JPS5933736B2 - 昇降式作業台のスパッド固定装置 - Google Patents

昇降式作業台のスパッド固定装置

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Publication number
JPS5933736B2
JPS5933736B2 JP1302280A JP1302280A JPS5933736B2 JP S5933736 B2 JPS5933736 B2 JP S5933736B2 JP 1302280 A JP1302280 A JP 1302280A JP 1302280 A JP1302280 A JP 1302280A JP S5933736 B2 JPS5933736 B2 JP S5933736B2
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JP
Japan
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spud
lower wedge
wedge
longitudinal direction
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP1302280A
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English (en)
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JPS56111768A (en
Inventor
和男 波多野
隆澄 氏原
哲夫 村田
賢一 宇ノ木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP1302280A priority Critical patent/JPS5933736B2/ja
Publication of JPS56111768A publication Critical patent/JPS56111768A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉄塔、円塔等長柱体の固定装置に関する。
例えば、スパッド等の長柱体を樹立するジヤツキアップ
作業台を控網を張らずに移動する場合には、第1図に示
すように、風、慣性力、傾斜等に基因して過大な曲げモ
ーメントMがスパッドSと作業台Hとの固定部に作用し
、このモーメントは第2図に示すようなジヤツキアップ
作業台の作業時にスパッドSに作用する曲げモーメント
MOの3〜4倍に達するので、この過大曲げモーメント
に対抗するためにスパッド断面は犬となシ、必然的に重
量が犬となる。
そこで、従来は脚設計荷重を作業時の脚曲げモーメント
で断面決定することができるようにするために、第3図
に示すように、移動時の過大モーメントはスパッドSを
構成する部材の軸力Tに置き換えて消化している。
スパッドに作用する曲げモーメントを小にするためには
スパッド高さを低くするためにその固定位置を下げるこ
とが必要となる。
そのためには、昇降用のラックの歯形を利用して、第4
図に示すように、ラックRと同一形状の鋼塊Bを油圧ジ
ヤツキ数台Jで支持させるものもあるが、油圧が抜けた
場合に重大事故が発生するとと\、ジヤツキ装置に多大
のコストがか\す、重量が増す等の欠点がある。
また、昇降用ピニオンの耐力を増す、ピニオンの段数を
増す等が考えられるが、装置のコストアップと重量増と
なるという欠点をまぬがれない。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、着
脱の状態が一見して確認することのできる小型軽量、価
格低置な昇降式作業台のスパッドの固定装置を提供する
ことを目的とする。
そのために、本発明は、昇降式作業台のスパッド固定装
置において、作業台上に設けられスパッドの直径よりも
長い横方向の下部くさびを長手方向に刻設されたガイド
溝と上記ガイド溝に嵌合するガイド突条とを介して長手
方向に摺動自在に案内する下部くさびガイド部材と、上
記下部くさび上に載置され長手方向に刻設されたガイド
溝と上記ガイド溝に嵌合するガイド突条とを介して長手
方向に摺動自在に案内されスパッドの直径よりも長い横
方向の上部くさびと、上記下部くさびガイド部材上に取
付けられ上記下部くさびを長手方向に駆動する下部くさ
び駆動手段と、上記下部くさびガイド部材上に取付けら
れ上記上部くさびを長手方向に駆動する上部くさび駆動
手段と、上記下部くさびを上記下部くさびガイド部材に
ロックするロック手段とよシなるかんぬき部材と、スパ
ッドに横方向に穿設され上記かんぬき部材が緩く貫通す
るかんぬき孔とを具えたことを特徴とする。
本発明を昇降式水上作業台に適用した一実施例を図面に
ついて説明すると、第5図はその平面図、第6図は第5
図の側面図、第7図は第5図のスパッドの鎖錠部を示す
部分拡大図、第8図は第7図の部分拡大斜視図、第9図
は第8図の部分拡大図、第10図A 、B、Cはそれぞ
れ本発明装置によるスパッドの鎖錠要領を示す説明図、
第11図A、B、C,Dはそれぞれかんぬきの配設要領
の数例を示す説明図である。
上図において、Hは平面形が略3角形状の船体、Sは船
体Hの各隅角部を図示せざるジヤツキアップ装置により
、昇降自在に貫設された3本の略正方形断面のスパッド
、Kは下部くさび1と上部くさび2とよシなるかんぬき
で、同者は同−巾でちゃ、上部くさび2は下部くさびよ
シ若干短く、下部くさび1の下面と上部くさび2の上面
とは互いに平行する水平面をなし、下部くさび1と上部
くさび2の摺動当接斜面には長手方向のアリ溝3が刻設
され当接斜面に沿って長手方向にのみ摺動可能に構成さ
れている。
4は船体H上にスパッドSの脚コード5を挾んで一直線
状に分設布設され上面に刻設された長手方向のアリ溝3
′を介して下部くさび1を長手方向に摺動自在に案内す
る下部くさびガイド部材、6は下部くさびカイト部材4
の両側にそれぞれ一定間隔で凹凸状に刻設された平行溝
7に嵌脱自在に嵌合することにより下部くさび1に当接
してこれを不動位置に鎖錠する可動ストッパ、8は一端
が下部くさびガイド部材4に固定されると\もに他端が
下部くさび1の小口に固定された下部手動ジヤツキ、9
は一端が下部くさびガイド部材4に枢着されると\もに
他端が上部くさび2の小口に固定された上部手動ジヤツ
キ、10は下部くさび1の一端に挿脱自在に突設され上
部くさび2の小口に当接することにより上部くさぴ2の
摺動ストロークを規制するだめのストッパ、10′は下
部くさびガイド部材4上に挿脱自在に突設され下部くさ
び1に当接してその位置を規制するストッパ、11はス
パッドSの脚コード5に穿設されかんぬきKが緩く挿通
する長方形断面のかんぬき孔、12は下部くさびガイド
部材4が敷設される部分の船体で大荷重に対抗するため
に充分補強されたかんぬき受圧部である。
このような装置において、まず、スパッドSを船体Hに
鎖錠するには、第10図Aにおいて、下部手動ジヤツキ
8を駆動することによシ、矢印に示すように、かんぬき
Kを下部くさびガイド4に沿って脚コードのかんぬき孔
11中に挿入し、同図Bに示すようにかんぬき孔11を
貫く位置に持来たす、その際下部くさび1の左端ストッ
パ1σに当接して止まるので、その位置で可動ストッパ
6を平行溝7に嵌合することによシ下部くさび1の右端
を不動位置に鎖錠する。
次に、上部手動ジヤツキ9を駆動することにより上部く
さび2を、矢印に示すように、右動すれば、上部くさび
2は下部くさび1の当接斜面に沿って若干斜上方に移動
し、同図Cに示すように、その上面が脚コードのかんぬ
き孔11の上端に当接する。
そうしたら手動ジヤツキ9のラチェットをかけると\も
にストッパ10を下部くさび1に挿入して上部くさび1
のすベシ止めを方今にする。
こうしてスパッドSはかんぬきKにより船体Hに対し上
下及び前後左右方向に確実に鎖錠されることになる。
次に、スパッドSを解錠するには、上記した要領を逆の
順序に行なえばよい。
すなわち、同図Cにおいて、上部手動ジヤツキ9のラチ
ェットを解放しストッパ10を下部くさび1よシ外すと
\もに可動ストッパ6、ストッパ1σを外し、下部くさ
び1の左端を上部手動ジヤツキ9の右端で右方へ押せば
、かんぬきKは容易にかんぬき孔11より離脱して同図
Aに示す位置にこれを持ち来たすことができる。
脚コード5′に対するかんぬきKの配設位置の数例を示
せば第11図A、B、C,Dの通りであり、倒れの場合
でもかんぬきKは脚コードに作用する軸力の作用線上に
おいて脚コードを支持するので、脚コードに偏心荷重に
基因する2次モーメントが生ずることがない。
本発明による効果は下記の通シである。
(1)従来の油圧ジヤツキ及びピニオン支持手段に比較
して安価かつ軽量である。
(2)構造簡単で機械的強度大であり、鎖錠状態か否か
一見して確認できるから、作業安全である。
(3)脚コードに2次モーメントが発生することがない
上記実施例は本発明をジヤツキアップ作業台のスパッド
に適用した一実施例であるが、本発明は鉄塔、円塔等長
柱体の固定装置として広く適用することができる。
要するに、本発明によれば、下部くさびを長手方向に刻
設されたガイド溝と上記ガイド溝に嵌合するガイド突条
とを介して長手方向に摺動自在に案内する下部くさびガ
イド部材と、上記下部くさび上に載置され長手方向に刻
設されたガイド溝と上記ガイド溝に嵌合するガイド突条
とを介して長手方向に摺動自在に案内される上部くさび
と、上記下部くさびガイド部材上に取付けられ上記下部
くさびを長手方向に駆動する下部くさび駆動手段と、上
記下部くさびガイド部材上に取付けられ上記上部くさび
を長手方向に駆動する上部くさび駆動手段と、上記下部
くさびを上記下部くさびガイド部材にロックするロック
手段とよりなるかんぬき部材と、長柱状体に穿設され上
記かんぬき部材が緩く貫通する透孔とを具えたことによ
り、安全確実、小型軽量、価格低置な昇降式作業台のス
パッドの固定装置を得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のジヤツキアップ作業台を曳航する際にス
パッドに作用するモーメントを示す説明図、第2図は第
1図の作業台の作業時にスパッドに作用するモーメント
を示す説明図、第3図は第1図のスパッドの部分拡大図
、第4図は第1図のスパッドのロック装置を示す部分拡
大図、第5図は本発明をジヤツキアップ作業台に適用し
た一実施例を示す平面図、第6図は第5図の側面図、第
7図は第5図のスパッドの鎖錠部を示す部分拡大図、第
8図は第7図の部分拡大斜視図、第9図は第8図の部分
拡大図、第10図A、B、Cはそれぞれ本発明装置によ
る鎖錠要領を示す説明図、第11図A、B、C,Dはそ
れぞれかんぬきの配設要領の数例を示す説明図である。 H・・・・・・船体、S・・・・・・スパッド、K・・
・・・・かんぬき、1・・・・・・下部くさび、2・・
・・・・上部くさび、3,3′・・・・・・アリ溝、4
・・・・・・下部くさびガイド部材、5,5′・・・・
・・脚コード、6・・・・・・可動ストッパ、7・・・
・・・平行溝、8・・・・・・下部手動ジヤツキ、9・
・・・・・上部手動ジヤツキ、10,10’・・・・・
・ストッパ、11・・・・・・かんぬき孔、12・・・
・・・かんぬき受圧部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 昇降式作業台のスパッド固定装置において、作業台
    上に設けられスパッドの直径よりも長い横方向の下部く
    さびを長手方向に刻設されたガイド溝と上記ガイド溝に
    嵌合するガイド突条とを介して長手方向に摺動自在に案
    内する下部くさびガイド部材と、上記下部くさび上に載
    置され長手方向に刻設されたカイト溝と上記ガイド溝に
    嵌合するガイド突条とを介して長手方向に摺動自在に案
    内されスパッドの直径よりも長い横方向の上部くさびと
    、上部下部くさびガイド部材上に取付けられ上部下部く
    さびを長手方向に1駆動する下部くさび駆動手段と、上
    部下部くさびガイド部材上に取付けられ上記上部くさび
    を長手方向に駆動する上部くさび駆動手段と、上記下部
    くさびを上記下部くさびガイド部材にロックするロック
    手段とよシなるかんぬき部材と、スパッドに横方向に穿
    設され上記かんぬき部材が緩く貫通するかんぬき孔とを
    具えたことを特徴とする昇降式作業台のスパッド固定装
    置。
JP1302280A 1980-02-07 1980-02-07 昇降式作業台のスパッド固定装置 Expired JPS5933736B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1302280A JPS5933736B2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 昇降式作業台のスパッド固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56111768A JPS56111768A (en) 1981-09-03
JPS5933736B2 true JPS5933736B2 (ja) 1984-08-17

Family

ID=11821513

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