JPS5932295B2 - レンチキユラ−レンズヨウカタ - Google Patents
レンチキユラ−レンズヨウカタInfo
- Publication number
- JPS5932295B2 JPS5932295B2 JP14699075A JP14699075A JPS5932295B2 JP S5932295 B2 JPS5932295 B2 JP S5932295B2 JP 14699075 A JP14699075 A JP 14699075A JP 14699075 A JP14699075 A JP 14699075A JP S5932295 B2 JPS5932295 B2 JP S5932295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- effective
- lenticular lens
- mold
- surrounding
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有機ガラス製レンチキュラ−レンズ用型の形状
に関するものであり、この発明によりレンチキュラ−レ
ンズの有効径部分の形状を種々に変化させることが可能
である。
に関するものであり、この発明によりレンチキュラ−レ
ンズの有効径部分の形状を種々に変化させることが可能
である。
従来、有機ガラス製レンチキュラ−レンズはそれを製作
するための型において、有効径部分を囲む周辺の面が球
面であつたため、有効径部分の面が回転軸対称面である
限り、レンチキュラ−レンズの有効径形状は円形であつ
た。
するための型において、有効径部分を囲む周辺の面が球
面であつたため、有効径部分の面が回転軸対称面である
限り、レンチキュラ−レンズの有効径形状は円形であつ
た。
従つて有機ガラス製レンチキュラ−レンズをメガネレン
ズとして装用した場合、その有効径部分の形状が円形で
あるためにメガネフレームの形状にそぐわず外感上非常
に悪かつた。本発明はかかる欠点を除去したもので、こ
の発明により製作された型を用いてモールドされたレン
チキュラ−レンズは、有効径形状を楕円その他の非円形
にすることが可能でメガネフレームにマッチした外感を
持たせることが可能である。
ズとして装用した場合、その有効径部分の形状が円形で
あるためにメガネフレームの形状にそぐわず外感上非常
に悪かつた。本発明はかかる欠点を除去したもので、こ
の発明により製作された型を用いてモールドされたレン
チキュラ−レンズは、有効径形状を楕円その他の非円形
にすることが可能でメガネフレームにマッチした外感を
持たせることが可能である。
本発明について図面を用いて詳しく説明をする。第1図
及び第2図に本発明を用いて製作した無機ガラス製型例
を示す。これらの型はレンズの前面を成形するためのも
のである。ここで特徴となるのはレンチキュラ−レンズ
の有効面2及び5を囲む面1及び4の種類である。この
面1及び4を球面に仕上げた場合は、有効面2及び5が
回転軸対称面である限り境界稜線3及び6は円形になる
ことは自明の理である。本発明を用いて面1及び4を回
転軸対称面以外の非球面に仕上げた場合は、境界稜線3
及び6は様々な形状を取ることが解る。図1は有効面2
を囲む面1にトロイダル(トリツク)面を用いた場合を
示す。有効面2は、曲率半径R。の球面に仕上げられて
おり、面1はA一A’方向にR1、 B−F方向にR2
の曲率半径を持つトロイダル面である。図で解るように
境界稜線3は楕円形状になる。楕円形状を表わす数値と
して短軸半径a、長軸半径bによつて表わすことにする
。ここで有効面2の曲率半径R。、面1のトロイダル面
軸方向の曲率半径R4、R2の値とa、bの関係を表わ
してみる。ここでトロイダル面1の仮想中心の高さと有
効面2の高さの差をTと置くと関係は次のように表わさ
れる。
及び第2図に本発明を用いて製作した無機ガラス製型例
を示す。これらの型はレンズの前面を成形するためのも
のである。ここで特徴となるのはレンチキュラ−レンズ
の有効面2及び5を囲む面1及び4の種類である。この
面1及び4を球面に仕上げた場合は、有効面2及び5が
回転軸対称面である限り境界稜線3及び6は円形になる
ことは自明の理である。本発明を用いて面1及び4を回
転軸対称面以外の非球面に仕上げた場合は、境界稜線3
及び6は様々な形状を取ることが解る。図1は有効面2
を囲む面1にトロイダル(トリツク)面を用いた場合を
示す。有効面2は、曲率半径R。の球面に仕上げられて
おり、面1はA一A’方向にR1、 B−F方向にR2
の曲率半径を持つトロイダル面である。図で解るように
境界稜線3は楕円形状になる。楕円形状を表わす数値と
して短軸半径a、長軸半径bによつて表わすことにする
。ここで有効面2の曲率半径R。、面1のトロイダル面
軸方向の曲率半径R4、R2の値とa、bの関係を表わ
してみる。ここでトロイダル面1の仮想中心の高さと有
効面2の高さの差をTと置くと関係は次のように表わさ
れる。
に−暫「7■T+R1−iTフ
に−f「百■T+R2−iT1
枚に−lR2’−b”−「−R2=VR1′−a’一り
/Ro’−a2−R、という式が成立する。
/Ro’−a2−R、という式が成立する。
この式により楕円形状を知ることができる。図2は有効
面5を囲む面4を、平面と平面の組み合わせとし、その
中間に円筒状の曲率(曲率半径γ)を持たせたものであ
る。
面5を囲む面4を、平面と平面の組み合わせとし、その
中間に円筒状の曲率(曲率半径γ)を持たせたものであ
る。
これによると境界稜線6は図に示すような長円形状とな
ることがわかる。面4の開き角度θと小さくすれば長円
の縦方向の値cに対する横方向の値dは大きくなる。こ
のように有機ガラス製レンチキュラ−レンズ用の型にお
いて、有効面を囲む面の種類を回転軸対称以外の非球面
にすることによつて有効面の形状を様々に変えることが
可能であり、メガネフレームにマツチした形状にするこ
とができる。実施例本発明を用いて、有機ガラスCR−
39製レンチキユラーモールド用無機ガラス製の鋳型を
製作した。
ることがわかる。面4の開き角度θと小さくすれば長円
の縦方向の値cに対する横方向の値dは大きくなる。こ
のように有機ガラス製レンチキュラ−レンズ用の型にお
いて、有効面を囲む面の種類を回転軸対称以外の非球面
にすることによつて有効面の形状を様々に変えることが
可能であり、メガネフレームにマツチした形状にするこ
とができる。実施例本発明を用いて、有機ガラスCR−
39製レンチキユラーモールド用無機ガラス製の鋳型を
製作した。
形状は第1図に示すものと同形状である。ここで面2は
R。=41.66〔ml〕の球面、面1はR1−250
〔Mlt〕、R2=100〔關〕のトーリツク面とした
。工程としては、 (1)型使用面を前面にわたつて250〔71L0程度
の曲率半径の球面に研削する。
R。=41.66〔ml〕の球面、面1はR1−250
〔Mlt〕、R2=100〔關〕のトーリツク面とした
。工程としては、 (1)型使用面を前面にわたつて250〔71L0程度
の曲率半径の球面に研削する。
(2)有効面2の研削・研磨加工をする。
このときの有効面の直径は2bより大きめにとる。(3
)有効面を囲む面1に研削・研磨加工を行なう。
)有効面を囲む面1に研削・研磨加工を行なう。
このようにして製作された型はa=20〔1t0とし、
bの値は23.2〔MO程度となり、楕円形状の有効面
を持つレンチキユラーレンズをモールドすることが可能
であつた。このように有機ガラスのレンチキユラーレン
ズを製作しようとする場合、これに用いる型において、
有効面を囲む面を回転軸対称以外の非球面にすることに
より、有効面の外径形状を円形以外の様々な形状にする
ことが可能である。
bの値は23.2〔MO程度となり、楕円形状の有効面
を持つレンチキユラーレンズをモールドすることが可能
であつた。このように有機ガラスのレンチキユラーレン
ズを製作しようとする場合、これに用いる型において、
有効面を囲む面を回転軸対称以外の非球面にすることに
より、有効面の外径形状を円形以外の様々な形状にする
ことが可能である。
本発明の説明及び実施例においては、有効径部分を囲む
面に(1)トーリツク面、(2)平面と円筒面の組み合
わせを用いたが、この部分に回転軸対称でない非球面を
用いた型はすべて本特許の請求範囲に含まれるものとし
、型の材質、及びレンチキユラーレンズの種類について
も同様とする。
面に(1)トーリツク面、(2)平面と円筒面の組み合
わせを用いたが、この部分に回転軸対称でない非球面を
用いた型はすべて本特許の請求範囲に含まれるものとし
、型の材質、及びレンチキユラーレンズの種類について
も同様とする。
第1図は有効面を囲む面にトーリツク面を用いた場合の
レンチキユラーレンズ型。 第2図は有効面を囲む面を平面と円筒面の組み合わせに
した場合のレンチキユラーレンズ用型。1−1・・・・
・・正面図、1−2・・・・・・1−1のA−X線にお
ける断面図、1−3・・・・・・1−1のB−B′線に
おける断面図、2−1・・・・・・正面図、2−2・・
・・・・2−1のA−X線における断面図、2−3・・
・・・・2−1のB−B′線における断面図、1,4・
・・・・・有効面を囲む面、2,5・・・・・・有効面
、3,6・・・・・・有効面と有効面を囲む面が作る境
界稜線、a・・・・・・楕円形の短軸方向長さ(−)、
b・・・・・・楕円形の長軸2 ゝ方向長さ(−)、c
・・・・・・有効面の縦方向長さ(−)、2 ゝ
2d・・・・・・有
効面の横方向長さ(フ)、RO・・・・・・有効面の曲
率半径、R,・・・・・・面1のA−A′方向の曲率半
径、R2・・・・・・面1のB−B′方向の曲率半径、
AA′・・・・・・縦方向の切断線、B−Bl・・・・
・横方向の切断線。
レンチキユラーレンズ型。 第2図は有効面を囲む面を平面と円筒面の組み合わせに
した場合のレンチキユラーレンズ用型。1−1・・・・
・・正面図、1−2・・・・・・1−1のA−X線にお
ける断面図、1−3・・・・・・1−1のB−B′線に
おける断面図、2−1・・・・・・正面図、2−2・・
・・・・2−1のA−X線における断面図、2−3・・
・・・・2−1のB−B′線における断面図、1,4・
・・・・・有効面を囲む面、2,5・・・・・・有効面
、3,6・・・・・・有効面と有効面を囲む面が作る境
界稜線、a・・・・・・楕円形の短軸方向長さ(−)、
b・・・・・・楕円形の長軸2 ゝ方向長さ(−)、c
・・・・・・有効面の縦方向長さ(−)、2 ゝ
2d・・・・・・有
効面の横方向長さ(フ)、RO・・・・・・有効面の曲
率半径、R,・・・・・・面1のA−A′方向の曲率半
径、R2・・・・・・面1のB−B′方向の曲率半径、
AA′・・・・・・縦方向の切断線、B−Bl・・・・
・横方向の切断線。
Claims (1)
- 1 有効径部分を囲む面が回転軸対称でない非球面であ
ることを特徴とする有機ガラス製レンチキュラーレンズ
用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14699075A JPS5932295B2 (ja) | 1975-12-10 | 1975-12-10 | レンチキユラ−レンズヨウカタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14699075A JPS5932295B2 (ja) | 1975-12-10 | 1975-12-10 | レンチキユラ−レンズヨウカタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5270847A JPS5270847A (en) | 1977-06-13 |
JPS5932295B2 true JPS5932295B2 (ja) | 1984-08-08 |
Family
ID=15420109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14699075A Expired JPS5932295B2 (ja) | 1975-12-10 | 1975-12-10 | レンチキユラ−レンズヨウカタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932295B2 (ja) |
-
1975
- 1975-12-10 JP JP14699075A patent/JPS5932295B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5270847A (en) | 1977-06-13 |
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