JPS5932909Y2 - 熱量計 - Google Patents
熱量計Info
- Publication number
- JPS5932909Y2 JPS5932909Y2 JP1092580U JP1092580U JPS5932909Y2 JP S5932909 Y2 JPS5932909 Y2 JP S5932909Y2 JP 1092580 U JP1092580 U JP 1092580U JP 1092580 U JP1092580 U JP 1092580U JP S5932909 Y2 JPS5932909 Y2 JP S5932909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- heat
- temperature
- measured
- gate
- Prior art date
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- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、冷凍機、ボイラなどの熱源機器、またはそれ
らの熱源機器からの熱媒体を用いる熱消費機器において
有利に用いられる熱量計に関する。
らの熱源機器からの熱媒体を用いる熱消費機器において
有利に用いられる熱量計に関する。
従来では、熱源機器における熱媒体の熱量Ｍを測定する
にあたっては、入口と出口とにおける熱媒体の温度を同
時に測定し、この温度差Ｊｔｌと、熱媒体の流量Ｑと、
比熱Ｃとから、熱量Ｍを次の第１式によって算出してい
る。
にあたっては、入口と出口とにおける熱媒体の温度を同
時に測定し、この温度差Ｊｔｌと、熱媒体の流量Ｑと、
比熱Ｃとから、熱量Ｍを次の第１式によって算出してい
る。
Ｍ＝、（ｔｌ・Ｑ−Ｃ・・・・・・（１）このようにし
て得られた熱量Ｍは、熱媒体の温度および流量が一定で
ある場合には、正確である。
て得られた熱量Ｍは、熱媒体の温度および流量が一定で
ある場合には、正確である。
しかしながら、熱媒体の温度および流量が時間経過とと
もに変動している場合には、誤差が大きい。
もに変動している場合には、誤差が大きい。
したがって本考案の主な目的は、熱媒体などの流体の温
度および流量が変動した場合においても、流体の熱量を
正確に測定することができる熱量計を提供することであ
る。
度および流量が変動した場合においても、流体の熱量を
正確に測定することができる熱量計を提供することであ
る。
本考案は、流体が流過する被測定機器における前記流体
の熱量を測定する熱量計において、前記被測定器におけ
る流体の入口温度を検出するための手段と、前記被測定
機器における流体の出口温度を検出するための手段と、
流体のための流量計と、制御信号に応答して開閉動作す
るゲートと、入口温度検出手段とゲートを介する出口温
度検出手段と流量計とからの各出力を受信して前記被測
定機器における流体の熱量を演算する第１演算手段と、
流量計の出力に応答し、入口温度検出手段から出口温度
検出手段までの流体の流路の容積を前記検出流量で割り
算して時間を求める第２演算手段と、第２演算手段から
の出力に応答し、入口温度の検出時から前記時間経過後
に、ゲートに制御信号を与えてゲートを開いて出口温度
検出手段からの出力を第１演算手段に与える遅延回路と
を含むことを特徴とする熱量計である。
の熱量を測定する熱量計において、前記被測定器におけ
る流体の入口温度を検出するための手段と、前記被測定
機器における流体の出口温度を検出するための手段と、
流体のための流量計と、制御信号に応答して開閉動作す
るゲートと、入口温度検出手段とゲートを介する出口温
度検出手段と流量計とからの各出力を受信して前記被測
定機器における流体の熱量を演算する第１演算手段と、
流量計の出力に応答し、入口温度検出手段から出口温度
検出手段までの流体の流路の容積を前記検出流量で割り
算して時間を求める第２演算手段と、第２演算手段から
の出力に応答し、入口温度の検出時から前記時間経過後
に、ゲートに制御信号を与えてゲートを開いて出口温度
検出手段からの出力を第１演算手段に与える遅延回路と
を含むことを特徴とする熱量計である。
第１図を参照して、被測定機器としての冷凍機やボイラ
などの熱源機器１において、ポンプ２によって管路３を
経て熱媒体が入口４に圧送される。
などの熱源機器１において、ポンプ２によって管路３を
経て熱媒体が入口４に圧送される。
入口４からの熱媒体は熱源機器１内の流路を経て出口５
に至る。
に至る。
熱源機器１の出口５からの熱媒体は、管路６を経て、熱
交換器などの熱消費機器７に供給される。
交換器などの熱消費機器７に供給される。
この熱消費機器７からの熱媒体は、再びポンプ２によっ
て管路３を経て熱源機器１に循環される。
て管路３を経て熱源機器１に循環される。
熱源機器１の入口４および出口５においては、熱媒体の
温度を検出するための温度検出器８，９がそれぞれ設け
られる。
温度を検出するための温度検出器８，９がそれぞれ設け
られる。
管路６の途中には熱媒体の流量を測定するための流量計
１０が介在される。
１０が介在される。
第２図は、入口温度検出器８、出口温度検出器９および
流量計１０に関連するブロック回路図である。
流量計１０に関連するブロック回路図である。
出口温度検出器９からの信号はゲート１１を介して、ま
た温度検出器８および流量計１０からの信号は直接に、
第１演算回路１２にそれぞれ入力される。
た温度検出器８および流量計１０からの信号は直接に、
第１演算回路１２にそれぞれ入力される。
流量計１０からの信号はまた第２演算回路１３に与えら
れる。
れる。
第２演算回路１３においては第２式で示される演算を行
なう。
なう。
Ｔ−Ｖ／Ｑ ・・・・・・（
２）ここでＱは流量計１０によって検出される熱媒体の
流量であり、■は熱源機器１の入口４から出口５までの
熱媒体の流路の容積であり、ｒは時間を表わす。
２）ここでＱは流量計１０によって検出される熱媒体の
流量であり、■は熱源機器１の入口４から出口５までの
熱媒体の流路の容積であり、ｒは時間を表わす。
この時間Ｔは、熱媒体が熱源機器１の入口４から熱源機
器１内の熱媒体流路を経て出口５に至るまでの時間であ
る。
器１内の熱媒体流路を経て出口５に至るまでの時間であ
る。
第２演算回路１３からの出力は遅延回路１４に与えられ
る。
る。
遅延回路１４は、入口温度検出器８が熱媒体の温度を検
出した時点から時間Ｔ経過後に、ケート１１を開き、出
口温度検出器９からの信号を第１演算回路１２に与える
。
出した時点から時間Ｔ経過後に、ケート１１を開き、出
口温度検出器９からの信号を第１演算回路１２に与える
。
第１演算回路１２は次の第３式で示す演算を行なう。
Ｍ＝ｌｔ２・Ｑ−Ｃ・・・・・・（３）
ここでＪｔ２は、入口温度検出器８による熱媒体の入口
温度検出時点から第２式で示された時間Ｔ経過後におけ
る出口温度検出器９による熱媒体の出口温度との温度差
を表わす。
温度検出時点から第２式で示された時間Ｔ経過後におけ
る出口温度検出器９による熱媒体の出口温度との温度差
を表わす。
Ｃは熱媒体の比熱である。
このようにして第３式から熱源機器１における熱量Ｍが
算出される。
算出される。
第１演算回路１２からの出力は表示装置１５に与えられ
、熱量Ｍが表示される。
、熱量Ｍが表示される。
第３図を参照して、熱媒体の入口温度がライン１１で変
化し、出口温度がライン１２で変化するとき、本考案に
よれば、入口温度検出時点ｔ３から時間Ｔ経過後におけ
る出口検出温度を検出し、その温度差Ｊｔ２に基づき前
述のごとく熱量が算出されることになる。
化し、出口温度がライン１２で変化するとき、本考案に
よれば、入口温度検出時点ｔ３から時間Ｔ経過後におけ
る出口検出温度を検出し、その温度差Ｊｔ２に基づき前
述のごとく熱量が算出されることになる。
これに対して先行技術では入口温度検出時点と出口温度
検出時点がたとえば第３図に示す時ｔ３のように同時で
あり、この温度差Ｊｔｌに基づいて熱量が算出されるこ
とになる。
検出時点がたとえば第３図に示す時ｔ３のように同時で
あり、この温度差Ｊｔｌに基づいて熱量が算出されるこ
とになる。
したがって先行技術では、熱媒体が時間経過と共に変化
するとき、測定熱量に誤差を生じることになる。
するとき、測定熱量に誤差を生じることになる。
本考案の精神に従えば、熱媒体に代えて他の液体などの
流体であってもよい。
流体であってもよい。
流量計１０は管路３の途中に介在されてもよい。
遅延回路１４に代えて、入口温度をストアするための記
憶素子とその記憶素子から第２演算回路１３の出力に応
答して読出す手段との組合せを用いてもよい。
憶素子とその記憶素子から第２演算回路１３の出力に応
答して読出す手段との組合せを用いてもよい。
以上のように本考案によれば、人口検出温度の検出時か
ら流体が被測定機器の出口に達する時間後に流体の出口
温度を検出し、これらの温度差に基づいて流体の熱量を
演算するようにしたので、流体の温度や熱量が変動して
も正確な熱量を測定することが可能になる。
ら流体が被測定機器の出口に達する時間後に流体の出口
温度を検出し、これらの温度差に基づいて流体の熱量を
演算するようにしたので、流体の温度や熱量が変動して
も正確な熱量を測定することが可能になる。
第１図は本考案の一実施例の配管図、第２図は本考案の
第１図に関連するブロック回路図、第３図は第１図およ
び第２図の動作を説明するためのグラフである。 １・・・熱源機器、２・・・ポンプ、３，６・・・管路
、４・・・入口、５・・・出口、γ・・・熱消費機器、
８・・・入口温度検出器、９・・・出口温度検出器、１
０・・・流量計、１１・・・ゲート、１２・・・第１演
算回路、１３・・・第２演算回路、１４・・・遅延回路
、１５・・・表示装置。
第１図に関連するブロック回路図、第３図は第１図およ
び第２図の動作を説明するためのグラフである。 １・・・熱源機器、２・・・ポンプ、３，６・・・管路
、４・・・入口、５・・・出口、γ・・・熱消費機器、
８・・・入口温度検出器、９・・・出口温度検出器、１
０・・・流量計、１１・・・ゲート、１２・・・第１演
算回路、１３・・・第２演算回路、１４・・・遅延回路
、１５・・・表示装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流体が流過する被測定機器における前記流体の熱量を測
定する熱量計において、 前記被測定機器における流体の入口温度を検出するため
の手段と、 前記被測定機器における流体の出口温度を検出するため
の手段と、 流体のための流量計と、 制御信号に応答して開閉動作するゲートと、入口温度検
出手段とゲートを介する出口温度検出手段と流量計とか
らの各出力を受信して、前記被測定機器における流体の
熱量を演算する第１演算手段と、 流量計の出力に応答し、入口温度検出手段から出口温度
検出手段までの流体の流路の容積を前記検出流量で割り
算して時間を求める第２演算手段と、 第２演算手段からの出力に応答し、入口温度の検出時か
ら前記時間経過後に、ゲートに制御信号を与えてゲート
を開いて出口温度検出手段おらの出力を第１演算手段に
与える遅延回路とを含むことを特徴とする熱量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1092580U JPS5932909Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | 熱量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1092580U JPS5932909Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | 熱量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56112646U JPS56112646U (ja) | 1981-08-31 |
| JPS5932909Y2 true JPS5932909Y2 (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=29607561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1092580U Expired JPS5932909Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | 熱量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932909Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-30 JP JP1092580U patent/JPS5932909Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56112646U (ja) | 1981-08-31 |
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