JPS5934046A - 変速性回転入力から定速の回転出力を得るための装置 - Google Patents

変速性回転入力から定速の回転出力を得るための装置

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JPS5934046A
JPS5934046A JP57141789A JP14178982A JPS5934046A JP S5934046 A JPS5934046 A JP S5934046A JP 57141789 A JP57141789 A JP 57141789A JP 14178982 A JP14178982 A JP 14178982A JP S5934046 A JPS5934046 A JP S5934046A
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ピ−タ−・ウイリアム・マレル
ジヨン・カルヴア−リ−
ドナルド・ウイリアムズ
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Vickers Shipbuilding Group Ltd
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Vickers Shipbuilding Group Ltd
Vickers Shipbuilding and Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可変の回転入力から定速の回転出力を得るだ
めの変速装置に関する。
本発明による装置の1応用例は、舶用原動機或いは空力
又は風力、駆動装置のような変速性出力を与える動力源
からの交流電力の発電にある。
交流発電機の回転速度に変動があると、発生電流の周波
数もまた変動し、いずれかの電気機器に問題が生じる。
例えば、電動時計は正確な計時を行えないし、また交流
モータは変速運転してしまう。同様に、直流モータの使
用される場合には、発生電流の電圧がまた変動する。
本発明は、発電の目的のため、変動の可能性のある速度
で、装置に入力を与える動力源から定速の出力駆動を生
み出すことの可能な装置を提供することを、そのために
のみではないが、主目的として為されたものである。し
かし、本発明装置は、定速出力駆動の求められる、その
他の場合にも応用し得るものであることは御理解いただ
きたい。
船舶上での発電は、同船舶が停泊中ではない時にその原
動機から行うことが可能であるが、これは原動機以外の
補助エンジンを稼動させるよりも経済的である。しかし
、この原動機の利用には不都合があり、それは、その回
転速度及び原動機から交流発電機にわたる駆動列が、例
えば船舶が荒天中を航行する場合、外的要因により変動
するおそれがあるということである。
船舶が名目定速で巡航する場合には、そのエンジン及び
プロペラは定速で回転し続けるものと期待されるかも知
れないが、これは必ずしも当っているわけではない。例
えば、船舶の横ゆれ、波の運動、局部的な水温及び水の
密度上の変化等が、プロペラ速度に驚異的に大きなまた
不規則な変化を引き起すことがあシ得るのである。
それ故、発電機が原動機駆動列を介し駆動される場合、
プロペラ軸の回転速度に何らかの変動があると、それは
発電機への取出し駆動の歯車比により増大され、このた
め発電機の回転速度は一層増大された速度範囲にわたり
変動することとなるのである。今日の船舶においては、
交流発電機が一般的に使用されており、このため交流発
電機の回転速度が変動する場合には、発生電流は、その
周波数が変動性のものとなってしまう。
近来、上記のような軸駆動発電機により発せられた電流
の変動性の周波数を安定させるため同電流を電子的に整
流することが普通に行われるようになって来ているが、
所要電力が0.5とIMWといった大型船の場合、電子
機器の物理的大きさとそれらに関連し7た電力ロスが、
船舶設計者及び運転・操作者に重大な問題を課している
また、空力又は風力駆動装置或いは水力駆動°装置、例
えば潮の干満又は潮流により駆動されるタービン及び波
の運動からエネルギーを取出す装置等におけるように、
自然の動力源から発電を行う場合にも、装置の出力速度
の変動という共通の不都合に、常に悩まされているのが
実情である。
従って、速度の変動し勝ちな入力を装置に与えるような
動力源から装置が動力を供給されながら、実質的に一定
の回転速度の動力を必要とする機械を作動させることの
可能な装置を得ることの必要が発生して来ている。
本発明に従って、変速性回転入力を所定の実質的に定速
の回転出力に変換させる変速装置が提供されるが、これ
は、 動力源から変速性回転入力で1駆動されるよう構成され
た入力部材、所定の実質的に定速の回転出力の取出し得
る出力部材及び反動部材を有するエピサイクリック歯車
と、 入力部材の回転速度の、所定値からの変動に応答するよ
う構成されたモニタ一手段と、そして 反動部材に連結され、入力部材の回転速度に変動が生じ
た時、出力部材の実質的に定速の所定出力速度を維持す
るため、エピサイクリック歯車の反動部材とその他の部
材との間の相対回転を変えるようモニタ一手段により制
御可能な制御手段とから成ることを特徴とする変速装置
である。
本発明による装置の作動は、何れかの適宜動力源により
行うことが出来る。すなわち、装置の船上利用が意図さ
れる場合には、船舶の原動機を装置のだめの動力源とし
て利用可能である。
しかし、空力又は風力駆動装置或いは水力駆動装置を含
む、他の動力源を採用することも可能である。
本発明装置の船舶での利用が意図される場合、舶用発電
機により、エピサイクリック歯車の出力部材から周波数
の実質的に一定な電力を得ることが可能である。舶用発
電機は、通常、60H2の交流発電のため、1200又
は1800 r、pom、で運転されるが、この場合、
船舶の動力源がテイーゼル機関であるならば変地型逓昇
駆動を設けるのが好ましい。しかし、船舶の原動機がタ
ーヒ゛ンである場合には、変地型逓減駆動がより適当で
あり得よう。
本発明装置を自然のエネルギー源からの発電に利用する
ことが意図される場合には、適宜動力源を例えば潮の干
満により又は風力により駆動される装置により回転され
る装置に連結させればよいであろう。これに代え、自然
のエネルギー源からエネルギーを取出す他の手段が、例
えば英国特許明細書簡1,601..467号に開示さ
れるような波の荷降からエネルギーを取出すような動力
源から成るようにしてもよい。
反動部材に連結され、エピサイクリック歯車の反動部材
及び他の部材の間の相対回転を変えるだめの制御手段は
、好ましくは2個の連結構成された油圧ポンプ−モータ
から成る。これらの少なくも1方は吐出量可変型もしく
は吐出量可変かつ吐出方向可逆型で、両油圧ポンプーモ
ータの構成は、それらの1方に反動部材が連結され、反
動部材の回転′速度もしくは回転速度と回転方向の両者
を可変とするようなものである。
このように構成すれば、入力部材の回転速度に変動の起
った時、出力部材の実質的に定速の所定出力速度を維持
するよう、エピサイクリック歯車の反動部材及び他の部
材の間の所要相対回転が実現可能となる。
所望により、上記以外の制御手段構成を設けることも可
能である。すなわち、エピサイクリック歯車の反動部材
を、変速もしくは変速かつ可逆電動モータ又は空気モー
タにより、駆動するよう構成可能である。
以下、添付図面に示される本発明の実施例を参照して、
本発明の更に詳細な説明を記載するが、これは単に例示
のみのためである。
さて、図面を参照すると、第1図及び第2図は線図式に
従来の船舶における駆動列の基本的構成具合を示してい
る。第1図は、原動機、例えば低速又は中速ディーゼル
機関或いはタービシが、減速歯車箱を介しプロペラを、
駆動する構成を示している。第2図は、同様な駆動構成
を示すが、原動機、例えば低速ディーゼル機関はプロペ
ラを直接的に駆動する構成を示す。第1図に示された駆
動列においては、本発明装置が可変性の回転入力を受け
ることの出来る、動力取出点が4箇所ある。すなわち、 A点−原動機駆動軸の使用に供されない端部 B点−原動機と歯車箱との間の軸部分 C点−歯車箱 り点−プロペラ軸、である。
歯車箱を欠く、第2図の場合には、A点及びD点のみが
該当する。
第3図は、風力発電機の駆動列を線図式に示す。この駆
動列は、歯車箱を介し発電機に連結された変速性の風力
タービンから成る。本発明装置のだめの動力取出点は、
第1図に示されたものと同様で、Bl、CI及びDlに
より示されている。すなわち、 B1点−ロータと歯車箱との間の軸部分01点−歯車箱 B1点−歯車箱出力軸、である。
この例においては、ロータの部位A1点(第1図のA点
に相当)からの動力取出しは不可能である。
エピサイクリック歯車は、3基本要素から成るものであ
り、それは太陽車、複数の遊星ピニオンを支持するキャ
リヤー及び環状歯車である。
これら基本要素のいずれかをエピサイクリック歯車の入
力部材として、残る2要素の1方を出力部材として、そ
して残る要素を反動部材として構成することが可能であ
る。エピサイクリック歯車の構成がいずれのものであっ
ても、同歯車の比を可変とするため、反動部材が回転の
いずれかの向きに回転されるか又は静止に保持されるよ
うに、すなわちエピサイクリック歯車の反動部材と他の
2部材との間の相対回転が可変であるように構成する。
すなわち、入力が定速の例えば正の回転速度である場合
には、反動部材をその負の最高回転速度からゼロ回転を
通り正の回転速度へ、又はその逆に回転させることによ
り、エピサイクリック歯車の比が所定範囲内で無限かつ
無段式に変えられるように構成するのである。
第4図、第5図及び第6図は、直上に記載した比可変歯
車機構を実現するための基本的な遊星型、星型及び太陽
型エピサイクリック歯車構成例を示す。第4図ないし第
6図の全てにおいて、実線矢印は動力の伝達が歯車列を
通じ左から右へと向うことを示し、なお本明細書中この
部分の記載はこの原則に基いて行われる。しかし、動力
は上記と同様に、点線矢じりで示されるように右から左
へにも通じ得るものである。
エピサイクリック歯車の各要素は、図面上明瞭をはかる
/ζめ次の符号により示されている。
S:太陽歯車 P:遊星ピニオン C:遊星ピニオンキャリヤー A:環状歯車 エピサイクリック歯車の反動部材は、遊星構成例(第4
図)においては環状歯車A、遊星歯車構成例(第5図)
においては遊星ピニオンキャリヤーC1そして太陽構成
例(第6図)においては太陽車である。これらの各側に
おいて、反動部材は、回転可能に第1油圧ポンプーモー
クH1に接続されるが、その仕様は第6図におけるよう
に直接的に、或いは第4図におけるように歯車装置を介
し間接的に又は第5図に、おけるように歯車装置及び回
転構造部材を介し間接的に行われる。油圧ポンプ−モー
タは通常、対(ペア)構成で設けられ、第2油圧ポンプ
−モータは歯車装置を介して回転自在に入力軸に接続さ
れ、その場合をH2Aで示すが、或いは出力軸に接続さ
れてもよく、その場合をH2Bにて示す。
油圧ポンプ−モータH1とH2A又はH2Bは2本の管
(煩雑を避けるため図示省略)により相互接続され、1
方がポンプとして作動して他方をモータとして作動させ
ることにより作動流体が循還する閉鎖ループを形成する
ように構成される。上述した構成において、1対の油圧
ポンプ−モータHIAおよびH2A (又はH2B )
の1方に可変かつ可逆の回転斜板を嵌装し、閉鎖管ルー
プ及び油圧ポンプ−モータの他方を通し循還される作動
油の量及び流れの方向を変動可能にする。このことは、
反動部材回転の速度及び向きが、反時計方向回転の所定
速度から、ゼロ回転(すなわち静止状態)を通り反時計
方向回転の所定速度へと、或いはその逆に、無限に変え
得ることを意味する。このような構成を有しまた入力部
利に定速の駆動が与えられると、例えば英国特許明細書
簡1..097,253号におけるように出力部材にお
いて無限に可変の回転速度を得ることが出来る。これの
正反対もまた同様に為し得る、すなわち変速性の入力か
ら定速の出力を得ることが可能であり、本発明がその基
礎とするのは正にこのエピサイクリック歯車のこの点な
のである。また、変動の具合の異った変速性入力から変
速性の出力を得ることも勿論可能である、しかしこのよ
うな場合の制御に関する問題は更に複雑となる。
本発明装置は、回転入力を、船舶の駆動列の、第1図に
おいてはA、B、C,Dのいずれかの点から、第2図に
おいてはA又はD点から、更に第3図においてはBl、
CI又はl)Iの点から得ることが出来、比可変エピサ
イクリック歯車列を介し発電機を定速駆動することが出
来る。エピサイクリック歯車の反動部材の回転速度及び
回転方向を制御する連結された油圧ポンプ−モータ対の
運転に要する動力は、船舶の駆動列からとり出す。1方
の油圧ポンプ−モータH1は、第6図におけるように反
動部材に直接連結されるか、又は第4図及び第5図にお
けるように歯車装置を介して連結される。他方の油圧ポ
ンプ−モータは、第4図、第5図及び第6図にH2Bに
て示されるように、発電機駆動に用いられた点と同一の
点に歯車装置を介し連結することが出来、或いは第4図
、第5図及び第6図にH2Aにて示されるように原動機
からの入力駆動部に連結することも出来、更に駆動列の
他の適宜部位に連°結してもよい。
第7図は、本明細書中開示の本発明の原理を実施に移す
だめの好ましい1実施例を示す。原動機1、例えばディ
ーゼル機関が軸2を介しプロペラ3を駆動する。原動機
1の反対側端部において、動力を軸4よシ、クラッチ又
は可撓接手5及びカルダン輔−可撓接手6を介し大歯車
7にとり出す。この大歯車7にはピニオン8が噛み合い
、油圧ポンプ−モータ9を、軸10、逓昇歯車装置11
および軸12を介し、駆動する。
別の大歯車13もまた大歯車7に噛み合う。大歯車13
は部材14に固着されており、なおこの部材14は、エ
ピサイクリック歯車15の複数の遊星ピニオンPを支持
するキャリヤーとしても機能する。すなわち、遊星キャ
リヤーCがエピサイクリンク歯車150入力部材を形成
するが、なおこの構成例においては、エピサイクリック
歯車15は太陽構成で作動される。
エピサイクリック歯車15の出力部材は、部材16に回
転自在に固定された環状歯車Aである。
部材16には寸だ大歯車17が回転自在に固着されてい
て、エピサイクリック歯車15からの出力が部材16経
由犬歯車17に、更に逓昇歯車装置18、カルダン輔−
可撓接手19及び軸36を介し発電機20へと伝わるよ
うになっている。エピサイクリック歯車15の比は、太
陽車Sの回転制御により変え得る。太陽歯車Sの回転速
度及び方向は、軸22を介し大歯車24に噛み合うピニ
オン23を駆動する油圧ポンプ−モータ21により制御
される。カルダン軸−可撓接手25が大歯車24に回転
自在に固着されていて、駆動を軸26経由太陽歯車Sに
伝達するようになっている。軸26は大歯車24及び1
3並びに部材14と共軸である。
油圧ポンプ−モータ21は配管27を介し他の油圧ポン
プ−モータ9に接続されて対構成を形成するが、これら
油圧ポンプ−モータの1方は吐出量固定とし、他方は吐
出方向可逆かつ吐出量可変の回転斜板を具備するように
構成し得る。
カルダン軸−可撓接手6,19及び25は、固定部材を
回転自在に接続するのに用いられる類の構成の典型例で
ある。この他の種類の連結又は接続構成を利用するのも
同様に可能である。また、部材5に配されるクラッチを
部材6,19又は25のところに配するのも同様に可能
である。
制御ユニット29には入力信号が与えられるのであるが
、この信号は、発電機駆動軸66(又は他の適宜軸)の
回転速度そのものの測定値の信号30であってもよいし
、又は発電機駆動軸36の回転速度に基づく他の何らか
の特性、例えば発電交流電流320周波数の信号31で
あってもよい。制御ユニット29は、上記回転速度又は
周波数に基つく入力信号30又は31の数値を、同ユニ
ットに予め記憶させた数値と比較し、その差が設定値を
超えた場合、油圧ポンプ−モータ90回転斜板の設定具
合を変えるよう出力信号28を発生する。この作動によ
り、配管27中の作動流体の流れを変えさせ、油圧ポン
プ−モータ21の回転速度が(捷だ場合によっては回転
方向も共に)変わり、エピサイクリック歯車15の太陽
歯車Sの回転速度及び/又は回転方向が切り換わる。こ
れによりエピサイクリック歯車15が切り換えられた状
態になり、環状歯車Aと従ってまた発電機駆動軸36の
当初回転速度が回復される。
大歯車7及び16、エピサイクリック歯車15の構成並
びに大歯車17及び18は全て逓昇比を与え、回転速度
を、例えば、直接駆動ディーゼル機関の場合65−10
0 r、p、m、から、また歯車箱経由駆動の中速ディ
ーゼル機関の場合400−80Or、pom、から、舶
用発電機が60Hzの電流を発生するのに必要とされる
1200又は1800 r、p、m、へと徐々に加速さ
せるように構成されている。原動機が、1方台の毎分回
転数で運転するタービンである場合には、大歯車7及び
16、エピサイクリック歯車15並びに大歯車17及び
18は逓減比を有するものとなろう。
成る典型例において、原動機1が例えばpr、p、m。
の燃料経済巡航回転速度を有し、駆動列を通しての歯車
比が、エピサイクリック歯車150反動部材、すなわち
太陽歯車Sの回転しない詩文流°発電機20の正しい回
転速度が達成されるように選択設定されているものとす
る。これは、油圧ポンプ−モータ21が回転していない
こと及び油圧ポンプ−モータ9の回転斜板がゼロに設定
され配管27には作動流体の流れが全く無いことを意味
する。
さて、原動機1の回転速度がpr、p、m0未満に落ち
たと仮定する。、駆動列の全てが減速し、発電機駆動軸
の回転速度又は発生電流の周波数に基つく入力信号60
又は61と制御ユニット29の記憶に貯蔵された所定の
設定値との間に差が生じる。すると、制御ユニット29
が人力信号と設定値との間の差の程度に応じて出力信号
28を発する。この出力信号28により、油圧ポンブー
モータ9に関する回転斜板の制御が、例えばサーボ機構
(図示せず)等の適宜手段により、例えば正の設定具合
に変位させられる。これにより、油圧ポンプ−モータ9
はポンプとして作動し、まだ作動流体が配管27中を流
れるようになり、従って油圧ポンプ−モータ21がモー
タとして作動し、部材22 、23 、24 、25及
び26から成る駆動列を介し太陽歯車Sを正の方向に回
転させることになる。こうして、太陽歯車S及び遊星キ
ャリヤーCの両者を介しエピサイクリック歯車15に回
転入力が与えられ、部材16.17 、18 。
19及び660回転速度と同様に環状歯車Aの回転速度
が上昇し、発電P20の回゛転速度がその元の水準に、
そして入力信号60又は31が制御ユニットの記憶に貯
蔵された設定値にそれぞれ復帰する。入力信号60又は
31がこのようにして設定値に復帰させられた後も、原
動機1の回転速度に更に変動が起るまでは、回転斜板は
上記の変位設定具合にその捷ま維持される。
直」二に記載した例において、エピサイクリック歯車1
5への動力伝達路は2系統ある。すなわち、 (1)  部材4,5,6,7,13及び14により形
成される機械的伝動路を経由する遊星キャリヤーCへの
直接伝動系と、 輸) 非機械的伝動路の形で、2個の油圧ポジブーモー
タ9及び21並びにそれらを相互に接続する配管27を
経由する太陽歯車Sへの間接伝動系である。
これら両伝動系共エピサイクリック歯車15に動力入力
し、同歯車15からの出力は環状歯車Aを経由して発電
機20を駆動する。
次に、原動機1の回転速度がpr、p、m、を超えて」
:昇した場合、それに従い駆動列の全て力;カロ速し、
この場合にもまた入力信号60又は61カニ宙1]御ユ
ニツト29の記憶に貯えられた設定値との間に差を生じ
る。この場合には、入力信号60又は61の値の大きさ
と設定値の大きさとの差を代表する信号は前述のものと
は異な、す、制御ユニツ1−29により発せられる出力
信号28が油圧ポンブーモータ9の回転斜板の設定を負
の位置又は姿勢に変位させるものである。すなわち、作
動流体が配管27中を前記とは逆の方向に流動させられ
、油圧ポンブーモータ21とエピサイク1)ツク歯車1
5の太陽歯車Sの両者が負の方向に回転させられる。こ
の場合は、油圧ポンブーモータ21がポンプとして作動
し、油圧ポンプ−モーフ9はモータとして作動する。ま
たこの場合、エピサイクリック歯車への2系の伝動系統
は、(i)  部材4,5,6,7.13及び14によ
り形成される機械的伝動路を経由する遊星キャリヤー〇
への直接伝動系、及び (11)  非機械的伝動路の形で、2個の油圧ポンプ
−モータ9及び21並びにそれらを相互に接続する配管
27を経由する太陽歯車Sからの間接伝動系、となる。
更にこの場合、動力は、遊星キャリヤーCを経由してエ
ピサイクリック歯車15に伝えられ、壕だ環状歯車Aを
経由取出されて発電機20を駆動し、その余剰分は太陽
歯車Sを介して除去される。すなわち、部分的動力再循
還ループが部材15 、26 、25 、24 、23
 、22 。
21.27,9,12,11.10及び8経由犬歯車7
に戻って形成されるのである。
可変回転斜板、すなわち可逆性ではない回転斜板のみを
備えた油圧ポンプ−モータ9を使用することもまた可能
である。この場合には、原動機1がその巡航速度pr、
p9m、で運転する時油圧ポンプ−モータ9の回転斜板
が中間点にあるよう設定して構成することが出来る。原
動機10回転速度がP’r、plm、未満に落ちると、
油圧ポンプ−モータ9の回転斜板の角度が増加して、油
圧ポンプ−モータ21、従ってまた太陽歯車Sの回転速
度が増加し部材140回転の減速を補償する構成とする
。逆に、原動機の回転速度がPr、p、m。
を超えて上昇すると、油圧ポンプ−モータ9の回転斜板
の角度が減ぜられて、油圧ポングーモータ21及び太陽
歯車Sの回転が減速する。可逆性のない回転斜板を備え
た油圧ポンプ−モーフ9が使用された場合には、機械的
伝動系及び油圧伝動系の両者を経由して動力が常にエピ
サイクリック歯車15に入力され、この場合動力再循還
ループの形成は不可能である。
油圧ポンプ−モータの伝動能には制限があるので、実質
的電気量の発電のためには、可逆性の回転斜板を備えた
油圧ポンプ−モータ9を設けるのが好ましく、非機械的
伝動系に伝えられるのは最低量の動力に過ぎないように
する。
第7図に示される本発明の実施例は、−見複雑におもわ
れるかも知れないが、この構成は高度の信頼性を目指し
、また船舶機関室の制限された空間において保守のため
の装置への接近が容易であるように設計されている。エ
ピサイクリック歯車15の動力が全ての遊星ピニオンP
により均等に支持されるように構成すれば空間の一層の
経済及び信頼性の一層の向上が得られよう。これは、遊
星キャリヤーCから遊星ピニオンPを支持するため、例
えば英国特許明細書箱1、.101,131号に一層詳
細に開示されるように可撓ビンのような、負荷分配要素
を使用することにより実現可能である。
本発明は前記実施例において説明したように定速出力が
得られるようエピサイクリック歯車150反動部材の回
転速度を制御することである。
この制御に油圧手段を用いるように記載して来たのであ
るが、これは変速性又は可逆性かつ変速性の電動又は空
気モータを使用することによっても変りなく遂行し得る
例示は省いたが、本発明装置の駆動のため、空力又は風
力、駆動装置、水力駆動装置、及び例えば英国特許明細
書箱1,601,467号に記載される波の運動からエ
ネルギーを取出す装置のような、自然の動力源を利用す
ることも可能である。
本発明の好ましい実施態様は次の通りである。
1、 モニタ一手段が、入力部材の回転速度の変動に起
因する、出力部材の出力回転速度に関する変動を監視す
るよう構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
に記載の装置。
2、 実質的に定速で回転駆動されるよう前記出力部材
に連結された電気的装置を有することを特徴とする特許
請求の範囲又は前記第1項に記載の装置。
3 前記電気的装置が、交流発電機であることを特徴と
する、前記第2項に記載の装置。
4、 前記エピサイクリック歯車の前記入力部材を駆動
するよう構成された動力源を有することを特徴とする特
許請求の範囲、又は前記第1項ないし第3項のいずれか
に記載の装置。
5、 前記動力源が、船舶の原動機であることを特徴と
する、前記第4項に記載の装置。
6、 前記動力源が、流体駆動装置であることを特徴と
する特許請求の範囲又は前記第1項ないし第4項のいず
れかに記載の装置。
7、 前記流体駆動装置が、空力又は風力駆動装置であ
ることを特徴とする、前記第6項に言己載の装置。
8、 前記流体、駆動装置が、回転式液体駆動装置であ
ることを特徴とする、前記第6項に記載の装置。
9 前記モニタ一手段が、前記エピサイクリック歯車の
前記出力部材により駆動されるよう構成された軸の回転
速度又は該回転速度に従属する特性を監視するよう構成
されていることを特徴とする特許請求の範囲又は前記第
1項ないし第8項のいずれかに記載の装置。
10、  前記モニタ一手段が、前記交流発電機の周波
数を監視するよう構成されていることを特徴とする、前
記第3項に従属する同第9項に言己載の装置。
11、前記制御手段が、相互に連結され、1方が吐出量
可変の、1対の第1及び第2油圧ポンプ−モータから成
り、該第1油圧ポンブーモータは変速装置に作動的に連
結されると共に該第2油圧ポンプ−モータはエピサイク
リック歯車の前記反動部材に連結されて構成され、かつ
前記モニタ一手段が、入力部材の回転速度に変動の起っ
た時、上記第2油圧ポンプ−モータカ(エピサイクリッ
ク歯車の反動部材と他の部材との間の相対回転を変えそ
れにより出力部材の実質的に定速の所定出力速度を維持
し得るよう、上記吐出量可変の油圧ポングーモータの設
定制御を行うよう構成されていることを特徴とする特許
請求の範囲、又は前記第1項ないし第10項のいずれか
に記載の装置。
12、前記第1油圧ポンプ−モータカ、エピサイクリッ
ク歯車の入力部材又は出力部材に連結されていることを
特徴とする、前記第11項に記載の装置。
13  前記第1及び第2油圧ポンプ−モータの1方が
吐出量可変であるか又は吐出量可変かつ吐出方向可逆で
あることを特徴とする、前記第11項又は第12項に記
載の装置。
14  前記第2油圧ポンプ−モータが反動部材にゼロ
回転、正の回転又は負の回転を与えて、出力部材の実質
的に定速の出力速度を維持するようエピサイクリック歯
車の反動部材と他の部材との間の所要相対回転を得るよ
う構成されていることを特徴とする、前記第11項ない
し第13項のいずれかに記載の装置。
15、前記制御手段が、反動部材の相対回転を変えるよ
う電気式又は空気式に作動されるよう構成されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲、又は前記第1項ないし
第10項のいずれかに記載の装置。
16  原動機、 同原動機に作動的に連結されたプロペラ軸、上記原動機
から直接的に、或いは上記プロペラ°軸又は該プロペラ
軸を該原動機に連結させる駆動列を介し間接的に駆動さ
れる入力部材、所定の実質的に定速の回転出力の取出し
得る出力部材及び反動部材を有するエピサイクリック歯
車、 上記入力部材の回転速度の、所定値からの変動に応答す
るよう構成されたモニタ一手段、上記反動部材に連結さ
れ、上記入力部材の回転速度に変動の起った時上記出力
部材の実質的に定速の所定出力速度を維持するだめ、上
記エピサイクリック歯車の反動部材と他の部材との間の
相対速度を変えるよう上記モニタ一手段により制御可能
な制御手段、及び 上記出力手段に連結され、実質的に一定の周波数で電力
を発生する交流発電機から成ることを特徴とする、舶用
伝動機構。
17、前記エピサイクリック歯車が太陽歯車機構で作動
し、同エピサイクリック歯車の出力部材が伝動装置を介
し定速で交流発電機を駆動するよう構成され、更に上記
制御手段が、該交流発電機の回転速度又は同発電機の発
生交流電流の周波数を継続的に監視し、所定値からの変
動の起った時修正信号を発生するよう構成された制御ユ
ニットと、配管を介し対として作動し、修正信号に応答
して伝動装置を介し上記エピサイクリック歯車の反動部
材に回転の修正速度及び/又はその修正方向を与えるか
或いは全く回転を与えずに、それにより上記エピサイク
リック歯車の出力速度また従ってモニター測定値をそれ
らの所定値に又は/発生交流電流の周波数を所要周波数
に復帰させるよう構成された2個の油圧ポンプ−モータ
とから成るよう構成されていることを特徴とする、第1
6項に記載の舶用伝動機構。
18  前記エピサイクリック歯車が、同歯車中の複数
の遊星ビニオフ間に等しく負荷を配分するよう構成され
た可撓ピンを有することを特徴とする特許請求の範囲、
又は前記第1項ないし第15項のいずれかに記載の装置
19、  変動し勝ちな速度で回転出力を与える動力源
を設ける工程、 該動力源により駆動されるよう構成された入力部材、実
質的に定速の駆動力を取出し得る出力部材及び反動部材
から成るエピサイクリック歯車を介し、上記動力源の回
転出力を所望回転速度で定速の駆動力に変換する工程、 上記入力部材の回転速度の、所定値からの変動を監視す
る工程、 同人力部材の回転速度に変動の測定された時、」二記出
力部材の実質的に定速の所定出力速度を維持するよう上
記エピサイクリック歯車の反動部材と他の部材との間の
相対回転を制御する工程、及び 上記出力部材の定速出力から周波数の実質的に一定な電
力を発生させる工程から成る発電方法。
20、前記出力手段の回転出力を、エピサイクリック歯
車を介し、所望回転速度で定速の駆動力に変換する、前
記第19項に記載の発電方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は、原動機、プロペラ軸及びこれらを相互に連結
する歯車箱を有する舶用駆動列から成り、本発明に従う
装置に回転入力を与えることの出来る動力源の略示図、
第2図は、歯車箱を欠く舶用、駆動列の第1図と同様な
略示図、第3図は、本発明装置の動力源となり得る風力
タ−ビン、駆動列の略示図、第4図は、本発明に従う装
置の1部を形成する、遊星歯車機構の比可変エビサイク
リック歯車列の略示図、第5図は、星歯車機構のエピサ
イクリック歯車列の、第4図と同様な略示図、第6図は
、太陽歯車機構のエピサイクリック歯車列の略示図、そ
して第7図は、船舶の駆動列から可変性回転入力から定
周波数の交流電流を発電するため、同船舶の駆動列に組
み込まれた本発明に従う装置の略示説明図、である。 1・・・動力源(原動機)、9.Hl・・・(第1)油
圧ポンプ−モータ、21 、 H2A 、 H2B・・
べ第2)油圧ポンプ−モータ、15・・・エピサイクリ
ック歯車(A・・・M状fA車、C・・・遊星ピニオン
キャリヤー、P・・・遊星ビニオン、S・・・太陽歯車
)、20・・・電気的装置又は(交流)発電機、29・
・・(モニタ一手段、制御手段を含む)制御ユニット。 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 動力源から変速性回転入力で駆動されるよう構成された
    入力部材、所定の実質的に定速の回転出力の取出し得る
    出力部材及び反動部材を有するエピサイクリック歯車と
    、 上記入力部材の回転速度の、所定値からの変動に応答す
    るよう構成されたモニタ一手段と、そして 上記反動部材に連結され、上記入力部材の回転速度に変
    動の起った時上記出力部材の実質的に定速の所定出力速
    度を維持するため、上記エピサイクリック歯車の反動部
    材と他の部材との間の相対回転を変えるよう上記モニタ
    一手段により制御可能な制御手段とから成ることを特徴
    とする、変速性回転入力から定速の回転出力を得るため
    の装置。
JP57141789A 1982-08-17 1982-08-17 変速性回転入力から定速の回転出力を得るための装置 Pending JPS5934046A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060663A (ja) * 1973-09-28 1975-05-24
JPS518458A (ja) * 1974-06-12 1976-01-23 Ooshansukii Toransumitsushon C
JPS51121120A (en) * 1975-04-15 1976-10-22 Susumu Sarutani Wind force power generator

Patent Citations (3)

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