JPS5934411A - アルコ−ルエンジンの潤滑油劣化防止装置 - Google Patents
アルコ−ルエンジンの潤滑油劣化防止装置Info
- Publication number
- JPS5934411A JPS5934411A JP14344382A JP14344382A JPS5934411A JP S5934411 A JPS5934411 A JP S5934411A JP 14344382 A JP14344382 A JP 14344382A JP 14344382 A JP14344382 A JP 14344382A JP S5934411 A JPS5934411 A JP S5934411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- lubricating oil
- separator
- mixed liquid
- cylinder liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N39/00—Arrangements for conditioning of lubricants in the lubricating system
- F16N39/04—Arrangements for conditioning of lubricants in the lubricating system by heating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルコールエンジンの潤滑油劣化防止装置に関
する。
する。
アルコールはガソリンの代替燃料として有望視されてお
シ、アルコールエンジンも既に実用化されている。
シ、アルコールエンジンも既に実用化されている。
しかしながら、レシプロエンジンにおいては潤滑油の劣
化が著しい点で問題があυ、特に低温始動時に問題が生
じる。すなわち低温始動時にはア（１） ルコールが気化し難いから第１図に示すように燃焼室の
ピストン上にアルコールが溜シ、シリンダライナ１とピ
ストン２との間に入シ込みピストンリング３、オイルリ
ング４を通ってシリンダライナ壁を伝わりオイルパン５
に流入する。潤滑油にアルコールが混入すると潤滑油が
白濁して粘性がなくなシ劣化する。そして白濁した潤滑
油はカムシャフトとロッカアームの部分に付着し潤滑性
が低下して焼き付きや金属同士の接触による摩耗の問題
を起している。また劣化によシ頻繁に潤滑油を交換する
必要があるとか自動車の場合には安全性を損う等の問題
もある。
化が著しい点で問題があυ、特に低温始動時に問題が生
じる。すなわち低温始動時にはア（１） ルコールが気化し難いから第１図に示すように燃焼室の
ピストン上にアルコールが溜シ、シリンダライナ１とピ
ストン２との間に入シ込みピストンリング３、オイルリ
ング４を通ってシリンダライナ壁を伝わりオイルパン５
に流入する。潤滑油にアルコールが混入すると潤滑油が
白濁して粘性がなくなシ劣化する。そして白濁した潤滑
油はカムシャフトとロッカアームの部分に付着し潤滑性
が低下して焼き付きや金属同士の接触による摩耗の問題
を起している。また劣化によシ頻繁に潤滑油を交換する
必要があるとか自動車の場合には安全性を損う等の問題
もある。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので
、シリンダライナ下端に設けた回収リングによシ未燃、
アルコールと潤滑油との混合液を受け、この混合液を加
熱することによジアルコールを蒸発させて潤滑油と分離
し、アルコールとの混合による潤滑油の劣化を防止する
ようにしたアルコールエンジンの潤滑油劣化防止装置を
提供することを目的とする。
、シリンダライナ下端に設けた回収リングによシ未燃、
アルコールと潤滑油との混合液を受け、この混合液を加
熱することによジアルコールを蒸発させて潤滑油と分離
し、アルコールとの混合による潤滑油の劣化を防止する
ようにしたアルコールエンジンの潤滑油劣化防止装置を
提供することを目的とする。
（２）
以下第２図および第３図を参照して本発明の一実施例を
説明する。
説明する。
第２図は本発明の一実施例をエンジン全体との関係で示
しており、第３図はエンジンにおける本発明に関する部
分のみを拡大して示している。
しており、第３図はエンジンにおける本発明に関する部
分のみを拡大して示している。
これらの図に示すように、シリンダライナ１の下端に回
収リング６が設けられ、未燃アルコールと潤滑油の混合
液がシリンダブロック１１を貫通して設けられた導管７
を通って回収リング６から分離器８に流下する。分離器
８はその下端がオイルパンに連通し、上端が配管１０を
介してインテークマニホルド１２に連通している。又、
排気通路１３内に受熱部９ａを介装したヒートパイプ９
の放熱部９ｂを前記分離器８内に溜る混合液に浸漬する
ように取シ付ける。
収リング６が設けられ、未燃アルコールと潤滑油の混合
液がシリンダブロック１１を貫通して設けられた導管７
を通って回収リング６から分離器８に流下する。分離器
８はその下端がオイルパンに連通し、上端が配管１０を
介してインテークマニホルド１２に連通している。又、
排気通路１３内に受熱部９ａを介装したヒートパイプ９
の放熱部９ｂを前記分離器８内に溜る混合液に浸漬する
ように取シ付ける。
次に動作を説明する。
例えば始動時の失火等によシ未燃のアルコールが燃焼室
に溜るとシリンダライナ１を伝わり下降していき回収リ
ング６に受止められる。シリンダライナ１を伝わる間に
未燃アルコールは潤滑油と混じシ合い回収リング６から
導管１を通って分離器８内に流下する。
に溜るとシリンダライナ１を伝わり下降していき回収リ
ング６に受止められる。シリンダライナ１を伝わる間に
未燃アルコールは潤滑油と混じシ合い回収リング６から
導管１を通って分離器８内に流下する。
分離器８内のアルコールと潤滑油の混合液はヒートパイ
プ９によりエンジン排気熱が与えられて加熱される。こ
れにより混合液中のアルコールが蒸発して配管１０から
吸入負圧によジインテークマニホルド１２に吸入される
。また分離器８の下部に溜った潤滑油は連通口からオイ
ルパン５に戻る。ここで、ヒートパイプ９はそれ自体温
度制御機能を持っているから潤滑油が熱分解するほど分
離器８が高温加熱されることはない。
プ９によりエンジン排気熱が与えられて加熱される。こ
れにより混合液中のアルコールが蒸発して配管１０から
吸入負圧によジインテークマニホルド１２に吸入される
。また分離器８の下部に溜った潤滑油は連通口からオイ
ルパン５に戻る。ここで、ヒートパイプ９はそれ自体温
度制御機能を持っているから潤滑油が熱分解するほど分
離器８が高温加熱されることはない。
上記実施例ではヒートパイプを分離器の加熱源としてい
るが、これを温度制御し得る電気ヒータに置換えてもよ
い。
るが、これを温度制御し得る電気ヒータに置換えてもよ
い。
本発明は上述のように、シリンダライチ下端に回収リン
グを設けてアルコールと潤滑油との混合液を回収して分
離器によジアルコールと潤滑油とを分離するようにした
ため、潤滑油が長時間に亘如アルコールと接触すること
による白濁、粘性低下等の劣化を抑制することができ、
アルコールエンジンにおける潤滑油の問題解決に寄与す
るところ大である。
グを設けてアルコールと潤滑油との混合液を回収して分
離器によジアルコールと潤滑油とを分離するようにした
ため、潤滑油が長時間に亘如アルコールと接触すること
による白濁、粘性低下等の劣化を抑制することができ、
アルコールエンジンにおける潤滑油の問題解決に寄与す
るところ大である。
第１図は従来のアルコールエンジンの構造を示す縦断面
図、第２図は本発明の一実施例をエンジン全体との関係
で示した説明図、第３図は第２図における本発明に関す
る部分を拡大して示した説明図である。 １・・・シリンダライナ ２・・・ピストン ３・
・・ピストンリング ４・・・オイルリング ５・
・・オイルパン ６・・・回収リング Ｉ・・・導
管 ８・・・分ｉ器 ９・・・ヒートパイプ １
０・・・配管１１・・・シリンダブロック １２・・
・インテークマニホルド。 特 許 出 願 人 日産自動車株式会社代理人弁理士
笹 島 富二雄
図、第２図は本発明の一実施例をエンジン全体との関係
で示した説明図、第３図は第２図における本発明に関す
る部分を拡大して示した説明図である。 １・・・シリンダライナ ２・・・ピストン ３・
・・ピストンリング ４・・・オイルリング ５・
・・オイルパン ６・・・回収リング Ｉ・・・導
管 ８・・・分ｉ器 ９・・・ヒートパイプ １
０・・・配管１１・・・シリンダブロック １２・・
・インテークマニホルド。 特 許 出 願 人 日産自動車株式会社代理人弁理士
笹 島 富二雄
Claims (1)
- シリンダライナ下端に設けられシリンダライナ壁を伝わ
り落ちるアルコールおよびこれに混入する潤滑油を受け
る回収リングと、加熱手段を有し前記回収リングから潤
滑油との混合状態で与えられるアルコールを熱によシ気
化分離する分離器とヲソナエたアルコールエンジンの潤
滑油劣化防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14344382A JPS5934411A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | アルコ−ルエンジンの潤滑油劣化防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14344382A JPS5934411A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | アルコ−ルエンジンの潤滑油劣化防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5934411A true JPS5934411A (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=15338815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14344382A Pending JPS5934411A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | アルコ−ルエンジンの潤滑油劣化防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934411A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6355315A (ja) * | 1986-08-23 | 1988-03-09 | Mazda Motor Corp | アルコ−ルエンジンの潤滑装置 |
| FR2803624A1 (fr) * | 2000-01-06 | 2001-07-13 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de lubrification des organes mecaniques d'un moteur diesel de vehicule et dispositif de lubrification de mise en oeuvre du procede |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP14344382A patent/JPS5934411A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6355315A (ja) * | 1986-08-23 | 1988-03-09 | Mazda Motor Corp | アルコ−ルエンジンの潤滑装置 |
| FR2803624A1 (fr) * | 2000-01-06 | 2001-07-13 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de lubrification des organes mecaniques d'un moteur diesel de vehicule et dispositif de lubrification de mise en oeuvre du procede |
| EP1130307A1 (fr) * | 2000-01-06 | 2001-09-05 | Peugeot Citroen Automobiles SA | Procédé de lubrification des organes mécaniques d'un moteur diesel de véhicule et dispositif de lubrification de mise en oeuvre du procédé |
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