JPS5934549Y2 - リヤバランスパネルの耐チツピング構造 - Google Patents

リヤバランスパネルの耐チツピング構造

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JPS5934549Y2
JPS5934549Y2 JP11355478U JP11355478U JPS5934549Y2 JP S5934549 Y2 JPS5934549 Y2 JP S5934549Y2 JP 11355478 U JP11355478 U JP 11355478U JP 11355478 U JP11355478 U JP 11355478U JP S5934549 Y2 JPS5934549 Y2 JP S5934549Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance panel
rear balance
chipping
panel
resistant structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP11355478U
Other languages
English (en)
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JPS5531734U (ja
Inventor
正之 永井
享 伊藤
聖和 瀬尾
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5531734U publication Critical patent/JPS5531734U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の後部に延設されたりャフロアパン下
部にガソリンタンクが設けられてなく、後輪に対してリ
ヤバランスパネルが直接臨まされている態様の耐チツピ
ング構造に関するものであり、特に、該バランスパネル
の裏側にプロテクタプレートを取外し自在に配設して後
輪からの小石等のチッピングからリヤバランスパネルを
保護する様にした自動車のリヤバランスパネルの耐チツ
ピング構造に係るものである。
一般に自動車に於ては第1図に示す様に自動車1の後輪
2の駆動回動に際し、砂利、小石3等を相当の運動エネ
ルギーを持たせて後方に放出飛跳させる。
特に、砂利道発進時に於てはその度合が激しく、該後輪
2の後部々材に該砂利、小石等が衝突する。
ところで、自動車1のリヤフロアパン4と該リヤフロア
パン4後端に垂設されたリヤバランスパネル5との間に
ガソリンタンク6を装備している第1図態様の様な場合
には上記砂利、小石の飛跳の所謂チッピングは衝突反射
され、該リヤバランスパネル5にインパクト作用を与え
ることはまずない。
さりながら、第2図に示す様にプロパンタンク7をトラ
ンク8に装備した営業車の様な場合兼用ボディ構造であ
ると上記リヤフロアパン4とバランスパネル5とのガソ
リンタンク装備部位が空状態となり開空間とされるため
、上記チッピングはストレートにリヤバランスパネル5
に当り、その衝撃力の強さ、反復頻度によっては該バラ
ンスパネルに凹凸を与え、後視外観を損う欠点があるば
かりでなく、塗膜を損傷し、錆発生の原因となる難点が
あった。
これに対処するにスプラッシュパッドを後輪に後置する
手段もあるが、走行中の風圧の関係で充分でない不利点
があり、又、場合によっては見栄が劣る等のデメリット
もあった。
この考案の目的は上記従来技術に基づく自動車のリヤバ
ランスパネルに対するチッピングの問題点に鑑み、該リ
ヤバランスパネルの裏面にプロテクタプレートを付設す
ることによりそれを解決するのみならず、取外し自在に
して土砂を取除くことが可能な優れたリヤバランスパネ
ルの耐チツピング構造を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの考案の構成は特に自動車のりャフロ
アバンと該リヤフロアパン後端に下延したリヤバランス
パネル間にガソリンタンクを装備しない場合、該リヤバ
ランスパネルの裏面にプロテクタカバーを装着すること
により後輪のチッピングによる砂利、小石の該リヤバラ
ンスパネルへの衝突を避け、損傷、錆発生を防止し、又
、該リヤバランスパネルと該プロテクタカバー間に土砂
が充積された状態では該リヤバランスパネルからプロテ
クタカバーを取外して適宜メンテナンスを行う様にした
ことを要旨とするものである。
次にこの考案の実施例を第3a図以下の図面に基づいて
説明すれば以下の通りである。
尚、第1゜2図と同一構成部分については同一符号を付
して説明するものとする。
第3a、3b図に示す実施例に於て、4はリヤフロアパ
ンであり、上述同様自動車1の後部に延在され、その後
端には上下に所定にリヤバランスパネル5,5が適宜に
延設されている。
尚、9は下延リヤバランスパネル5に予め穿設された作
業孔であり、該リヤ70アパン4及びリヤバランスパネ
ル5の設計態様はガソリンタンク装備車、プロパンガス
タンク装備車兼用にされているものである。
而して、10は高密度ポリエチレン製のプロテクタカバ
ーであり、該下延リヤバランスパネル5のチッピングエ
リヤを充分、特に下側端縁に対してカバーする如く、又
、その断面形状は耐チツピング衝撃圧に耐える様にされ
、下端縁には該リヤバランスパネル5の下端縁に係合す
る適数のフック11が、又、上端には前記作業孔9に係
合するフック11′が所定数曲折付設されている。
上記構成に於て、プロパンタンク装備車のリヤバランス
パネル5に対して該プロテクタカバー10をそのフック
11を下端縁にフック11′を作業孔に対してその弾性
を利用して係合させることにより装着を終える。
その状態で自動車1の走行が行われて、後輪2によるチ
ッピングが発生しても砂利、小石3の後方飛跳は該プロ
テクタカバーに衝突し、リヤバランスパネル5に衝突せ
ず、従って、該リヤバランスパネル5の損傷、変形、塗
膜剥離は起らず、又、その限り錆の発生も生じない。
そして、所定走行後に該プロテクタカバー10を上記プ
ロセスとは逆プロセスで取外すことにより、該プロテク
タカバー10、リヤバランスパネル5の間の挟持着床し
た土砂は適宜に除去され、メンテナンスを施される。
又、第4a 、4b図に示す実施例に於ては同じく高密
度ポリエチレン製のプロテクタカバー10′が下延リヤ
バランスパネル5の下端からりャフロアパン4まで充分
に被う様に且つ横断面もチッピングに対して耐衝撃性が
保償出来る適宜形状にされ、下端縁にはアンダーハング
のフック11゜11・・・が前実施例同様設けられると
共に前記作業孔9,9・・・に対応して弾性フック11
“ 、11“・・・が一体植設、或は、別体付設されて
おり、装着については該フック11,11“・・・によ
り前記同様に係合させる。
当該実施例に於ては該下延リヤバランスパネル5が実質
的に全域カバーされるために耐チツピング効果もそれだ
け向上し、又、プロテクタカバー10′ト該リヤバラン
スパネル5との間に土砂の充積が少くなる利点がある。
勿論、所定に取外して土砂取除きの作業は容易になし得
る。
又、第5 a 、5 b図に示す実施例に於てはプロテ
クタカバー10“は上部の高密度ポリエチレンプレート
、銅板10aに下部のゴムプレー)10bをホッチキス
止め12により一体化し、リヤバランスパネル5に対し
ては前記作業孔9に対し、上記高密度ポリエチレンプレ
ート、銅板10aの孔13.13・・・を一致させ、而
して、適宜合成樹脂製のクリップ14の弾性爪で取外し
可能に緊着固定する様にした態様であり、該ゴムプレー
)10bによる緩衝作用はチッピング対処効果のみなら
ず、消音効果もある。
そして、第6 a 、5 b図に示す実施例に於てはり
ャフロアパン4後端に溶接されて下延されたガソリンタ
ンク装着用タンクバンドブラケット15に対し高密度ポ
リエチレン10′′を取外し可能にボルトナツト16に
より装着したものであり、同じく緩衝作用を有すると共
に消音作用をも有するものである。
尚、この考案の実施例は上記各実施例に限るものではな
く、プロテクタカバーはポリエチレンプレート、銅板等
信の適宜材質でも良く、種々の態様も可能であり、ガソ
リンタンク装備車に適用することも可能である。
上記の様にこの考案によれば、自動車のリャフロアパン
後端に垂設されたリヤバランスパネルに対しその裏側に
てプロテクタカバーを取外し可能に装着したことにより
、走行中、或は、急加速発進時の後輪によるチッピング
の砂利、小石等が直接該リヤバランスパネルに衝突する
ことはなく、従って、該リヤバランスパネルの凹み等の
損傷も発生せず、又、塗膜剥離による錆の発生をも防止
することが出来る優れた効果がある。
そして、リヤバランスパネル近傍に付設することにより
風圧の影響も少く、耐チツピング機能も恒常的に維持さ
れる。
又、取外し可能にされであることにより該プロテクタカ
バーとリヤバランスパネルとの間に充積される土砂を適
宜除去することが出来、プロテクタカバーの交換も可能
である優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のチッピング現象説明図、第2図はプロ
パンタンク装備車のチッピング説明図、第3a図以下は
この考案の実施例の説明図であり、第3a 、3b図は
1実施例の断面及び部分斜視説明図、第4 a 、4
b図は他の実施例の断面及び部分斜視説明図、第5a
、5b図は更に他の実施例の斜視及び部分断面説明図、
第6a 、6b図は別の実施例の断面及び部分斜視説明
図である。 1・・・・・巾動車、4・・・・・・リヤ70アパン、
5・・・・・・リヤバランスパネル、10,10’、1
0“ 、10“′・・・・・・プロテクタプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車ボディ後部に延設されたりガフ0アパンに対し下
    段されたリヤバランスパネルに付設される耐チツピング
    構造において、該リヤバランスパネルに対しその下端ま
    でカバーし得るプロテクタプレートを裏側にて取外し自
    在に装着したことを特徴とするリヤバランスパネルの耐
    チツピング構造。
JP11355478U 1978-08-21 1978-08-21 リヤバランスパネルの耐チツピング構造 Expired JPS5934549Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11355478U JPS5934549Y2 (ja) 1978-08-21 1978-08-21 リヤバランスパネルの耐チツピング構造

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JP11355478U JPS5934549Y2 (ja) 1978-08-21 1978-08-21 リヤバランスパネルの耐チツピング構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5531734U JPS5531734U (ja) 1980-02-29
JPS5934549Y2 true JPS5934549Y2 (ja) 1984-09-25

Family

ID=29063476

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JP11355478U Expired JPS5934549Y2 (ja) 1978-08-21 1978-08-21 リヤバランスパネルの耐チツピング構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246463Y2 (ja) * 1984-09-25 1990-12-07
JP6444349B2 (ja) * 2016-09-15 2018-12-26 本田技研工業株式会社 車体構造

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Publication number Publication date
JPS5531734U (ja) 1980-02-29

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