JPS5930952Y2 - 電子打楽器 - Google Patents

電子打楽器

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Publication number
JPS5930952Y2
JPS5930952Y2 JP915279U JP915279U JPS5930952Y2 JP S5930952 Y2 JPS5930952 Y2 JP S5930952Y2 JP 915279 U JP915279 U JP 915279U JP 915279 U JP915279 U JP 915279U JP S5930952 Y2 JPS5930952 Y2 JP S5930952Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pink
vibrating membrane
electronic percussion
amplifier
piezoelectric
Prior art date
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Expired
Application number
JP915279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55111291U (ja
Inventor
省一 百武
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤマハ株式会社 filed Critical ヤマハ株式会社
Priority to JP915279U priority Critical patent/JPS5930952Y2/ja
Publication of JPS55111291U publication Critical patent/JPS55111291U/ja
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Publication of JPS5930952Y2 publication Critical patent/JPS5930952Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はピンクアンプとして圧電ゴムシートを用いた
電子打楽器に関するものである。
従来、振動膜と受は皿の間にクッション材を設け、この
クッション材の中に圧電素子からなるピンクアンプを埋
めこんで配置し打撃音の立上りを安定に検出するように
した電子打楽器が同一出願人によって提案されている(
実願昭53−115120号、実開昭53−32851
号公報参照)。
このような電子打楽器においては、ピンクアップを中央
に1個配置しであるため、振動膜の中央部をたたくと感
度はよいが、周辺部をたたくと感度が低下し、いわゆる
振動膜のたたく位置の差による感度むらが大きくなると
ともに、ピンクアンプが柔かいクッション材の中に埋め
こまれているため設置位置が使用している間にずれてき
てしまうという問題点があった。
このような問題点を改善するために、複数の圧電素子を
平面状に配置1ル、各圧電素子間に並列接続するための
配線をほどこした後、合成樹脂で一体にモールドした平
板状のピンクアンプを、クッション材の中に埋めこむよ
うにした電子打楽器が提案されている。
しかしながら、このような電子打楽器においては、ピン
クアップの面積が広くとれるために振動膜のたたく位置
の差による感度むらはなくなるが、複数の圧電素子を配
線した上に平板状にモールドする作業が面倒でコストが
高くなってしまうという欠点があった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、簡単な構造でコストが安くなり、しか
もたたく位置による感度むらがなくなるような電子打楽
器を提供することにある。
このような目的を達成するために、この考案は、クッシ
ョン材の中に圧電ゴムシートからなるピンクアンプを埋
めこんだものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はこの考案に係る電子打楽器をドラムに適用した
一実施例の縦断面図である。
図において開口部を有する円筒状の胴1の開口端1aに
は、受は皿2の周辺に形成された7ランノ部2aが載置
され、さらにこの受は皿2の中にはポリウレタン樹脂発
泡体などからなるクッション材3が充満して収容され、
このクンジョン材3の中には圧電ゴムシートからなる円
板形の広い面積を有するピンクアップ4が埋めこまれて
いる。
そして、ピンクアップ4の電極に接続されたリード線5
,6が受は皿2を貫通して外部に導き出されている。
さらに、受は皿2およびクッション材3の上にはこれら
を覆うように円形の合成樹脂シートからなる振動膜7が
設けられている。
振動膜70周辺にはリング状の枠体8が固定されており
、この枠体8上に同じくリング状に形成された締め枠9
を載せ、この締め枠9を貫通した複数の締めボルト10
を胴1の外周面に取付けた2グ11にねじこむことによ
り、締め枠9は枠体8の下方に押し下げる。
この結果、振動膜7はフランジ部2aを介して胴1の開
口端1aを支点に張設される。
第2図は第1図に示したピンクアップ4の拡大図である
図において、クンジョン材3の中に振動膜7に対して平
行に埋めこまれた圧電ゴムシー)4aは、チタン酸バリ
ウムなどの圧電セラミック微粉末とゴムを複合化したも
ので、その表面には金属膜あるいは導電ゴム膜などから
なる電極4b、4cが形成され、これら電極4b 、4
cには前記リード線5,6がそれぞれはんだ付けされて
いる。
このリード線5,6は後述する電子回路に導かれる。
このような横取において、振動膜7をたたくと振動膜7
の振動はクッション材3を伝わってピンクアップ4に到
達する。
ピンクアップ4が振動を受けると、圧電ゴムシート4a
は変位し電極4b4c間にこの振動に応じた電気信号が
発生し、この電気信号はリード線5,6を経て電子回路
に送出すれる。
この場合、ピンクアップ4は振動膜7の下のほぼ全範囲
にわたって配置されているので、振動膜7のどの位置を
たたいてもたたく力が同じならばほぼ同レベルの電気信
号が発生し、打撃位置による感度むらはほとんどなくな
る。
また、振動膜7の振動はクッション材3によってダンピ
ングされ、止音がミュートされるとともに、たたいたと
きの立上りが良好に検出されるので、電気信号は電子回
路を制御するトリガ信号として好適な波形が得られる。
また、圧電ゴムシー)4aは弾性率が小さく可撓性があ
るため1.最低共振周波数が低くなり、広い周波数帯域
がとれるとともに、クッション材3になじんで埋めこみ
がやりやすいという利点がある。
第3図は電子回路のブロック回路図である。
図において、ピンクアップ4から出力される電気信号は
、ゲート回路13に入りたたいたという状態を示すゲー
ト信号になると同時に、サンプル・ホールド回路14に
入りそのピークをホールドされてたたいた強さを示すサ
ンプル・ホールド信号になる。
そして、このゲート信号とサンプル・ホールド信号はエ
ンベロープ発生器15に入り、これらの信号に基づいて
形成されるエンベロープ信号になる。
さらに、このエンベロープ信号は電圧制御信号として電
圧制御漸増幅器(VCA’)16に印加され、入力端子
Aから入力された電子回路で合成されたドラムの楽音信
号を振幅変調する。
そして、電圧制御漸増幅器16から出力される楽音信号
はドラム音となってスピーカ17から発音される。
以上の実施例ではドラムについて説明したが、ボンゴ、
コンガなと各種の打楽器に適用することができる。
このように、この考案に係る電子打楽器によると、圧電
ゴムシートをそのままピックアップとして使用するので
構造および組立作業がきわめて簡単になりコストの低減
がはかれる。
また単体のセラミック圧電素子では広い面積のものを作
ることは困難であるが、圧電ゴムシートは容易に広い面
積が得られ振動膜の・全域にわたって配置できるため、
たたく位置による感度むらが解消される。
さらに圧電セラミック微粉末はゴムの中にモールドされ
ているので、外気に触れず長期に安定な特性を保持でき
るとともに組立作業や交換作業時に損傷させるようなこ
ともなくなる。
このようにこの考案によると数多くの優れた効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電子打楽器の一実施例の縦断面
図、第2図はピンクアンプの部分の拡大図、第3図は電
子回路のブロック回路図である。 1・・・・・・胴、2・・・・・・受は皿、3・・・・
・・クッション材、4・・・・・・ピンクアンプ、4a
・・・・・・圧電ゴム、4B。 4c・・・・・・電極、7・・・・・・振動膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有しその開口端に振動膜が張設された胴と、こ
    の胴開口端と前記振動膜の間でその周辺が支持される受
    は皿と、この受は皿と前記振動膜との間に収容されるク
    ッション材と、このクッション材に前記振動膜に対して
    平行に埋めこまれた圧電コムシートからなるピンクアン
    プとを偏見、前記ピンクアンプにより検出された信号で
    電子回路を制御してスピーカから発音させるようにした
    電子打楽器。
JP915279U 1979-01-27 1979-01-27 電子打楽器 Expired JPS5930952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP915279U JPS5930952Y2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27 電子打楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP915279U JPS5930952Y2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27 電子打楽器

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Publication Number Publication Date
JPS55111291U JPS55111291U (ja) 1980-08-05
JPS5930952Y2 true JPS5930952Y2 (ja) 1984-09-03

Family

ID=28819394

Family Applications (1)

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JP915279U Expired JPS5930952Y2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27 電子打楽器

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JP (1) JPS5930952Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178991A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 公益財団法人鉄道総合技術研究所 車両状態判定装置、車両状態判定プログラム及び荷重検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178991A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 公益財団法人鉄道総合技術研究所 車両状態判定装置、車両状態判定プログラム及び荷重検出装置

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JPS55111291U (ja) 1980-08-05

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