JPS5933799B2 - ウオ−タハンマ緩衝管部材 - Google Patents
ウオ−タハンマ緩衝管部材Info
- Publication number
- JPS5933799B2 JPS5933799B2 JP52012682A JP1268277A JPS5933799B2 JP S5933799 B2 JPS5933799 B2 JP S5933799B2 JP 52012682 A JP52012682 A JP 52012682A JP 1268277 A JP1268277 A JP 1268277A JP S5933799 B2 JPS5933799 B2 JP S5933799B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water hammer
- tubular member
- buffer pipe
- pump
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウォータハンマ衝撃力を緩衝するウォータハン
マ緩衝管部材に関する。
マ緩衝管部材に関する。
ウォータハンマの形態には、ポンプの起動直後、該ポン
プから最初に吐出された水が配管内を水封したピストン
流に発達し、吐出側配管をその衝撃力で破壊する様な場
合、ポンプ停止直後、該ポンプの吐出側か極真空域にな
り、吐出水か逆流してポンプ等をその衝撃力で破壊する
場合、ポンプにプランジャポンプ等の往復動型ポンプが
使用され、脈状に吐出される吐出水かピストン流に発達
して引き起こされる場合、および気体と液体との二相か
同一配管内を流れ、液体が気体流内に巻き上げられピス
トン流に発達して引き起こされる場合等がある。
プから最初に吐出された水が配管内を水封したピストン
流に発達し、吐出側配管をその衝撃力で破壊する様な場
合、ポンプ停止直後、該ポンプの吐出側か極真空域にな
り、吐出水か逆流してポンプ等をその衝撃力で破壊する
場合、ポンプにプランジャポンプ等の往復動型ポンプが
使用され、脈状に吐出される吐出水かピストン流に発達
して引き起こされる場合、および気体と液体との二相か
同一配管内を流れ、液体が気体流内に巻き上げられピス
トン流に発達して引き起こされる場合等がある。
本発明は上記事情に鑑み、上記ウォータハンマの衝撃力
を緩衝するウォータハンマ緩衝管部材の提供を目的とす
る。
を緩衝するウォータハンマ緩衝管部材の提供を目的とす
る。
上記目的は、ゴム等の可撓性管材料で形成され内側を流
体通路にした半径方向に膨張収縮する管状部材と、該管
状部材の下流側に配され通過面積を定常流用に設定され
たオリフィス部材と、該管状部材を覆い該管状部材を配
管途上に支持する外殻部材とから成るウォータハンマ緩
衝管部材によって達成できる。
体通路にした半径方向に膨張収縮する管状部材と、該管
状部材の下流側に配され通過面積を定常流用に設定され
たオリフィス部材と、該管状部材を覆い該管状部材を配
管途上に支持する外殻部材とから成るウォータハンマ緩
衝管部材によって達成できる。
上記管状部材には、ゴム等の材料の他、可撓性質を有す
る合成樹脂等の全ての材料が対象となる。
る合成樹脂等の全ての材料が対象となる。
上記オリフィス部材には、定常流量用に設定され、設定
以上の流量が流れる場合絞り作用を果す固定オリフィス
を設けた下記実施例の如き板材、および凡用の流量調節
用バルブを使用し、可変オリフィスとしたものでもよい
。
以上の流量が流れる場合絞り作用を果す固定オリフィス
を設けた下記実施例の如き板材、および凡用の流量調節
用バルブを使用し、可変オリフィスとしたものでもよい
。
上記管状部材外周と外殻部材との間には、管状部材内を
通常流れろ流体圧力と同圧の空気が封入される気体封入
室か形成される場合かある。
通常流れろ流体圧力と同圧の空気が封入される気体封入
室か形成される場合かある。
以下、図示の実施例に基づいて詳説する。
１はゴム等の可撓性材料で形成された管状部材で、内部
に流体通路２を有し、両端外周にはフランジ部３を有す
る。
に流体通路２を有し、両端外周にはフランジ部３を有す
る。
４は管状部材１の下流側に配された板状のオリフィス部
材で、配管内を通常流れる流量用に設定された通過面積
のオリフィス５を穿設する。
材で、配管内を通常流れる流量用に設定された通過面積
のオリフィス５を穿設する。
６は管状部材１を覆う外殻部材で、管状部材１外周に気
体封入室７を形成する。
体封入室７を形成する。
８は外殻部材６の端部に設けられたフランジ部で、配管
Ａ、Ｂ側フランジとの間に上記管状部材１のフランジ部
３およびオリフィス部材４を挾持する。
Ａ、Ｂ側フランジとの間に上記管状部材１のフランジ部
３およびオリフィス部材４を挾持する。
また、上記構成のウォータハンマ緩衝管部材は、ボルト
・ナツト等の締付手段（図示せず）を介し上流下流配管
Ａ、Ｂのフランジ間に配設される。
・ナツト等の締付手段（図示せず）を介し上流下流配管
Ａ、Ｂのフランジ間に配設される。
更に、気体封入室７は流体通路２を流れる流体圧力と同
圧の空気を導入する為の圧力設定弁等を介在し、圧縮空
気系に接続されろ（図示せず）。
圧の空気を導入する為の圧力設定弁等を介在し、圧縮空
気系に接続されろ（図示せず）。
９は上流側配管Ａ上に配設されたポンプで、その吐出通
路は該配管Ａを介して上記構成のウォータハンマ緩衝管
部材の上流側に連結する。
路は該配管Ａを介して上記構成のウォータハンマ緩衝管
部材の上流側に連結する。
上記実施例の作用を説明する。
ポンプ９起動直後、該ポンプ９から吐出された吐出水が
吐出通路内で発達してピストン流となり、流体通路２内
に流入した場合、オリフィス５の面積は定常流量用に設
定されている為絞り作用を果し、流体通路２内は高圧化
し、管状部材１は気体封入室７内の圧力に抗し二点鎖線
１ａで図示の如く膨張し、流体通路２の面積を増大させ
、ピストン流による衝撃力を吸収する。
吐出通路内で発達してピストン流となり、流体通路２内
に流入した場合、オリフィス５の面積は定常流量用に設
定されている為絞り作用を果し、流体通路２内は高圧化
し、管状部材１は気体封入室７内の圧力に抗し二点鎖線
１ａで図示の如く膨張し、流体通路２の面積を増大させ
、ピストン流による衝撃力を吸収する。
そして、出口配管Ｂ側へは流入量に関係なく略定常的に
水を流出させて行く。
水を流出させて行く。
また、ポンプ９にプランジャポンプ、ピストンポンプ等
の往復動型ポンプが使用され、吐出水が脈動する場合、
この吐出水量の平均流量にオリフィス５の面積が設定さ
れておれば、管状部材１の断続的な膨張により上記脈流
を整流し、ウォータハンマを予防できる。
の往復動型ポンプが使用され、吐出水が脈動する場合、
この吐出水量の平均流量にオリフィス５の面積が設定さ
れておれば、管状部材１の断続的な膨張により上記脈流
を整流し、ウォータハンマを予防できる。
更に、ポンプ９の運転停止直後、該ポンプ９の吐出側か
極低圧になった場合、流体通路２内も低圧化し、管状部
材１は二点鎖線１ｂで示す如く収縮し、流体通路２の面
積は絞られ、逆流して来た吐出水はその通過量を絞られ
る為、ポンプ９はこの逆流によるウォータハンマの衝撃
力から保護されろ。
極低圧になった場合、流体通路２内も低圧化し、管状部
材１は二点鎖線１ｂで示す如く収縮し、流体通路２の面
積は絞られ、逆流して来た吐出水はその通過量を絞られ
る為、ポンプ９はこの逆流によるウォータハンマの衝撃
力から保護されろ。
ここに於いて、下流側配管Ｂにも管状部材１、外・殻部
材６から成る構成を相段し、衝撃的に逆流する氷塊の衝
撃力を上記ポンプ起動時の如く吸収するようにしてもよ
い。
材６から成る構成を相段し、衝撃的に逆流する氷塊の衝
撃力を上記ポンプ起動時の如く吸収するようにしてもよ
い。
また、水等の液体と空気、蒸気等の気体との二相か流れ
ろ配管内で、液体と気体との界面に於いて、液体が気体
による擦過作用により巻き上げられ、配管内を水封した
ピストン流に発達して生ずるウォータハンマに対しても
、該管状部材１の膨張により上記の如くしてこの衝撃力
を吸収できる。
ろ配管内で、液体と気体との界面に於いて、液体が気体
による擦過作用により巻き上げられ、配管内を水封した
ピストン流に発達して生ずるウォータハンマに対しても
、該管状部材１の膨張により上記の如くしてこの衝撃力
を吸収できる。
従って、本発明によればウォータハンマの原因となるピ
ストン流の衝撃力を緩衝し、整流できろウォータハンマ
緩衝管部材を提供できろ。
ストン流の衝撃力を緩衝し、整流できろウォータハンマ
緩衝管部材を提供できろ。
図面は一実施例のウォータハンマ緩衝管部材の断面図を
示し、１は管状部材、２は流体通路、４はオリフィス部
材、５はオリフィス、６は外殻部材、７は気体封入室、
９はポンプである。
示し、１は管状部材、２は流体通路、４はオリフィス部
材、５はオリフィス、６は外殻部材、７は気体封入室、
９はポンプである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ゴム等の可撓性材料で形成され内側を流体通路にし
た半径方向に膨張収縮する管状部材と、管状部材の下流
側端部に固定され通過面積を定常流量用に設定されたオ
リフィス部材と、管状部材を覆い該管状部材を配管途上
に支持する外殻部材とから成るウォータハンマ緩衝管部
材。 ２、特許請求の範囲第１項記載のウォータハンマ緩衝管
部材に於いて、管状部材外周と外殻部材との間を大気に
連通したウォータハンマ緩衝管部材。 ３ 特許請求の範囲第１項記載のウォータハンマ緩衝管
部材に於いて、管状部材外周と外殻部材との間に上記流
体通路を通常流れる流体と略同圧の気体封入室を形成し
たウォータハンマ緩衝管部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52012682A JPS5933799B2 (ja) | 1977-02-08 | 1977-02-08 | ウオ−タハンマ緩衝管部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52012682A JPS5933799B2 (ja) | 1977-02-08 | 1977-02-08 | ウオ−タハンマ緩衝管部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5398509A JPS5398509A (en) | 1978-08-29 |
| JPS5933799B2 true JPS5933799B2 (ja) | 1984-08-17 |
Family
ID=11812136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52012682A Expired JPS5933799B2 (ja) | 1977-02-08 | 1977-02-08 | ウオ−タハンマ緩衝管部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933799B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919980U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-07 | シルバ−工業株式会社 | 電磁ポンプの調圧ユニツト |
-
1977
- 1977-02-08 JP JP52012682A patent/JPS5933799B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5398509A (en) | 1978-08-29 |
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