JPS5931798A - 合成基質シチヂン3′−りん酸エステル誘導体とこれらを用いたリボヌクレア−ゼ活性の測定方法 - Google Patents

合成基質シチヂン3′−りん酸エステル誘導体とこれらを用いたリボヌクレア−ゼ活性の測定方法

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JPS5931798A
JPS5931798A JP57140493A JP14049382A JPS5931798A JP S5931798 A JPS5931798 A JP S5931798A JP 57140493 A JP57140493 A JP 57140493A JP 14049382 A JP14049382 A JP 14049382A JP S5931798 A JPS5931798 A JP S5931798A
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Shohei Aoyanagi
青柳 象平
Motonobu Ichino
市野 元信
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は膵がんの診断に有効な血清中のボヌクレアーゼ
活性の測定方法とその測定に必要な合成基礎シチジン3
’−りん酸エステル誘導体並びにその製造方法に関する
ものである。
膵がんによる死亡率は近年増加しており、その理由とし
て初期診断の困難なことが上げられている。
そのため、検査が容易で且つ膵がんに特異性のある生科
学的検査法の開発が強く望まれている。膵がん診断のた
めの生化学的検査としては血清中のアミラーゼ、フェリ
チン、エラスターゼ工などの測定が広く行なわれている
が、これらは膵がんと良性疾患、或いは膵がんと他のガ
ンとの判別が即ち特異性に欠けることが広く指摘されて
いる。
血清中リボヌクレアーゼ活性値が膵がんの場合に特異的
に高値を示すことがレッディ(プロシーチングオフナシ
ョナルアカデミーサイエンス73巻 2308項 19
76年)によって報告され、我が国に於いても多数の研
究者によってその有用性が確認されている。
膵がんの場合、血清中で上昇するリボヌクレアーゼはリ
ボ核酸のなかでもシトシン塩基を持ったヌクレオチドユ
ニットの3’−りん酸エステルを含むホスホジエステル
結合部分を優先的に加水分解することが知られている。
その様なことからレッディ(上記に引用)は合成リボ核
酸であるポリシチジル酸を基質として用いている。この
方法の大略は次の通りである。
被検血清とポリシチジル酸とを37℃、15分間インキ
ュベートする。次に冷却化で酸を加えて20分間放置后
、冷却下30分間遠心分離する。上澄液の一部を取って
みず出希釈した后、シチジル酸の最大吸収波長278m
mの吸光度を測定する。
このレッディ法の欠点として次の基項が挙げられる。
遠心分離などを含む他段階検査法であるため、多数検体
を短時間に測定することができない。
基礎として用いるポリシチジル酸の分子量によって測定
値が変動する。
血清希釈法により酵素濃度変化と吸光変化との間に直線
関係が得られない。
リボヌクレアーゼ活性が高い場合には基礎不足を生じる
ため血清の希釈再検査を行なわなくてはならない。
酵素反応の初速度など速度論的解析ができない。
本発明者らはこれらの事情を考慮し、この検査の汎用性
の向上並びに精度向上を目的として鋭意研究し、リボヌ
クレーゼによってジエステル結合が加水分解されると同
時に遊離する残基にもとづイ吸光度変化を反応素に与え
る新規シチジン3’−りん酸エステル誘導体を発明する
に至った。
この発明によって従来のポリシジル酸を基質とする方法
では不可能だった自動分析基を用いたレート・アッセイ
法が可能となったことをはじめ、数分以内の短時間で測
定することも可能となった。
又、インジコ生成性の残基を含む基礎を用いる場合いに
はジエステル結合の加水分解后、水不溶性のインジゴ色
素を生成するため、リボヌクレアーゼのアイスエンザイ
ムを測定する場合極めて好都合である。
本発明にかかわる新規合成基礎はN2,2’,5’保護
の3′−シチジル酸と発色性を持った共香族性化合物と
を縮合材を用いて結合するか或は、N4、2’、5’保
護のシチジンと発色性を持った共香族性化合物のリン酸
エステルを結合するかいずれかの方法で基質の中間体を
得た后、保護基を離脱することによって製造することが
出来る。上に述べた発色性を持った今日香族性化合物と
はα−ナフトール、4−メチルウムベリフェロン、ρ−
=トロフェノール、5−ヨード又は5’置換インドキン
ルであり、基質としてホスホジエステル結合している場
合は特有の色々は傾向を示さないが、一旦加水分解によ
って遊離すると特有の性質を示す化合物のことを指して
いる。
本新規合成基質は通常はアンモニウム塩として取得され
るが、トリエチルアンモニウム塩など他の塩型及び遊離
型として取得することも可能である。
本新規合成基質は牛膵由来のリボヌクレアーゼによって
加水分解を受け、その反応液の着色、紫外部吸収或いは
蛍光強度の変化を不時的に追跡することが出来、従来困
難であったリボヌクレアーゼ活性の速度論的解析を可能
ならしめた。又、人血清中のリボヌクレアー図も本基質
に対して牛膵由来のリボヌクレアーゼと同様に反応した
以下具体例を示して本発明を説明するが、本実施例をも
って発明の内容を限定しているもではない。
実施例1 N,5’−ジアセチル−2’−(1−エトキシエチル)
シチジン 3’−ホスフェート 1ミリモルとα−ナフ
トールとをビリジン20ccにとかし、ジンクロヘキシ
ルカルボジイミド15ミリモルを加えて室温で48時間
反応させる。ピリジンを留去后、蒸留残粕をエーテルに
て数回洗浄する。残粕に濃アンモニア・メタノール液(
1:1)を加え、室温にて一晩放置后、濃縮乾固する。
残粕を水に溶かし、セファデックスLH−20型カラム
上に流し、ついで0.1M トリエチルアンモニウム・
バイオーボネート(pH8.0)を用いてクロマトグラ
フィー操作を行なう。紫外部吸収モニターで溶離液を調
べ、目的物の中間体である画分を集める。この分画を集
め凍結乾燥して2’−(1−エトキシエチル)シチジン
 3′−ホスフェノートのナフチルエステルアンモニウ
ム塩 0.65ミリモルを得た。
ペーパークロマトグラフィー(0.05%さく酸:イソ
プロパノール=2:8)にてRf0.79の単一スポッ
トを与えた。この中間体に20CCの0.1Nぎ酸を加
え室温にて3時間かくはんする。この溶液を凍結乾燥し
アンモニウム α−ナフチル 3′−シチジレート〔I
) 0.65ミリモルを得た。紫外部吸収スペクトルは
中間体と同じ。ペーパークロマトグラフィー(展開溶剤
は上記と同じ)にてRf0.58の単一スポットを与え
た。牛膵臓由来のリボヌクレアーゼとインキュベートす
ることによってα−ナフトールを生成した。
同様の方法にてα−ナフトールの代わりに4−メチルウ
ムベリフェロンヌはρ−ニトロフェノールを用いること
により、それぞれアンモニウム 4−メチルウムベリフ
ェル 3’−シチジレート(II)又はアンモニウム 
P−ニトロフェニル 3’−シチジレート(III)を
得た。
実施例2 2’,5’−ジ(1−エトキシエチル)−N−ジメチル
アミノメチレンシチジン 1ミリモルとαーナフチルホ
スホロクロリデート(α−ナフトール 10ミリモルと
オキン塩化りんとをピリジン中で反応させることにより
得る)とをピリジン中で室温24時間反応させる。ピリ
ジンを留去后、残粕を水にとかし、セファデックスLH
−20型カラムに流し 0.1M トリエチルアンモニ
ウム・バイカーボネート(pH8.0)を用いてクロマ
トグラフィーを行い、目的物の中間体である分画を集め
る。
この分画を凍結乾燥して2’,5’−ジ(1−エトキシ
エチル)−N−ジメチルアミノメチレンシチジン3′−
ホスフェートのαナフチルエステル0.52ミリモルを
得た。
この中間体に20CCの0.1Nぎ酸を加え室温にて3
時間かくはんする。この溶液を凍結乾燥し、アンモニウ
ム α−ナフチル 3′−シチジレート(I)0.52
ミリモルを得た。この物質の性質は実施例1で得たもの
と同一であった。
αーナフチルホスホロクロリデートの代わりにN−アセ
チルーインドキシルホスホロクロリデート及びN−アセ
チルー5ーヨードインドキシルホスホロクロリデートを
用い、上記操作のうちピリジン留去后濃アンモニア水を
加え、室温で8時間処理し、ついでアンモニア水を留去
し、セファデックスLH−20型カラム以降の操作を上
記と同様な方法で行ない、アンモニウムインドキシル3
’−シチジレート(V)及びアンモニウム 5−ヨード
ーインドキシル 3′−シチジレート(IV)を得た。
(V)及び(IV)は人血清とインキュベートすること
により紫色のインジゴ色素を生成した。
実施例3 アンモニウム α−ナフチル 3’−シチジレート(I
)を用いたリボヌクレーゼ活性の測定例を次に示す。
0.05モル トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ン−塩酸緩衝液(pH6.3、塩化ナトリウムを加えて
最終イオン強度を0.1に調整)に(I)を10−4モ
ル/リットルの濃度に溶かし、その3CCを光路長1c
mのセルに入れスペクトロホトメーター(日立330型
)の波長を322nm、恒温槽の温度を25℃にセット
する。一方上記と同じ緩衝液に牛膵臓由来の結晶リボヌ
クレアーゼを10−2ミリグラム/ccの濃度に溶かし
た酵素液0.050ccをセルに加え迅速にかくはん后
直ちに吸光度の変化を読む。吸光度は毎分4.78×1
0−3の割合で直線的に変化した。
上記牛膵臓由来のリボヌクレアーゼの代りに、献上人血
清及び膵がん患者血清を各10例づつを摂取し、各血清
0.05ccづづをとって吸光度変化を求めた結果、膵
がん患者の毎分当りの吸光度変化の平均値は正常な人の
血清のそれよりも3.2倍高い値で統計的に高度に有為
な差を示した。
又これら血清検体の吸光度変化率はポリシチジル酸を用
いて得たリボルクレアーゼ活性値よく相関した。
【図面の簡単な説明】
図は本発明にかかわる新規合成基質シチジン 3’−リ
ん酸エステル誘導体の一般式を示したものであり、式中
RはI:α−ナフチル基、II:4−メチルウベリフェ
リル基、III:ρ−=ニトロフェニル基、IV:5−
ヨード−3インドリル基、V:3−インドリル基である
ことを示す。 特許出願人 青柳象平 同上    市野元信 手続補正書(方式) 昭和57年12月18日 特許庁長官殿 昭和57年12月16日差出1事件の表
示  昭和57年特許願第140493号2発明の名称
  合成基質シチジン3’−りん酸エステル誘導体とこ
れらを用いたり ボヌクレアーゼ活性の測定方法 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 千葉県四街道市みそら3町目 11番 15号氏
名 青柳象平 4.代理人 住所 氏名 5補正命令の日付 昭和57年11月30日6.補正の
対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 図面 7補正の内容 別紙の通り 手続補正書(自発) 昭和58年7月13日 特許庁長官 若 杉 和 夫  殿 1、事件の表示 昭和57年特許願給140493号 2、発明の名称 合成基質シチヂン3′−りん酸エステル誘導体とこれら
を用いたりポヌクレアーゼ活性の測定方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、補正の対象 願書、明細書及び図面 5、補正の内容 別紙の通り 明   細   書 1、発明の名称 合成基質シチヂン3′−りん酸エステル誘導体とこれら
を用いたりボヌクレアーゼ活性の測定方法。 2、特許請求の範囲 (1)図に示した構造式を有するシチヂン3′−りん酸
エステル誘導体及びその塩。 (2)N2,2’,5’−保護の3′−シチヂル酸とR
OH(Rは図示)で示される化合物、但しRが■又はV
の場合はそのN保護化合物とを縮合し、ついで縮合物か
ら保膜基をはずすことを特徴とする第1項で規定した化
合物の製造方法。 (3)N4,2’,5’−保護のシチヂンとROPOC
L2(Rは図示)で示されるホスホロクロリデート、但
しRが■又はVの場合はそのN保護のホスホロクロリデ
ートとを縮合し、ついで縮合物から保護基をはずすこと
を特徴とする第1項で規定した化合物の製造方法。 (4)第1項で規定した化合物を基質として用いること
を特徴とするりボヌクレアーゼ活性の測定方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は膵がんの診断に有用な血清中リボヌクレアーゼ
活性の測定方法とその測定に必要な合成基質シチヂン3
′−りん酸エステル誘導体並びにその製造方法に関する
ものである。 膵がんによる死亡率は近年著増しており、その理由とし
て初期診断の困難なことが挙げられている。 そのため、検査が容易で且つ膵がんに特異性のある生化
学的検査法の開発が強く望まれている。膵がん診断のた
めの生化学的検査としては血清中のアミラーゼ、フェリ
チン、エラスターゼエなどの測定が広く行なわれている
が、これらは膵がんと良性疾患、或いは膵がんと他のが
んとの鑑別力即ち特異性に欠けることが広く指摘されて
いる。 血清中リボヌクレアーゼ活性値が膵がんの場合に特異的
に高値を示すことがレッデイ(プロシーヂング オプ 
ナショナル アカデミ−サイエンス 73巻 2308
頁 1976年)によって報告され、我が国に於いても
多数の研究者によってその有用性が確認されている。 膵がんの場合、血清中で上昇するりポヌクレアーゼはリ
ポ核酸のなかでもシトシン塩基を持ったヌクレオチドユ
ニットの3′−りん酸エステルを含むホスホジエステル
結合部分を優先的に加水分解することが知られている。 その様なことからレツディ(上記に引用)は合成リボ核
酸であるポリシチヂル酸を基質として用いている。この
方法の大略は次の通りである。 被検血清とポリシチヂル墳とを37℃、15分間インキ
ュベートする。次に冷却下で酸を加えて20分間放置后
、冷却下30分間遠心分離する。上澄液の一部をとりて
水で希釈した后、シチヂル酸の最大吸収波長278nm
の吸光度を測定する。 このフッディ法の欠点として次の事項が挙げられる。 遠心分離などを含む多段階検査法であるため、多数検体
を短時間に測定することが出来ない。 基質として用いるポリシチヂル酸の分子量によって測定
値が変動する。 血清希釈法による酵素濃度変化と吸光度変化との間に直
線関係が得られない。 リボヌクレアーゼ活性が高い場合には基質不足を生じる
ため血清の希釈再検査を行わなくてはならない。 酵素反応の初速塵など速度論的解析が出来ない。 本発明者らはこれらの事情を考慮し、この検査の汎用性
の向上並びに精度向上を目的として鋭蒼研究し、リボヌ
クレアーゼによってジエステル結合が加水分解されると
同時に遊離する残基にもとづく吸光度変化を反応系に与
える新規シチヂン3′−りん酸エステル誘導体を発明す
るに至った。 この発明によって従来のポリシチヂル酸を基質とする方
法では不可能だった自動分析機を用いたレート・アッセ
イ法が可能となりたことをはじめ、数分以内の短時間で
測定することも可能となった。 又、インジコ生成性の残基を含む基質を用いる場合には
ジエステル結合の加水分解后、水不溶性のインジゴ色素
を生成するため、リボヌクレアーゼのアイソエンザイム
を測定する場合極めて好都合である。 本発明Kかかわる新規合成基質はN”、2’、5’保護
の3′−シチヂル酸と発色性を持りた芳香族性化合物と
を縮合剤を用いて結合するか或いは、N’、2’、5′
保護のシチヂンと発色性を持った芳香族性化合物のリン
酸エステルを結合するか何れかの方決で基質の中間体を
得た后、保護基を離脱することによって製造することが
出来る。上に述べた発色性を持った芳香族性化合物とは
α−ナフトール。 4−メチルウムベリフエpン、か1−二トρフェノール
、5−ヨード又は5無置換インドキシルであり、基質と
してホスホジエステル結合している場合は特有の色又は
螢光を示さないが、一旦加水分解によって遊離すると特
有の性質を示す化食物のことを指している。 本新規合成基質は通常はトリエチルアンモニウム塩とし
て取得されるが、アンモニウム塩など他の塩型及び遊離
型として取得することも可能である。 本新規合成基質は午睡由来のりボヌクレアーゼによって
加水分解を受け、その反応液の着色、紫外部吸収或いは
螢光強度の変化を径時的に追跡することが出来、従来困
難であったりボヌクレアーゼ活性の速度論的解析を可能
ならしめた。又、人血清中のりボヌクレアーゼも本基質
に対して午睡由来のりポヌクレアーゼと同様に反応した
。 以下具体例を示して本発明を説明するが、本実施例をも
って発明の内容を限定しているものではない。 実施例 1 N、5′−ジアセチル−2’−(1−エトキシエチル)
シチヂン 3′−ホスフェート 1ミリモルとα−ナフ
トールとをピリジン20 C,C,にとかし、ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド15ミリモルを加えて室温で4
8時間反応させる。ピリジンを溜去后、蒸溜残渣をエー
テルにて数回洗浄する。残渣に濃アンモニア・メタノー
ル液(1:1)を加え、室温にて1晩放置后、濃縮乾固
する。残渣を水に溶かし、セファデックスI、H−20
聾カラム上に流し、次いでQ、IM)!Jエチルアンモ
ニウム・パイカーボネート(pH8,0)を用いてクロ
マトグラフィー操作を行なう。紫外部吸収モニターで溶
離液を調べ、目的物の中間体である両分を集める。 この分画を集め凍結乾燥して2’−(1−エトキシエチ
ル)シチヂン 3′−ホスフェートのαナフチルエステ
ルトリエチルアンモニウム塩0.65ミリモルft 得
り。λF′O:273nm、ξ”0:1.04max 
        273 ×1ひ、ペーパークロマトグラフィー(0,05チさく
酸:イソプロパノール=2:8)にてRfo、79の単
一スポットを与えた。この中間体1c 20 C,C0
の0.IN ぎ酸を加え室温にて3時間攪拌する。 この溶液を凍結乾燥しトリエチルアンモニウムα−ナフ
チル 3′−シチヂレー) 〔I) 0.65ミリモル
を得た。紫外部吸収スペクトルは中間体と同じ。ペーパ
ークロマトグラフィー〔展開溶剤は上記と同L ) K
 テRf0.5 g の単一スポットを与えた。午睡臓
由来のりポヌクレアーゼとインキュベートすることによ
ってα−ナフトールを生成した。 同様の方法にてα−ナフトール0代わりに4−メチルウ
ムベリフエpン又はシーニド−フェノールを用いること
により、それぞれトリエチルアンモニウム 4−メチル
ウムベリフェリル 3′−シチヂレート〔■〕又はトリ
エチルアンモニウム p−二トpフェニル 3′−シチ
ヂレー) CIII)を得た。 実施例 2゜ 2/ 、 51−ジ(1−エトキシエチル)−N−ジメ
チル7ミノメチレンシチヂン 1ミリモルとα−ナフチ
ルホスホロクpリゾート(α−ナフトール10ミリモル
とオキシ環化りんとをピリジン中で反応させることによ
り、得る)とをピリジン中で室温24時間反応させる。 ピリジンを漏失后、残渣を水にとかし、セファデックス
 LI(−20型カラムにiL  0.IM  )リエ
チルアンモニウム・バイヵーボネー) (pH8,0)
を用いてりpマドグラフィーを行ない、目的物の中間体
である分画を集める。この分画を凍結乾燥して2’ 、
 5’−ジ(1−エトキシエチル)−N−ジメチル7ミ
ノメチレンシチヂン3′−ホスフェートのα−ナフチル
エステル トリエチルアンモニウム塩0.52ミ!Iモ
ルH,O、H!0  ・ を得た。λ  、315nm、  ξ  、3.27 
X 104゜max                
315この中間体に20 C,C,の0.INぎ酸を加
え室温にて3時間攪拌する。この溶液を凍結乾燥し、ト
リエチルアンモニウム α−ナフチル 3′−シチヂレ
ー)CI)0.52ミ!Jモルを得た。この物質の性質
は実施例1で得たものと同一であった。 α−ナフチルホスホpクロリデートの代りにN −7セ
チルーインドキシルホスホロクロリデート及びN−7セ
チルー5−ヨードインドキシルホスホpりpリゾートを
用い、上記操作のうちピリジン榴去后濃アンモニア水を
加え、室温で8時間処理し、ついでアンモニア水を漏失
し、セファデックスLH−20型カラム以降の操作を上
記と同様な方法で行ない、トリエチルアンモニウム イ
ンドキシル 3′−シチヂレー) (V)及びトリエチ
ルアンモニウム 5−ヨード−インドキシル 3′−シ
チヂレー) OV+を得た。 EV)及び[、Iv)は人血清とインキュベートすると
とKより紫色のインジゴ色素を生成した。 実施例 3゜ 9− トリエチルアンモニウム α−ナフチル 3′−シチヂ
レート〔I〕を用いたりボヌクレアーゼ活性の測定例を
次に示す。 0.05モル トリス(ヒドロキシメチル)アミンメタ
ン−塩酸緩衝液[pH6,3,塩化ナトリウムを加えて
最終イオン強度を0□1に調整]にCI)を10−4モ
ル/リットルの濃度に溶かし、その31cc、を光路長
11Mのセルに入れスペクトルホトメーター(日立33
0型)の波長を322 nm 、恒温槽の温度を25′
0にセットする。一方上記と同じ緩衝液に牛・膵臓由来
の結晶リボヌクレアーゼを10” iリグラム/CCの
濃度に溶かした酵素液0.050C111゜をセルに加
え迅速に攪拌−后直ちに吸光度の変化を読む。吸光度は
毎分4.78 X 10  の割合で直線的に変化した
。 上記牛・膵臓由来のりポヌクレアーゼの代りに、健常人
血清及び膵がん患者血清を各10例づつを採取し、各血
清0.050 Cr、づつをとって吸光度変化を求めた
結果、膵がん患者の毎分当りの吸光度変化の平均値は正
常な人の血清のそれよりも3.210− 倍高い値で統計的に高度に有意な差を示した。 又、これら血清検体の吸光度変化率はポリシチヂル酸を
用いて得たりポヌクレアーゼ活性値とよく相関した。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明にかかわる新規合成基質シチヂン 3′
−りん酸エステル誘導体の一般式を示したものであり、
式中RはI:α−ナフチル基、■:4−メチルウムベリ
フエリル基、+n : p−二トμフェニルM、IV:
5−ヨード−3−インドリル基、v:3−インドリル基
であることを示す。 特許出願人 青 柳 象 平 同  −ヒ    市  野  元  信11− 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)図に示した構造式を有するシチジン3’−りん酸
    エステル誘導体及びその塩。
  2. (2)N4,2’,5’−保護の3′−シチジル酸とR
    OH(Rは図示)で示される化合物、但しRがIV又は
    Vの場合はそのN保護化合物とを縮合し、ついで縮合物
    から保護基をはずすことを特徴とする第1項で規定した
    化合物の製造方法。
  3. (3)ん4,2’,5’−保護のシチジンとROPOC
    L2(Rは図示)で示されるホスホロクロリデート、但
    しRがIVまたはVの場合はそのN保護のホスホロクロ
    リデートとを縮合し、ついで縮合物から保護基をはずす
    ことを特徴とする第1項で規定した化合物の製造方法。
  4. (4)第1項で規定した化合物を基質として用いること
    を特徴とするリボヌクレアーで活性の測定方法
JP57140493A 1982-08-14 1982-08-14 合成基質シチヂン3′−りん酸エステル誘導体とこれらを用いたリボヌクレア−ゼ活性の測定方法 Pending JPS5931798A (ja)

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JP57140493A JPS5931798A (ja) 1982-08-14 1982-08-14 合成基質シチヂン3′−りん酸エステル誘導体とこれらを用いたリボヌクレア−ゼ活性の測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594214U (ja) * 1991-08-05 1993-12-24 文子 黒田 自転車用レインカバーコート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0594214U (ja) * 1991-08-05 1993-12-24 文子 黒田 自転車用レインカバーコート

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