JPS5932375Y2 - 風呂場用敷材 - Google Patents

風呂場用敷材

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Publication number
JPS5932375Y2
JPS5932375Y2 JP1444581U JP1444581U JPS5932375Y2 JP S5932375 Y2 JPS5932375 Y2 JP S5932375Y2 JP 1444581 U JP1444581 U JP 1444581U JP 1444581 U JP1444581 U JP 1444581U JP S5932375 Y2 JPS5932375 Y2 JP S5932375Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bedding
bathroom
slip
foam
slip material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1444581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57126888U (ja
Inventor
一郎 大工
Original Assignee
株式会社 オ−エ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 オ−エ filed Critical 株式会社 オ−エ
Priority to JP1444581U priority Critical patent/JPS5932375Y2/ja
Publication of JPS57126888U publication Critical patent/JPS57126888U/ja
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Publication of JPS5932375Y2 publication Critical patent/JPS5932375Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は風呂場用敷材、即ち風呂の洗い場に敷設して
使用される所謂バスマットないしは風呂場用すのこなど
と称される敷材に関する。
近時、この種の風呂場用敷材として、発泡ポリエチレン
等の柔軟な発泡合成樹脂製のものが多く用いられている
斯る敷材は、それ自体極めて軽量であり、表面に任意の
意匠柄をあられすことも自在にできて体裁が良く、シか
も使用時において適度のクッション性を有し、かつ肌が
接触した場合に冷感がない等の極めて優れた長所をもっ
ている。
しかしながら、これに唯一の重大な欠点は、床面上で非
常に動き易くかつ滑り易いことである。
このために、単に定置性が悪いというだけでなく、人が
上に足を乗せて特に斜めの方向から体重をかけたような
場合に、突然に滑り出して転倒の危険を生せしめるおそ
れが大であった。
このような欠点を改善するために従来から種々の提案が
なされている。
たとえば、下面に吸盤を取付けて床面に吸着せしめるよ
うにするとか、一般にマジックテープと呼ばれるような
面ファスナーにより敷材を床面に緊着する等の手段が提
案されている。
しかし、吸盤では実際上、タイル面上での横滑りの力に
対して何らの実効を期待することができず、また面ファ
スナーによるときは、敷材と床面に対するその取付けが
困難かつ面倒で、敷材の乾燥や床面の清掃等にも支障と
なり易い欠点があり、いずれも実用化が阻まれていたの
が実情である。
この考案は上記のような事項に鑑み、単に敷材本体の下
面に積層重合一体化することにより、床面に対して極め
て優れた滑り止め効果を発揮しうる特定材料を見出すこ
とにより、発泡合成樹脂製マット等の敷材の有する前記
長所を格別損うことなく、その滑り易い欠点を除去して
安全性を向上した風呂場用敷材を提供しようとするもの
である。
而して、この考案は、敷材本体の接床下面に、ゴム発泡
体からなる滑り止め材が貼着一体化されてなることを特
徴とするものである。
図示実施例において、1は発泡ポリエチレンの一層また
は複数積層からなる敷材本体、2はその下面に接着材を
介して貼着一体化されたシート状の滑り止め材である。
滑り止め材2は、ゴム製でありかつ発泡体からなるもの
であることを必須とし、更に好ましくは、下面3が凹凸
状に形成されたものであることが望ましい。
ゴムの材質は特に限定されない。
従って天然ゴムはもとよりスチレン−ブタジェン共重合
体ゴム(SBR)、ブチルゴム、EPDM等々を用いう
るが、コスト面、耐水性、耐熱性、耐久性等の賭点がら
、特にスチレン−ブタジェン共重合体ゴムを用いるのが
好適である。
また、その発泡倍率は2〜10倍程度とするのが好適で
あり、特に好ましくは5倍程度とするのが良い。
発泡倍率が10倍を超えると、嵩比重が小さくなりすぎ
、滑り止め効果に乏しくなる傾向が見られると共に、強
度上も好ましくない。
逆に、2倍未満の発泡では、嵩比重が大となり、重くな
るのみならず、クッション性の不足により床面とのなじ
み性が悪くなるためか、やはり滑り止め効果に劣るもの
となる。
発泡態様は勿論水を含浸しない独立気泡型のものとすべ
きである。
滑り止め材3の下面の凹凸は、単なる粗面の程度にとど
まらず、もつと大きな凹凸配列に形成すべきである。
その凹凸のパターンは、実験の結果によれば、図示実施
例のように、稜線4a、5aがジグザグ状をなす断面V
字状の凸条4と凹条5の交互配置からなるものとするの
が好適である。
実施例では、敷材本体1の下面の全面に、シート状の滑
り止め材2を積層接着したものを示したが、部分的に滑
り止め材2を取付けてもそれに対応する程度の滑り止め
効果は期待しつる。
従って、たとえば平板状の主体部の下面に短冊状の脚部
を平行状に設けた所謂すのこタイプの敷材においては、
上記脚部の下面のみに滑り止め材2を貼着したものとす
ることもできるし、脚部相当部分自体を滑り止め材2で
構成することも可能である。
次に、この考案の効果を確認するため、その実施例と比
較例との滑り抵抗の測定結果を対比して示す。
実施例 1 発泡ポリエチレン製の850 X 600 X 12
mmの大きさの敷材本体の下面に、下面を図示実施例に
示したような凹凸状に形成したスチレン−ブタジェンゴ
ムの5倍発泡体からなる見がけ厚さ約10mmの滑り止
め材を全面的に積層貼着一体化したものとした。
実施例 2 滑り止め材の下面を凹凸にせず、平坦状に形成したほか
は、実施例1と同様のものとした。
比較例 発泡ポリエチレンのみからなる実施例1の敷材本体と同
様のものとした。
滑り抵抗の測定 上記実施例および比較例の敷材Aを、第4図に示すよう
に、100mm角のタイルが敷きつめられた床面GL上
に、 A、乾燥状態、 B、水200 ccを床面に散布した状態、C0水20
00 ccに洗髪用シャンプー液200 ccを混合し
た液を泡立てたのち床面に散布した状態、において載置
し、該敷材Aの長手方向の一端がら250、mmの位置
に直径200 mm、厚さ20mm、重さ5kgの重り
Wを載せた。
かかる状態において、敷材Aの端面に当板Pを介してテ
ンションゲージにより横方向(水平方向)に押圧力Fを
加えて教材が滑りはじめるときの圧力Fを測定すると共
に、上記重りWの中心部にθ=45°の斜め上方がら同
じくテンションゲージで斜め下方に押圧力F′を加え、
敷材Aが滑りはじめるときの押圧力F′を測定した。
結果を平均値にして下表に示す。上表の結果から明らか
なように、この考案によれば、敷材の床面上での滑り抵
抗を顕著に増大し、定置性を向上しうるのはもとより、
人が上に乗っても不慮に滑り動くおそれが少なくして顕
著に安全性を向上しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2図は第1
図■■−■I線の断面図、第3図は一部の下面図、第4
図は滑り抵抗の測定方法の説明図である。 1・・・・・・敷材本体、2・・・・・・滑り止め材、
3・・・・・・下面、4・・・・・・凸条、5・・・・
・・凹条、4a、5a・・・・・・稜線。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)敷材本体の接床下面に、ゴムの発泡体からなる滑
    り止め材が貼着一体化されてなることを特徴とする風呂
    場用敷材。
  2. (2)敷材本体が柔軟な発泡ポリエチレン製である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の風呂場用敷材。
  3. (3)滑り止め材は、下面が凹凸状に形成されてなる実
    用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の風呂場
    用敷材。
  4. (4)滑り止め材の下面の凹凸は、稜線がジグザグ状を
    なす断面V字状の凸条と凹条の交互配置からなる実用新
    案登録請求の範囲第3項記載の風呂場用敷材。
  5. (5)滑り止め材は、スチレン−ブタジェンゴムの発泡
    体からなる実用新案登録請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかlに記載の風呂場用敷材。
  6. (6)滑り止め材は、2〜10倍発泡の低発泡体からな
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    か1に記載の風呂場用敷材。
JP1444581U 1981-02-03 1981-02-03 風呂場用敷材 Expired JPS5932375Y2 (ja)

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JP1444581U JPS5932375Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03 風呂場用敷材

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JP1444581U JPS5932375Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03 風呂場用敷材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57126888U JPS57126888U (ja) 1982-08-07
JPS5932375Y2 true JPS5932375Y2 (ja) 1984-09-11

Family

ID=29812491

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JPS57126888U (ja) 1982-08-07

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