 光導電性薄膜の製造方法
US3519480A (en) Process for treating photoconductive cadmium sulfide layers
US3704265A (en) Sintered inorganic photoconductive elements and their method of preparation