JPS5930773A - 炭素成形体の焼成法 - Google Patents

炭素成形体の焼成法

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JPS5930773A
JPS5930773A JP57138919A JP13891982A JPS5930773A JP S5930773 A JPS5930773 A JP S5930773A JP 57138919 A JP57138919 A JP 57138919A JP 13891982 A JP13891982 A JP 13891982A JP S5930773 A JPS5930773 A JP S5930773A
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JP
Japan
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molded body
current
carbon
firing
temperature
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Pending
Application number
JP57138919A
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English (en)
Inventor
信吾 森本
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炭素成形体の焼成方法に関する。
周知のように炭素製品はコークス、無煙炭などの炭素骨
材とタール、ピッチ、合成樹脂等の有機質バインダを混
合、混練し、ペースト状にしたものを圧縮成形成いは押
出成形して炭素成形体とし食後、これを焼成し、必要に
応じて黒鉛化することにょシ製造されている。
従来焼成方法としては、高温燃焼ガスを循環させるリン
グファネス法、耐熱性ケースに成形体を詰め、トンネル
内を移動させながら焼成するトンネルキルン法がある。
これらはいずれも成形体の外面からの伝熱による加熱で
あシ、炭素成形体は未焼成の間は熱伝導があ′!!υ真
(/Xいので1表面から内部寸で熱が伝わるにはかなり
時間がかかるう特に大きが成形体ではこの傾向が太き1
ハので、加熱焼成には長時間を必要とする。この時間を
短縮するため急激な加熱を行なうと、成形体の内外の温
度差が大となり、亀裂の原因となったシ、不良品が発生
し易くなる。
また外熱法であるため、当然のことながら熱効率が悪い
、特に上記の場合、通常成形体の加熱による変形防止及
び酸化防止のためコークス粒、珪砂等を成形体の周囲に
配置しておくので、このコークス粒の加熱のために熱が
かなり消費され、づらに熱効率を悪くしている。
また炭素成形体の加熱には上記の他、@1図に示すよう
に、炭素成形体1の周囲を耐熱絶縁ケース2で覆い、成
形体1の上下或いは左右に導電板3を圧着させながら電
流を流し加熱焼成する方法がある。
この方法は比較的短時間で焼成できるが、電気の通路が
最初特定な通路に偏ると、その通路が加熱でれる。とこ
ろで第2図に示すように炭素材の比抵抗は300℃まで
はあまシ変らないが、300〜500℃で急激に小さく
なる性質を有するので、加熱これた部分の抵抗は下、b
、tL流が通り易くなるので電気の通る路が特定のとこ
ろになってし寸い焼成が不均一となる不都合があった。
本発明は上記の事情に鑑;I4−1炭素成形体を短時間
にかつ均一に電気焼成する方法を提供することを目的と
するもので、炭素成形体に通電部材を多数設けるととも
に、これら通電部材に接続された回路に特定の整流器を
設け、各回路から流れる電流が交互に変るようにして、
均等に回流が流れるようにしたものである、 以下本発明の方法を図面を参照して説明する。
第3図(a) 、 (h)は本発明の方法の原理説明図
で図中符号11は断面が長方形の炭素成形体である。こ
の成形tS、S、10表面周上には所定の間隔で通[部
材が設けられている。第3図(a)は各頂部に通電部材
12゜13.14.15を設けたものであシ、第3図(
b)は各面に通電部材12,13,14.15を設けた
本のである。また交流電源の各端子16.17はそれぞ
れ二つの導電線16a、16b:17a、17bに分け
られている。これらの導電線16a、16bおよび17
a 、17bは、それぞれ隣接する通電部lfA’12
.13:14.15に接続されている。これら導電線の
うち一方の導電線16b、17aには。
正方向の整流器18.18が取付けられ他方の導電m1
6a、17bには逆方向の整流器19.19が設けられ
ている。
上記のように結線されているので端子16.17に交流
電源を接続すると、成形体11内を流れる電。
流は半波毎に矢印(イ)シよび幹)方向に流れる。これ
ら複数方向の電流によって成形体が内部よシ加熱される
ため、前記一方向の電流によって加熱されるのと異シ均
一に加熱されかつ表面の温度が中心温度よシ高いという
従来のリングファーネス等の方法と逆の温度分布を得る
ことができる。したがって周囲の保温条件を評整すれば
温度差を殆どな(することも可能である。
上記のように外面および内部の温度差を小さくすること
が出来るため膨張収縮、化学反応のアンバランスによる
亀裂発生はなくなシ短時間で焼成可能となる。また焼成
が温度差無く均一に進行するため、成形体内の見掛比重
に代表される特性が均一となる。
上記焼成において、成形体の保温、表面の酸化防止また
は変形防止のため、成形体の外面は被覆されるが、被覆
は通常断熱材で保温した耐火物によって行なう。
以下実施例を示し、本発明の方法を具体的に説明する。
実施例1 第4図(a)は比較的小形の炭素成形体を焼成する場合
の結線図で図中21は10×10×10tInの成形体
である。成形体21の平行な4つの頂部には、第4図(
b)に示すようなアングル形状の通電部材22〜z5が
正接されているうこれら通電部材22〜25′には、電
圧調整器26の端子27.28から二つに分れた導電線
27a 、27b : 28a 、28bが接続されて
いる。これら導電線のうち27b 、28aには正方向
のダイオードp1. p4  が、27n。
28bには逆方向のダイオードP2.P3  が結線さ
れている。
まず、上記電圧調整器26の電圧を調整し交流を通ずる
と、成形体21には半波毎に通電部材23から25の方
向シよび24から22の方向に交互に電流が流れるので
局部昇温は低減これよシ均一な加熱が可能となる。この
ため外部加熱方式では50〜100時間を要した焼成が
、約2時間で1000°Cまで昇温させることか出来、
しかも亀裂のな1ハ焼成品が得られた。しかし焼成する
成形体が大きくなると亀裂の発生することがあったつ 実施例2 第5図に示すように炭素成形体として20X20×20
釧の成形体を用い、ダイオ−)”P1〜P4  の代シ
にサイリスタ81〜S4  を使用して81.83に与
えるパルス周期とS4.S2  に与えるパルス周期を
任意に変えられるようにしたほかは4g4図(&)と同
じ結線としたつ 上記結線により通電部材23〜25間の温度を基礎とし
てSl、83  の周期を調節し、通電部材24〜22
間の温度を基礎にしてS2.84  のパルス周期を調
節する事によシ、さらに均一な温度が得られ、上記成形
体を3時間で1000’Oまで昇温することが出来、亀
裂の無い焼成品が得られた。
実施例3 さらに大きい炭素成形体(30cmψjX 20tmL
)31を用い第6図(a)に示すように3相交流を電源
として焼成を行なったfh戊形体31の外周には第6図
(b)に示すように棒状の通電部材32〜37が圧接さ
れ、三相の各端子A、 I3. Cよシ二つに分けられ
た導電線A1.A2: B1. B2: C1,C2は
上記通電部材32〜37に結線されている。また上記導
電線A、、B1.C1には正方向のダイオードPI・・
・が結線されA2.B2.C2には逆方向のダイオと各
相は120’づつずれているため、第7図(a)に示す
ように多数の方向の電流が順次成形体内を流れる。これ
によシ上記成形体は3時間で1000℃まで昇温し亀裂
のない焼成品が得られた。
なか、上記導電線A1.2 %  1.2 % C1,
2の結線位@およびダイオ−)’Pi  、  PI3
を取付ける導電線によってその一例を第7図(a)〜(
f)に示すように成形体31内部を流れる電気の流れ方
向を種々変えることが出来るが、焼成が均一に行なわれ
るものを選ぶことが重要である。
また上記方法は、第8図に示すように押出成形機41に
より押出成形された炭素成形体42を断熱ケース43に
導入し第7図(a)〜(f)に示すように正逆方向のダ
イオードを介してそれぞれ結線された複数組の通電部材
44・・・を押出された成形体41が順次摺動接触する
ように取付けて通電し、押出される過程において焼成し
焼成し九後適宜切断して製品とするととも出来る。なお
、上記複数の通電部材44・・・は、それぞれ成形体4
1に対する位置、電圧、或いは第7図(a)〜(f)に
示すような電流方向を適宜調整することによυ均一焼成
することが出来るう 以上述べたように本発明に係る炭素成形体の焼成法は、
成形体の外周に所定の間隔に圧接された通電部材を介し
て複数方向に流れる電流によって加熱焼成されるので、
成形体は内部よりほぼ均一に加熱され1内外の温度差が
少なくなるので焼成時間が格段に短縮され、しかも亀裂
の発生がなく、均一に焼成され見掛は比重の均一な製品
が得られるすぐれた方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の内部加熱によって焼成する方法の説明
図、第2図は炭素成形体の温度による比抵抗の変化を示
す図%第3図(a) 、 (b)は本発明の方法の原理
説明図、wc4図(a) 、 (b)ないし第7図(a
)〜(f)は5本発明の方法の実施例を示すもので、第
4図(a)はダイオードによって整流した電流によって
断面が正方形の炭素成形体を焼成している軟体を示す図
、第4図(b)は第4図(ロ))で禰用する通電部材の
斜婢図、第5図は第4図(a)のダイオード代シにサイ
11スターを使用した場合の図、第6図(a)は三相交
流を電源として断面円形の炭素成形体を焼成している状
態を示す図、第6図(b)は第6図(a)で使用する通
[部材の一例を示す斜視図、第7図(a)〜(f)は、
結線〉よびダイオードの方向を変えた場合の電流の例を
示す図%第8図は本発明の方法の応用例を示す図である
。 11・・・・・・炭素成形体(成形体)、12.13.
14゜15・・・・・・通電部材、16.17・・・・
・・端子、16a。 16b、17a、17b・・・・・・端子よシ分れた導
電線118・・・・・・正方向の整流器、19・・・・
・・逆方向の整流器121・・・・・・炭素成形体、2
2〜25・・・・・・通電部材(アングル)%26・・
・・・・電圧調整器、27.28・・・・・・交流の端
子h 27a 、27b 、28a 、28b・・・・
・・各端子よシ分れた導電線、P1〜P4  ・・・・
・・ダイオード。 S−S;、:・・・サイリスター、31・・・・・・炭
素成形体。 4 32〜37・・・・・・通電部材(パー) 、 A、B
 、C・・・・・・三相交流の各端子、A1. A2.
 B1. B、、 、 C1゜C2・・・・・・各端子
よシ分れた導電線−B7 −・・・−′正方向に結線さ
れたダイオード、程  ・・・・・・逆方向に結線され
たダイオード%41・・・・・・押出成形機、42・・
・・・・押出成形されつつある成形体、43・・・・・
・断熱ケース、44・・・・・・−組の通電部材。 第1図 @3図 (0) (b) 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素骨材と有機バインダーとを混練し、成形した成形体
    の外周上に所定の間隔で通電部材を設け、交流電源の各
    端子をそれぞれ二つの導T[J、に分けて前記通電部材
    に接続し、一方の導電線に正方向の整流器を設け、他方
    の導電線に逆方向の整流器を設け、各端子間に交互に電
    流が流れるようにしたことを特徴とする炭素成形体の焼
    成法。
JP57138919A 1982-08-10 1982-08-10 炭素成形体の焼成法 Pending JPS5930773A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57138919A JPS5930773A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 炭素成形体の焼成法

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JP57138919A JPS5930773A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 炭素成形体の焼成法

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JPS5930773A true JPS5930773A (ja) 1984-02-18

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ID=15233200

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4855091A (en) * 1985-04-15 1989-08-08 The Dow Chemical Company Method for the preparation of carbon filaments

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4855091A (en) * 1985-04-15 1989-08-08 The Dow Chemical Company Method for the preparation of carbon filaments

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